薬効分類名抗FcRnモノクローナル抗体製剤

一般的名称ロザノリキシズマブ(遺伝子組換え)

リスティーゴ皮下注280mg、リスティーゴ皮下注420mg

りすてぃーごひかちゅう280mg、りすてぃーごひかちゅう420mg

RYSTIGGO for S.C. Injection, RYSTIGGO for S.C. Injection

製造販売元/ユーシービージャパン株式会社

第7版
禁忌相互作用合併症・既往歴等のある患者妊婦授乳婦小児等

重大な副作用

頻度
副作用
0.5%
重篤な感染症

その他の副作用

部位
頻度
副作用
感染症・発熱
5%未満
胃腸・消化器系
10%以上
下痢(20.7%)
胃腸・消化器系
5~10%未満
胃腸・消化器系
5%未満
脳・神経
10%以上
頭痛頭痛片頭痛)(36.7%)
皮膚
5%未満
運動器
5%未満
全身・局所・適用部位
10%以上
発熱(12.8%)
全身・局所・適用部位
5~10%未満
注射/注入部位反応

併用注意

薬剤名等

人免疫グロブリン製剤(ポリエチレングリコール処理人免疫グロブリン等)

臨床症状・措置方法

これらの薬剤の治療効果が減弱する可能性がある。これらの薬剤による治療を開始する場合、本剤のサイクル投与における最終投与から2週間後以降に投与することが望ましい。

機序・危険因子

本剤がこれらの薬剤の血清濃度を低下させる可能性がある。

薬剤名等

モノクローナル抗体製剤(エクリズマブ(遺伝子組換え)、ラブリズマブ(遺伝子組換え)等)

臨床症状・措置方法

これらの薬剤の治療効果が減弱する可能性がある。これらの薬剤による治療を開始する場合、本剤のサイクル投与における最終投与から2週間後以降に投与することが望ましい。

機序・危険因子

本剤がこれらの薬剤の血清濃度を低下させる可能性がある。

薬剤名等

Fc領域融合タンパク質製剤(エフガルチギモド アルファ(遺伝子組換え)等)

臨床症状・措置方法

これらの薬剤の治療効果が減弱する可能性がある。これらの薬剤による治療を開始する場合、本剤のサイクル投与における最終投与から2週間後以降に投与することが望ましい。

機序・危険因子

本剤がこれらの薬剤の血清濃度を低下させる可能性がある。

薬剤名等

血液浄化療法

臨床症状・措置方法

本剤の治療効果が減弱する可能性があるため、併用を避けることが望ましい。

機序・危険因子

本剤による治療中に施行することにより本剤の血中濃度を低下させる可能性がある。

薬剤名等

生ワクチン及び弱毒生ワクチン

臨床症状・措置方法

ワクチンの病原に基づく症状が発現する可能性があるため、本剤による治療中の接種を避けることが望ましい。
本剤による治療中の場合、本剤のサイクル投与における最終投与から2週間後以降に接種することが望ましい。

機序・危険因子

生ワクチン又は弱毒生ワクチンによる感染症発現のリスクが増大するおそれがある。

薬剤名等

生ワクチン及び弱毒生ワクチン以外のワクチン

臨床症状・措置方法

ワクチンの効果が減弱する可能性がある。
ワクチンは本剤投与開始の少なくとも4週間前までに接種することが望ましい。
本剤による治療中の場合、本剤のサイクル投与における最終投与から2週間後以降に接種することが望ましい。

機序・危険因子

本剤の作用機序により、ワクチンに対する免疫応答が得られない可能性がある。

詳細情報

正確な情報は PMDA で必ず確認して下さい

注意以下の情報は参考資料としてご活用下さい

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

3. 組成・性状

3.1 組成

リスティーゴ皮下注280mg

有効成分 1バイアル(2.0mL)中ロザノリキシズマブ(遺伝子組換え)   280mg
添加剤 L-ヒスチジン   2.10mg
L-ヒスチジン塩酸塩水和物   9.74mg
L-プロリン   57.56mg
ポリソルベート80   0.60mg
*リスティーゴ皮下注420mg

