薬効分類名抗悪性腫瘍剤

一般的名称ニムスチン塩酸塩

ニドラン注射用25mg、ニドラン注射用50mg

にどらんちゅうしゃよう25mg、にどらんちゅうしゃよう50mg

NIDRAN FOR INJECTION 25mg, NIDRAN FOR INJECTION 50mg

製造販売元/アルフレッサ ファーマ株式会社

第1版
警告禁忌相互作用合併症・既往歴等のある患者腎機能障害患者肝機能障害患者生殖能を有する者妊婦授乳婦小児等高齢者

重大な副作用

頻度
副作用
頻度不明
頻度不明
頻度不明
頻度不明

その他の副作用

部位
頻度
副作用
免疫系
1%未満
肝臓まわり
頻度不明
腎・尿路
1%未満
胃腸・消化器系
10%以上
胃腸・消化器系
1~10%未満
胃腸・消化器系
1%未満
皮膚
1%未満
その他
1~10%未満
全身倦怠発熱
その他
1%未満

併用注意

薬剤名等

他の抗悪性腫瘍剤
放射線照射

臨床症状・措置方法

骨髄抑制等の作用が増強することがある。患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には減量、休薬等の適切な処置を行うこと。

機序・危険因子

抗悪性腫瘍剤及び放射線照射の一般的な副作用として骨髄抑制がみられる。

詳細情報

正確な情報は PMDA で必ず確認して下さい

注意以下の情報は参考資料としてご活用下さい

1. 警告

本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ実施すること。適応患者の選択にあたっては、各併用薬剤の電子添文を参照して十分注意すること。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること。

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1 骨髄抑制のある患者[副作用として白血球減少等の骨髄抑制の報告があり、これらの増悪を防止するため。]
  2. 2.2 本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者

3. 組成・性状

3.1 組成

ニドラン注射用25mg

有効成分 1バイアル中
ニムスチン塩酸塩   25mg
添加剤 塩化ナトリウム
ニドラン注射用50mg

有効成分 1バイアル中
ニムスチン塩酸塩   50mg
添加剤 塩化ナトリウム

3.2 製剤の性状

ニドラン注射用25mg

pH 3.0~4.5注)
浸透圧比 約2注)(生理食塩液対比)
性状 白色~帯黄白色の乾燥注射剤である。

注)ニドラン注射用25mgの1バイアルに注射用水5mLを、ニドラン注射用50mgの1バイアルに注射用水10mLを加えて溶解した場合
ニドラン注射用50mg

pH 3.0~4.5注)
浸透圧比 約2注)(生理食塩液対比)
性状 白色~帯黄白色の乾燥注射剤である。

注)ニドラン注射用25mgの1バイアルに注射用水5mLを、ニドラン注射用50mgの1バイアルに注射用水10mLを加えて溶解した場合

4. 効能又は効果

下記疾患の自覚的ならびに他覚的症状の寛解
脳腫瘍、消化器癌(胃癌、肝臓癌、結腸・直腸癌)、肺癌、悪性リンパ腫、慢性白血病

6. 用法及び用量

通常、下記用量を本剤5mgあたり日本薬局方注射用水1mLに溶解し、静脈内又は動脈内に投与する。
〇ニムスチン塩酸塩として2~3mg/kgを1回投与し、投与後末梢血液所見により4~6週間休薬する。
〇ニムスチン塩酸塩として1回2mg/kgを1週間隔で2~3週投与し、投与後末梢血液所見により4~6週間休薬する。
なお、年齢・症状により適宜増減する。

7. 用法及び用量に関連する注意

  • 〈脳腫瘍〉

    悪性星細胞腫、乏突起膠腫成分を有する神経膠腫に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法(プロカルバジン塩酸塩、ニムスチン塩酸塩、ビンクリスチン硫酸塩)においては、併用薬剤の関連文献(「抗がん剤報告書:塩酸プロカルバジン(脳腫瘍)」、「抗がん剤報告書:硫酸ビンクリスチン(脳腫瘍)」等)を熟読すること。

