薬効分類名抗FcRn抗体フラグメント・ヒアルロン酸分解酵素配合製剤
一般的名称エフガルチギモド アルファ(遺伝子組換え)・ボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え)皮下注製剤
ヒフデュラ配合皮下注シリンジ
ひふでゅらはいごうひかちゅうしりんじ
VYVDURA Syringe for Combination Subcutaneous Injection
製造販売元/アルジェニクスジャパン株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
人免疫グロブリン製剤(ポリエチレングリコール処理人免疫グロブリン等)
これらの薬剤の治療効果が減弱する可能性がある。
これらの薬剤による治療を開始する場合、本剤の最終投与から2週間後以降に投与することが望ましい。
本剤がこれらの薬剤の血中濃度を低下させる可能性がある。
抗補体(C5)モノクローナル抗体製剤(エクリズマブ(遺伝子組換え)、ラブリズマブ(遺伝子組換え))
これらの薬剤の治療効果が減弱する可能性がある。
これらの薬剤による治療を開始する場合、本剤の最終投与から2週間後以降に投与することが望ましい。
本剤がこれらの薬剤の血中濃度を低下させる可能性がある。
抗FcRnモノクローナル抗体製剤(ロザノリキシズマブ(遺伝子組換え))
本剤又は抗FcRnモノクローナル抗体製剤の治療効果が減弱する可能性がある。
抗FcRnモノクローナル抗体製剤による治療を開始する場合、本剤の最終投与から2週間後以降に投与することが望ましい。
本剤を含むFcRnに結合する薬剤の血中濃度が低下する可能性がある。
血液浄化療法
本剤の治療効果が減弱する可能性があるため、併用を避けることが望ましい。
本剤による治療中に施行することにより本剤の血中濃度を低下させる可能性がある。
生ワクチン及び弱毒生ワクチン
本剤による治療中の接種を避けることが望ましい。
接種が必要な場合は本剤投与開始の少なくとも4週間前までに接種することが望ましい。
本剤による治療中の場合、最終投与から2週間以降にワクチンを接種することが望ましい。
生ワクチン又は弱毒生ワクチンによる感染症発現のリスクが増大するおそれがある。
生ワクチン及び弱毒生ワクチン以外のワクチン
ワクチンの効果が減弱する可能性がある。
本剤の作用機序により、ワクチンに対する免疫応答が得られない可能性がある。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
7. 用法及び用量に関連する注意
-
〈全身型重症筋無力症〉
- 7.1 次サイクル投与の必要性は、臨床症状等に基づき、判断すること。[17.1.1 参照],[17.1.2 参照]
- 7.2 本剤を投与する場合に、何らかの理由により投与が遅れた際には、あらかじめ定めた投与日から3日以内であればその時点で投与を行い、その後はあらかじめ定めた日に投与すること。あらかじめ定めた投与日から3日を超えていれば投与せず、次のあらかじめ定めた日に投与すること。
-
〈慢性炎症性脱髄性多発根神経炎〉
- 7.3 本剤を一定期間投与後、臨床症状の改善が認められない場合には、本剤の投与中止を検討すること。[17.1.3 参照]
8. 重要な基本的注意
- 8.1 本剤の投与により、血中IgG濃度が低下し、感染症が生じる又は悪化するおそれがある。本剤の治療期間中及び治療終了後は定期的に血液検査を行うなど、患者の状態を十分に観察すること。また、感染症の自他覚症状に注意し、異常が認められた場合には、速やかに医療機関に相談するよう患者に指導すること。[9.1.1 参照],[11.1.1 参照],[16.8.1 参照]
-
8.2 本剤の自己投与に際しては、以下の点に注意すること。
- 本剤の投与開始にあたっては、医療施設において、必ず医師によるか、医師の直接の監督のもとで投与を行うこと。
- 自己投与の適用については、医師がその妥当性を慎重に検討し、十分な教育訓練を実施した後、本剤投与による危険性と対処法について患者が理解し、患者自ら確実に投与できることを確認した上で、医師の管理指導の下で実施すること。また、適用後、本剤による副作用が疑われる場合や自己投与の継続が困難な状況となる可能性がある場合には、直ちに自己投与を中止させ、医師の管理下で慎重に観察するなど適切な処置を行うこと。
- 使用済みの注射針及び注射器を再使用しないように患者に注意を促し、すべての器具の安全な廃棄方法に関する指導を行うこと。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 感染症のある患者
感染症を合併している場合は、感染症の治療を優先すること。感染症が増悪するおそれがある。[8.1 参照],[11.1.1 参照]
-
9.1.2 肝炎ウイルスキャリアの患者
肝炎ウイルスキャリアの患者に本剤を投与する場合は、肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど、B型肝炎ウイルスの再活性化やC型肝炎の悪化の徴候や症状の発現に注意すること。
9.2 腎機能障害患者
エフガルチギモド アルファ(遺伝子組換え)の血中濃度が上昇するおそれがある。[16.6.1 参照]
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。IgG抗体は胎盤通過性があることが知られている。本剤の投与を受けた患者からの出生児においては、母体から移行するIgG抗体が減少し、感染のリスクが高まる可能性がある。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。本剤のヒト乳汁中への移行は不明であるが、ヒトIgGは乳汁中に移行することが知られている。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
