薬効分類名

一般的名称ジアフェニルスルホン錠

25mgプロトゲン錠

ぷろとげんじょう

PROTOGEN TABLETS

製造販売元/田辺ファーマ株式会社

第2版
禁忌相互作用合併症・既往歴等のある患者腎機能障害患者肝機能障害患者妊婦授乳婦小児等高齢者

重大な副作用

頻度
副作用

その他の副作用

部位
頻度
副作用
肝臓まわり
0.1~5%未満
免疫系
頻度不明
脳・神経
頻度不明
頻度不明
胃腸・消化器系
0.1~5%未満
胃腸・消化器系
頻度不明
その他
0.1~5%未満

併用注意

薬剤名等

リファンピシン

臨床症状・措置方法

本剤の作用が減弱することがある。

機序・危険因子

リファンピシンが肝の薬物代謝酵素を誘導し、本剤の代謝を促進して血中濃度を低下させると考えられている。

薬剤名等

プロベネシド

臨床症状・措置方法

本剤の尿中排泄が阻害されることがある。

機序・危険因子

プロベネシドによる本剤の尿細管排泄阻害が考えられる。

薬剤名等

メトトレキサート

臨床症状・措置方法

血液障害があらわれることがある。

機序・危険因子

両剤ともに葉酸代謝阻害作用を有するためと考えられる。

薬剤名等

スルファドキシン・ピリメタミン配合剤

臨床症状・措置方法

血液障害があらわれることがある。

機序・危険因子

両剤ともに葉酸代謝阻害作用を有するためと考えられる。

薬剤名等

スルファメトキサゾール・トリメトプリム配合剤(ST合剤)

臨床症状・措置方法

血液障害があらわれることがある。

機序・危険因子

両剤ともに葉酸代謝阻害作用を有するためと考えられる。
なお、トリメトプリムとの併用において両剤の血中濃度が上昇するとの報告がある。

詳細情報

正確な情報は PMDA で必ず確認して下さい

注意以下の情報は参考資料としてご活用下さい

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

本剤及び類似化合物に対し過敏症の既往歴のある患者

3. 組成・性状

3.1 組成

25mgプロトゲン錠

有効成分 (1錠中)ジアフェニルスルホン   25mg
添加剤 乳糖水和物、トウモロコシデンプン、タルク、ステアリン酸マグネシウム

3.2 製剤の性状

25mgプロトゲン錠

外形                                        
大きさ 直径 6.5mm
厚さ 2.4mm
質量 100mg
性状・剤形 白色・素錠(割線入り)

4. 効能又は効果

  • 〈適応菌種〉

    本剤に感性のらい菌

  • 〈適応症〉

    ハンセン病

6. 用法及び用量

ジアフェニルスルホンとして、通常、成人1日75~100mgを経口投与する。原則として、他剤と併用して使用すること。なお、年齢、症状により適宜増減する。

8. 重要な基本的注意

  1. 8.1 本剤の投与により薬剤性過敏症症候群、溶血性貧血等の重篤な副作用があらわれることがあり、これらの副作用は投与量が増加すると発生頻度が高まることが報告されているので、使用にあたっては用法及び用量、使用上の注意に十分注意すること。また、症状の改善がみられない場合は投与を中止すること。[9.1.1 参照],[11.1.1 参照],[11.1.2 参照]
  2. 8.2 本剤投与中は定期的に血液及び尿検査を行うこと。[9.1.1 参照],[11.1.2 参照]

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 血液障害のある患者

    血液障害を悪化させるおそれがある。[8.1 参照],[8.2 参照],[11.1.2 参照]

  2. 9.1.2 グルコース-6-リン酸脱水素酵素欠損症のある患者

    溶血を起こすおそれがある。

  3. 9.1.3 糖尿病性ケトーシスの患者

    溶血を起こすおそれがある。

  4. 9.1.4 糖尿病の患者

    本剤服用中は、血糖コントロールにあたり、ヘモグロビンA1c以外の検査値の推移に十分注意すること。[12 参照]

9.2 腎機能障害患者

溶血を起こすおそれがある。

9.3 肝機能障害患者

副作用として肝障害が報告されており、悪化させることがある。

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

9.6 授乳婦

授乳しないことが望ましい。外国において、ヒト母乳中への移行と哺乳中の児の溶血性貧血が報告されている1)

9.7 小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

9.8 高齢者

減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

10. 相互作用

    10.2 併用注意(併用に注意すること)

    薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

    リファンピシン

    本剤の作用が減弱することがある。

    リファンピシンが肝の薬物代謝酵素を誘導し、本剤の代謝を促進して血中濃度を低下させると考えられている。

    プロベネシド

    本剤の尿中排泄が阻害されることがある。

    プロベネシドによる本剤の尿細管排泄阻害が考えられる。

    メトトレキサート

    血液障害があらわれることがある。

    両剤ともに葉酸代謝阻害作用を有するためと考えられる。

    スルファドキシン・ピリメタミン配合剤

    血液障害があらわれることがある。

    両剤ともに葉酸代謝阻害作用を有するためと考えられる。

    スルファメトキサゾール・トリメトプリム配合剤(ST合剤)

    血液障害があらわれることがある。

    両剤ともに葉酸代謝阻害作用を有するためと考えられる。
    なお、トリメトプリムとの併用において両剤の血中濃度が上昇するとの報告がある。

    11. 副作用

    次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

    11.1 重大な副作用

    1. 11.1.1 薬剤性過敏症症候群(0.1~5%未満)

      初期症状として発疹、発熱がみられ、更に肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。なお、ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く、投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること2) [8.1 参照]

    2. 11.1.2 血液障害

      無顆粒球症、溶血性貧血、白血球減少症、血小板減少(いずれも0.1~5%未満)、再生不良性貧血、汎血球減少症、メトヘモグロビン血症、巨赤芽球性貧血(いずれも0.1%未満)があらわれることがある。[8.1 参照],[8.2 参照],[9.1.1 参照]

    3. 11.1.3 SLE様症状(0.1%未満)
    4. 11.1.4 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明)
    5. 11.1.5 好酸球性肺炎(頻度不明)

      発熱、咳嗽、呼吸困難等の呼吸器症状があらわれた場合には投与を中止し、速やかに胸部X線検査、血液検査等を実施し、適切な処置を行うこと。

    6. 11.1.6 ネフローゼ症候群、腎乳頭壊死(いずれも0.1%未満)

    注)発現頻度は、再評価の結果を含む。

    11.2 その他の副作用

    0.1~5%未満

    頻度不明

    肝臓

    黄疸、AST、ALT、ALP、γ-GTP、LDHの上昇等の肝障害

    過敏症

    発疹

    精神神経系

    うつ状態、頭痛、めまい

    視神経萎縮、霧視

    消化器

    悪心・嘔吐

    腹痛、食欲不振

    その他

    発熱

    頻脈、耳鳴、リンパ節腫脹、血尿、低アルブミン血症、好酸球増多、末梢神経障害

    注)発現頻度は、再評価の結果を含む。

    12. 臨床検査結果に及ぼす影響

    本剤により、ヘモグロビンA1cが偽低値を示すことがある3) [9.1.4 参照]

    15. その他の注意

    15.2 非臨床試験に基づく情報

    ジアフェニルスルホンをラットに長期間経口投与(臨床用量の約9~18倍、20ヵ月間)したところ、雄に脾腫瘍及び腹膜腫瘍の発生増加が認められたとの報告がある。

    2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

    本剤及び類似化合物に対し過敏症の既往歴のある患者

    3. 組成・性状

    3.1 組成

    25mgプロトゲン錠

    有効成分 (1錠中)ジアフェニルスルホン   25mg
    添加剤 乳糖水和物、トウモロコシデンプン、タルク、ステアリン酸マグネシウム

    3.2 製剤の性状

    25mgプロトゲン錠

    外形                                        
    大きさ 直径 6.5mm
    厚さ 2.4mm
    質量 100mg
    性状・剤形 白色・素錠(割線入り)

    4. 効能又は効果

    • 〈適応菌種〉

      本剤に感性のらい菌

    • 〈適応症〉

      ハンセン病

    6. 用法及び用量

    ジアフェニルスルホンとして、通常、成人1日75~100mgを経口投与する。原則として、他剤と併用して使用すること。なお、年齢、症状により適宜増減する。

    8. 重要な基本的注意

    1. 8.1 本剤の投与により薬剤性過敏症症候群、溶血性貧血等の重篤な副作用があらわれることがあり、これらの副作用は投与量が増加すると発生頻度が高まることが報告されているので、使用にあたっては用法及び用量、使用上の注意に十分注意すること。また、症状の改善がみられない場合は投与を中止すること。[9.1.1 参照],[11.1.1 参照],[11.1.2 参照]
    2. 8.2 本剤投与中は定期的に血液及び尿検査を行うこと。[9.1.1 参照],[11.1.2 参照]

    9. 特定の背景を有する患者に関する注意

    9.1 合併症・既往歴等のある患者

    1. 9.1.1 血液障害のある患者

      血液障害を悪化させるおそれがある。[8.1 参照],[8.2 参照],[11.1.2 参照]

