薬効分類名抗SARS-CoV-2剤
一般的名称エンシトレルビル フマル酸
ゾコーバ錠125mg(旧製品:凸錠)
ぞこーばじょう125mg
Xocova Tablets 125mg
製造販売元/塩野義製薬株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
- 副腎皮質ステロイド剤
これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の副作用が発現しやすくなるおそれがある。
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。
- オピオイド系鎮痛剤
これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の副作用が発現しやすくなるおそれがある。
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。
- 免疫抑制剤
これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の副作用が発現しやすくなるおそれがある。
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。
- 抗悪性腫瘍剤
これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の副作用が発現しやすくなるおそれがある。
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。
- マラビロク
- アプレピタント
- ロペラミド塩酸塩
- サルメテロールキシナホ酸塩
- シナカルセト塩酸塩
- アルプラゾラム
- ゾピクロン
- トルテロジン酒石酸塩
- オキシブチニン塩酸塩
- グアンファシン塩酸塩
- ジエノゲスト
これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の副作用が発現しやすくなるおそれがある。
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。
- アトルバスタチンカルシウム水和物
アトルバスタチンの血中濃度を上昇させ、横紋筋融解症やミオパチーが発現するおそれがある。
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。
- ミダゾラム
ミダゾラムの血中濃度上昇により、過度の鎮静や呼吸抑制が発現するおそれがある。
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。
- ブプレノルフィン塩酸塩
- エレトリプタン臭化水素酸塩
これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の作用を増強するおそれがある。
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。
- カルシウム拮抗剤
これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の作用を増強するおそれがある。
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。
- 抗精神病剤
これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の作用を増強するおそれがある。
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。
- 抗凝固剤
これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の作用を増強するおそれがある。
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。
- ジソピラミド
- シロスタゾール
これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の作用を増強するおそれがある。
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。
- ビンカアルカロイド系抗悪性腫瘍剤
これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、筋神経系の副作用を増強するおそれがある。
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。
- ベネトクラクス〔再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の維持投与期、急性骨髄性白血病〕
ベネトクラクスの副作用が増強されるおそれがあるので、ベネトクラクスを減量するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。
- PDE5阻害剤
これらの薬剤の血中濃度を上昇させるおそれがある。
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。
- コルヒチン
コルヒチンの血中濃度上昇により、作用が増強されるおそれがある。
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。
- イトラコナゾール
イトラコナゾールの血中濃度を上昇させるおそれがある。
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。
- イリノテカン塩酸塩水和物
イリノテカンの活性代謝物の血中濃度を上昇させるおそれがある。
本剤のCYP3A阻害作用により、イリノテカンの活性代謝物の無毒化が阻害されると考えられる。
- ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩
ダビガトランの血中濃度を上昇させ、抗凝固作用を増強するおそれがある。
本剤のP-gp阻害作用により、これらの薬剤の排出を遅延させる。
- ジゴキシン
本剤との併用により、ジゴキシンの血中濃度の上昇が認められており、ジゴキシンの作用を増強するおそれがある。
本剤のP-gp阻害作用により、これらの薬剤の排出を遅延させる。
- ロスバスタチンカルシウム
本剤との併用により、ロスバスタチンの血中濃度の上昇が認められている。
本剤のBCRP、OATP1B1及びOATP1B3阻害作用により、ロスバスタチンのクリアランスが低下する。
- ボセンタン水和物
本剤の血中濃度が減少し、作用が減弱するおそれがある。また、ボセンタン水和物の血中濃度が上昇し、副作用が発現しやすくなるおそれがある。
ボセンタン水和物のCYP3A誘導作用により、本剤の代謝が促進されるおそれがある。また、本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、ボセンタン水和物の代謝が阻害される。
- 中程度のCYP3A誘導剤
本剤の血中濃度が減少し、作用が減弱するおそれがある。
これらの薬剤のCYP3A誘導作用により、本剤の代謝が促進されるおそれがある。
- メトトレキサート
メトトレキサートの血中濃度を上昇させ、中毒症状(口内炎、汎血球減少)が発現するおそれがある。