8. 重要な基本的注意

  1. 8.1 遅延性の骨髄抑制等の重篤な副作用が起こることがあるので、各投与後少なくとも6週間は、1週毎に臨床検査(血液検査、肝機能・腎機能検査等)を行うなど、患者の状態を十分に観察すること。また、使用が長期間にわたると副作用が強くあらわれ、遷延性に推移することがあるので、投与は慎重に行うこと。[11.1.1 参照]
  2. 8.2 本剤を長期投与した患者に骨髄異形成症候群(MDS)、急性白血病等の二次発癌が発生したとの報告があるので、十分注意し投与すること。
  3. 8.3 感染症・出血傾向の発現又は増悪に十分注意すること。[9.1.1 参照],[11.1.1 参照]

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 感染症を合併している患者

    白血球減少により感染に対する抵抗力が低下することがある。[8.3 参照],[11.1.1 参照]

  2. 9.1.2 水痘患者

    致命的な全身障害があらわれることがある。

9.2 腎機能障害患者

副作用として腎機能障害の報告があり、症状を悪化させることがある。

9.3 肝機能障害患者

副作用として肝機能障害の報告があり、症状を悪化させることがある。

9.4 生殖能を有する者

  1. 9.4.1 小児及び生殖可能な年齢の患者に投与する場合には、性腺に対する影響を考慮すること。[15.2.1 参照]
  2. 9.4.2 *妊娠する可能性のある女性には、本剤投与期間中及び最終投与後6ヵ月間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること。[9.5 参照],[15.2.2 参照]
  3. 9.4.3 *男性には、本剤投与中及び最終投与後3ヵ月間においてバリア法(コンドーム)を用いて避妊する必要性について説明すること。[15.2.2 参照]

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないことが望ましい。妊娠7~17日目のラットに投与した実験(0.1/0.5mg/kg/日)で、多趾症等の催奇形性が認められている1) [9.4.2 参照]

9.6 授乳婦

授乳しないことが望ましい。乳汁移行性に関するデータはない。

9.7 小児等

代謝系が未発達であるため、副作用(白血球減少等)があらわれやすい。

9.8 高齢者

減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下していることが多い。

10. 相互作用

    10.2 併用注意(併用に注意すること)

    薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

    他の抗悪性腫瘍剤
    放射線照射

    骨髄抑制等の作用が増強することがある。患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には減量、休薬等の適切な処置を行うこと。

    抗悪性腫瘍剤及び放射線照射の一般的な副作用として骨髄抑制がみられる。

    11. 副作用

    次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

    11.1 重大な副作用

    1. 11.1.1 骨髄抑制、汎血球減少(いずれも頻度不明)

      白血球減少、血小板減少、貧血、出血傾向等があらわれることがある。[8.1 参照],[8.3 参照],[9.1.1 参照]

    2. 11.1.2 間質性肺炎、肺線維症(いずれも頻度不明)

    11.2 その他の副作用

    10%以上

    1~10%未満

    1%未満

    頻度不明

    過敏症

    発疹

    肝臓

    肝機能異常(AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇等)

    腎臓

    BUN上昇、蛋白尿

    消化器

    食欲不振、嘔吐、嘔気

    悪心

    下痢、口内炎

    皮膚

    脱毛

    その他

    全身倦怠感、発熱

    頭痛、低蛋白血症、めまい、痙攣

    14. 適用上の注意

    14.1 薬剤調製時の注意

    他剤と配合した場合は変化することがあるので注意すること。

    14.2 薬剤投与時の注意

    1. 14.2.1 皮下又は筋肉内に注射しないこと。
    2. 14.2.2 溶解後は分解が比較的速く進行するため、速やかに使用すること。
    3. 14.2.3 静脈内投与に際し、薬液が血管外に漏れると注射部位に硬結・壊死を起こすことがあるので、薬液が血管外に漏れないよう慎重に投与すること。

    15. その他の注意

    15.2 非臨床試験に基づく情報

    1. 15.2.1 *ラット反復投与毒性試験では精巣及び卵巣の重量減少が認められたとの報告がある。イヌ反復投与毒性試験では精巣の萎縮及び精子形成不全が認められ、10週間の休薬で回復性は確認できなかったとの報告がある。[9.4.1 参照]
    2. 15.2.2 *細菌を用いた復帰突然変異試験及びDNA修復試験並びにマウスを用いた優性致死試験において、遺伝毒性が報告されている。[9.4.2 参照],[9.4.3 参照]

