薬効分類名HIVインテグラーゼ阻害剤
一般的名称ラルテグラビルカリウム錠
アイセントレス錠400mg
あいせんとれす
ISENTRESS Tablets 400mg
製造販売元/MSD株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
併用により本剤の血漿中濃度が低下する可能性がある。
これらの薬剤のUGT1A1誘導作用により本剤の代謝が促進されるおそれがある。
本剤投与前後6時間以内に水酸化マグネシウム・水酸化アルミニウム含有制酸剤を併用投与した場合、本剤の血漿中濃度が低下する。
これらの薬剤とのキレート形成による本剤の吸収抑制等がおこるおそれがある。
4. 効能又は効果
HIV感染症
5. 効能又は効果に関連する注意
本剤による治療にあたっては、患者の治療歴及び薬剤耐性検査結果を参考にすること。
6. 用法及び用量
通常、成人にはラルテグラビルとして400mgを1日2回経口投与する。本剤は、食事の有無にかかわらず投与できる。なお、投与に際しては、必ず他の抗HIV薬と併用すること。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 **,*本剤の使用に際しては、国内外のガイドライン等の最新の情報を参考に、患者又はそれに代わる適切な者に、次の事項についてよく説明し同意を得た後、使用すること。
- 8.2 本剤を含む抗HIV薬の多剤併用療法を行った患者で、免疫再構築症候群が報告されている。投与開始後、免疫機能が回復し、症候性のみならず無症候性日和見感染(マイコバクテリウムアビウムコンプレックス、サイトメガロウイルス、ニューモシスチス等によるもの)等に対する炎症反応が発現することがある。また、免疫機能の回復に伴い自己免疫疾患(甲状腺機能亢進症、多発性筋炎、ギラン・バレー症候群、ブドウ膜炎等)が発現するとの報告があるので、これらの症状を評価し、必要時には適切な治療を考慮すること。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
ラット及びウサギにおける高用量投与で、胎盤移行が認められている1)
。また、ラットにおける高用量投与で、過剰肋骨が報告されている。
9.6 授乳婦
授乳を避けさせること。
動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている2)
。ラルテグラビルがヒトの乳汁中に移行するか否かは不明である。乳汁を介してHIV母児感染の可能性がある。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
一般に、肝、腎又は心機能が低下し、合併症を有している又は他の薬剤を併用している場合が多い。
10. 相互作用
- ラルテグラビルは、主にUDP-グルクロノシルトランスフェラーゼ(UGT)1A1によるグルクロン酸抱合によって代謝される。[16.4 参照],[16.7.3 参照]
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
併用により本剤の血漿中濃度が低下する可能性がある。 |
これらの薬剤のUGT1A1誘導作用により本剤の代謝が促進されるおそれがある。 |
|
本剤投与前後6時間以内に水酸化マグネシウム・水酸化アルミニウム含有制酸剤を併用投与した場合、本剤の血漿中濃度が低下する。 |
これらの薬剤とのキレート形成による本剤の吸収抑制等がおこるおそれがある。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
- 11.1.1 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)
-
11.1.2 薬剤性過敏症症候群(頻度不明)
初期症状として発疹、発熱がみられ、さらに肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある。なお、ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く、投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること3) 。
- 11.1.3 過敏症(頻度不明)
-
11.1.4 横紋筋融解症、ミオパチー(いずれも頻度不明)
筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれ、急性腎障害等の重篤な腎障害があらわれることがある。また、ミオパチーがあらわれることがあるので、筋力低下、筋痛や著明なCKの上昇があらわれた場合には投与を中止すること。
