薬効分類名リンパ系・子宮卵管造影剤 医薬品又は医療機器の調製用剤
一般的名称ヨード化ケシ油脂肪酸エチルエステル
リピオドール480注10mL
りぴおどーる480ちゅう10mL
Lipiodol 480 injection 10mL
製造販売元/ゲルベ・ジャパン株式会社
重大な副作用
その他の副作用
1. 警告
-
〈効能共通〉
- 1.1 ショック等の重篤な副作用があらわれることがある。[8.1 参照],[8.2 参照],[8.3 参照],[9.1.3 参照],[11.1.1 参照]
-
〈医薬品又は医療機器の調製〉
- 1.2 標的とする部位以外への流入により、重篤な胃穿孔、消化管出血、胃・十二指腸潰瘍、脳塞栓、肺塞栓、急性呼吸窮迫症候群、脊髄梗塞等が起こるおそれがあるため、投与に際しては標的とする部位以外への流入に注意するとともに、投与後は患者の状態を十分に観察すること。[8.6 参照],[8.7 参照],[8.8 参照],[8.9 参照],[9.1.7 参照],[11.1.8 参照],[11.1.10 参照]
- 〈注射用エピルビシン塩酸塩の調製〉
- 〈ヒストアクリルの調製〉
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
-
〈効能共通〉
- 2.1 本剤の成分又はヨウ素に対し過敏症の既往歴のある者[ヨード過敏症発症の確率が極めて高い][8.1 参照]
- 2.2 重篤な甲状腺疾患のある患者[本剤はヨード剤なので甲状腺に影響するおそれがある]
-
〈子宮卵管撮影〉
- 2.3 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5.2 参照]
4. 効能又は効果
リンパ系撮影、子宮卵管撮影、医薬品又は医療機器の調製
8. 重要な基本的注意
-
〈効能共通〉
- 8.1 ショック等の発現に備え、十分な問診を行うこと。[1.1 参照],[2.1 参照],[9.1.3 参照],[11.1.1 参照]
- 8.2 投与量と投与方法の如何にかかわらずまれに過敏反応を示すことがある。本剤によるショック等の重篤な副作用は、ヨード過敏反応によるものとは限らず、それを確実に予知出来る方法はないので、投与に際しては必ず救急処置の準備を行うこと。なお、油性造影剤であるため本剤による皮内反応テストは行わないこと。[1.1 参照],[11.1.1 参照]
- 8.3 投与にあたっては、開始時より患者の状態を観察しながら、過敏反応の発現に注意し、慎重に投与すること。また、異常が認められた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。[1.1 参照],[11.1.1 参照]
- 〈子宮卵管撮影〉
- 〈医薬品又は医療機器の調製〉
-
〈注射用エピルビシン塩酸塩の調製〉
- 8.6 注射用エピルビシン塩酸塩を本剤で調製した液は固有肝動脈より可能な限り末梢から投与すること。腫瘍の栄養血管が下横隔動脈、左胃動脈等肝動脈以外である場合は、それらの栄養血管の血管走行を十分検査し、投与すること。投与に際しては、注射用エピルビシン塩酸塩を本剤で調製した液の大動脈への逆流及び胃十二指腸動脈内への流入を回避するように十分注意して、カテーテルを挿入しX線透視下に少量ずつ投与すること。[1.2 参照]
- 8.7 門脈本幹との著明なAPシャントのある患者に投与する場合には、シャントより肝側までカテーテルを挿入し、X線透視下で少量ずつ投与すること。[1.2 参照]
- 8.8 肝内胆汁性嚢胞、胆管炎、胆管壊死、肝壊死、肝不全、胆嚢炎等があらわれることがあるので、造影剤等により薬剤の分布領域をよく確認すること。[1.2 参照],[11.1.7 参照]
-
〈ヒストアクリルの調製〉
- 8.9 本剤によりヒストアクリルを希釈しすぎた場合、標的とする臓器以外の臓器における塞栓、梗塞を起こす可能性があるため注意すること。[1.2 参照],[11.1.10 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
〈効能共通〉
-
9.1.1 一般状態の極度に悪い患者
診断上又は治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。副作用が重篤化するおそれがある。
