薬効分類名急性循環不全改善剤
心臓疾患診断補助剤
一般的名称ドブタミン塩酸塩
ドブトレックス注射液100mg
Dobutrex for Injection
製造販売元/共和薬品工業株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
β遮断剤
- プロプラノロール塩酸塩等
本剤の効果の減弱、末梢血管抵抗の上昇等が起こるおそれがある。
機序:本剤のβ受容体刺激作用が遮断され、α受容体刺激作用があらわれるおそれがある。
危険因子:β遮断剤の投与を受けている患者及び最近にβ遮断剤の投与を受けていた患者
1. 警告
心エコー図検査における負荷に用いる場合は、以下の点に注意すること。
- 緊急時に十分措置できる医療施設において、負荷心エコー図検査に十分な知識・経験を持つ医師のもとで実施すること。
- 心停止、心室頻拍、心室細動、心筋梗塞等があらわれるおそれがあるため、蘇生処置ができる準備を行い実施すること。負荷試験中は、心電図、血圧等の継続した監視を行い、患者の状態を注意深く観察すること。また、重篤な胸痛、不整脈、高血圧又は低血圧等が発現し、検査の継続が困難と判断した場合は、速やかに本剤の投与を中止すること。[8.2 参照],[8.6 参照],[11.1.1 参照],[11.1.2 参照]
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 〈効能共通〉
-
〈心エコー図検査における負荷〉
- 2.3 急性心筋梗塞後早期の患者[急性心筋梗塞後早期に実施したドブタミン負荷試験中に、致死的な心破裂がおきたとの報告1) ,2) ,3) がある。]
- 2.4 不安定狭心症の患者[陽性変時作用及び陽性変力作用により、症状が悪化するおそれがある。]
- 2.5 左冠動脈主幹部狭窄のある患者[陽性変力作用により、広範囲に心筋虚血を来すおそれがある。]
- 2.6 重症心不全の患者[心不全が悪化するおそれがある。]
- 2.7 重症の頻拍性不整脈のある患者[陽性変時作用により、症状が悪化するおそれがある。]
- 2.8 急性の心膜炎、心筋炎、心内膜炎の患者[症状が悪化するおそれがある。]
- 2.9 大動脈解離等の重篤な血管病変のある患者[状態が悪化するおそれがある。]
- 2.10 コントロール不良の高血圧症の患者[陽性変力作用により、過度の昇圧を来すおそれがある。]
- 2.11 褐色細胞腫又はパラガングリオーマの患者[カテコールアミンを過剰に産生する腫瘍であるため、症状が悪化するおそれがある。]
- 2.12 高度な伝導障害のある患者[症状が悪化するおそれがある。]
- 2.13 心室充満の障害(収縮性心膜炎、心タンポナーデ等)のある患者[症状が悪化するおそれがある。]
- 2.14 循環血液量減少症の患者[症状が悪化するおそれがある。]
8. 重要な基本的注意
-
〈急性循環不全における心収縮力増強〉
- 8.1 本剤の投与前に、体液減少の是正、呼吸管理等の必要な処置を行うこと。
- 8.2 本剤の投与は、血圧、心拍数、心電図及び尿量、また可能な限り肺動脈楔入圧及び心拍出量等、患者の状態を観察しながら行うこと。[1 参照]
- 8.3 本剤は通常、末梢血管収縮作用を示さないので、過度の血圧低下を伴う急性循環不全患者においては、末梢血管収縮剤を投与するなど他の適切な処置を考慮すること。
- 8.4 本剤の投与中に過度の心拍数増加・収縮期血圧上昇のあらわれた場合には、過量投与の可能性があるので、このような場合には、減量するなど適切な処置を行うこと。[13.2 参照]
- 8.5 72時間以上投与すると耐性がみられることがあり、増量の必要な場合がある。
-
〈心エコー図検査における負荷〉
- 8.6 負荷試験中に、心停止、心筋梗塞、ストレス心筋症、心室頻拍、心室細動等の不整脈、並びに急激な血圧の変動等が発現することがあるため、以下の点に留意すること。[1 参照],[11.1.1 参照],[11.1.2 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
〈効能共通〉
-
9.1.1 重篤な冠動脈疾患のある患者
複数の冠動脈主枝に高度の閉塞性変化のある患者では、本剤投与時の冠血流増加が少なく、心筋局所灌流が不均一になることがある。また、心収縮力及び心拍数を増す薬剤は、一般に、心筋虚血を強め心筋梗塞を拡大するおそれがあるとの報告がある。
-
9.1.2 高血圧症の患者
過度の昇圧を来すおそれがある。
- 9.1.3 *本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者(ドブタミン塩酸塩に対し過敏症の既往歴のある患者を除く)[15.1 参照]
-
9.1.1 重篤な冠動脈疾患のある患者
- 〈急性循環不全における心収縮力増強〉
- 〈心エコー図検査における負荷〉
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
9.8 高齢者