    1. 警告

    本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ実施すること。適応患者の選択にあたっては、各併用薬剤の電子添文を参照して十分注意すること。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること。

    2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

    1. 2.1 骨髄抑制のある患者[副作用として白血球減少等の骨髄抑制の報告があり、これらの増悪を防止するため。]
    2. 2.2 本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者

    3. 組成・性状

    3.1 組成

    ニドラン注射用25mg

    有効成分 1バイアル中
    ニムスチン塩酸塩   25mg
    添加剤 塩化ナトリウム
    ニドラン注射用50mg

    有効成分 1バイアル中
    ニムスチン塩酸塩   50mg
    添加剤 塩化ナトリウム

    3.2 製剤の性状

    ニドラン注射用25mg

    pH 3.0~4.5注)
    浸透圧比 約2注)(生理食塩液対比)
    性状 白色~帯黄白色の乾燥注射剤である。

    注)ニドラン注射用25mgの1バイアルに注射用水5mLを、ニドラン注射用50mgの1バイアルに注射用水10mLを加えて溶解した場合
    ニドラン注射用50mg

    pH 3.0~4.5注)
    浸透圧比 約2注)(生理食塩液対比)
    性状 白色~帯黄白色の乾燥注射剤である。

    注)ニドラン注射用25mgの1バイアルに注射用水5mLを、ニドラン注射用50mgの1バイアルに注射用水10mLを加えて溶解した場合

    4. 効能又は効果

    下記疾患の自覚的ならびに他覚的症状の寛解
    脳腫瘍、消化器癌(胃癌、肝臓癌、結腸・直腸癌)、肺癌、悪性リンパ腫、慢性白血病

    6. 用法及び用量

    通常、下記用量を本剤5mgあたり日本薬局方注射用水1mLに溶解し、静脈内又は動脈内に投与する。
    〇ニムスチン塩酸塩として2~3mg/kgを1回投与し、投与後末梢血液所見により4~6週間休薬する。
    〇ニムスチン塩酸塩として1回2mg/kgを1週間隔で2~3週投与し、投与後末梢血液所見により4~6週間休薬する。
    なお、年齢・症状により適宜増減する。

    7. 用法及び用量に関連する注意

    • 〈脳腫瘍〉

      悪性星細胞腫、乏突起膠腫成分を有する神経膠腫に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法(プロカルバジン塩酸塩、ニムスチン塩酸塩、ビンクリスチン硫酸塩)においては、併用薬剤の関連文献(「抗がん剤報告書:塩酸プロカルバジン(脳腫瘍)」、「抗がん剤報告書:硫酸ビンクリスチン(脳腫瘍)」等)を熟読すること。

    8. 重要な基本的注意

    1. 8.1 遅延性の骨髄抑制等の重篤な副作用が起こることがあるので、各投与後少なくとも6週間は、1週毎に臨床検査(血液検査、肝機能・腎機能検査等)を行うなど、患者の状態を十分に観察すること。また、使用が長期間にわたると副作用が強くあらわれ、遷延性に推移することがあるので、投与は慎重に行うこと。[11.1.1 参照]
    2. 8.2 本剤を長期投与した患者に骨髄異形成症候群(MDS)、急性白血病等の二次発癌が発生したとの報告があるので、十分注意し投与すること。
    3. 8.3 感染症・出血傾向の発現又は増悪に十分注意すること。[9.1.1 参照],[11.1.1 参照]

    9. 特定の背景を有する患者に関する注意

    9.1 合併症・既往歴等のある患者

    1. 9.1.1 感染症を合併している患者

      白血球減少により感染に対する抵抗力が低下することがある。[8.3 参照],[11.1.1 参照]