in vitro試験より本剤はOAT3阻害作用を有することが示唆されており、メトトレキサートの尿中排出を遅延させるおそれがある。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 2.2 **,*次の薬剤を投与中の患者:ピモジド、キニジン硫酸塩水和物、ベプリジル塩酸塩水和物、チカグレロル、エプレレノン、エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン、エルゴメトリンマレイン酸塩、メチルエルゴメトリンマレイン酸塩、ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩、シンバスタチン、トリアゾラム、アナモレリン塩酸塩、イバブラジン塩酸塩、ベネトクラクス〔再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期〕、イブルチニブ、ブロナンセリン、ルラシドン塩酸塩、アゼルニジピン、アゼルニジピン・オルメサルタン メドキソミル、スボレキサント、ダリドレキサント塩酸塩、ボルノレキサント水和物、タダラフィル(アドシルカ)、マシテンタン・タダラフィル、バルデナフィル塩酸塩水和物、ロミタピドメシル酸塩、リファブチン、フィネレノン、ボクロスポリン、ロナファルニブ、マバカムテン、リバーロキサバン、リオシグアト、アパルタミド、カルバマゼピン、エンザルタミド、ミトタン、フェニトイン、ホスフェニトインナトリウム水和物、リファンピシン、セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品[10.1 参照]
- 2.3 腎機能又は肝機能障害のある患者で、コルヒチンを投与中の患者[9.2.1 参照],[9.3.1 参照],[10.2 参照]
- 2.4 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[8.2 参照],[9.4 参照],[9.5 参照]
4. 効能・効果
SARS-CoV-2による感染症
5. 効能・効果に関連する注意
- 5.1 本剤の投与対象については最新のガイドラインを参考にすること。
- 5.2 「17. 臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、本剤の使用の必要性を慎重に検討すること。[17.1.1 参照]
- 5.3 重症度の高いSARS-CoV-2による感染症患者に対する有効性は検討されていない。
6. 用法・用量
通常、12歳以上の小児及び成人にはエンシトレルビルとして1日目は375mgを、2日目から5日目は125mgを1日1回経口投与する。
7. 用法・用量に関連する注意
SARS-CoV-2による感染症の症状が発現してから72時間以内に投与を開始すること。臨床試験において、症状発現から72時間経過後に投与を開始した患者における有効性を裏付けるデータは得られていない。[17.1.1 参照]
8. 重要な基本的注意
- 8.1 本剤は併用薬剤と相互作用を起こすことがあるため、服薬中のすべての薬剤を確認すること。また、本剤で治療中に新たに他の薬剤を服用する場合、事前に相談するよう患者に指導すること。[10 参照],[16.7.1 参照],[16.7.2 参照]
- 8.2 妊娠する可能性のある女性への投与に際しては、本剤投与の必要性を十分に検討すること。また、投与が必要な場合には、次の注意事項に留意すること。[2.4 参照],[9.4 参照],[9.5 参照]
10. 相互作用
- 本剤はチトクロームP450 3A(CYP3A)の基質であり、強いCYP3A阻害作用を有する。また、P-gp、BCRP、OATP1B1及びOATP1B3阻害作用を有する。他の薬剤との相互作用はすべての薬剤との組み合わせについて検討されているわけではないため、他剤による治療中に新たに本剤を併用したり、本剤による治療中に新たに他の薬剤を併用する場合には、用量に留意して慎重に投与すること。[8.1 参照],[16.7.1 参照],[16.7.2 参照]
10.1 併用禁忌(併用しないこと)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
これらの薬剤の血中濃度上昇により、QT延長が発現するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
チカグレロルの血中濃度上昇により、血小板凝集抑制作用が増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
エプレレノンの血中濃度上昇により、血清カリウム値の上昇を誘発するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
これらの薬剤の血中濃度上昇により、血管攣縮等の重篤な副作用が発現するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
シンバスタチンの血中濃度上昇により、横紋筋融解症が発現するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
トリアゾラムの血中濃度上昇により、過度の鎮静や呼吸抑制が発現するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
アナモレリン塩酸塩の血中濃度が上昇し、副作用の発現が増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
過度の徐脈があらわれることがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
ベネトクラクスの血中濃度が上昇し、腫瘍崩壊症候群の発現が増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
イブルチニブの血中濃度が上昇し、副作用の発現が増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
これらの薬剤の血中濃度上昇により、作用を増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
アゼルニジピンの作用を増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
これらの薬剤の血中濃度上昇により、作用を著しく増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
これらの薬剤の血中濃度を上昇させるおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
ロミタピドメシル酸塩の血中濃度を著しく上昇させるおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
リファブチンの血中濃度上昇により、作用を増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
フィネレノンの血中濃度を著しく上昇させるおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
ボクロスポリンの血中濃度上昇により、作用を増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
ロナファルニブの血中濃度上昇により、副作用を増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
マバカムテンの副作用が増強され、収縮機能障害による心不全のリスクが高まるおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
リバーロキサバンの血中濃度上昇により、抗凝固作用が増強し、出血の危険性が増大するおそれがある。 |
本剤のCYP3A及びP-gp阻害作用により、リバーロキサバンのクリアランスが低下することが考えられる。 |
|