-
9.1.2 重篤な心障害のある患者
診断上又は治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。副作用が重篤化するおそれがある。
-
9.1.3 本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギーを起こしやすい体質を有する者
ヨード過敏症発症の確率が高い。[1.1 参照],[8.1 参照],[11.1.1 参照]
-
9.1.4 甲状腺疾患のある患者(重篤な甲状腺疾患のある患者を除く)
本剤はヨード剤なので甲状腺に影響するおそれがある。
-
9.1.1 一般状態の極度に悪い患者
- 〈リンパ系撮影〉
-
〈注射用エピルビシン塩酸塩の調製〉
-
9.1.7 血管造影で明らかな肝内シャントがある患者
注射用エピルビシン塩酸塩を本剤で調製した液が肝内シャントを介して正常組織に流入し、血管塞栓による重篤な副作用を起こすおそれがある。[1.2 参照]
-
9.1.8 血管造影で明らかな門脈腫瘍栓がある患者
門脈血が遮断されているため、注射用エピルビシン塩酸塩を本剤で調製した液の投与により投与部位の血流が低下し、肝不全を起こすおそれがある。[11.1.7 参照]
-
9.1.7 血管造影で明らかな肝内シャントがある患者
- 〈ヒストアクリルの調製〉
9.2 腎機能障害患者
9.3 肝機能障害患者
- 〈リンパ系撮影〉
-
〈注射用エピルビシン塩酸塩の調製〉
-
9.3.2 総ビリルビン値が3mg/dL以上の患者又は重度の肝障害(Child-Pugh分類C)のある患者
治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。肝不全を起こすことがある。[11.1.7 参照]
-
9.3.2 総ビリルビン値が3mg/dL以上の患者又は重度の肝障害(Child-Pugh分類C)のある患者
9.5 妊婦
- 〈リンパ系撮影〉
-
〈子宮卵管撮影〉
- 9.5.2 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。子宮卵管撮影は子宮腔内に注入する検査法であり、本剤投与の際にはX線照射を伴う。[2.3 参照]
- 9.5.3 子宮卵管撮影後の妊娠例で新生児の甲状腺機能に注意すること。新生児に甲状腺機能低下症、甲状腺腫があらわれることがある。
- 〈注射用エピルビシン塩酸塩の調製〉
- 〈ヒストアクリルの調製〉
9.6 授乳婦
診断上又は治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。
11. 副作用
医薬品又は医療機器の調製における副作用又は有害事象については、最新の注射用エピルビシン塩酸塩、ヒストアクリルの電子添文を参照すること。
11.1 重大な副作用
- 〈効能共通〉
- 〈リンパ系撮影〉
-
〈注射用エピルビシン塩酸塩の調製〉
-
11.1.4 心筋障害(頻度不明)
心筋障害、更にうっ血性心不全等の症状があらわれることがある。特に他のアントラサイクリン系薬剤等心毒性を有する薬剤による前治療のある症例に投与する場合には十分注意すること。
-
11.1.5 骨髄抑制(頻度不明)
汎血球減少、白血球減少、好中球減少、血小板減少、貧血、出血傾向があらわれることがある。なお、高度な骨髄抑制により致命的な感染症(敗血症)や消化管出血があらわれることがある。
-
11.1.6 間質性肺炎(頻度不明)
発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常等を伴う間質性肺炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
-
11.1.7 肝・胆道障害(頻度不明)
肝内胆汁性嚢胞、胆管炎、胆管壊死、肝壊死、肝不全、胆嚢炎等があらわれることがある。[8.8 参照],[9.1.8 参照],[9.3.2 参照]
- 11.1.8 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、消化管出血(いずれも頻度不明)
-
11.1.4 心筋障害(頻度不明)
- 〈ヒストアクリルの調製〉
11.2 その他の副作用
5%以上 |
0.1~5%未満 |
