薬効分類名代謝賦活剤

一般的名称アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物注射液

ATP注10mg「イセイ」、ATP注20mg「イセイ」

えーてーぴーちゅう10mg「いせい」、えーてーぴーちゅう20mg「いせい」

ATP Injection 10mg“ISEI”, ATP Injection 20mg“ISEI”

製造販売元/コーアイセイ株式会社

第1版
禁忌相互作用妊婦授乳婦高齢者

重大な副作用

頻度
副作用

その他の副作用

部位
頻度
副作用
胃腸・消化器系
頻度不明
心臓・血管
頻度不明
脳・神経
頻度不明

併用注意

薬剤名等

ジピリダモール

臨床症状・措置方法

ジピリダモールはアデノシン三リン酸(ATP)分解物であるアデノシンの血中濃度を上昇させ、心臓血管に対する作用を増強するとの報告があるので、併用にあたっては患者の状態を十分に観察するなど注意すること。

機序・危険因子

ジピリダモールのアデノシン取り込み抑制作用により、ATP分解物であるアデノシンの血中濃度が上昇する。

詳細情報

正確な情報は PMDA で必ず確認して下さい

注意以下の情報は参考資料としてご活用下さい

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

脳出血直後の患者[脳血管拡張により、再出血するおそれがある。]

3. 組成・性状

3.1 組成

ATP注10mg「イセイ」

有効成分 1管(2mL)中
アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物   10.981mg
(無水物として   10mg )
添加剤 1管(2mL)中
グリシン 10mg
pH調節剤 適量
ATP注20mg「イセイ」

有効成分 1管(2mL)中
アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物   21.961mg
(無水物として   20mg )
添加剤 1管(2mL)中
グリシン 20mg
pH調節剤 適量

3.2 製剤の性状

ATP注10mg「イセイ」

剤形 水性注射剤
pH 8.5~9.5
浸透圧比 約0.5(生理食塩液に対する比)
性状 無色澄明の液
ATP注20mg「イセイ」

剤形 水性注射剤
pH 8.5~9.5
浸透圧比 約1(生理食塩液に対する比)
性状 無色澄明の液

4. 効能又は効果

  • 下記疾患に伴う諸症状の改善

    頭部外傷後遺症

  • 心不全
  • 筋ジストロフィー症及びその類縁疾患
  • 急性灰白髄炎
  • 脳性小児麻痺(弛緩型)
  • 進行性脊髄性筋萎縮症及びその類似疾患
  • 調節性眼精疲労における調節機能の安定化
  • 耳鳴・難聴
  • 消化管機能低下のみられる慢性胃炎
  • 慢性肝疾患における肝機能の改善

6. 用法及び用量

  • 〈静脈内注射〉

    アデノシン三リン酸二ナトリウムとして、通常1回5~40mgを1日1~2回、等張ないし高張ブドウ糖注射液に溶解して、徐々に静脈内注射する。

  • 〈点滴静脈内注射〉

    アデノシン三リン酸二ナトリウムとして、通常1回40~80mgを1日1回、5%ブドウ糖注射液200~500mLに溶解し、30~60分かけて点滴静脈内注射する。

  • 〈筋肉内又は皮下注射〉

    アデノシン三リン酸二ナトリウムとして、通常1回5~40mgを1日1~2回筋肉内又は皮下注射する。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、投与しないことが望ましい。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

9.8 高齢者

減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

10. 相互作用

    10.2 併用注意(併用に注意すること)

    薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

    ジピリダモール

    ジピリダモールはアデノシン三リン酸(ATP)分解物であるアデノシンの血中濃度を上昇させ、心臓血管に対する作用を増強するとの報告があるので、併用にあたっては患者の状態を十分に観察するなど注意すること。

    ジピリダモールのアデノシン取り込み抑制作用により、ATP分解物であるアデノシンの血中濃度が上昇する。

    11. 副作用

    次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

    11.1 重大な副作用

    1. 11.1.1 ショック様症状(0.1%未満)

      胸内苦悶、悪心、顔面潮紅、咳、吃逆、熱感等があらわれた場合には投与を中止すること。[14.1 参照]

    11.2 その他の副作用

    頻度不明

    消化器

    悪心・嘔吐、食欲不振

    循環器

    一過性の心悸亢進

    精神神経系

    頭痛

    注)発現頻度は第1次再評価時の文献調査による集計に基づく。

    14. 適用上の注意

    14.1 薬剤投与時の注意

    • 〈静脈内注射〉

      ゆっくり(10mgを1~2分で)静脈内に投与すること。急速に投与すると、一過性の胸内苦悶、悪心、頭痛、顔面潮紅、咳、吃逆、発熱等があらわれることがある。[11.1.1 参照]

