薬効分類名天然型テトラヒドロビオプテリン製剤

一般的名称サプロプテリン塩酸塩顆粒

ビオプテン顆粒2.5%、ビオプテン顆粒10%

BIOPTEN GRANULES, BIOPTEN GRANULES

製造販売元/第一三共株式会社

第2版
相互作用合併症・既往歴等のある患者肝機能障害患者妊婦授乳婦小児等

その他の副作用

部位
頻度
副作用
免疫系
頻度不明
脳・神経
1~5%未満
どもり多幸気分不機嫌
脳・神経
頻度不明
脳・神経
5%以上
脳・神経
頻度不明
胃腸・消化器系
5%以上
下痢(12.8%)
胃腸・消化器系
1~5%未満
胃腸・消化器系
頻度不明
肺・呼吸
頻度不明
1~5%未満
肝臓まわり
5%以上
腎・尿路
1~5%未満
腎・尿路
頻度不明
その他
頻度不明

併用注意

薬剤名等

レボドパ

臨床症状・措置方法

興奮性、易刺激性が生じることがあるので、このような場合には減量するなど慎重に投与すること。

機序・危険因子

併用することにより相加的にカテコールアミンの産生が増加するためと推測される。

詳細情報

正確な情報は PMDA で必ず確認して下さい

注意以下の情報は参考資料としてご活用下さい

3. 組成・性状

3.1 組成

ビオプテン顆粒2.5%

有効成分 1g中
サプロプテリン塩酸塩   25.0mg
添加剤 D-マンニトール、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、ポビドン、アスコルビン酸、L-システイン塩酸塩、黄色5号、香料
ビオプテン顆粒10%

有効成分 1g中
サプロプテリン塩酸塩   100.0mg
添加剤 D-マンニトール、リン酸水素カルシウム水和物、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、ポビドン、アスコルビン酸、L-システイン塩酸塩、リボフラビン

3.2 製剤の性状

ビオプテン顆粒2.5%

性状 淡橙色で芳香を有する顆粒
ビオプテン顆粒10%

性状 淡黄色~帯赤黄色の顆粒

4. 効能又は効果

  • ジヒドロビオプテリン合成酵素欠損、ジヒドロプテリジン還元酵素欠損に基づく高フェニルアラニン血症(異型高フェニルアラニン血症)における血清フェニルアラニン値の低下
  • テトラヒドロビオプテリン反応性フェニルアラニン水酸化酵素欠損に基づく高フェニルアラニン血症(テトラヒドロビオプテリン反応性高フェニルアラニン血症)における血清フェニルアラニン値の低下

5. 効能又は効果に関連する注意

  • 〈異型高フェニルアラニン血症〉
    1. 5.1 本剤は、確定診断によりジヒドロビオプテリン合成酵素欠損症、ジヒドロプテリジン還元酵素欠損症に特定されたものに投与すること。
  • 〈テトラヒドロビオプテリン反応性高フェニルアラニン血症〉
    1. 5.2 本剤は、テトラヒドロビオプテリン負荷試験等による鑑別診断にて、テトラヒドロビオプテリン反応性高フェニルアラニン血症と特定されたものに投与すること。

6. 用法及び用量

  • 〈異型高フェニルアラニン血症〉

    通常、サプロプテリン塩酸塩として1日2~5mg/kgを1~3回に分割経口投与するが、血清フェニルアラニン値が正常域に維持される用量をもって、有効維持量とする。

  • 〈テトラヒドロビオプテリン反応性高フェニルアラニン血症〉

    通常、サプロプテリン塩酸塩として1日10mg/kg(1~3回に分割経口投与)から投与を開始し、臨床症状等の観察を行いながら、年齢に相応した血清フェニルアラニン値の目標値に維持される用量をもって、有効維持量とする。

7. 用法及び用量に関連する注意

  • 〈テトラヒドロビオプテリン反応性高フェニルアラニン血症〉
    1. 7.1 原則として1日20mg/kgを超える投与は行わないこと。1日20mg/kgを超える使用経験は少ない。
    2. 7.2 公表されている治療指針の年齢に相応した血清フェニルアラニン値の維持範囲を治療の目標値とすること1)

8. 重要な基本的注意

  • 〈効能共通〉
    1. 8.1 本剤は長期にわたり投与されるため、血清フェニルアラニン値を定期的に測定し、治療効果を確認するとともに、副作用の観察を行うこと。
  • 〈テトラヒドロビオプテリン反応性高フェニルアラニン血症〉
    1. 8.2 本剤投与によっても治療目標とする血清フェニルアラニン値に到達しない場合は、フェニルアラニン制限食による食事療法を併用するか、あるいは食事療法による単独療法に変更すること。食事療法を併用する場合には、フェニルアラニン摂取制限によるフェニルアラニン欠乏症状が発現する可能性が否定できないので、血清フェニルアラニン値が適正に維持されているか注意すること。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 重篤な脳器質障害、てんかん、痙攣発作等のある患者