10. 相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
人免疫グロブリン製剤(ポリエチレングリコール処理人免疫グロブリン等) |
これらの薬剤の治療効果が減弱する可能性がある。 |
本剤がこれらの薬剤の血中濃度を低下させる可能性がある。 |
抗補体(C5)モノクローナル抗体製剤(エクリズマブ(遺伝子組換え)、ラブリズマブ(遺伝子組換え)) |
これらの薬剤の治療効果が減弱する可能性がある。 |
本剤がこれらの薬剤の血中濃度を低下させる可能性がある。 |
抗FcRnモノクローナル抗体製剤(ロザノリキシズマブ(遺伝子組換え)) |
本剤又は抗FcRnモノクローナル抗体製剤の治療効果が減弱する可能性がある。 |
本剤を含むFcRnに結合する薬剤の血中濃度が低下する可能性がある。 |
血液浄化療法 |
本剤の治療効果が減弱する可能性があるため、併用を避けることが望ましい。 |
本剤による治療中に施行することにより本剤の血中濃度を低下させる可能性がある。 |
生ワクチン及び弱毒生ワクチン |
本剤による治療中の接種を避けることが望ましい。 |
生ワクチン又は弱毒生ワクチンによる感染症発現のリスクが増大するおそれがある。 |
生ワクチン及び弱毒生ワクチン以外のワクチン |
ワクチンの効果が減弱する可能性がある。 |
本剤の作用機序により、ワクチンに対する免疫応答が得られない可能性がある。 |
11. 副作用
11.2 その他の副作用
5%以上 |
5%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|
一般・全身障害および投与部位の状態 |
注射部位反応(紅斑、疼痛、そう痒感、発疹 等) |
疲労 |
|
神経系障害 |
頭痛 |
浮動性めまい |
|
胃腸障害 |
悪心、嘔吐 |
||
臨床検査 |
リンパ球数減少、好中球数増加 |
||
感染症および寄生虫症 |
帯状疱疹、尿路感染、上咽頭炎、上気道感染 |
||
皮膚および皮下組織障害 |
発疹 |
||
免疫系障害 |
過敏症反応(顔面浮腫、蕁麻疹 等) |
15. その他の注意
15.1 臨床使用に基づく情報
-
〈全身型重症筋無力症〉
- 15.1.1 国際共同第III相試験(ARGX-113-2001)において、バイアル製剤(エフガルチギモド アルファ(遺伝子組換え)1,008mg及びボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え)11,200単位)が投与され抗体が測定された55例のうち、エフガルチギモド アルファ(遺伝子組換え)に対する抗体が19例(34.5%)、中和抗体が2例(3.6%)に認められた。ボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え)に対する抗体は3例(5.5%)に認められ、中和抗体は検出されなかった1) 。
-
〈慢性炎症性脱髄性多発根神経炎〉
- 15.1.2 国際共同第II相試験(ARGX-113-1802)において、バイアル製剤(エフガルチギモド アルファ(遺伝子組換え)1,008mg及びボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え)11,200単位)が投与され抗体が測定された患者のうち、エフガルチギモド アルファ(遺伝子組換え)に対する抗体が317例中22例(6.9%)、中和抗体が1例(0.3%)に認められた。ボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え)に対する抗体は316例中87例(27.5%)に認められ、中和抗体は検出されなかった2) 。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
7. 用法及び用量に関連する注意
-
〈全身型重症筋無力症〉
- 7.1 次サイクル投与の必要性は、臨床症状等に基づき、判断すること。[17.1.1 参照],[17.1.2 参照]
- 7.2 本剤を投与する場合に、何らかの理由により投与が遅れた際には、あらかじめ定めた投与日から3日以内であればその時点で投与を行い、その後はあらかじめ定めた日に投与すること。あらかじめ定めた投与日から3日を超えていれば投与せず、次のあらかじめ定めた日に投与すること。
-
〈慢性炎症性脱髄性多発根神経炎〉
- 7.3 本剤を一定期間投与後、臨床症状の改善が認められない場合には、本剤の投与中止を検討すること。[17.1.3 参照]
8. 重要な基本的注意
- 8.1 本剤の投与により、血中IgG濃度が低下し、感染症が生じる又は悪化するおそれがある。本剤の治療期間中及び治療終了後は定期的に血液検査を行うなど、患者の状態を十分に観察すること。また、感染症の自他覚症状に注意し、異常が認められた場合には、速やかに医療機関に相談するよう患者に指導すること。[9.1.1 参照],[11.1.1 参照],[16.8.1 参照]
-
8.2 本剤の自己投与に際しては、以下の点に注意すること。
- 本剤の投与開始にあたっては、医療施設において、必ず医師によるか、医師の直接の監督のもとで投与を行うこと。
- 自己投与の適用については、医師がその妥当性を慎重に検討し、十分な教育訓練を実施した後、本剤投与による危険性と対処法について患者が理解し、患者自ら確実に投与できることを確認した上で、医師の管理指導の下で実施すること。また、適用後、本剤による副作用が疑われる場合や自己投与の継続が困難な状況となる可能性がある場合には、直ちに自己投与を中止させ、医師の管理下で慎重に観察するなど適切な処置を行うこと。