0.1%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|---|
皮膚 |
皮膚炎 |
発疹 |
||
呼吸器 |
せき、くしゃみ、喀痰等 |
|||
循環器 |
肺脂肪塞栓像 |
チアノーゼ |
||
消化器 |
腹痛 |
食欲不振、下痢等 |
||
適用部位 |
疼痛 |
|||
白血球・網内系 |
リンパ管炎(一過性) |
|||
内分泌系 |
甲状腺機能低下症 |
|||
その他 |
発熱 |
油性剤の残留 |
胸痛 |
熱感等、異物肉芽腫 注1) |
頻度不明 |
|
|---|---|
心臓 |
心電図異常、不整脈、頻脈、胸痛 |
過敏症 |
発疹、紅斑、発赤、蕁麻疹 |
肝臓 |
肝機能異常(AST(GOT)・ALT(GPT)上昇等) |
腎臓 |
腎機能異常(BUN上昇等) |
消化器 |
悪心・嘔吐、食欲不振、口内炎、下痢、腹痛、食道炎、胃炎 |
皮膚 |
高度の脱毛、色素沈着、そう痒症、発赤、紅斑、びらん、潰瘍等の皮膚障害、皮膚壊死 |
精神神経系 |
倦怠感、しびれ、疼痛、頭痛、耳痛・耳鳴、不眠、意識障害、知覚異常(口腔内異和感) |
泌尿器 |
頻尿、血尿 |
呼吸器 |
呼吸困難 |
内分泌系 |
甲状腺機能低下症 |
その他 |
発熱、悪寒、顔面浮腫、血圧低下、ほてり |
12. 臨床検査結果に及ぼす影響
甲状腺機能検査等の放射性ヨードによる検査値に影響を及ぼすことがあるため、放射性ヨードによる診断が必要な場合には、本剤の投与前に実施すること。
14. 適用上の注意
14.2 薬剤調製時の注意
14.3 薬剤投与時の注意
-
〈効能共通〉
- 14.3.1 可塑剤としてDEHP[di-(2-ethylhexyl)phthalate:フタル酸ジ-2-エチルヘキシル]を含むポリ塩化ビニル製のカテーテル、延長チューブ等を使用した場合、DEHPが製剤中に溶出するおそれがある。また、ポリカーボネート製の三方活栓は浸食によりコネクター部分が破損するおそれがあることより、DEHPを含むカテーテル、延長チューブ、及びポリカーボネート製の三方活栓等15) の使用を避けること。
- 〈リンパ系撮影〉
- 〈子宮卵管撮影〉
14.4 薬剤投与後の注意
1回の検査又は調製にのみ使用し、余剰の溶液は廃棄すること。
1. 警告
-
〈効能共通〉
- 1.1 ショック等の重篤な副作用があらわれることがある。[8.1 参照],[8.2 参照],[8.3 参照],[9.1.3 参照],[11.1.1 参照]
-
〈医薬品又は医療機器の調製〉
- 1.2 標的とする部位以外への流入により、重篤な胃穿孔、消化管出血、胃・十二指腸潰瘍、脳塞栓、肺塞栓、急性呼吸窮迫症候群、脊髄梗塞等が起こるおそれがあるため、投与に際しては標的とする部位以外への流入に注意するとともに、投与後は患者の状態を十分に観察すること。[8.6 参照],[8.7 参照],[8.8 参照],[8.9 参照],[9.1.7 参照],[11.1.8 参照],[11.1.10 参照]
- 〈注射用エピルビシン塩酸塩の調製〉
- 〈ヒストアクリルの調製〉
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
-
〈効能共通〉
- 2.1 本剤の成分又はヨウ素に対し過敏症の既往歴のある者[ヨード過敏症発症の確率が極めて高い][8.1 参照]
- 2.2 重篤な甲状腺疾患のある患者[本剤はヨード剤なので甲状腺に影響するおそれがある]
-
〈子宮卵管撮影〉
- 2.3 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5.2 参照]
4. 効能又は効果
リンパ系撮影、子宮卵管撮影、医薬品又は医療機器の調製
8. 重要な基本的注意
-
〈効能共通〉
- 8.1 ショック等の発現に備え、十分な問診を行うこと。[1.1 参照],[2.1 参照],[9.1.3 参照],[11.1.1 参照]
- 8.2 投与量と投与方法の如何にかかわらずまれに過敏反応を示すことがある。本剤によるショック等の重篤な副作用は、ヨード過敏反応によるものとは限らず、それを確実に予知出来る方法はないので、投与に際しては必ず救急処置の準備を行うこと。なお、油性造影剤であるため本剤による皮内反応テストは行わないこと。[1.1 参照],[11.1.1 参照]