    2. 9.1.2 水痘患者

      致命的な全身障害があらわれることがある。

    9.2 腎機能障害患者

    副作用として腎機能障害の報告があり、症状を悪化させることがある。

    9.3 肝機能障害患者

    副作用として肝機能障害の報告があり、症状を悪化させることがある。

    9.4 生殖能を有する者

    1. 9.4.1 小児及び生殖可能な年齢の患者に投与する場合には、性腺に対する影響を考慮すること。[15.2.1 参照]
    2. 9.4.2 *妊娠する可能性のある女性には、本剤投与期間中及び最終投与後6ヵ月間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること。[9.5 参照],[15.2.2 参照]
    3. 9.4.3 *男性には、本剤投与中及び最終投与後3ヵ月間においてバリア法(コンドーム)を用いて避妊する必要性について説明すること。[15.2.2 参照]

    9.5 妊婦

    妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないことが望ましい。妊娠7~17日目のラットに投与した実験(0.1/0.5mg/kg/日)で、多趾症等の催奇形性が認められている1) [9.4.2 参照]

    9.6 授乳婦

    授乳しないことが望ましい。乳汁移行性に関するデータはない。

    9.7 小児等

    代謝系が未発達であるため、副作用(白血球減少等)があらわれやすい。

    9.8 高齢者

    減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下していることが多い。

    10. 相互作用

      10.2 併用注意(併用に注意すること)

      薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

      他の抗悪性腫瘍剤
      放射線照射

      骨髄抑制等の作用が増強することがある。患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には減量、休薬等の適切な処置を行うこと。

      抗悪性腫瘍剤及び放射線照射の一般的な副作用として骨髄抑制がみられる。

      11. 副作用

      次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

      11.1 重大な副作用

      1. 11.1.1 骨髄抑制、汎血球減少(いずれも頻度不明)

        白血球減少、血小板減少、貧血、出血傾向等があらわれることがある。[8.1 参照],[8.3 参照],[9.1.1 参照]

      2. 11.1.2 間質性肺炎、肺線維症(いずれも頻度不明)

      11.2 その他の副作用

      10%以上

      1~10%未満

      1%未満

      頻度不明

      過敏症

      発疹

      肝臓

      肝機能異常(AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇等)

      腎臓

      BUN上昇、蛋白尿

      消化器

      食欲不振、嘔吐、嘔気

      悪心

      下痢、口内炎

      皮膚

      脱毛

      その他

      全身倦怠感、発熱

      頭痛、低蛋白血症、めまい、痙攣

      14. 適用上の注意

      14.1 薬剤調製時の注意

      他剤と配合した場合は変化することがあるので注意すること。

      14.2 薬剤投与時の注意

      1. 14.2.1 皮下又は筋肉内に注射しないこと。
      2. 14.2.2 溶解後は分解が比較的速く進行するため、速やかに使用すること。
      3. 14.2.3 静脈内投与に際し、薬液が血管外に漏れると注射部位に硬結・壊死を起こすことがあるので、薬液が血管外に漏れないよう慎重に投与すること。

      15. その他の注意

      15.2 非臨床試験に基づく情報

      1. 15.2.1 *ラット反復投与毒性試験では精巣及び卵巣の重量減少が認められたとの報告がある。イヌ反復投与毒性試験では精巣の萎縮及び精子形成不全が認められ、10週間の休薬で回復性は確認できなかったとの報告がある。[9.4.1 参照]
      2. 15.2.2 *細菌を用いた復帰突然変異試験及びDNA修復試験並びにマウスを用いた優性致死試験において、遺伝毒性が報告されている。[9.4.2 参照],[9.4.3 参照]

      その他詳細情報

      日本標準商品分類番号
      874219
      ブランドコード
      4219400D1029, 4219400D2025
      承認番号
      15400AMZ00695, 15400AMZ00696
      販売開始年月
      1980-02, 1980-02
      貯法
      室温保存、室温保存
      有効期間
      3年、3年
      規制区分
      2, 12, 2, 12

      重要な注意事項

      • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
      • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
      • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
      • この情報は最新のものであるよう努めていますが、最新とは限りません。常に医療専門家に確認してください。
      • 副作用に関する情報は、信頼できる医療情報源に基づいて提供されていますが、完全性や正確性を保証するものではありません。
      • この情報を使用することにより生じたいかなる損害についても、当サイトは一切の責任を負いません。