有効成分 *1バイアル(3.0mL)中ロザノリキシズマブ(遺伝子組換え)   420mg
添加剤 *L-ヒスチジン   3.15mg
*L-ヒスチジン塩酸塩水和物   14.61mg
*L-プロリン   86.34mg
*ポリソルベート80   0.90mg
本剤の有効成分ロザノリキシズマブ(遺伝子組換え)は、チャイニーズハムスター卵巣細胞株から産生される。

3.2 製剤の性状

リスティーゴ皮下注280mg

pH 5.6±0.2
浸透圧比 約1(生理食塩液に対する比)
色・性状 無色、淡褐色又は淡褐黄色を呈する澄明~微濁の液
*リスティーゴ皮下注420mg

pH *5.6±0.2
浸透圧比 *約1(生理食塩液に対する比)
色・性状 *無色、淡褐色又は淡褐黄色を呈する澄明~微濁の液

4. 効能又は効果

全身型重症筋無力症(ステロイド剤又はステロイド剤以外の免疫抑制剤が十分に奏効しない場合に限る)

6. 用法及び用量

通常、成人にはロザノリキシズマブ(遺伝子組換え)として下表に示す用量を1週間間隔で6回皮下注射する。これを1サイクルとして、投与を繰り返す。

体重

投与量

50kg未満

280mg

50kg以上70kg未満

420mg

70kg以上100kg未満

560mg

100kg以上

840mg

7. 用法及び用量に関連する注意

次サイクル投与の必要性は、臨床症状等に基づき、判断すること。[17.1.1 参照],[17.1.2 参照]

8. 重要な基本的注意

  1. 8.1 本剤の投与により、血中IgG濃度が低下し、感染症が生じる又は悪化するおそれがある。本剤の治療期間中及び治療終了後は定期的に血液検査を行うなど、患者の状態を十分に観察すること。また、感染症の自他覚症状に注意し、異常が認められた場合には、速やかに医療機関に相談するよう患者に指導すること。[9.1.1 参照],[11.1.1 参照],[16.8.1 参照]
  2. 8.2 本剤の投与開始にあたっては、医療施設において、必ず医師によるか、医師の直接の監督のもとで投与を行うこと。自己投与の適用については、医師がその妥当性を慎重に検討し、十分な教育訓練を実施した後、本剤投与による危険性と対処法について患者が理解し、患者自ら確実に投与できることを確認した上で、医師の管理指導のもとで実施すること。また、適用後、本剤による副作用が疑われる場合や自己投与の継続が困難な状況となる可能性がある場合には、直ちに自己投与を中止させ、医師の管理下で慎重に観察するなど適切な処置を行うこと。使用済みの注射針及び注射器を再使用しないよう患者に注意を促し、安全な廃棄方法に関する指導を行うこと。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 感染症を合併している患者

    感染症を合併している場合は、感染症の治療を優先すること。感染症が増悪するおそれがある。[8.1 参照],[11.1.1 参照]

  2. 9.1.2 肝炎ウイルスキャリアの患者

    肝炎ウイルスキャリアの患者に本剤を投与する場合は、肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど、B型肝炎ウイルスの再活性化やC型肝炎の悪化の徴候や症状の発現に注意すること。

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。IgG抗体は胎盤通過性があることが知られており、本剤は妊娠カニクイザルにおいて、胎児に移行することが確認されたが、新生児に有害な影響は認められなかった。また、本剤の投与を受けた患者からの出生児においては、母体から移行するIgGが低下し、感染のリスクが高まる可能性がある1)  。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。本剤のヒト乳汁中への移行は不明であるが、ヒト免疫グロブリンは乳汁中に移行することが知られている。

9.7 小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

10. 相互作用

    10.2 併用注意(併用に注意すること)

    薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

    人免疫グロブリン製剤(ポリエチレングリコール処理人免疫グロブリン等)

