薬効分類名ヒト型抗ヒトIL-12/23p40モノクローナル抗体製剤
一般的名称ウステキヌマブ(遺伝子組換え)[ウステキヌマブ後続3]製剤
ウステキヌマブBS皮下注45mgシリンジ「CT」
Ustekinumab BS 45mg Syringes for S.C. injection「CT」
製造販売元(輸入)/セルトリオン・ヘルスケア・ジャパン株式会社
重大な副作用
その他の副作用
1. 警告
- 1.1 本剤はIL-12/23の作用を選択的に抑制する薬剤であるため、感染のリスクを増大させる可能性がある。また、結核の既往歴を有する患者では結核を活動化させる可能性がある。また、本剤との関連性は明らかではないが、悪性腫瘍の発現が報告されている。本剤が疾病を完治させる薬剤でないことも含め、これらの情報を患者に十分説明し、患者が理解したことを確認した上で、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。また、本剤投与後に副作用が発現した場合には、主治医に連絡するよう患者に注意を与えること。[2.1 参照],[8.1 参照],[8.2 参照],[8.3 参照],[9.1.1 参照],[9.1.2 参照],[9.1.3 参照],[11.1.2 参照],[11.1.3 参照],[15.1.6 参照]
-
1.2 重篤な感染症
ウイルス、細菌及び真菌による重篤な感染症が報告されているため、十分な観察を行うなど感染症の発症に注意すること。[2.1 参照],[8.1 参照],[9.1.1 参照],[11.1.2 参照]
- 1.3 結核等の感染症について診療経験を有する内科等の医師と十分な連携をとり使用すること。[2.2 参照],[8.2 参照],[9.1.2 参照],[11.1.3 参照]
- 1.4 本剤の治療を開始する前に、適応疾患の既存治療の適応を十分勘案すること。[5.1 参照]
- 1.5 本剤についての十分な知識と適応疾患の治療の知識・経験をもつ医師が使用すること。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
-
2.1 重篤な感染症の患者[症状を悪化させるおそれがある。]
[1.1 参照],[1.2 参照],[8.1 参照],[11.1.2 参照] - 2.2 活動性結核の患者[症状を悪化させるおそれがある。][1.3 参照],[8.2 参照],[11.1.3 参照]
- 2.3 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
5. 効能又は効果に関連する注意
- 5.1 以下のいずれかを満たす尋常性乾癬又は乾癬性関節炎患者に投与すること。[1.4 参照]
6. 用法及び用量
通常、成人にはウステキヌマブ(遺伝子組換え)[ウステキヌマブ後続3]として1回45mgを皮下投与する。初回投与及びその4週後に投与し、以降12週間隔で投与する。
ただし、効果不十分な場合には1回90mgを投与することができる。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 本剤はIL-12/23の作用を選択的に抑制する薬剤であり、感染のリスクを増大させる可能性がある。そのため、本剤の投与に際しては、十分な観察を行い、感染症の発症や増悪に注意すること。感染の徴候又は症状があらわれた場合には、直ちに主治医に連絡するよう患者を指導すること。[1.1 参照],[1.2 参照],[2.1 参照],[9.1.1 参照],[11.1.2 参照]
-
8.2 本剤投与に先立って結核に関する十分な問診及び胸部X線検査に加え、インターフェロン-γ遊離試験又はツベルクリン反応検査を行い、適宜胸部CT検査等を行うことにより、結核感染の有無を確認すること。
また、本剤投与中も、胸部X線検査等の適切な検査を定期的に行うなど結核症の発現には十分に注意し、結核を疑う症状(持続する咳、体重減少、発熱等)が発現した場合には速やかに担当医に連絡するよう患者に指導すること。[1.1 参照],[1.3 参照],[2.2 参照],[9.1.2 参照],[11.1.3 参照] - 8.3 本剤はIL-12/23の作用を選択的に抑制する薬剤であり、悪性腫瘍発現の可能性があり、臨床試験において皮膚及び皮膚以外の悪性腫瘍の発現が報告されている。本剤との因果関係は明確ではないが、悪性腫瘍の発現には注意すること。[1.1 参照],[9.1.3 参照],[15.1.6 参照]
- 8.4 生ワクチン接種に起因する感染症発現の可能性を否定できないので、本剤による治療中は、生ワクチンを接種しないこと。[9.5.2 参照]
- 8.5 他の生物製剤から変更する場合は感染症の徴候について患者の状態を十分に観察すること。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 感染症(重篤な感染症を除く)の患者、感染症が疑われる又は再発性感染症の既往歴のある患者
感染症を悪化又は顕在化させるおそれがある。[1.1 参照],[1.2 参照],[8.1 参照],[11.1.2 参照]
-
9.1.2 結核の既往歴を有する患者又は結核感染が疑われる患者
