薬効分類名糖尿病用剤
一般的名称イメグリミン塩酸塩
ツイミーグ錠500mg
TWYMEEG Tablets
製造販売元/住友ファーマ株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
低血糖の発現に注意すること。特に、インスリン製剤、スルホニルウレア剤又は速効型インスリン分泌促進薬と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。これらの薬剤による低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤、スルホニルウレア剤又は速効型インスリン分泌促進薬の減量を検討すること。
血糖降下作用が増強されるおそれがある。
ビグアナイド系薬剤
[8.5 参照],[11.1.1 参照],[11.1.2 参照]
低血糖及び消化器症状の発現に注意すること。
低血糖については、血糖降下作用が増強されるおそれがある。
消化器症状については、特に併用初期に多く発現する傾向が認められている。
血糖値、その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。
血糖降下作用が増強されるおそれがある。
血糖降下作用を減弱する薬剤
- アドレナリン
副腎皮質ホルモン
甲状腺ホルモン 等
血糖値、その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。
血糖降下作用が減弱されるおそれがある。
4. 効能又は効果
2型糖尿病
5. 効能又は効果に関連する注意
*本剤の適用はあらかじめ糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法を十分に行った上で効果が不十分な場合に限り考慮すること。
6. 用法及び用量
通常、成人にはイメグリミン塩酸塩として1回1000mgを1日2回朝、夕に経口投与する。
7. 用法及び用量に関連する注意
*腎機能障害のある患者では、排泄の遅延により本剤の血中濃度が上昇するため、以下の点に注意すること。[8.1 参照],[9.2.1 参照],[9.2.2 参照],[16.6.1 参照]
- eGFRが10mL/min/1.73m2以上45mL/min/1.73m2未満の患者では、下表のとおりに投与量及び投与間隔を調節すること。
eGFR
(mL/min/1.73m2)
投与方法
15≦eGFR<45
1回 500mg、1日2回朝夕
10≦eGFR<15
1回 500mg、1日1回
- 特に、eGFRが10mL/min/1.73m2以上15mL/min/1.73m2未満の患者には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。投与中は患者の状態に十分に注意し、腎機能のさらなる悪化等が認められた場合には投与の中止を検討すること。
- eGFRが10mL/min/1.73m2未満の患者(透析患者を含む)への投与は推奨されない。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 *腎機能障害を有する場合、本剤の排泄が遅延し血中濃度が上昇するため、腎機能を定期的に検査することが望ましい。特に、eGFRが15mL/min/1.73m2未満の患者では、腎機能を頻回に検査するとともに、慎重に経過を観察すること。[7 参照] ,[9.2.1 参照],[9.2.2 参照] ,[16.6.1 参照]
- 8.2 本剤の使用にあたっては、患者に対し、低血糖症状及びその対処方法について十分説明すること。[9.1.1 参照],[11.1.1 参照]
- 8.3 低血糖症状を起こすことがあるので、高所作業、自動車の運転等に従事している患者に投与するときには注意すること。[11.1.1 参照]
- 8.4 投与する場合には、血糖を定期的に検査し、薬剤の効果を確かめ、3ヵ月間投与して効果が不十分な場合には、より適切と考えられる治療への変更を考慮すること。
- 8.5 **本剤とビグアナイド系薬剤は作用機序の一部が共通している可能性があること、また、両剤を併用した場合、他の糖尿病用薬との併用療法と比較して消化器症状が多く認められたことから、併用薬剤の選択の際には留意すること。[10.2 参照],[11.1.2 参照],[17.1.3 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 低血糖を起こすおそれのある以下の患者又は状態
- 脳下垂体機能不全又は副腎機能不全
- 栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事摂取、食事摂取量の不足又は衰弱状態
- 激しい筋肉運動
- 過度のアルコール摂取者
[8.2 参照],[11.1.1 参照]
9.2 腎機能障害患者
- 9.2.1 *eGFRが10mL/min/1.73m2未満の腎機能障害患者(透析患者を含む)
-
9.2.2 *eGFRが10mL/min/1.73m2以上45mL/min/1.73m2未満の腎機能障害患者
腎機能障害の程度に応じて投与量及び投与間隔を調節すること。特に、eGFRが10mL/min/1.73m2以上 15mL/min/1.73m2未満の患者には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。本剤の血中濃度が上昇する。[7 参照],[8.1 参照],[16.6.1 参照]
9.3 肝機能障害患者
本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。
また、重度(Child-Pugh分類C)の肝機能障害のある患者を対象とした臨床試験は実施していない。[16.6.2 参照]
9.5 妊婦
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で乳汁中への移行が認められている4) 。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下していることが多い。
10. 相互作用
- 本剤は主に腎臓から未変化体として排泄される。[16.5 参照]
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
低血糖の発現に注意すること。特に、インスリン製剤、スルホニルウレア剤又は速効型インスリン分泌促進薬と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。これらの薬剤による低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤、スルホニルウレア剤又は速効型インスリン分泌促進薬の減量を検討すること。 |
血糖降下作用が増強されるおそれがある。 |
|
**ビグアナイド系薬剤 |
低血糖及び消化器症状の発現に注意すること。 |
低血糖については、血糖降下作用が増強されるおそれがある。 |
血糖値、その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。 |
