薬効分類名遺伝子組換えヒト型甲状腺刺激ホルモン製剤
一般的名称ヒトチロトロピン アルファ(遺伝子組換え)筋注用凍結乾燥製剤
タイロゲン筋注用0.9mg
たいろげんきんちゅうよう0.9mg
THYROGEN intramuscular injection
製造販売元/サノフィ株式会社
その他の副作用
5. 効能又は効果に関連する注意
本剤は甲状腺全摘又は準全摘術を施行された患者以外の患者には有効性及び安全性は確立していないのでそれらの患者には投与しないこと。
6. 用法及び用量
本品1バイアルに日局注射用水1.2mLを加えて溶解し、その1mL(ヒトチロトロピン アルファ(遺伝子組換え)として0.9mg)を臀部筋肉内に24時間間隔で2回投与する。
7. 用法及び用量に関連する注意
放射性ヨウ素の投与は、本剤最終投与24時間後とする。スキャニングは、放射性ヨウ素投与48時間~72時間後に行う。ただし術後アブレーションの際のスキャニングは、放射線量の減衰を考慮して適切な時期に行うこと。Tg試験を実施する時の血清検体の採取は、本剤最終投与72時間後とする。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 本剤は、甲状腺癌患者の管理に精通した医師の監督下に使用すること。
- 8.2 本剤投与後のTg濃度は、一般に、甲状腺ホルモン投与中止後のTg濃度よりも低く、両処置間でのTg濃度は必ずしも相関しない。
- 8.3 本剤はたん白質製剤であるため、重篤な過敏症状が発現する可能性は否定できないので、観察を十分に行い、過敏症状等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 8.4 本剤の投与後に、残存甲状腺組織又は転移癌の増大が起きることがあり、これにより、腫瘍部位によっては、急性症状を示すことがある。例えば、中枢神経系転移癌患者で、片麻痺、不全片麻痺又は視力喪失が生じた。本剤投与後に、転移部位での喉頭浮腫痛や気管切開を要する呼吸困難も認められている。局所的な腫瘍の拡大が患者の生死に関わる場合には、副腎皮質ステロイド剤を前もって投与することを推奨する。
11. 副作用
11.2 その他の副作用
10%以上 |
1~10% |
1%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|---|
消化器 |
悪心 |
嘔吐 |
食欲不振、消化不良、腹痛、下痢、口喝 |
腹部不快感 |
精神神経系 |
頭痛、浮動性めまい、異常感覚 |
錯感覚、情動不安定 |
||
血液 |
白血球減少 |
|||
血管系 |
血管拡張 |
|||
循環器 |
高血圧 |
|||
筋・骨格系 |
骨痛、頸痛 |
|||
呼吸器 |
呼吸困難 |
発声障害 |
||
泌尿器 |
頻尿 |
|||
皮膚 |
発疹 注3) 、蕁麻疹、脱毛症、発汗、紅斑性丘疹 |
|||
眼 |
眼球炎 |
|||
その他 |
無力症、疲労、悪寒 |
インフルエンザ様症状 注4) 味覚消失、疼痛、発熱、投与部位反応、味覚異常、浮腫、高コレステロール血症 |
倦怠感、異常感、胸部不快感 |
13. 過量投与
-
13.1 症状
海外における臨床試験3例及び一般試験1例が、推奨されたものより高用量の本剤が投与された。臨床試験の2例は2.7mgの筋肉内投与後に悪心が発現し、うち1例は、脱力、浮動性めまい及び頭痛を併発した。残りの1例は3.6mgの筋肉内投与後に悪心、嘔吐及びほてりが発現した。また、一般試験では、甲状腺摘出術が施されていない77歳の患者が、6日間で本剤0.9mgの4回投与を受け、2日後に心房細動、心代償不全及び致命的な心筋梗塞を発現した。
さらに、海外における臨床試験で1例が、本剤0.3mgを単回静脈内投与され、15分後に重度の悪心、嘔吐、発汗、低血圧及び頻脈が発現した。 -
13.2 処置
過量投与及び静脈内投与された患者に対する治療法として、体液バランスの調整及び制吐薬の投与が考えられる。
5. 効能又は効果に関連する注意
本剤は甲状腺全摘又は準全摘術を施行された患者以外の患者には有効性及び安全性は確立していないのでそれらの患者には投与しないこと。
6. 用法及び用量
本品1バイアルに日局注射用水1.2mLを加えて溶解し、その1mL(ヒトチロトロピン アルファ(遺伝子組換え)として0.9mg)を臀部筋肉内に24時間間隔で2回投与する。
7. 用法及び用量に関連する注意