- (1) 結核の既往歴を有する患者では、結核を活動化させるおそれがある。[1.1 参照],[1.3 参照],[8.2 参照],[11.1.3 参照]
-
(2) 結核の既往歴を有する場合又は結核感染が疑われる場合には、結核の診療経験がある医師に相談すること。
下記のいずれかの患者には、結核等の感染症について診療経験を有する医師と連携の下、原則として本剤の投与開始前に適切な抗結核薬を投与すること。[1.1 参照],[1.3 参照],[8.2 参照],[11.1.3 参照]
- 9.1.3 悪性腫瘍の既往歴のある患者、悪性腫瘍を発現し、本剤投与継続を考慮している患者
-
9.1.4 アレルゲン免疫療法を受けた患者
アレルゲン免疫療法を受けた患者における本剤の使用については評価されていないが、本剤はアレルゲン免疫療法に影響を与える可能性がある。特にアナフィラキシーに対するアレルゲン免疫療法を受けている又は過去に受けたことのある患者については注意すること。
9.5 妊婦
- 9.5.1 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。本剤はカニクイザルにおいて胎児への移行が報告されているが、胚・胎児毒性及び催奇形性は認められていない。
- 9.5.2 本剤の投与を受けた患者からの出生児に対して生ワクチンを投与する際には注意すること。本剤は胎盤通過性があるとの報告があるため、感染のリスクが高まるおそれがある。[8.4 参照]
9.7 小児等
小児等の患者を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
感染症等の副作用の発現に留意し、十分な観察を行うこと。一般に生理機能が低下している。
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 アナフィラキシー(頻度不明)
発疹、蕁麻疹、血管浮腫等があらわれることがある。
-
11.1.2 重篤な感染症(1~5%未満)
ウイルス、細菌あるいは真菌による重篤な感染症(蜂巣炎、憩室炎、骨髄炎、胃腸炎、肺炎及び尿路感染等)があらわれることがある。重篤な感染症が発現した場合には、感染が回復するまで本剤の投与をしないこと。[1.1 参照],[1.2 参照],[2.1 参照],[8.1 参照],[9.1.1 参照]
-
11.1.3 結核(頻度不明)
結核が発現又は再活性化する可能性がある。[1.1 参照],[1.3 参照],[2.2 参照],[8.2 参照],[9.1.2 参照]
-
11.1.4 間質性肺炎(頻度不明)
咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音の異常(捻髪音)等が認められた場合には、速やかに胸部X線、胸部CT、血清マーカー等の検査を実施すること。間質性肺炎が疑われた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
11.2 その他の副作用
5%以上 |
1~5%未満 |
1%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|---|
感染症及び寄生虫症 |
鼻咽頭炎 |
上気道感染 |
外陰腟真菌感染、副鼻腔炎、帯状疱疹、歯肉炎 |
|
精神障害 |
うつ病 |
|||
神経系障害 |
頭痛、浮動性めまい |
|||
呼吸器、胸郭及び縦隔障害 |
咽喉頭疼痛 |
鼻閉 |
好酸球性肺炎 |
|
胃腸障害 |
悪心、嘔吐 |
下痢 |
||
皮膚及び皮下組織障害 |
発疹、そう痒症 |
ざ瘡、蕁麻疹、過敏性血管炎 |
膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症 |
|
筋骨格系及び結合組織障害 |
関節痛 |
筋痛、背部痛 |
||
全身障害及び投与局所様態 |
注射部位反応、疲労 |
無力症 |
15. その他の注意
15.1 臨床使用に基づく情報
- 15.1.1 尋常性乾癬(乾癬性関節炎を合併した患者を含む)を対象としたウステキヌマブ皮下投与用製剤の国内臨床試験は、72週間までの期間で実施されている。また、尋常性乾癬を対象としたウステキヌマブ皮下投与用製剤の海外臨床試験は、5年間までの期間で実施されており、乾癬性関節炎を対象とした海外臨床試験は24ヵ月までの期間で実施されている。これらの期間を超えたウステキヌマブ製剤の長期投与時の安全性は確立していない。
- 15.1.2 尋常性乾癬(乾癬性関節炎を合併した患者を含む)を対象とした国内臨床試験において、本剤投与により153例中10例(6.5%)が72週目までに抗ウステキヌマブ抗体陽性となり、尋常性乾癬及び乾癬性関節炎を対象とした海外臨床試験においても、本剤投与により5.2~12.4%の患者が抗ウステキヌマブ抗体陽性となった。抗ウステキヌマブ抗体が陽性となった患者では効果が減弱化する傾向がみられた。抗ウステキヌマブ抗体が陽性となった患者では効果が減弱化する可能性がある。
- 15.1.3 尋常性乾癬を対象とした海外臨床試験において、糖尿病を合併する患者では皮下投与後の血清中ウステキヌマブのトラフ濃度が低く、効果が低い傾向がみられた。
