薬効分類名アミノグリコシド系抗生物質製剤

一般的名称トブラマイシン

トービイ吸入液300mg

とーびいきゅうにゅうえき300mg

TOBI Inhalation solution

製造販売元/ヴィアトリス製薬合同会社

第2版
禁忌相互作用合併症・既往歴等のある患者腎機能障害患者妊婦授乳婦小児等高齢者

重大な副作用

頻度
副作用
頻度不明
頻度不明

その他の副作用

部位
頻度
副作用
皮膚
頻度不明
肺・呼吸
5%以上
ラ音発声障害鼻炎肺機能低下咳嗽喀血喀痰増加
肺・呼吸
1~5%未満
肺・呼吸
頻度不明
運動器
1~5%未満
感染症・発熱
5%以上
感染症・発熱
1~5%未満
脳・神経
5%以上
脳・神経
1~5%未満
脳・神経
頻度不明
全身・局所・適用部位
5%以上
全身・局所・適用部位
1~5%未満
胃腸・消化器系
1~5%未満

併用注意

薬剤名等

腎毒性及び聴器毒性を有する薬剤

  • バンコマイシン
    エンビオマイシン
    白金含有抗悪性腫瘍剤
臨床症状・措置方法

腎障害及び聴器障害が発現又は悪化するおそれがある。

機序・危険因子

機序は不明であるが、共に腎毒性、聴器毒性を有する。

薬剤名等

ループ利尿剤

  • フロセミド等

マンニトール

臨床症状・措置方法

腎障害及び聴器障害が発現又は悪化するおそれがある。

機序・危険因子

機序は明確ではないが、併用によりアミノグリコシド系抗生物質の血中濃度の上昇、腎への蓄積が起こるという報告がある。

薬剤名等

腎毒性を有する薬剤

  • シクロスポリン
    タクロリムス水和物
    アムホテリシンB
    セファロチンナトリウム
    ポリミキシンB等
臨床症状・措置方法

腎障害が発現又は悪化するおそれがある。

機序・危険因子

機序は不明であるが、共に腎毒性を有する。

薬剤名等

筋弛緩剤

  • A型ボツリヌス毒素等
臨床症状・措置方法

呼吸抑制があらわれるおそれがある。

機序・危険因子

共に神経筋接合部の遮断作用を有し、併用によりその作用が増強される。

詳細情報

正確な情報は PMDA で必ず確認して下さい

注意以下の情報は参考資料としてご活用下さい

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

本剤の成分並びに他のアミノグリコシド系抗生物質又はバシトラシンに対し過敏症の既往歴のある患者

3. 組成・性状

3.1 組成

トービイ吸入液300mg

有効成分 1管中 トブラマイシン   300.00mg(力価)
添加剤 塩化ナトリウム
pH調節剤
容量   5mL

3.2 製剤の性状

トービイ吸入液300mg

pH 5.5~6.5
性状 微黄色澄明の液

4. 効能又は効果

嚢胞性線維症における緑膿菌による呼吸器感染に伴う症状の改善

5. 効能又は効果に関連する注意

1秒量(FEV1)が予測正常値に対し<25%又は>75%の患者、バークホルデリア・セパシア感染を合併している患者における有効性及び安全性は確立していない。

6. 用法及び用量

1回300mgを1日2回28日間噴霧吸入する。その後28日間休薬する。これを1サイクルとして投与を繰り返す。

7. 用法及び用量に関連する注意

  1. 7.1 可能な限り12時間間隔で投与し、少なくとも投与間隔を6時間以上あけること。
  2. 7.2 本剤の投与には、PARI LCプラスネブライザー及びコンプレッサーを使用すること。なお、コンプレッサーは、PARI LCプラスネブライザーに装着した際に、流量4~6L/分又は圧力110~217kPaが得られるコンプレッサーを使用すること。外国の臨床試験においては、PARI LCプラスネブライザーが使用されており、これ以外のネブライザーを使用した場合の有効性及び安全性は確認されていない。

8. 重要な基本的注意

  1. 8.1 吸入薬の場合、薬剤の吸入により気管支痙攣が誘発される可能性があるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
  2. 8.2 注射用アミノグリコシド系抗生物質製剤と併用する場合には、トブラマイシンの血清中トラフ値をモニタリングすることが望ましい。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 第8脳神経障害のある患者や第8脳神経障害が疑われる患者又は発現する可能性が高い患者