    これらの薬剤の治療効果が減弱する可能性がある。これらの薬剤による治療を開始する場合、本剤のサイクル投与における最終投与から2週間後以降に投与することが望ましい。

    本剤がこれらの薬剤の血清濃度を低下させる可能性がある。

    モノクローナル抗体製剤(エクリズマブ(遺伝子組換え)、ラブリズマブ(遺伝子組換え)等)

    これらの薬剤の治療効果が減弱する可能性がある。これらの薬剤による治療を開始する場合、本剤のサイクル投与における最終投与から2週間後以降に投与することが望ましい。

    本剤がこれらの薬剤の血清濃度を低下させる可能性がある。

    Fc領域融合タンパク質製剤(エフガルチギモド アルファ(遺伝子組換え)等)

    これらの薬剤の治療効果が減弱する可能性がある。これらの薬剤による治療を開始する場合、本剤のサイクル投与における最終投与から2週間後以降に投与することが望ましい。

    本剤がこれらの薬剤の血清濃度を低下させる可能性がある。

    血液浄化療法

    本剤の治療効果が減弱する可能性があるため、併用を避けることが望ましい。

    本剤による治療中に施行することにより本剤の血中濃度を低下させる可能性がある。

    生ワクチン及び弱毒生ワクチン

    ワクチンの病原に基づく症状が発現する可能性があるため、本剤による治療中の接種を避けることが望ましい。
    本剤による治療中の場合、本剤のサイクル投与における最終投与から2週間後以降に接種することが望ましい。

    生ワクチン又は弱毒生ワクチンによる感染症発現のリスクが増大するおそれがある。

    生ワクチン及び弱毒生ワクチン以外のワクチン

    ワクチンの効果が減弱する可能性がある。
    ワクチンは本剤投与開始の少なくとも4週間前までに接種することが望ましい。
    本剤による治療中の場合、本剤のサイクル投与における最終投与から2週間後以降に接種することが望ましい。

    本剤の作用機序により、ワクチンに対する免疫応答が得られない可能性がある。

    11. 副作用

    次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

    11.1 重大な副作用

    1. 11.1.1 重篤な感染症(0.5%)

      肺炎等の重篤な感染症があらわれることがある。[8.1 参照],[9.1.1 参照]

    2. 11.1.2 無菌性髄膜炎(0.5%)

      頭痛、発熱、頚部硬直、吐き気、嘔吐などの症状を伴う薬剤性無菌性髄膜炎があらわれることがある。

    11.2 その他の副作用

    10%以上

    5~10%未満

    5%未満

    **感染症及び寄生虫症

    ヘルペスウイルス感染(単純ヘルペス、口腔ヘルペス、帯状疱疹)

    上気道感染

    胃腸障害

    下痢(20.7%)

    悪心

    嘔吐

    神経系障害

    頭痛(頭痛、片頭痛)(36.7%)

    皮膚及び皮下組織障害

    皮疹(皮疹、紅斑性皮疹、丘疹性皮疹)

    筋骨格系及び結合組織系障害

    関節痛、筋肉痛

    一般・全身障害及び投与部位の状態

    発熱(12.8%)

    注射/注入部位反応

    14. 適用上の注意

    14.1 薬剤調製時の注意

    1. 14.1.1 本剤投与前に冷蔵庫から取り出し、30分以上置き、室温に戻してから調製すること。本剤を温めないこと。
    2. 14.1.2 調製前に内容物を目視により確認すること。内容物中に明らかな粒子、混濁又は変色が認められる場合には使用しないこと。保護キャップがない場合、又は保護キャップに不具合がある場合も使用しないこと。
    3. 14.1.3 調製方法
      1. (1) バイアルの保護キャップを外し、アルコール綿でバイアルの栓を消毒し、乾燥させる。
      2. (2) バイアルの内容物をすべてシリンジに抜き取る。バイアルに残った残液は、廃棄すること。また、2本目のバイアルを使用した際は新しい注射針を使用すること。
      3. (3) シリンジから針を外し、薬液の入ったシリンジを輸液セット又は注射針に取り付ける。