- 15.1.4 尋常性乾癬に対し免疫抑制剤又は光線療法と併用した場合の安全性及び有効性は確立していない。
- 15.1.5 本剤との関連性は明らかではないが、海外において可逆性後白質脳症症候群(RPLS)の症例が報告されている。
-
15.1.6 **海外の尋常性乾癬、乾癬性関節炎、クローン病注)、潰瘍性大腸炎注)を対象とした臨床試験(第Ⅱ相及び第Ⅲ相試験)において、プラセボ対照期間の非黒色腫皮膚癌を除く悪性腫瘍の発現頻度は、本剤投与群が0.11/100人年(1例/929人年)、プラセボ投与群が0.23/100人年(1例/434人年)であった。非黒色腫皮膚癌の発現頻度は、本剤投与群が0.43/100人年(4例/929人年)、プラセボ投与群が0.46/100人年(2例/433人年)であった。また、対照及び非対照期間において、6710名(15205人年)に本剤が投与された。その追跡調査中央値は1.2年で、尋常性乾癬を対象とした臨床試験では3.2年、乾癬性関節炎を対象とした臨床試験では1.5年、クローン病注)を対象とした臨床試験では0.6年、潰瘍性大腸炎注)を対象とした臨床試験では2.3年であった。非黒色腫皮膚癌を除く悪性腫瘍の発現頻度は、0.50/100人年(76例/15205人年)で、主なものは前立腺癌、黒色腫、結腸直腸癌、乳癌であった。本剤投与群で報告された悪性腫瘍の発現頻度は、一般人口で予測される発現頻度と同様であった(標準化発生比:0.94[95%信頼区間:0.73、1.18]年齢、性別、人種により補正)。非黒色腫皮膚癌の発現頻度は0.46/100人年(56例/11545人年)であった。皮膚基底細胞癌と皮膚有棘細胞癌の発現比率は3:1であり一般人口で予測される発現頻度と同様であった。[1.1 参照],[8.3 参照]
注)本剤の効能・効果は「尋常性乾癬、乾癬性関節炎」である。
1. 警告
- 1.1 本剤はIL-12/23の作用を選択的に抑制する薬剤であるため、感染のリスクを増大させる可能性がある。また、結核の既往歴を有する患者では結核を活動化させる可能性がある。また、本剤との関連性は明らかではないが、悪性腫瘍の発現が報告されている。本剤が疾病を完治させる薬剤でないことも含め、これらの情報を患者に十分説明し、患者が理解したことを確認した上で、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。また、本剤投与後に副作用が発現した場合には、主治医に連絡するよう患者に注意を与えること。[2.1 参照],[8.1 参照],[8.2 参照],[8.3 参照],[9.1.1 参照],[9.1.2 参照],[9.1.3 参照],[11.1.2 参照],[11.1.3 参照],[15.1.6 参照]
-
1.2 重篤な感染症
ウイルス、細菌及び真菌による重篤な感染症が報告されているため、十分な観察を行うなど感染症の発症に注意すること。[2.1 参照],[8.1 参照],[9.1.1 参照],[11.1.2 参照]
- 1.3 結核等の感染症について診療経験を有する内科等の医師と十分な連携をとり使用すること。[2.2 参照],[8.2 参照],[9.1.2 参照],[11.1.3 参照]
- 1.4 本剤の治療を開始する前に、適応疾患の既存治療の適応を十分勘案すること。[5.1 参照]
- 1.5 本剤についての十分な知識と適応疾患の治療の知識・経験をもつ医師が使用すること。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
-
2.1 重篤な感染症の患者[症状を悪化させるおそれがある。]
[1.1 参照],[1.2 参照],[8.1 参照],[11.1.2 参照] - 2.2 活動性結核の患者[症状を悪化させるおそれがある。][1.3 参照],[8.2 参照],[11.1.3 参照]
- 2.3 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
5. 効能又は効果に関連する注意
- 5.1 以下のいずれかを満たす尋常性乾癬又は乾癬性関節炎患者に投与すること。[1.4 参照]
6. 用法及び用量
通常、成人にはウステキヌマブ(遺伝子組換え)[ウステキヌマブ後続3]として1回45mgを皮下投与する。初回投与及びその4週後に投与し、以降12週間隔で投与する。
ただし、効果不十分な場合には1回90mgを投与することができる。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 本剤はIL-12/23の作用を選択的に抑制する薬剤であり、感染のリスクを増大させる可能性がある。そのため、本剤の投与に際しては、十分な観察を行い、感染症の発症や増悪に注意すること。感染の徴候又は症状があらわれた場合には、直ちに主治医に連絡するよう患者を指導すること。[1.1 参照],[1.2 参照],[2.1 参照],[9.1.1 参照],[11.1.2 参照]
-
8.2 本剤投与に先立って結核に関する十分な問診及び胸部X線検査に加え、インターフェロン-γ遊離試験又はツベルクリン反応検査を行い、適宜胸部CT検査等を行うことにより、結核感染の有無を確認すること。