    聴覚検査を実施することが望ましい。第8脳神経障害が発現又は増悪するおそれがある。[11.1.2 参照]

  2. 9.1.2 パーキンソン病や重症筋無力症等の神経筋障害のある患者又はこれらの障害が疑われる患者

    アミノグリコシド系抗生物質製剤の神経筋機能に対するクラーレ様の作用により、筋力低下が増悪することがある。

  3. 9.1.3 気管支拡張薬等の吸入及び肺理学療法を必要とする患者

    本剤の呼吸器における作用を確実にするために、これらの治療を行った後に本剤を投与することが望ましい。

9.2 腎機能障害患者

  1. 9.2.1 腎機能障害のある患者又は腎機能障害が疑われる患者

    高い血中濃度が持続し、腎障害が悪化するおそれがあり、また、第8脳神経障害等の副作用が強くあらわれるおそれがある。[11.1.1 参照]

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。妊婦に投与すると新生児に第8脳神経障害があらわれるおそれがある。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。注射剤において、乳汁中へ移行することが報告されている。

9.7 小児等

6歳未満の小児を対象とした臨床試験は実施していない。

9.8 高齢者

一般に生理機能が低下している。

10. 相互作用

    10.2 併用注意(併用に注意すること)

    薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

    腎毒性及び聴器毒性を有する薬剤

    • バンコマイシン
      エンビオマイシン
      白金含有抗悪性腫瘍剤
      • シスプラチン
        カルボプラチン
        ネダプラチン等

    腎障害及び聴器障害が発現又は悪化するおそれがある。

    機序は不明であるが、共に腎毒性、聴器毒性を有する。

    ループ利尿剤

    • フロセミド等

    マンニトール

    腎障害及び聴器障害が発現又は悪化するおそれがある。

    機序は明確ではないが、併用によりアミノグリコシド系抗生物質の血中濃度の上昇、腎への蓄積が起こるという報告がある。

    腎毒性を有する薬剤

    • シクロスポリン
      タクロリムス水和物
      アムホテリシンB
      セファロチンナトリウム
      ポリミキシンB等

    腎障害が発現又は悪化するおそれがある。

    機序は不明であるが、共に腎毒性を有する。

    筋弛緩剤

    • A型ボツリヌス毒素等

    呼吸抑制があらわれるおそれがある。

    共に神経筋接合部の遮断作用を有し、併用によりその作用が増強される。

    11. 副作用

    次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

    11.1 重大な副作用

    1. 11.1.1 急性腎障害(頻度不明)

      急性腎障害等の重篤な腎障害があらわれることがある。症状が認められた場合には、血中濃度が2μg/mL以下に低下するまで本剤の投与を中止すること。[9.2.1 参照]

    2. 11.1.2 第8脳神経障害(頻度不明)

      眩暈、耳鳴、難聴等の第8脳神経障害があらわれることがある。症状が認められた場合には、血中濃度が2μg/mL以下に低下するまで本剤の投与を中止すること。[9.1.1 参照]

    11.2 その他の副作用

    5%以上

    1~5%未満

    頻度不明

    皮膚

    過敏症状、そう痒症、蕁麻疹、発疹

    呼吸器

    ラ音、発声障害、鼻炎、肺機能低下、咳嗽、喀血、喀痰増加

    変色痰、気管支痙攣、喘息、呼吸困難

    口腔咽頭痛

    筋骨格系

    筋肉痛、背部痛

    感染症

    咽頭炎

    喉頭炎

    神経系

    味覚異常

    頭痛、浮動性めまい

    失声症

    全身症状

    胸痛、無力症

    けん怠感、発熱、疼痛

    消化器

    腹痛、悪心、嘔吐、食欲減退

    13. 過量投与

    1. 13.1 症状

      本剤のヒトにおける最大耐量は確立されていない。本剤の吸入投与による過量投与時にみられる主な症状として重度の嗄声が考えられる。

    2. 13.2 処置

      急性中毒が認められた場合には、本剤の投与を中止し適切な処置を行うとともに、腎機能検査を実施すること。また、血中濃度のモニタリングが有用と考えられる。本剤の除去には、血液透析が有用であることが示唆されたとの報告がある。