- 8.3 投与にあたっては、開始時より患者の状態を観察しながら、過敏反応の発現に注意し、慎重に投与すること。また、異常が認められた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。[1.1 参照],[11.1.1 参照]
- 〈子宮卵管撮影〉
- 〈医薬品又は医療機器の調製〉
-
〈注射用エピルビシン塩酸塩の調製〉
- 8.6 注射用エピルビシン塩酸塩を本剤で調製した液は固有肝動脈より可能な限り末梢から投与すること。腫瘍の栄養血管が下横隔動脈、左胃動脈等肝動脈以外である場合は、それらの栄養血管の血管走行を十分検査し、投与すること。投与に際しては、注射用エピルビシン塩酸塩を本剤で調製した液の大動脈への逆流及び胃十二指腸動脈内への流入を回避するように十分注意して、カテーテルを挿入しX線透視下に少量ずつ投与すること。[1.2 参照]
- 8.7 門脈本幹との著明なAPシャントのある患者に投与する場合には、シャントより肝側までカテーテルを挿入し、X線透視下で少量ずつ投与すること。[1.2 参照]
- 8.8 肝内胆汁性嚢胞、胆管炎、胆管壊死、肝壊死、肝不全、胆嚢炎等があらわれることがあるので、造影剤等により薬剤の分布領域をよく確認すること。[1.2 参照],[11.1.7 参照]
-
〈ヒストアクリルの調製〉
- 8.9 本剤によりヒストアクリルを希釈しすぎた場合、標的とする臓器以外の臓器における塞栓、梗塞を起こす可能性があるため注意すること。[1.2 参照],[11.1.10 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
〈効能共通〉
-
9.1.1 一般状態の極度に悪い患者
診断上又は治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。副作用が重篤化するおそれがある。
-
9.1.2 重篤な心障害のある患者
診断上又は治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。副作用が重篤化するおそれがある。
-
9.1.3 本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギーを起こしやすい体質を有する者
ヨード過敏症発症の確率が高い。[1.1 参照],[8.1 参照],[11.1.1 参照]
-
9.1.4 甲状腺疾患のある患者(重篤な甲状腺疾患のある患者を除く)
本剤はヨード剤なので甲状腺に影響するおそれがある。
-
9.1.1 一般状態の極度に悪い患者
- 〈リンパ系撮影〉
-
〈注射用エピルビシン塩酸塩の調製〉
-
9.1.7 血管造影で明らかな肝内シャントがある患者
注射用エピルビシン塩酸塩を本剤で調製した液が肝内シャントを介して正常組織に流入し、血管塞栓による重篤な副作用を起こすおそれがある。[1.2 参照]
-
9.1.8 血管造影で明らかな門脈腫瘍栓がある患者
門脈血が遮断されているため、注射用エピルビシン塩酸塩を本剤で調製した液の投与により投与部位の血流が低下し、肝不全を起こすおそれがある。[11.1.7 参照]
-
9.1.7 血管造影で明らかな肝内シャントがある患者
- 〈ヒストアクリルの調製〉
9.2 腎機能障害患者
9.3 肝機能障害患者
- 〈リンパ系撮影〉
-
〈注射用エピルビシン塩酸塩の調製〉
-
9.3.2 総ビリルビン値が3mg/dL以上の患者又は重度の肝障害(Child-Pugh分類C)のある患者
治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。肝不全を起こすことがある。[11.1.7 参照]
-
9.3.2 総ビリルビン値が3mg/dL以上の患者又は重度の肝障害(Child-Pugh分類C)のある患者
9.5 妊婦
- 〈リンパ系撮影〉
-
〈子宮卵管撮影〉
- 9.5.2 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。子宮卵管撮影は子宮腔内に注入する検査法であり、本剤投与の際にはX線照射を伴う。[2.3 参照]