    14.2 薬剤投与時の注意

    1. 14.2.1 手動投与時の注意

      投与に必要な液量をシリンジに充てんし、全量を緩徐に投与すること。患者の状態を観察しながら注入速度を調整すること。

    2. 14.2.2 シリンジポンプによる投与時の注意
      1. (1) 投与量をあらかじめ設定できるポンプを使用することが推奨される。
      2. (2) 薬物注入の中断を避けるために、以下の基準を考慮すること。
        • シリンジポンプの閉塞アラームは最大に設定する。
        • 投与チューブの長さは61cm以下が望ましい。
        • 26G以上の針が付いた輸液セットを使用すること。
      3. (3) 20mL/hr以下の一定の速度で投与すること。
    3. 14.2.3 独立したラインにより投与するものとし、他の注射剤・輸液等と混合しないこと。
    4. 14.2.4 注射部位は右又は左の下腹部とする。皮膚に圧痛、打撲、発赤、硬結、瘢痕、皮膚線条がある部位には投与しないこと。

    15. その他の注意

    15.1 臨床使用に基づく情報

    国際共同第III相試験(MG0003試験)において本剤皮下投与後に本剤に対する抗体が認められた被験者は7mg/kg相当群で26例(42.6%)、10mg/kg相当1)  群で22例(32.4%)であり、このうち中和抗体は7mg/kg相当群で18例、10mg/kg相当群で8例に認められた。

              

    1) 本剤の承認された用量は7mg/kg相当である。
            

    2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

    本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

    3. 組成・性状

    3.1 組成

    リスティーゴ皮下注280mg

    有効成分 1バイアル(2.0mL)中ロザノリキシズマブ(遺伝子組換え)   280mg
    添加剤 L-ヒスチジン   2.10mg
    L-ヒスチジン塩酸塩水和物   9.74mg
    L-プロリン   57.56mg
    ポリソルベート80   0.60mg
    *リスティーゴ皮下注420mg

    有効成分 *1バイアル(3.0mL)中ロザノリキシズマブ(遺伝子組換え)   420mg
    添加剤 *L-ヒスチジン   3.15mg
    *L-ヒスチジン塩酸塩水和物   14.61mg
    *L-プロリン   86.34mg
    *ポリソルベート80   0.90mg
    本剤の有効成分ロザノリキシズマブ(遺伝子組換え)は、チャイニーズハムスター卵巣細胞株から産生される。

    3.2 製剤の性状

    リスティーゴ皮下注280mg

    pH 5.6±0.2
    浸透圧比 約1(生理食塩液に対する比)
    色・性状 無色、淡褐色又は淡褐黄色を呈する澄明~微濁の液
    *リスティーゴ皮下注420mg

    pH *5.6±0.2
    浸透圧比 *約1(生理食塩液に対する比)
    色・性状 *無色、淡褐色又は淡褐黄色を呈する澄明~微濁の液

    4. 効能又は効果

    全身型重症筋無力症(ステロイド剤又はステロイド剤以外の免疫抑制剤が十分に奏効しない場合に限る)

    6. 用法及び用量

    通常、成人にはロザノリキシズマブ(遺伝子組換え)として下表に示す用量を1週間間隔で6回皮下注射する。これを1サイクルとして、投与を繰り返す。

    体重

    投与量

    50kg未満

    280mg

    50kg以上70kg未満

    420mg

    70kg以上100kg未満

    560mg

    100kg以上

    840mg

    7. 用法及び用量に関連する注意

    次サイクル投与の必要性は、臨床症状等に基づき、判断すること。[17.1.1 参照],[17.1.2 参照]

    8. 重要な基本的注意

    1. 8.1 本剤の投与により、血中IgG濃度が低下し、感染症が生じる又は悪化するおそれがある。本剤の治療期間中及び治療終了後は定期的に血液検査を行うなど、患者の状態を十分に観察すること。また、感染症の自他覚症状に注意し、異常が認められた場合には、速やかに医療機関に相談するよう患者に指導すること。[9.1.1 参照],[11.1.1 参照],[16.8.1 参照]
    2. 8.2 本剤の投与開始にあたっては、医療施設において、必ず医師によるか、医師の直接の監督のもとで投与を行うこと。自己投与の適用については、医師がその妥当性を慎重に検討し、十分な教育訓練を実施した後、本剤投与による危険性と対処法について患者が理解し、患者自ら確実に投与できることを確認した上で、医師の管理指導のもとで実施すること。また、適用後、本剤による副作用が疑われる場合や自己投与の継続が困難な状況となる可能性がある場合には、直ちに自己投与を中止させ、医師の管理下で慎重に観察するなど適切な処置を行うこと。使用済みの注射針及び注射器を再使用しないよう患者に注意を促し、安全な廃棄方法に関する指導を行うこと。