放射性ヨウ素の投与は、本剤最終投与24時間後とする。スキャニングは、放射性ヨウ素投与48時間~72時間後に行う。ただし術後アブレーションの際のスキャニングは、放射線量の減衰を考慮して適切な時期に行うこと。Tg試験を実施する時の血清検体の採取は、本剤最終投与72時間後とする。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 本剤は、甲状腺癌患者の管理に精通した医師の監督下に使用すること。
- 8.2 本剤投与後のTg濃度は、一般に、甲状腺ホルモン投与中止後のTg濃度よりも低く、両処置間でのTg濃度は必ずしも相関しない。
- 8.3 本剤はたん白質製剤であるため、重篤な過敏症状が発現する可能性は否定できないので、観察を十分に行い、過敏症状等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 8.4 本剤の投与後に、残存甲状腺組織又は転移癌の増大が起きることがあり、これにより、腫瘍部位によっては、急性症状を示すことがある。例えば、中枢神経系転移癌患者で、片麻痺、不全片麻痺又は視力喪失が生じた。本剤投与後に、転移部位での喉頭浮腫痛や気管切開を要する呼吸困難も認められている。局所的な腫瘍の拡大が患者の生死に関わる場合には、副腎皮質ステロイド剤を前もって投与することを推奨する。
11. 副作用
11.2 その他の副作用
10%以上 |
1~10% |
1%未満 |
頻度不明 |
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|---|---|---|---|---|
消化器 |
悪心 |
嘔吐 |
食欲不振、消化不良、腹痛、下痢、口喝 |
腹部不快感 |
精神神経系 |
頭痛、浮動性めまい、異常感覚 |
錯感覚、情動不安定 |
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血液 |
白血球減少 |
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血管系 |
血管拡張 |
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循環器 |
高血圧 |
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筋・骨格系 |
骨痛、頸痛 |
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呼吸器 |
呼吸困難 |
発声障害 |
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泌尿器 |
頻尿 |
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皮膚 |
発疹 注3) 、蕁麻疹、脱毛症、発汗、紅斑性丘疹 |
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眼 |
眼球炎 |
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その他 |
無力症、疲労、悪寒 |
インフルエンザ様症状 注4) 味覚消失、疼痛、発熱、投与部位反応、味覚異常、浮腫、高コレステロール血症 |
倦怠感、異常感、胸部不快感 |
13. 過量投与
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13.1 症状
海外における臨床試験3例及び一般試験1例が、推奨されたものより高用量の本剤が投与された。臨床試験の2例は2.7mgの筋肉内投与後に悪心が発現し、うち1例は、脱力、浮動性めまい及び頭痛を併発した。残りの1例は3.6mgの筋肉内投与後に悪心、嘔吐及びほてりが発現した。また、一般試験では、甲状腺摘出術が施されていない77歳の患者が、6日間で本剤0.9mgの4回投与を受け、2日後に心房細動、心代償不全及び致命的な心筋梗塞を発現した。
さらに、海外における臨床試験で1例が、本剤0.3mgを単回静脈内投与され、15分後に重度の悪心、嘔吐、発汗、低血圧及び頻脈が発現した。 -
13.2 処置
過量投与及び静脈内投与された患者に対する治療法として、体液バランスの調整及び制吐薬の投与が考えられる。