少量から投与を開始するなど慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。
15. その他の注意
15.1 臨床使用に基づく情報
*本剤は添加剤として亜硫酸塩を含有している。喘息患者では非喘息患者よりも亜硫酸塩に対する過敏症が多く認められるとの報告がある。[9.1.3 参照]
1. 警告
心エコー図検査における負荷に用いる場合は、以下の点に注意すること。
- 緊急時に十分措置できる医療施設において、負荷心エコー図検査に十分な知識・経験を持つ医師のもとで実施すること。
- 心停止、心室頻拍、心室細動、心筋梗塞等があらわれるおそれがあるため、蘇生処置ができる準備を行い実施すること。負荷試験中は、心電図、血圧等の継続した監視を行い、患者の状態を注意深く観察すること。また、重篤な胸痛、不整脈、高血圧又は低血圧等が発現し、検査の継続が困難と判断した場合は、速やかに本剤の投与を中止すること。[8.2 参照],[8.6 参照],[11.1.1 参照],[11.1.2 参照]
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 〈効能共通〉
-
〈心エコー図検査における負荷〉
- 2.3 急性心筋梗塞後早期の患者[急性心筋梗塞後早期に実施したドブタミン負荷試験中に、致死的な心破裂がおきたとの報告1) ,2) ,3) がある。]
- 2.4 不安定狭心症の患者[陽性変時作用及び陽性変力作用により、症状が悪化するおそれがある。]
- 2.5 左冠動脈主幹部狭窄のある患者[陽性変力作用により、広範囲に心筋虚血を来すおそれがある。]
- 2.6 重症心不全の患者[心不全が悪化するおそれがある。]
- 2.7 重症の頻拍性不整脈のある患者[陽性変時作用により、症状が悪化するおそれがある。]
- 2.8 急性の心膜炎、心筋炎、心内膜炎の患者[症状が悪化するおそれがある。]
- 2.9 大動脈解離等の重篤な血管病変のある患者[状態が悪化するおそれがある。]
- 2.10 コントロール不良の高血圧症の患者[陽性変力作用により、過度の昇圧を来すおそれがある。]
- 2.11 褐色細胞腫又はパラガングリオーマの患者[カテコールアミンを過剰に産生する腫瘍であるため、症状が悪化するおそれがある。]
- 2.12 高度な伝導障害のある患者[症状が悪化するおそれがある。]
- 2.13 心室充満の障害(収縮性心膜炎、心タンポナーデ等)のある患者[症状が悪化するおそれがある。]
- 2.14 循環血液量減少症の患者[症状が悪化するおそれがある。]
8. 重要な基本的注意
-
〈急性循環不全における心収縮力増強〉
- 8.1 本剤の投与前に、体液減少の是正、呼吸管理等の必要な処置を行うこと。
- 8.2 本剤の投与は、血圧、心拍数、心電図及び尿量、また可能な限り肺動脈楔入圧及び心拍出量等、患者の状態を観察しながら行うこと。[1 参照]
- 8.3 本剤は通常、末梢血管収縮作用を示さないので、過度の血圧低下を伴う急性循環不全患者においては、末梢血管収縮剤を投与するなど他の適切な処置を考慮すること。
- 8.4 本剤の投与中に過度の心拍数増加・収縮期血圧上昇のあらわれた場合には、過量投与の可能性があるので、このような場合には、減量するなど適切な処置を行うこと。[13.2 参照]
- 8.5 72時間以上投与すると耐性がみられることがあり、増量の必要な場合がある。
-
〈心エコー図検査における負荷〉
- 8.6 負荷試験中に、心停止、心筋梗塞、ストレス心筋症、心室頻拍、心室細動等の不整脈、並びに急激な血圧の変動等が発現することがあるため、以下の点に留意すること。[1 参照],[11.1.1 参照],[11.1.2 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
〈効能共通〉
-
9.1.1 重篤な冠動脈疾患のある患者
複数の冠動脈主枝に高度の閉塞性変化のある患者では、本剤投与時の冠血流増加が少なく、心筋局所灌流が不均一になることがある。また、心収縮力及び心拍数を増す薬剤は、一般に、心筋虚血を強め心筋梗塞を拡大するおそれがあるとの報告がある。
-
9.1.2 高血圧症の患者
過度の昇圧を来すおそれがある。
- 9.1.3 *本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者(ドブタミン塩酸塩に対し過敏症の既往歴のある患者を除く)[15.1 参照]
-
9.1.1 重篤な冠動脈疾患のある患者
- 〈急性循環不全における心収縮力増強〉
- 〈心エコー図検査における負荷〉
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
9.8 高齢者
少量から投与を開始するなど慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。
15. その他の注意
15.1 臨床使用に基づく情報
*本剤は添加剤として亜硫酸塩を含有している。喘息患者では非喘息患者よりも亜硫酸塩に対する過敏症が多く認められるとの報告がある。[9.1.3 参照]