    9. 特定の背景を有する患者に関する注意

    9.1 合併症・既往歴等のある患者

    1. 9.1.1 感染症を合併している患者

      感染症を合併している場合は、感染症の治療を優先すること。感染症が増悪するおそれがある。[8.1 参照],[11.1.1 参照]

    2. 9.1.2 肝炎ウイルスキャリアの患者

      肝炎ウイルスキャリアの患者に本剤を投与する場合は、肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど、B型肝炎ウイルスの再活性化やC型肝炎の悪化の徴候や症状の発現に注意すること。

    9.5 妊婦

    妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。IgG抗体は胎盤通過性があることが知られており、本剤は妊娠カニクイザルにおいて、胎児に移行することが確認されたが、新生児に有害な影響は認められなかった。また、本剤の投与を受けた患者からの出生児においては、母体から移行するIgGが低下し、感染のリスクが高まる可能性がある1)  。

    9.6 授乳婦

    治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。本剤のヒト乳汁中への移行は不明であるが、ヒト免疫グロブリンは乳汁中に移行することが知られている。

    9.7 小児等

    小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

    10. 相互作用

      10.2 併用注意(併用に注意すること)

      薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

      人免疫グロブリン製剤(ポリエチレングリコール処理人免疫グロブリン等)

      これらの薬剤の治療効果が減弱する可能性がある。これらの薬剤による治療を開始する場合、本剤のサイクル投与における最終投与から2週間後以降に投与することが望ましい。

      本剤がこれらの薬剤の血清濃度を低下させる可能性がある。

      モノクローナル抗体製剤(エクリズマブ(遺伝子組換え)、ラブリズマブ(遺伝子組換え)等)

      これらの薬剤の治療効果が減弱する可能性がある。これらの薬剤による治療を開始する場合、本剤のサイクル投与における最終投与から2週間後以降に投与することが望ましい。

      本剤がこれらの薬剤の血清濃度を低下させる可能性がある。

      Fc領域融合タンパク質製剤(エフガルチギモド アルファ(遺伝子組換え)等)

      これらの薬剤の治療効果が減弱する可能性がある。これらの薬剤による治療を開始する場合、本剤のサイクル投与における最終投与から2週間後以降に投与することが望ましい。

      本剤がこれらの薬剤の血清濃度を低下させる可能性がある。

      血液浄化療法

      本剤の治療効果が減弱する可能性があるため、併用を避けることが望ましい。

      本剤による治療中に施行することにより本剤の血中濃度を低下させる可能性がある。

      生ワクチン及び弱毒生ワクチン

      ワクチンの病原に基づく症状が発現する可能性があるため、本剤による治療中の接種を避けることが望ましい。
      本剤による治療中の場合、本剤のサイクル投与における最終投与から2週間後以降に接種することが望ましい。

      生ワクチン又は弱毒生ワクチンによる感染症発現のリスクが増大するおそれがある。

      生ワクチン及び弱毒生ワクチン以外のワクチン

      ワクチンの効果が減弱する可能性がある。
      ワクチンは本剤投与開始の少なくとも4週間前までに接種することが望ましい。
      本剤による治療中の場合、本剤のサイクル投与における最終投与から2週間後以降に接種することが望ましい。

      本剤の作用機序により、ワクチンに対する免疫応答が得られない可能性がある。

      11. 副作用

      次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

      11.1 重大な副作用

      1. 11.1.1 重篤な感染症(0.5%)