- 使用済みの注射針及び注射器を再使用しないように患者に注意を促し、すべての器具の安全な廃棄方法に関する指導を行うこと。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 感染症のある患者
感染症を合併している場合は、感染症の治療を優先すること。感染症が増悪するおそれがある。[8.1 参照],[11.1.1 参照]
-
9.1.2 肝炎ウイルスキャリアの患者
肝炎ウイルスキャリアの患者に本剤を投与する場合は、肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど、B型肝炎ウイルスの再活性化やC型肝炎の悪化の徴候や症状の発現に注意すること。
9.2 腎機能障害患者
エフガルチギモド アルファ(遺伝子組換え)の血中濃度が上昇するおそれがある。[16.6.1 参照]
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。IgG抗体は胎盤通過性があることが知られている。本剤の投与を受けた患者からの出生児においては、母体から移行するIgG抗体が減少し、感染のリスクが高まる可能性がある。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。本剤のヒト乳汁中への移行は不明であるが、ヒトIgGは乳汁中に移行することが知られている。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
10. 相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
人免疫グロブリン製剤(ポリエチレングリコール処理人免疫グロブリン等) |
これらの薬剤の治療効果が減弱する可能性がある。 |
本剤がこれらの薬剤の血中濃度を低下させる可能性がある。 |
抗補体(C5)モノクローナル抗体製剤(エクリズマブ(遺伝子組換え)、ラブリズマブ(遺伝子組換え)) |
これらの薬剤の治療効果が減弱する可能性がある。 |
本剤がこれらの薬剤の血中濃度を低下させる可能性がある。 |
抗FcRnモノクローナル抗体製剤(ロザノリキシズマブ(遺伝子組換え)) |
本剤又は抗FcRnモノクローナル抗体製剤の治療効果が減弱する可能性がある。 |
本剤を含むFcRnに結合する薬剤の血中濃度が低下する可能性がある。 |
血液浄化療法 |
本剤の治療効果が減弱する可能性があるため、併用を避けることが望ましい。 |
本剤による治療中に施行することにより本剤の血中濃度を低下させる可能性がある。 |
生ワクチン及び弱毒生ワクチン |
本剤による治療中の接種を避けることが望ましい。 |
生ワクチン又は弱毒生ワクチンによる感染症発現のリスクが増大するおそれがある。 |
生ワクチン及び弱毒生ワクチン以外のワクチン |
ワクチンの効果が減弱する可能性がある。 |
本剤の作用機序により、ワクチンに対する免疫応答が得られない可能性がある。 |
11. 副作用
11.2 その他の副作用
5%以上 |
5%未満 |
頻度不明 |
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|---|---|---|---|
一般・全身障害および投与部位の状態 |
注射部位反応(紅斑、疼痛、そう痒感、発疹 等) |
疲労 |
|
神経系障害 |
頭痛 |
浮動性めまい |
|
胃腸障害 |
悪心、嘔吐 |
||
臨床検査 |
リンパ球数減少、好中球数増加 |
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感染症および寄生虫症 |
帯状疱疹、尿路感染、上咽頭炎、上気道感染 |
||
皮膚および皮下組織障害 |
発疹 |
||
免疫系障害 |
過敏症反応(顔面浮腫、蕁麻疹 等) |
15. その他の注意
15.1 臨床使用に基づく情報
-
〈全身型重症筋無力症〉
- 15.1.1 国際共同第III相試験(ARGX-113-2001)において、バイアル製剤(エフガルチギモド アルファ(遺伝子組換え)1,008mg及びボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え)11,200単位)が投与され抗体が測定された55例のうち、エフガルチギモド アルファ(遺伝子組換え)に対する抗体が19例(34.5%)、中和抗体が2例(3.6%)に認められた。ボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え)に対する抗体は3例(5.5%)に認められ、中和抗体は検出されなかった1) 。
-
〈慢性炎症性脱髄性多発根神経炎〉
- 15.1.2 国際共同第II相試験(ARGX-113-1802)において、バイアル製剤(エフガルチギモド アルファ(遺伝子組換え)1,008mg及びボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え)11,200単位)が投与され抗体が測定された患者のうち、エフガルチギモド アルファ(遺伝子組換え)に対する抗体が317例中22例(6.9%)、中和抗体が1例(0.3%)に認められた。ボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え)に対する抗体は316例中87例(27.5%)に認められ、中和抗体は検出されなかった2) 。