また、本剤投与中も、胸部X線検査等の適切な検査を定期的に行うなど結核症の発現には十分に注意し、結核を疑う症状(持続する咳、体重減少、発熱等)が発現した場合には速やかに担当医に連絡するよう患者に指導すること。[1.1 参照],[1.3 参照],[2.2 参照],[9.1.2 参照],[11.1.3 参照] - 8.3 本剤はIL-12/23の作用を選択的に抑制する薬剤であり、悪性腫瘍発現の可能性があり、臨床試験において皮膚及び皮膚以外の悪性腫瘍の発現が報告されている。本剤との因果関係は明確ではないが、悪性腫瘍の発現には注意すること。[1.1 参照],[9.1.3 参照],[15.1.6 参照]
- 8.4 生ワクチン接種に起因する感染症発現の可能性を否定できないので、本剤による治療中は、生ワクチンを接種しないこと。[9.5.2 参照]
- 8.5 他の生物製剤から変更する場合は感染症の徴候について患者の状態を十分に観察すること。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
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9.1.1 感染症(重篤な感染症を除く)の患者、感染症が疑われる又は再発性感染症の既往歴のある患者
感染症を悪化又は顕在化させるおそれがある。[1.1 参照],[1.2 参照],[8.1 参照],[11.1.2 参照]
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9.1.2 結核の既往歴を有する患者又は結核感染が疑われる患者
- (1) 結核の既往歴を有する患者では、結核を活動化させるおそれがある。[1.1 参照],[1.3 参照],[8.2 参照],[11.1.3 参照]
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(2) 結核の既往歴を有する場合又は結核感染が疑われる場合には、結核の診療経験がある医師に相談すること。
下記のいずれかの患者には、結核等の感染症について診療経験を有する医師と連携の下、原則として本剤の投与開始前に適切な抗結核薬を投与すること。[1.1 参照],[1.3 参照],[8.2 参照],[11.1.3 参照]
- 9.1.3 悪性腫瘍の既往歴のある患者、悪性腫瘍を発現し、本剤投与継続を考慮している患者
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9.1.4 アレルゲン免疫療法を受けた患者
アレルゲン免疫療法を受けた患者における本剤の使用については評価されていないが、本剤はアレルゲン免疫療法に影響を与える可能性がある。特にアナフィラキシーに対するアレルゲン免疫療法を受けている又は過去に受けたことのある患者については注意すること。
9.5 妊婦
- 9.5.1 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。本剤はカニクイザルにおいて胎児への移行が報告されているが、胚・胎児毒性及び催奇形性は認められていない。
- 9.5.2 本剤の投与を受けた患者からの出生児に対して生ワクチンを投与する際には注意すること。本剤は胎盤通過性があるとの報告があるため、感染のリスクが高まるおそれがある。[8.4 参照]
9.7 小児等
小児等の患者を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
感染症等の副作用の発現に留意し、十分な観察を行うこと。一般に生理機能が低下している。
11. 副作用
11.1 重大な副作用
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11.1.1 アナフィラキシー(頻度不明)
発疹、蕁麻疹、血管浮腫等があらわれることがある。
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11.1.2 重篤な感染症(1~5%未満)
ウイルス、細菌あるいは真菌による重篤な感染症(蜂巣炎、憩室炎、骨髄炎、胃腸炎、肺炎及び尿路感染等)があらわれることがある。重篤な感染症が発現した場合には、感染が回復するまで本剤の投与をしないこと。[1.1 参照],[1.2 参照],[2.1 参照],[8.1 参照],[9.1.1 参照]
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11.1.3 結核(頻度不明)
結核が発現又は再活性化する可能性がある。[1.1 参照],[1.3 参照],[2.2 参照],[8.2 参照],[9.1.2 参照]
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11.1.4 間質性肺炎(頻度不明)
咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音の異常(捻髪音)等が認められた場合には、速やかに胸部X線、胸部CT、血清マーカー等の検査を実施すること。間質性肺炎が疑われた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