    14. 適用上の注意

    14.1 薬剤投与時の注意

    1. 14.1.1 アンプルを使用直前に開封し、1回で使い切ること。開封後のアンプルを保管して再利用しないこと。
    2. 14.1.2 座位もしくは直立の姿勢で、ネブライザーのマウスピースを歯でくわえて舌の上に置き、通常呼吸をしている状態で吸入する。
    3. 14.1.3 1アンプル全量を、PARI LCプラスネブライザーに移し、コンプレッサーを用いて約15分間かけて吸入する。
    4. 14.1.4 本剤の希釈又は他剤との混合は避けること。

    15. その他の注意

    15.2 非臨床試験に基づく情報

    ラットに連日長期間吸入投与した試験において、呼吸器系に本薬の刺激性に起因すると考えられる軽度の変性、炎症又は過形成がみられた。より長期間投与したラットの試験では、低用量から過形成の発現が確認された。

    2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

    本剤の成分並びに他のアミノグリコシド系抗生物質又はバシトラシンに対し過敏症の既往歴のある患者

    3. 組成・性状

    3.1 組成

    トービイ吸入液300mg

    有効成分 1管中 トブラマイシン   300.00mg(力価)
    添加剤 塩化ナトリウム
    pH調節剤
    容量   5mL

    3.2 製剤の性状

    トービイ吸入液300mg

    pH 5.5~6.5
    性状 微黄色澄明の液

    4. 効能又は効果

    嚢胞性線維症における緑膿菌による呼吸器感染に伴う症状の改善

    5. 効能又は効果に関連する注意

    1秒量(FEV1)が予測正常値に対し<25%又は>75%の患者、バークホルデリア・セパシア感染を合併している患者における有効性及び安全性は確立していない。

    6. 用法及び用量

    1回300mgを1日2回28日間噴霧吸入する。その後28日間休薬する。これを1サイクルとして投与を繰り返す。

    7. 用法及び用量に関連する注意

    1. 7.1 可能な限り12時間間隔で投与し、少なくとも投与間隔を6時間以上あけること。
    2. 7.2 本剤の投与には、PARI LCプラスネブライザー及びコンプレッサーを使用すること。なお、コンプレッサーは、PARI LCプラスネブライザーに装着した際に、流量4~6L/分又は圧力110~217kPaが得られるコンプレッサーを使用すること。外国の臨床試験においては、PARI LCプラスネブライザーが使用されており、これ以外のネブライザーを使用した場合の有効性及び安全性は確認されていない。

    8. 重要な基本的注意

    1. 8.1 吸入薬の場合、薬剤の吸入により気管支痙攣が誘発される可能性があるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
    2. 8.2 注射用アミノグリコシド系抗生物質製剤と併用する場合には、トブラマイシンの血清中トラフ値をモニタリングすることが望ましい。

    9. 特定の背景を有する患者に関する注意

    9.1 合併症・既往歴等のある患者

    1. 9.1.1 第8脳神経障害のある患者や第8脳神経障害が疑われる患者又は発現する可能性が高い患者

      聴覚検査を実施することが望ましい。第8脳神経障害が発現又は増悪するおそれがある。[11.1.2 参照]

    2. 9.1.2 パーキンソン病や重症筋無力症等の神経筋障害のある患者又はこれらの障害が疑われる患者

      アミノグリコシド系抗生物質製剤の神経筋機能に対するクラーレ様の作用により、筋力低下が増悪することがある。

    3. 9.1.3 気管支拡張薬等の吸入及び肺理学療法を必要とする患者

      本剤の呼吸器における作用を確実にするために、これらの治療を行った後に本剤を投与することが望ましい。

    9.2 腎機能障害患者

    1. 9.2.1 腎機能障害のある患者又は腎機能障害が疑われる患者

      高い血中濃度が持続し、腎障害が悪化するおそれがあり、また、第8脳神経障害等の副作用が強くあらわれるおそれがある。[11.1.1 参照]

    9.5 妊婦

    妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。妊婦に投与すると新生児に第8脳神経障害があらわれるおそれがある。

    9.6 授乳婦

    治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。注射剤において、乳汁中へ移行することが報告されている。

    9.7 小児等

    6歳未満の小児を対象とした臨床試験は実施していない。

    9.8 高齢者

    一般に生理機能が低下している。

    10. 相互作用

      10.2 併用注意(併用に注意すること)

      薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

      腎毒性及び聴器毒性を有する薬剤

      • バンコマイシン
        エンビオマイシン
        白金含有抗悪性腫瘍剤
        • シスプラチン
          カルボプラチン
          ネダプラチン等

      腎障害及び聴器障害が発現又は悪化するおそれがある。

      機序は不明であるが、共に腎毒性、聴器毒性を有する。

      ループ利尿剤

      • フロセミド等

      マンニトール

      腎障害及び聴器障害が発現又は悪化するおそれがある。

      機序は明確ではないが、併用によりアミノグリコシド系抗生物質の血中濃度の上昇、腎への蓄積が起こるという報告がある。

      腎毒性を有する薬剤

      • シクロスポリン
        タクロリムス水和物
        アムホテリシンB
        セファロチンナトリウム
        ポリミキシンB等

      腎障害が発現又は悪化するおそれがある。

      機序は不明であるが、共に腎毒性を有する。

      筋弛緩剤

      • A型ボツリヌス毒素等

      呼吸抑制があらわれるおそれがある。

      共に神経筋接合部の遮断作用を有し、併用によりその作用が増強される。

      11. 副作用

      次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

      11.1 重大な副作用

      1. 11.1.1 急性腎障害(頻度不明)

        急性腎障害等の重篤な腎障害があらわれることがある。症状が認められた場合には、血中濃度が2μg/mL以下に低下するまで本剤の投与を中止すること。[9.2.1 参照]

      2. 11.1.2 第8脳神経障害(頻度不明)

        眩暈、耳鳴、難聴等の第8脳神経障害があらわれることがある。症状が認められた場合には、血中濃度が2μg/mL以下に低下するまで本剤の投与を中止すること。[9.1.1 参照]

      11.2 その他の副作用

      5%以上

      1~5%未満

      頻度不明

      皮膚

      過敏症状、そう痒症、蕁麻疹、発疹

      呼吸器

      ラ音、発声障害、鼻炎、肺機能低下、咳嗽、喀血、喀痰増加

      変色痰、気管支痙攣、喘息、呼吸困難

      口腔咽頭痛

      筋骨格系

      筋肉痛、背部痛

      感染症

      咽頭炎

      喉頭炎

      神経系

      味覚異常

      頭痛、浮動性めまい

      失声症

      全身症状

      胸痛、無力症

      けん怠感、発熱、疼痛

      消化器

      腹痛、悪心、嘔吐、食欲減退

      13. 過量投与

      1. 13.1 症状

        本剤のヒトにおける最大耐量は確立されていない。本剤の吸入投与による過量投与時にみられる主な症状として重度の嗄声が考えられる。

      2. 13.2 処置

        急性中毒が認められた場合には、本剤の投与を中止し適切な処置を行うとともに、腎機能検査を実施すること。また、血中濃度のモニタリングが有用と考えられる。本剤の除去には、血液透析が有用であることが示唆されたとの報告がある。

      14. 適用上の注意

      14.1 薬剤投与時の注意

      1. 14.1.1 アンプルを使用直前に開封し、1回で使い切ること。開封後のアンプルを保管して再利用しないこと。
      2. 14.1.2 座位もしくは直立の姿勢で、ネブライザーのマウスピースを歯でくわえて舌の上に置き、通常呼吸をしている状態で吸入する。
      3. 14.1.3 1アンプル全量を、PARI LCプラスネブライザーに移し、コンプレッサーを用いて約15分間かけて吸入する。
      4. 14.1.4 本剤の希釈又は他剤との混合は避けること。

      15. その他の注意

      15.2 非臨床試験に基づく情報

      ラットに連日長期間吸入投与した試験において、呼吸器系に本薬の刺激性に起因すると考えられる軽度の変性、炎症又は過形成がみられた。より長期間投与したラットの試験では、低用量から過形成の発現が確認された。

      その他詳細情報

      日本標準商品分類番号
      876123
      ブランドコード
      6123700G1026
      承認番号
      22400AMX01384
      販売開始年月
      2013-01
      貯法
      2~8℃に保存
      有効期間
      3年
      規制区分
      2, 12

      重要な注意事項

      • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
      • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
      • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
      • この情報は最新のものであるよう努めていますが、最新とは限りません。常に医療専門家に確認してください。
      • 副作用に関する情報は、信頼できる医療情報源に基づいて提供されていますが、完全性や正確性を保証するものではありません。
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