リオシグアトの血中濃度を上昇させるおそれがある。ケトコナゾールとの併用によりリオシグアトの血中濃度が上昇し、クリアランスが低下したとの報告がある。 |
本剤のCYP3A及びP-gp/BCRP阻害作用により、リオシグアトのクリアランスが低下することが考えられる。 |
|
本剤の血中濃度が減少し、作用が減弱するおそれがある。また、これらの薬剤の血中濃度が上昇し、副作用が発現しやすくなるおそれがある。 |
これらの薬剤のCYP3A誘導作用により、本剤の代謝が促進される。また、本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝を阻害する。 |
|
本剤の血中濃度が減少し、作用が減弱するおそれがある。 |
これらの薬剤のCYP3A誘導作用により、本剤の代謝が促進される。 |
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の副作用が発現しやすくなるおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の副作用が発現しやすくなるおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の副作用が発現しやすくなるおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の副作用が発現しやすくなるおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の副作用が発現しやすくなるおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
アトルバスタチンの血中濃度を上昇させ、横紋筋融解症やミオパチーが発現するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
ミダゾラムの血中濃度上昇により、過度の鎮静や呼吸抑制が発現するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の作用を増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の作用を増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の作用を増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の作用を増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の作用を増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、筋神経系の副作用を増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
ベネトクラクスの副作用が増強されるおそれがあるので、ベネトクラクスを減量するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
これらの薬剤の血中濃度を上昇させるおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
コルヒチンの血中濃度上昇により、作用が増強されるおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
イトラコナゾールの血中濃度を上昇させるおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
イリノテカンの活性代謝物の血中濃度を上昇させるおそれがある。 |
本剤のCYP3A阻害作用により、イリノテカンの活性代謝物の無毒化が阻害されると考えられる。 |
|
ダビガトランの血中濃度を上昇させ、抗凝固作用を増強するおそれがある。 |
本剤のP-gp阻害作用により、これらの薬剤の排出を遅延させる。 |
|
本剤との併用により、ジゴキシンの血中濃度の上昇が認められており、ジゴキシンの作用を増強するおそれがある。 |
本剤のP-gp阻害作用により、これらの薬剤の排出を遅延させる。 |
|
本剤との併用により、ロスバスタチンの血中濃度の上昇が認められている。 |
本剤のBCRP、OATP1B1及びOATP1B3阻害作用により、ロスバスタチンのクリアランスが低下する。 |
|
本剤の血中濃度が減少し、作用が減弱するおそれがある。また、ボセンタン水和物の血中濃度が上昇し、副作用が発現しやすくなるおそれがある。 |
ボセンタン水和物のCYP3A誘導作用により、本剤の代謝が促進されるおそれがある。また、本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、ボセンタン水和物の代謝が阻害される。 |
|
本剤の血中濃度が減少し、作用が減弱するおそれがある。 |
これらの薬剤のCYP3A誘導作用により、本剤の代謝が促進されるおそれがある。 |
|
メトトレキサートの血中濃度を上昇させ、中毒症状(口内炎、汎血球減少)が発現するおそれがある。 |
in vitro試験より本剤はOAT3阻害作用を有することが示唆されており、メトトレキサートの尿中排出を遅延させるおそれがある。 |
15. その他の注意
15.2 非臨床試験に基づく情報
カニクイザルに本薬を2又は4週間反復経口投与した毒性試験において、臨床曝露量の8倍相当以上で、肝臓門脈、胆嚢、肺/気管支等に単核細胞主体の炎症性細胞浸潤が認められている1) 。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 2.2 **,*次の薬剤を投与中の患者:ピモジド、キニジン硫酸塩水和物、ベプリジル塩酸塩水和物、チカグレロル、エプレレノン、エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン、エルゴメトリンマレイン酸塩、メチルエルゴメトリンマレイン酸塩、ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩、シンバスタチン、トリアゾラム、アナモレリン塩酸塩、イバブラジン塩酸塩、ベネトクラクス〔再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期〕、イブルチニブ、ブロナンセリン、ルラシドン塩酸塩、アゼルニジピン、アゼルニジピン・オルメサルタン メドキソミル、スボレキサント、ダリドレキサント塩酸塩、ボルノレキサント水和物、タダラフィル(アドシルカ)、マシテンタン・タダラフィル、バルデナフィル塩酸塩水和物、ロミタピドメシル酸塩、リファブチン、フィネレノン、ボクロスポリン、ロナファルニブ、マバカムテン、リバーロキサバン、リオシグアト、アパルタミド、カルバマゼピン、エンザルタミド、ミトタン、フェニトイン、ホスフェニトインナトリウム水和物、リファンピシン、セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品[10.1 参照]
- 2.3 腎機能又は肝機能障害のある患者で、コルヒチンを投与中の患者[9.2.1 参照],[9.3.1 参照],[10.2 参照]
- 2.4 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[8.2 参照],[9.4 参照],[9.5 参照]
4. 効能・効果
SARS-CoV-2による感染症
5. 効能・効果に関連する注意
- 5.1 本剤の投与対象については最新のガイドラインを参考にすること。
- 5.2 「17. 臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、本剤の使用の必要性を慎重に検討すること。[17.1.1 参照]