- 9.5.3 子宮卵管撮影後の妊娠例で新生児の甲状腺機能に注意すること。新生児に甲状腺機能低下症、甲状腺腫があらわれることがある。
- 〈注射用エピルビシン塩酸塩の調製〉
- 〈ヒストアクリルの調製〉
9.6 授乳婦
診断上又は治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。
11. 副作用
医薬品又は医療機器の調製における副作用又は有害事象については、最新の注射用エピルビシン塩酸塩、ヒストアクリルの電子添文を参照すること。
11.1 重大な副作用
- 〈効能共通〉
- 〈リンパ系撮影〉
-
〈注射用エピルビシン塩酸塩の調製〉
-
11.1.4 心筋障害(頻度不明)
心筋障害、更にうっ血性心不全等の症状があらわれることがある。特に他のアントラサイクリン系薬剤等心毒性を有する薬剤による前治療のある症例に投与する場合には十分注意すること。
-
11.1.5 骨髄抑制(頻度不明)
汎血球減少、白血球減少、好中球減少、血小板減少、貧血、出血傾向があらわれることがある。なお、高度な骨髄抑制により致命的な感染症(敗血症)や消化管出血があらわれることがある。
-
11.1.6 間質性肺炎(頻度不明)
発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常等を伴う間質性肺炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
-
11.1.7 肝・胆道障害(頻度不明)
肝内胆汁性嚢胞、胆管炎、胆管壊死、肝壊死、肝不全、胆嚢炎等があらわれることがある。[8.8 参照],[9.1.8 参照],[9.3.2 参照]
- 11.1.8 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、消化管出血(いずれも頻度不明)
-
11.1.4 心筋障害(頻度不明)
- 〈ヒストアクリルの調製〉
11.2 その他の副作用
5%以上 |
0.1~5%未満 |
0.1%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|---|
皮膚 |
皮膚炎 |
発疹 |
||
呼吸器 |
せき、くしゃみ、喀痰等 |
|||
循環器 |
肺脂肪塞栓像 |
チアノーゼ |
||
消化器 |
腹痛 |
食欲不振、下痢等 |
||
適用部位 |
疼痛 |
|||
白血球・網内系 |
リンパ管炎(一過性) |
|||
内分泌系 |
甲状腺機能低下症 |
|||
その他 |
発熱 |
油性剤の残留 |
胸痛 |
熱感等、異物肉芽腫 注1) |
頻度不明 |
|
|---|---|
心臓 |
心電図異常、不整脈、頻脈、胸痛 |
過敏症 |
発疹、紅斑、発赤、蕁麻疹 |
肝臓 |
肝機能異常(AST(GOT)・ALT(GPT)上昇等) |
腎臓 |
腎機能異常(BUN上昇等) |
消化器 |
悪心・嘔吐、食欲不振、口内炎、下痢、腹痛、食道炎、胃炎 |
皮膚 |
高度の脱毛、色素沈着、そう痒症、発赤、紅斑、びらん、潰瘍等の皮膚障害、皮膚壊死 |
精神神経系 |
倦怠感、しびれ、疼痛、頭痛、耳痛・耳鳴、不眠、意識障害、知覚異常(口腔内異和感) |
泌尿器 |
頻尿、血尿 |
呼吸器 |
呼吸困難 |
内分泌系 |
甲状腺機能低下症 |
その他 |
発熱、悪寒、顔面浮腫、血圧低下、ほてり |
12. 臨床検査結果に及ぼす影響
甲状腺機能検査等の放射性ヨードによる検査値に影響を及ぼすことがあるため、放射性ヨードによる診断が必要な場合には、本剤の投与前に実施すること。
14. 適用上の注意
14.2 薬剤調製時の注意
14.3 薬剤投与時の注意
-
〈効能共通〉
- 14.3.1 可塑剤としてDEHP[di-(2-ethylhexyl)phthalate:フタル酸ジ-2-エチルヘキシル]を含むポリ塩化ビニル製のカテーテル、延長チューブ等を使用した場合、DEHPが製剤中に溶出するおそれがある。また、ポリカーボネート製の三方活栓は浸食によりコネクター部分が破損するおそれがあることより、DEHPを含むカテーテル、延長チューブ、及びポリカーボネート製の三方活栓等15) の使用を避けること。
- 〈リンパ系撮影〉
- 〈子宮卵管撮影〉
14.4 薬剤投与後の注意
1回の検査又は調製にのみ使用し、余剰の溶液は廃棄すること。