    2. 9.1.2 グルコース-6-リン酸脱水素酵素欠損症のある患者

      溶血を起こすおそれがある。

    3. 9.1.3 糖尿病性ケトーシスの患者

      溶血を起こすおそれがある。

    4. 9.1.4 糖尿病の患者

      本剤服用中は、血糖コントロールにあたり、ヘモグロビンA1c以外の検査値の推移に十分注意すること。[12 参照]

    9.2 腎機能障害患者

    溶血を起こすおそれがある。

    9.3 肝機能障害患者

    副作用として肝障害が報告されており、悪化させることがある。

    9.5 妊婦

    妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

    9.6 授乳婦

    授乳しないことが望ましい。外国において、ヒト母乳中への移行と哺乳中の児の溶血性貧血が報告されている1)

    9.7 小児等

    小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

    9.8 高齢者

    減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

    10. 相互作用

      10.2 併用注意(併用に注意すること)

      薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

      リファンピシン

      本剤の作用が減弱することがある。

      リファンピシンが肝の薬物代謝酵素を誘導し、本剤の代謝を促進して血中濃度を低下させると考えられている。

      プロベネシド

      本剤の尿中排泄が阻害されることがある。

      プロベネシドによる本剤の尿細管排泄阻害が考えられる。

      メトトレキサート

      血液障害があらわれることがある。

      両剤ともに葉酸代謝阻害作用を有するためと考えられる。

      スルファドキシン・ピリメタミン配合剤

      血液障害があらわれることがある。

      両剤ともに葉酸代謝阻害作用を有するためと考えられる。

      スルファメトキサゾール・トリメトプリム配合剤(ST合剤)

      血液障害があらわれることがある。

      両剤ともに葉酸代謝阻害作用を有するためと考えられる。
      なお、トリメトプリムとの併用において両剤の血中濃度が上昇するとの報告がある。

      11. 副作用

      次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

      11.1 重大な副作用

      1. 11.1.1 薬剤性過敏症症候群(0.1~5%未満)

        初期症状として発疹、発熱がみられ、更に肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。なお、ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く、投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること2) [8.1 参照]

      2. 11.1.2 血液障害

        無顆粒球症、溶血性貧血、白血球減少症、血小板減少(いずれも0.1~5%未満)、再生不良性貧血、汎血球減少症、メトヘモグロビン血症、巨赤芽球性貧血(いずれも0.1%未満)があらわれることがある。[8.1 参照],[8.2 参照],[9.1.1 参照]

      3. 11.1.3 SLE様症状(0.1%未満)
      4. 11.1.4 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明)
      5. 11.1.5 好酸球性肺炎(頻度不明)

        発熱、咳嗽、呼吸困難等の呼吸器症状があらわれた場合には投与を中止し、速やかに胸部X線検査、血液検査等を実施し、適切な処置を行うこと。

      6. 11.1.6 ネフローゼ症候群、腎乳頭壊死(いずれも0.1%未満)

      注)発現頻度は、再評価の結果を含む。

      11.2 その他の副作用

      0.1~5%未満

      頻度不明

      肝臓

      黄疸、AST、ALT、ALP、γ-GTP、LDHの上昇等の肝障害

      過敏症

      発疹

      精神神経系

      うつ状態、頭痛、めまい

      視神経萎縮、霧視

      消化器

      悪心・嘔吐

      腹痛、食欲不振

      その他

      発熱

      頻脈、耳鳴、リンパ節腫脹、血尿、低アルブミン血症、好酸球増多、末梢神経障害

      注)発現頻度は、再評価の結果を含む。

      12. 臨床検査結果に及ぼす影響

      本剤により、ヘモグロビンA1cが偽低値を示すことがある3) [9.1.4 参照]

      15. その他の注意

      15.2 非臨床試験に基づく情報

      ジアフェニルスルホンをラットに長期間経口投与(臨床用量の約9~18倍、20ヵ月間)したところ、雄に脾腫瘍及び腹膜腫瘍の発生増加が認められたとの報告がある。

      その他詳細情報

      日本標準商品分類番号
      876231
      ブランドコード
      623100AF1025
      承認番号
      13340KUZ09984003
      販売開始年月
      1958-11
      貯法
      室温保存
      有効期間
      5年
      規制区分
      12

      重要な注意事項

      • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
      • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
      • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
      • この情報は最新のものであるよう努めていますが、最新とは限りません。常に医療専門家に確認してください。
      • 副作用に関する情報は、信頼できる医療情報源に基づいて提供されていますが、完全性や正確性を保証するものではありません。
      • この情報を使用することにより生じたいかなる損害についても、当サイトは一切の責任を負いません。