- 5.3 重症度の高いSARS-CoV-2による感染症患者に対する有効性は検討されていない。
6. 用法・用量
通常、12歳以上の小児及び成人にはエンシトレルビルとして1日目は375mgを、2日目から5日目は125mgを1日1回経口投与する。
7. 用法・用量に関連する注意
SARS-CoV-2による感染症の症状が発現してから72時間以内に投与を開始すること。臨床試験において、症状発現から72時間経過後に投与を開始した患者における有効性を裏付けるデータは得られていない。[17.1.1 参照]
8. 重要な基本的注意
- 8.1 本剤は併用薬剤と相互作用を起こすことがあるため、服薬中のすべての薬剤を確認すること。また、本剤で治療中に新たに他の薬剤を服用する場合、事前に相談するよう患者に指導すること。[10 参照],[16.7.1 参照],[16.7.2 参照]
- 8.2 妊娠する可能性のある女性への投与に際しては、本剤投与の必要性を十分に検討すること。また、投与が必要な場合には、次の注意事項に留意すること。[2.4 参照],[9.4 参照],[9.5 参照]
10. 相互作用
- 本剤はチトクロームP450 3A(CYP3A)の基質であり、強いCYP3A阻害作用を有する。また、P-gp、BCRP、OATP1B1及びOATP1B3阻害作用を有する。他の薬剤との相互作用はすべての薬剤との組み合わせについて検討されているわけではないため、他剤による治療中に新たに本剤を併用したり、本剤による治療中に新たに他の薬剤を併用する場合には、用量に留意して慎重に投与すること。[8.1 参照],[16.7.1 参照],[16.7.2 参照]
10.1 併用禁忌(併用しないこと)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
これらの薬剤の血中濃度上昇により、QT延長が発現するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
チカグレロルの血中濃度上昇により、血小板凝集抑制作用が増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
エプレレノンの血中濃度上昇により、血清カリウム値の上昇を誘発するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
これらの薬剤の血中濃度上昇により、血管攣縮等の重篤な副作用が発現するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
シンバスタチンの血中濃度上昇により、横紋筋融解症が発現するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
トリアゾラムの血中濃度上昇により、過度の鎮静や呼吸抑制が発現するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
アナモレリン塩酸塩の血中濃度が上昇し、副作用の発現が増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
過度の徐脈があらわれることがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
ベネトクラクスの血中濃度が上昇し、腫瘍崩壊症候群の発現が増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
イブルチニブの血中濃度が上昇し、副作用の発現が増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
これらの薬剤の血中濃度上昇により、作用を増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
アゼルニジピンの作用を増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
これらの薬剤の血中濃度上昇により、作用を著しく増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
これらの薬剤の血中濃度を上昇させるおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
ロミタピドメシル酸塩の血中濃度を著しく上昇させるおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
リファブチンの血中濃度上昇により、作用を増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
フィネレノンの血中濃度を著しく上昇させるおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
ボクロスポリンの血中濃度上昇により、作用を増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
ロナファルニブの血中濃度上昇により、副作用を増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
マバカムテンの副作用が増強され、収縮機能障害による心不全のリスクが高まるおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
|
リバーロキサバンの血中濃度上昇により、抗凝固作用が増強し、出血の危険性が増大するおそれがある。 |
本剤のCYP3A及びP-gp阻害作用により、リバーロキサバンのクリアランスが低下することが考えられる。 |
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リオシグアトの血中濃度を上昇させるおそれがある。ケトコナゾールとの併用によりリオシグアトの血中濃度が上昇し、クリアランスが低下したとの報告がある。 |
本剤のCYP3A及びP-gp/BCRP阻害作用により、リオシグアトのクリアランスが低下することが考えられる。 |
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本剤の血中濃度が減少し、作用が減弱するおそれがある。また、これらの薬剤の血中濃度が上昇し、副作用が発現しやすくなるおそれがある。 |
これらの薬剤のCYP3A誘導作用により、本剤の代謝が促進される。また、本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝を阻害する。 |
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本剤の血中濃度が減少し、作用が減弱するおそれがある。 |
これらの薬剤のCYP3A誘導作用により、本剤の代謝が促進される。 |
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の副作用が発現しやすくなるおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
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これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の副作用が発現しやすくなるおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
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これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の副作用が発現しやすくなるおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