    15. その他の注意

    15.1 臨床使用に基づく情報

    本剤を急速静脈内注射した場合に気管支痙攣を誘発したとの報告がある。

    2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

    脳出血直後の患者[脳血管拡張により、再出血するおそれがある。]

    3. 組成・性状

    3.1 組成

    ATP注10mg「イセイ」

    有効成分 1管(2mL)中
    アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物   10.981mg
    (無水物として   10mg )
    添加剤 1管(2mL)中
    グリシン 10mg
    pH調節剤 適量
    ATP注20mg「イセイ」

    有効成分 1管(2mL)中
    アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物   21.961mg
    (無水物として   20mg )
    添加剤 1管(2mL)中
    グリシン 20mg
    pH調節剤 適量

    3.2 製剤の性状

    ATP注10mg「イセイ」

    剤形 水性注射剤
    pH 8.5~9.5
    浸透圧比 約0.5(生理食塩液に対する比)
    性状 無色澄明の液
    ATP注20mg「イセイ」

    剤形 水性注射剤
    pH 8.5~9.5
    浸透圧比 約1(生理食塩液に対する比)
    性状 無色澄明の液

    4. 効能又は効果

    • 下記疾患に伴う諸症状の改善

      頭部外傷後遺症

    • 心不全
    • 筋ジストロフィー症及びその類縁疾患
    • 急性灰白髄炎
    • 脳性小児麻痺(弛緩型)
    • 進行性脊髄性筋萎縮症及びその類似疾患
    • 調節性眼精疲労における調節機能の安定化
    • 耳鳴・難聴
    • 消化管機能低下のみられる慢性胃炎
    • 慢性肝疾患における肝機能の改善

    6. 用法及び用量

    • 〈静脈内注射〉

      アデノシン三リン酸二ナトリウムとして、通常1回5~40mgを1日1~2回、等張ないし高張ブドウ糖注射液に溶解して、徐々に静脈内注射する。

    • 〈点滴静脈内注射〉

      アデノシン三リン酸二ナトリウムとして、通常1回40~80mgを1日1回、5%ブドウ糖注射液200~500mLに溶解し、30~60分かけて点滴静脈内注射する。

    • 〈筋肉内又は皮下注射〉

      アデノシン三リン酸二ナトリウムとして、通常1回5~40mgを1日1~2回筋肉内又は皮下注射する。

    9. 特定の背景を有する患者に関する注意

    9.5 妊婦

    妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、投与しないことが望ましい。

    9.6 授乳婦

    治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

    9.8 高齢者

    減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

    10. 相互作用

      10.2 併用注意(併用に注意すること)

      薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

      ジピリダモール

      ジピリダモールはアデノシン三リン酸(ATP)分解物であるアデノシンの血中濃度を上昇させ、心臓血管に対する作用を増強するとの報告があるので、併用にあたっては患者の状態を十分に観察するなど注意すること。

      ジピリダモールのアデノシン取り込み抑制作用により、ATP分解物であるアデノシンの血中濃度が上昇する。

      11. 副作用

      次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

      11.1 重大な副作用

      1. 11.1.1 ショック様症状(0.1%未満)

        胸内苦悶、悪心、顔面潮紅、咳、吃逆、熱感等があらわれた場合には投与を中止すること。[14.1 参照]

      11.2 その他の副作用

      頻度不明

      消化器

      悪心・嘔吐、食欲不振

      循環器

      一過性の心悸亢進

      精神神経系

      頭痛

      注)発現頻度は第1次再評価時の文献調査による集計に基づく。

      14. 適用上の注意

      14.1 薬剤投与時の注意

      • 〈静脈内注射〉

        ゆっくり(10mgを1~2分で)静脈内に投与すること。急速に投与すると、一過性の胸内苦悶、悪心、頭痛、顔面潮紅、咳、吃逆、発熱等があらわれることがある。[11.1.1 参照]

      15. その他の注意

      15.1 臨床使用に基づく情報

      本剤を急速静脈内注射した場合に気管支痙攣を誘発したとの報告がある。

      その他詳細情報

      日本標準商品分類番号
      873992
      ブランドコード
      3992400A1085, 3992400A2090
      承認番号
      14200AZZ02853000, 14200AZZ02854000
      販売開始年月
      1968-12, 1968-12
      貯法
      冷所保存、冷所保存
      有効期間
      2年、2年
      規制区分
      12, 12

      重要な注意事項

      • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
      • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
      • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
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