        肺炎等の重篤な感染症があらわれることがある。[8.1 参照],[9.1.1 参照]

      2. 11.1.2 無菌性髄膜炎(0.5%)

        頭痛、発熱、頚部硬直、吐き気、嘔吐などの症状を伴う薬剤性無菌性髄膜炎があらわれることがある。

      11.2 その他の副作用

      10%以上

      5~10%未満

      5%未満

      **感染症及び寄生虫症

      ヘルペスウイルス感染(単純ヘルペス、口腔ヘルペス、帯状疱疹)

      上気道感染

      胃腸障害

      下痢(20.7%)

      悪心

      嘔吐

      神経系障害

      頭痛(頭痛、片頭痛)(36.7%)

      皮膚及び皮下組織障害

      皮疹(皮疹、紅斑性皮疹、丘疹性皮疹)

      筋骨格系及び結合組織系障害

      関節痛、筋肉痛

      一般・全身障害及び投与部位の状態

      発熱(12.8%)

      注射/注入部位反応

      14. 適用上の注意

      14.1 薬剤調製時の注意

      1. 14.1.1 本剤投与前に冷蔵庫から取り出し、30分以上置き、室温に戻してから調製すること。本剤を温めないこと。
      2. 14.1.2 調製前に内容物を目視により確認すること。内容物中に明らかな粒子、混濁又は変色が認められる場合には使用しないこと。保護キャップがない場合、又は保護キャップに不具合がある場合も使用しないこと。
      3. 14.1.3 調製方法
        1. (1) バイアルの保護キャップを外し、アルコール綿でバイアルの栓を消毒し、乾燥させる。
        2. (2) バイアルの内容物をすべてシリンジに抜き取る。バイアルに残った残液は、廃棄すること。また、2本目のバイアルを使用した際は新しい注射針を使用すること。
        3. (3) シリンジから針を外し、薬液の入ったシリンジを輸液セット又は注射針に取り付ける。

      14.2 薬剤投与時の注意

      1. 14.2.1 手動投与時の注意

        投与に必要な液量をシリンジに充てんし、全量を緩徐に投与すること。患者の状態を観察しながら注入速度を調整すること。

      2. 14.2.2 シリンジポンプによる投与時の注意
        1. (1) 投与量をあらかじめ設定できるポンプを使用することが推奨される。
        2. (2) 薬物注入の中断を避けるために、以下の基準を考慮すること。
          • シリンジポンプの閉塞アラームは最大に設定する。
          • 投与チューブの長さは61cm以下が望ましい。
          • 26G以上の針が付いた輸液セットを使用すること。
        3. (3) 20mL/hr以下の一定の速度で投与すること。
      3. 14.2.3 独立したラインにより投与するものとし、他の注射剤・輸液等と混合しないこと。
      4. 14.2.4 注射部位は右又は左の下腹部とする。皮膚に圧痛、打撲、発赤、硬結、瘢痕、皮膚線条がある部位には投与しないこと。

      15. その他の注意

      15.1 臨床使用に基づく情報

      国際共同第III相試験(MG0003試験)において本剤皮下投与後に本剤に対する抗体が認められた被験者は7mg/kg相当群で26例(42.6%)、10mg/kg相当1)  群で22例(32.4%)であり、このうち中和抗体は7mg/kg相当群で18例、10mg/kg相当群で8例に認められた。

                

      1) 本剤の承認された用量は7mg/kg相当である。
              

      その他詳細情報

      日本標準商品分類番号
      876399
      ブランドコード
      6399432A1028, 63994A9A2029
      承認番号
      30500AMX00274000, 30700AMX00091000
      販売開始年月
      2023-11
      貯法
      2~8℃で保存、2~8℃で保存
      有効期間
      3年、3年
      規制区分
      2, 12, 13, 2, 12, 13

      重要な注意事項

      • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
      • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
      • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
      • この情報は最新のものであるよう努めていますが、最新とは限りません。常に医療専門家に確認してください。
      • 副作用に関する情報は、信頼できる医療情報源に基づいて提供されていますが、完全性や正確性を保証するものではありません。
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