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これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の副作用が発現しやすくなるおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
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これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の副作用が発現しやすくなるおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
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アトルバスタチンの血中濃度を上昇させ、横紋筋融解症やミオパチーが発現するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
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ミダゾラムの血中濃度上昇により、過度の鎮静や呼吸抑制が発現するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
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これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の作用を増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
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これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の作用を増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
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これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の作用を増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
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これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の作用を増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
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これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、これらの薬剤の作用を増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
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これらの薬剤の血中濃度を上昇させ、筋神経系の副作用を増強するおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
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ベネトクラクスの副作用が増強されるおそれがあるので、ベネトクラクスを減量するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
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これらの薬剤の血中濃度を上昇させるおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
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コルヒチンの血中濃度上昇により、作用が増強されるおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
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イトラコナゾールの血中濃度を上昇させるおそれがある。 |
本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、これらの薬剤の代謝が阻害される。 |
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イリノテカンの活性代謝物の血中濃度を上昇させるおそれがある。 |
本剤のCYP3A阻害作用により、イリノテカンの活性代謝物の無毒化が阻害されると考えられる。 |
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ダビガトランの血中濃度を上昇させ、抗凝固作用を増強するおそれがある。 |
本剤のP-gp阻害作用により、これらの薬剤の排出を遅延させる。 |
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本剤との併用により、ジゴキシンの血中濃度の上昇が認められており、ジゴキシンの作用を増強するおそれがある。 |
本剤のP-gp阻害作用により、これらの薬剤の排出を遅延させる。 |
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本剤との併用により、ロスバスタチンの血中濃度の上昇が認められている。 |
本剤のBCRP、OATP1B1及びOATP1B3阻害作用により、ロスバスタチンのクリアランスが低下する。 |
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本剤の血中濃度が減少し、作用が減弱するおそれがある。また、ボセンタン水和物の血中濃度が上昇し、副作用が発現しやすくなるおそれがある。 |
ボセンタン水和物のCYP3A誘導作用により、本剤の代謝が促進されるおそれがある。また、本剤のCYP3Aに対する阻害作用により、ボセンタン水和物の代謝が阻害される。 |
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本剤の血中濃度が減少し、作用が減弱するおそれがある。 |
これらの薬剤のCYP3A誘導作用により、本剤の代謝が促進されるおそれがある。 |
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メトトレキサートの血中濃度を上昇させ、中毒症状(口内炎、汎血球減少)が発現するおそれがある。 |
in vitro試験より本剤はOAT3阻害作用を有することが示唆されており、メトトレキサートの尿中排出を遅延させるおそれがある。 |
15. その他の注意
15.2 非臨床試験に基づく情報
カニクイザルに本薬を2又は4週間反復経口投与した毒性試験において、臨床曝露量の8倍相当以上で、肝臓門脈、胆嚢、肺/気管支等に単核細胞主体の炎症性細胞浸潤が認められている1) 。