    失神発作、痙攣の発現、痙攣発作回数の増加が認められている。

  2. 9.1.2 薬物アレルギーのある患者
  3. 9.1.3 食事摂取不良等により栄養状態が不良の患者

9.3 肝機能障害患者

  1. 9.3.1 重篤な肝機能障害のある患者

    AST、ALT等の上昇が認められている。

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験で乳汁中へ移行することが報告されている。

9.7 小児等

低出生体重児、新生児、乳児へ投与する場合は低用量より開始するなど、慎重に投与すること。幼若ラットに本剤を投与した場合、血漿中及び脳内総ビオプテリン濃度が成熟ラットに比し高くなることが報告されている。

10. 相互作用

    10.2 併用注意(併用に注意すること)

    薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

    レボドパ

    興奮性、易刺激性が生じることがあるので、このような場合には減量するなど慎重に投与すること。

    併用することにより相加的にカテコールアミンの産生が増加するためと推測される。

    11. 副作用

    次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

    11.2 その他の副作用

    5%以上1)

    1~5%未満1)

    頻度不明

    過敏症

    アレルギー反応、発疹

    精神神経系

    どもり、多幸気分、不機嫌

    興奮、運動過多、睡眠障害

    中枢神経系

    痙攣

    ジスキネジー、ミオクローヌス、意識レベル低下、筋緊張亢進、会話障害

    頭痛、反射亢進、浮動性めまい、振戦

    消化器

    下痢(12.8%)

    嘔吐、流涎過多

    腹痛、悪心、鼓腸、排便回数増加、消化不良、胃炎、食道炎、食道痛、口腔咽頭痛

    呼吸器

    咽喉頭疼痛、咽頭炎

    血液

    白血球数増加、血小板数増加、ヘモグロビン減少、白血球分画の異常(リンパ球数増加、好塩基球数増加等)

    斜視、眼運動障害

    肝臓

    肝機能異常(AST増加、ALT増加、γ-GTP増加)

    腎臓

    尿蛋白陽性

    頻尿、多尿、遺尿

    その他

    疲労、食欲減退

                
    1) 希少疾病用医薬品で臨床試験データが限定的であり、製造販売後調査結果を含む発現頻度である。
              

    3. 組成・性状

    3.1 組成

    ビオプテン顆粒2.5%

    有効成分 1g中
    サプロプテリン塩酸塩   25.0mg
    添加剤 D-マンニトール、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、ポビドン、アスコルビン酸、L-システイン塩酸塩、黄色5号、香料
    ビオプテン顆粒10%

    有効成分 1g中
    サプロプテリン塩酸塩   100.0mg
    添加剤 D-マンニトール、リン酸水素カルシウム水和物、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、ポビドン、アスコルビン酸、L-システイン塩酸塩、リボフラビン

    3.2 製剤の性状

    ビオプテン顆粒2.5%

    性状 淡橙色で芳香を有する顆粒
    ビオプテン顆粒10%

    性状 淡黄色~帯赤黄色の顆粒

    4. 効能又は効果

    • ジヒドロビオプテリン合成酵素欠損、ジヒドロプテリジン還元酵素欠損に基づく高フェニルアラニン血症(異型高フェニルアラニン血症)における血清フェニルアラニン値の低下
    • テトラヒドロビオプテリン反応性フェニルアラニン水酸化酵素欠損に基づく高フェニルアラニン血症(テトラヒドロビオプテリン反応性高フェニルアラニン血症)における血清フェニルアラニン値の低下

    5. 効能又は効果に関連する注意

    • 〈異型高フェニルアラニン血症〉
      1. 5.1 本剤は、確定診断によりジヒドロビオプテリン合成酵素欠損症、ジヒドロプテリジン還元酵素欠損症に特定されたものに投与すること。
    • 〈テトラヒドロビオプテリン反応性高フェニルアラニン血症〉
      1. 5.2 本剤は、テトラヒドロビオプテリン負荷試験等による鑑別診断にて、テトラヒドロビオプテリン反応性高フェニルアラニン血症と特定されたものに投与すること。