- 11.1.5 腎不全(0.1%)
-
11.1.6 肝炎(0.1%)
重篤な肝炎があらわれることがある。
-
11.1.7 胃炎(0.3%)
重篤な胃炎があらわれることがある。
-
11.1.8 陰部ヘルペス(0.1%)
重篤な陰部ヘルペスがあらわれることがある。
11.2 その他の副作用
2%以上 |
2%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|
血液及びリンパ系障害 |
貧血、好中球減少症、リンパ節痛、リンパ節症 |
血小板減少症 |
|
心臓障害 |
動悸、心室性期外収縮、洞性徐脈 |
||
耳及び迷路障害 |
回転性めまい、耳鳴 |
||
胃腸障害 |
下痢、悪心 |
腹痛、嘔吐、腹部膨満、便秘、腹部不快感、消化不良、鼓腸、舌炎、胃食道逆流性疾患、口内乾燥、おくび、びらん性十二指腸炎、腹部圧痛、唾液欠乏、歯肉炎 |
|
肝胆道系障害 |
脂肪肝 |
||
全身障害及び投与局所様態 |
疲労 |
無力症、発熱、悪寒、熱感、顔面浮腫、末梢性浮腫、顎下腫瘤、疼痛 |
|
感染症及び寄生虫症 |
単純ヘルペス、帯状疱疹、胃腸炎、毛包炎、リンパ節膿瘍、鼻咽頭炎、上気道感染 |
||
代謝及び栄養障害 |
体脂肪の再分布/蓄積(脂肪組織萎縮症、脂肪肥大症、顔のやせ、中心性肥満、異脂肪血症) |
糖尿病、食欲亢進、食欲減退、過食、多飲症 |
|
筋骨格系及び結合組織障害 |
関節痛、筋痛、背部痛、筋骨格痛、筋萎縮症、骨粗鬆症、関節炎、頚部痛、多発性関節炎、側腹部痛、骨減少症、四肢痛 |
||
神経系障害 |
頭痛、浮動性めまい |
ニューロパチー、錯感覚、傾眠、緊張性頭痛、振戦、記憶障害、認知障害、注意力障害、感覚鈍麻、睡眠の質低下、片頭痛 |
小脳性運動失調 |
精神障害 |
不眠症、異常な夢 |
うつ病、不安、錯乱状態、気分変化、パニック発作、睡眠障害 |
自殺企図 |
腎及び尿路障害 |
腎炎、間質性腎炎、腎結石症、頻尿、腎嚢胞 |
||
生殖系及び乳房障害 |
勃起不全、女性化乳房 |
||
皮膚及び皮下組織障害 |
発疹、多汗症、紅斑、寝汗、乾皮症、痒疹、ざ瘡、脱毛症、そう痒症、じん麻疹 |
||
臨床検査 |
AST上昇、ALT上昇、総ビリルビン上昇、CK上昇 |
||
その他 |
視覚障害、鼻出血、体重減少、体重増加 |
4. 効能又は効果
HIV感染症
5. 効能又は効果に関連する注意
本剤による治療にあたっては、患者の治療歴及び薬剤耐性検査結果を参考にすること。
6. 用法及び用量
通常、成人にはラルテグラビルとして400mgを1日2回経口投与する。本剤は、食事の有無にかかわらず投与できる。なお、投与に際しては、必ず他の抗HIV薬と併用すること。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 **,*本剤の使用に際しては、国内外のガイドライン等の最新の情報を参考に、患者又はそれに代わる適切な者に、次の事項についてよく説明し同意を得た後、使用すること。
- 8.2 本剤を含む抗HIV薬の多剤併用療法を行った患者で、免疫再構築症候群が報告されている。投与開始後、免疫機能が回復し、症候性のみならず無症候性日和見感染(マイコバクテリウムアビウムコンプレックス、サイトメガロウイルス、ニューモシスチス等によるもの)等に対する炎症反応が発現することがある。また、免疫機能の回復に伴い自己免疫疾患(甲状腺機能亢進症、多発性筋炎、ギラン・バレー症候群、ブドウ膜炎等)が発現するとの報告があるので、これらの症状を評価し、必要時には適切な治療を考慮すること。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
ラット及びウサギにおける高用量投与で、胎盤移行が認められている1)
。また、ラットにおける高用量投与で、過剰肋骨が報告されている。
9.6 授乳婦
授乳を避けさせること。
動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている2)
。ラルテグラビルがヒトの乳汁中に移行するか否かは不明である。乳汁を介してHIV母児感染の可能性がある。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
一般に、肝、腎又は心機能が低下し、合併症を有している又は他の薬剤を併用している場合が多い。
10. 相互作用
- ラルテグラビルは、主にUDP-グルクロノシルトランスフェラーゼ(UGT)1A1によるグルクロン酸抱合によって代謝される。[16.4 参照],[16.7.3 参照]
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