11.2 その他の副作用
5%以上 |
1~5%未満 |
1%未満 |
頻度不明 |
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|---|---|---|---|---|
感染症及び寄生虫症 |
鼻咽頭炎 |
上気道感染 |
外陰腟真菌感染、副鼻腔炎、帯状疱疹、歯肉炎 |
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精神障害 |
うつ病 |
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神経系障害 |
頭痛、浮動性めまい |
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呼吸器、胸郭及び縦隔障害 |
咽喉頭疼痛 |
鼻閉 |
好酸球性肺炎 |
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胃腸障害 |
悪心、嘔吐 |
下痢 |
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皮膚及び皮下組織障害 |
発疹、そう痒症 |
ざ瘡、蕁麻疹、過敏性血管炎 |
膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症 |
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筋骨格系及び結合組織障害 |
関節痛 |
筋痛、背部痛 |
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全身障害及び投与局所様態 |
注射部位反応、疲労 |
無力症 |
15. その他の注意
15.1 臨床使用に基づく情報
- 15.1.1 尋常性乾癬(乾癬性関節炎を合併した患者を含む)を対象としたウステキヌマブ皮下投与用製剤の国内臨床試験は、72週間までの期間で実施されている。また、尋常性乾癬を対象としたウステキヌマブ皮下投与用製剤の海外臨床試験は、5年間までの期間で実施されており、乾癬性関節炎を対象とした海外臨床試験は24ヵ月までの期間で実施されている。これらの期間を超えたウステキヌマブ製剤の長期投与時の安全性は確立していない。
- 15.1.2 尋常性乾癬(乾癬性関節炎を合併した患者を含む)を対象とした国内臨床試験において、本剤投与により153例中10例(6.5%)が72週目までに抗ウステキヌマブ抗体陽性となり、尋常性乾癬及び乾癬性関節炎を対象とした海外臨床試験においても、本剤投与により5.2~12.4%の患者が抗ウステキヌマブ抗体陽性となった。抗ウステキヌマブ抗体が陽性となった患者では効果が減弱化する傾向がみられた。抗ウステキヌマブ抗体が陽性となった患者では効果が減弱化する可能性がある。
- 15.1.3 尋常性乾癬を対象とした海外臨床試験において、糖尿病を合併する患者では皮下投与後の血清中ウステキヌマブのトラフ濃度が低く、効果が低い傾向がみられた。
- 15.1.4 尋常性乾癬に対し免疫抑制剤又は光線療法と併用した場合の安全性及び有効性は確立していない。
- 15.1.5 本剤との関連性は明らかではないが、海外において可逆性後白質脳症症候群(RPLS)の症例が報告されている。
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15.1.6 **海外の尋常性乾癬、乾癬性関節炎、クローン病注)、潰瘍性大腸炎注)を対象とした臨床試験(第Ⅱ相及び第Ⅲ相試験)において、プラセボ対照期間の非黒色腫皮膚癌を除く悪性腫瘍の発現頻度は、本剤投与群が0.11/100人年(1例/929人年)、プラセボ投与群が0.23/100人年(1例/434人年)であった。非黒色腫皮膚癌の発現頻度は、本剤投与群が0.43/100人年(4例/929人年)、プラセボ投与群が0.46/100人年(2例/433人年)であった。また、対照及び非対照期間において、6710名(15205人年)に本剤が投与された。その追跡調査中央値は1.2年で、尋常性乾癬を対象とした臨床試験では3.2年、乾癬性関節炎を対象とした臨床試験では1.5年、クローン病注)を対象とした臨床試験では0.6年、潰瘍性大腸炎注)を対象とした臨床試験では2.3年であった。非黒色腫皮膚癌を除く悪性腫瘍の発現頻度は、0.50/100人年(76例/15205人年)で、主なものは前立腺癌、黒色腫、結腸直腸癌、乳癌であった。本剤投与群で報告された悪性腫瘍の発現頻度は、一般人口で予測される発現頻度と同様であった(標準化発生比:0.94[95%信頼区間:0.73、1.18]年齢、性別、人種により補正)。非黒色腫皮膚癌の発現頻度は0.46/100人年(56例/11545人年)であった。皮膚基底細胞癌と皮膚有棘細胞癌の発現比率は3:1であり一般人口で予測される発現頻度と同様であった。[1.1 参照],[8.3 参照]
注)本剤の効能・効果は「尋常性乾癬、乾癬性関節炎」である。