    6. 用法及び用量

    • 〈異型高フェニルアラニン血症〉

      通常、サプロプテリン塩酸塩として1日2~5mg/kgを1~3回に分割経口投与するが、血清フェニルアラニン値が正常域に維持される用量をもって、有効維持量とする。

    • 〈テトラヒドロビオプテリン反応性高フェニルアラニン血症〉

      通常、サプロプテリン塩酸塩として1日10mg/kg(1~3回に分割経口投与)から投与を開始し、臨床症状等の観察を行いながら、年齢に相応した血清フェニルアラニン値の目標値に維持される用量をもって、有効維持量とする。

    7. 用法及び用量に関連する注意

    • 〈テトラヒドロビオプテリン反応性高フェニルアラニン血症〉
      1. 7.1 原則として1日20mg/kgを超える投与は行わないこと。1日20mg/kgを超える使用経験は少ない。
      2. 7.2 公表されている治療指針の年齢に相応した血清フェニルアラニン値の維持範囲を治療の目標値とすること1)

    8. 重要な基本的注意

    • 〈効能共通〉
      1. 8.1 本剤は長期にわたり投与されるため、血清フェニルアラニン値を定期的に測定し、治療効果を確認するとともに、副作用の観察を行うこと。
    • 〈テトラヒドロビオプテリン反応性高フェニルアラニン血症〉
      1. 8.2 本剤投与によっても治療目標とする血清フェニルアラニン値に到達しない場合は、フェニルアラニン制限食による食事療法を併用するか、あるいは食事療法による単独療法に変更すること。食事療法を併用する場合には、フェニルアラニン摂取制限によるフェニルアラニン欠乏症状が発現する可能性が否定できないので、血清フェニルアラニン値が適正に維持されているか注意すること。

    9. 特定の背景を有する患者に関する注意

    9.1 合併症・既往歴等のある患者

    1. 9.1.1 重篤な脳器質障害、てんかん、痙攣発作等のある患者

      失神発作、痙攣の発現、痙攣発作回数の増加が認められている。

    2. 9.1.2 薬物アレルギーのある患者
    3. 9.1.3 食事摂取不良等により栄養状態が不良の患者

    9.3 肝機能障害患者

    1. 9.3.1 重篤な肝機能障害のある患者

      AST、ALT等の上昇が認められている。

    9.5 妊婦

    妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

    9.6 授乳婦

    治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験で乳汁中へ移行することが報告されている。

    9.7 小児等

    低出生体重児、新生児、乳児へ投与する場合は低用量より開始するなど、慎重に投与すること。幼若ラットに本剤を投与した場合、血漿中及び脳内総ビオプテリン濃度が成熟ラットに比し高くなることが報告されている。

    10. 相互作用

      10.2 併用注意(併用に注意すること)

      薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

      レボドパ

      興奮性、易刺激性が生じることがあるので、このような場合には減量するなど慎重に投与すること。

      併用することにより相加的にカテコールアミンの産生が増加するためと推測される。

      11. 副作用

      次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

      11.2 その他の副作用

      5%以上1)

      1~5%未満1)

      頻度不明

      過敏症

      アレルギー反応、発疹

      精神神経系

      どもり、多幸気分、不機嫌

      興奮、運動過多、睡眠障害

      中枢神経系

      痙攣

      ジスキネジー、ミオクローヌス、意識レベル低下、筋緊張亢進、会話障害

      頭痛、反射亢進、浮動性めまい、振戦

      消化器

      下痢(12.8%)

      嘔吐、流涎過多

      腹痛、悪心、鼓腸、排便回数増加、消化不良、胃炎、食道炎、食道痛、口腔咽頭痛

      呼吸器

      咽喉頭疼痛、咽頭炎

      血液

      白血球数増加、血小板数増加、ヘモグロビン減少、白血球分画の異常(リンパ球数増加、好塩基球数増加等)

      斜視、眼運動障害

      肝臓

      肝機能異常(AST増加、ALT増加、γ-GTP増加)

      腎臓

      尿蛋白陽性

      頻尿、多尿、遺尿

      その他

      疲労、食欲減退

                  
      1) 希少疾病用医薬品で臨床試験データが限定的であり、製造販売後調査結果を含む発現頻度である。
                

      その他詳細情報

      日本標準商品分類番号
      873999
      ブランドコード
      3999012D1023, 3999012D2020
      承認番号
      20400AMZ00758, 22500AMX01774
      販売開始年月
      1992-06, 2013-11
      貯法
      室温保存、室温保存
      有効期間
      3年、3年
      規制区分
      12, 12

      重要な注意事項

      • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
      • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
      • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
      • この情報は最新のものであるよう努めていますが、最新とは限りません。常に医療専門家に確認してください。
      • 副作用に関する情報は、信頼できる医療情報源に基づいて提供されていますが、完全性や正確性を保証するものではありません。
      • この情報を使用することにより生じたいかなる損害についても、当サイトは一切の責任を負いません。