併用により本剤の血漿中濃度が低下する可能性がある。 |
これらの薬剤のUGT1A1誘導作用により本剤の代謝が促進されるおそれがある。 |
|
本剤投与前後6時間以内に水酸化マグネシウム・水酸化アルミニウム含有制酸剤を併用投与した場合、本剤の血漿中濃度が低下する。 |
これらの薬剤とのキレート形成による本剤の吸収抑制等がおこるおそれがある。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
- 11.1.1 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)
-
11.1.2 薬剤性過敏症症候群(頻度不明)
初期症状として発疹、発熱がみられ、さらに肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある。なお、ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く、投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること3) 。
- 11.1.3 過敏症(頻度不明)
-
11.1.4 横紋筋融解症、ミオパチー(いずれも頻度不明)
筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれ、急性腎障害等の重篤な腎障害があらわれることがある。また、ミオパチーがあらわれることがあるので、筋力低下、筋痛や著明なCKの上昇があらわれた場合には投与を中止すること。
- 11.1.5 腎不全(0.1%)
-
11.1.6 肝炎(0.1%)
重篤な肝炎があらわれることがある。
-
11.1.7 胃炎(0.3%)
重篤な胃炎があらわれることがある。
-
11.1.8 陰部ヘルペス(0.1%)
重篤な陰部ヘルペスがあらわれることがある。
11.2 その他の副作用
2%以上 |
2%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|
血液及びリンパ系障害 |
貧血、好中球減少症、リンパ節痛、リンパ節症 |
血小板減少症 |
|
心臓障害 |
動悸、心室性期外収縮、洞性徐脈 |
||
耳及び迷路障害 |
回転性めまい、耳鳴 |
||
胃腸障害 |
下痢、悪心 |
腹痛、嘔吐、腹部膨満、便秘、腹部不快感、消化不良、鼓腸、舌炎、胃食道逆流性疾患、口内乾燥、おくび、びらん性十二指腸炎、腹部圧痛、唾液欠乏、歯肉炎 |
|
肝胆道系障害 |
脂肪肝 |
||
全身障害及び投与局所様態 |
疲労 |
無力症、発熱、悪寒、熱感、顔面浮腫、末梢性浮腫、顎下腫瘤、疼痛 |
|
感染症及び寄生虫症 |
単純ヘルペス、帯状疱疹、胃腸炎、毛包炎、リンパ節膿瘍、鼻咽頭炎、上気道感染 |
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代謝及び栄養障害 |
体脂肪の再分布/蓄積(脂肪組織萎縮症、脂肪肥大症、顔のやせ、中心性肥満、異脂肪血症) |
糖尿病、食欲亢進、食欲減退、過食、多飲症 |
|
筋骨格系及び結合組織障害 |
関節痛、筋痛、背部痛、筋骨格痛、筋萎縮症、骨粗鬆症、関節炎、頚部痛、多発性関節炎、側腹部痛、骨減少症、四肢痛 |
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神経系障害 |
頭痛、浮動性めまい |
ニューロパチー、錯感覚、傾眠、緊張性頭痛、振戦、記憶障害、認知障害、注意力障害、感覚鈍麻、睡眠の質低下、片頭痛 |
小脳性運動失調 |
精神障害 |
不眠症、異常な夢 |
うつ病、不安、錯乱状態、気分変化、パニック発作、睡眠障害 |
自殺企図 |
腎及び尿路障害 |
腎炎、間質性腎炎、腎結石症、頻尿、腎嚢胞 |
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生殖系及び乳房障害 |
勃起不全、女性化乳房 |
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皮膚及び皮下組織障害 |
発疹、多汗症、紅斑、寝汗、乾皮症、痒疹、ざ瘡、脱毛症、そう痒症、じん麻疹 |
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臨床検査 |
AST上昇、ALT上昇、総ビリルビン上昇、CK上昇 |
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その他 |
視覚障害、鼻出血、体重減少、体重増加 |
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