血糖降下作用が増強されるおそれがある。 |
|
血糖値、その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。 |
血糖降下作用が減弱されるおそれがある。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 低血糖(6.7%)
低血糖があらわれることがある。特に、インスリン製剤、スルホニルウレア剤又は速効型インスリン分泌促進薬と併用した場合に、低血糖が発現するおそれがある。低血糖症状(初期症状:脱力感、高度の空腹感、発汗等)が認められた場合には糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行うこと。ただし、α-グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与すること。[8.2 参照],[8.3 参照],[9.1.1 参照],[10.2 参照]
- 11.1.2 **重度の食欲減退、嘔吐(いずれも頻度不明)
11.2 その他の副作用
1~5%未満 |
1%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|
感染症及び寄生虫症 |
膀胱炎 |
||
代謝及び栄養障害 |
食欲減退 |
||
眼障害 |
糖尿病網膜症、糖尿病性網膜浮腫・黄斑浮腫 |
||
胃腸障害 |
悪心、下痢、便秘 |
嘔吐、腹部不快感、消化不良、上腹部痛、軟便、腹部膨満、胃食道逆流性疾患 |
|
**皮膚及び皮下組織障害 |
発疹、そう痒症 |
||
臨床検査 |
血中乳酸増加、リパーゼ増加、体重減少 |
4. 効能又は効果
2型糖尿病
5. 効能又は効果に関連する注意
*本剤の適用はあらかじめ糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法を十分に行った上で効果が不十分な場合に限り考慮すること。
6. 用法及び用量
通常、成人にはイメグリミン塩酸塩として1回1000mgを1日2回朝、夕に経口投与する。
7. 用法及び用量に関連する注意
*腎機能障害のある患者では、排泄の遅延により本剤の血中濃度が上昇するため、以下の点に注意すること。[8.1 参照],[9.2.1 参照],[9.2.2 参照],[16.6.1 参照]
- eGFRが10mL/min/1.73m2以上45mL/min/1.73m2未満の患者では、下表のとおりに投与量及び投与間隔を調節すること。
eGFR
(mL/min/1.73m2)
投与方法
15≦eGFR<45
1回 500mg、1日2回朝夕
10≦eGFR<15
1回 500mg、1日1回
- 特に、eGFRが10mL/min/1.73m2以上15mL/min/1.73m2未満の患者には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。投与中は患者の状態に十分に注意し、腎機能のさらなる悪化等が認められた場合には投与の中止を検討すること。
- eGFRが10mL/min/1.73m2未満の患者(透析患者を含む)への投与は推奨されない。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 *腎機能障害を有する場合、本剤の排泄が遅延し血中濃度が上昇するため、腎機能を定期的に検査することが望ましい。特に、eGFRが15mL/min/1.73m2未満の患者では、腎機能を頻回に検査するとともに、慎重に経過を観察すること。[7 参照] ,[9.2.1 参照],[9.2.2 参照] ,[16.6.1 参照]
- 8.2 本剤の使用にあたっては、患者に対し、低血糖症状及びその対処方法について十分説明すること。[9.1.1 参照],[11.1.1 参照]
- 8.3 低血糖症状を起こすことがあるので、高所作業、自動車の運転等に従事している患者に投与するときには注意すること。[11.1.1 参照]
- 8.4 投与する場合には、血糖を定期的に検査し、薬剤の効果を確かめ、3ヵ月間投与して効果が不十分な場合には、より適切と考えられる治療への変更を考慮すること。
- 8.5 **本剤とビグアナイド系薬剤は作用機序の一部が共通している可能性があること、また、両剤を併用した場合、他の糖尿病用薬との併用療法と比較して消化器症状が多く認められたことから、併用薬剤の選択の際には留意すること。[10.2 参照],[11.1.2 参照],[17.1.3 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 低血糖を起こすおそれのある以下の患者又は状態
- 脳下垂体機能不全又は副腎機能不全
- 栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事摂取、食事摂取量の不足又は衰弱状態
- 激しい筋肉運動
- 過度のアルコール摂取者
[8.2 参照],[11.1.1 参照]
9.2 腎機能障害患者
- 9.2.1 *eGFRが10mL/min/1.73m2未満の腎機能障害患者(透析患者を含む)
-
9.2.2 *eGFRが10mL/min/1.73m2以上45mL/min/1.73m2未満の腎機能障害患者
腎機能障害の程度に応じて投与量及び投与間隔を調節すること。特に、eGFRが10mL/min/1.73m2以上 15mL/min/1.73m2未満の患者には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。本剤の血中濃度が上昇する。[7 参照],[8.1 参照],[16.6.1 参照]
9.3 肝機能障害患者
本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。
また、重度(Child-Pugh分類C)の肝機能障害のある患者を対象とした臨床試験は実施していない。[16.6.2 参照]
9.5 妊婦
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で乳汁中への移行が認められている4) 。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下していることが多い。
10. 相互作用
- 本剤は主に腎臓から未変化体として排泄される。[16.5 参照]
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
低血糖の発現に注意すること。特に、インスリン製剤、スルホニルウレア剤又は速効型インスリン分泌促進薬と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。これらの薬剤による低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤、スルホニルウレア剤又は速効型インスリン分泌促進薬の減量を検討すること。 |
血糖降下作用が増強されるおそれがある。 |
|
**ビグアナイド系薬剤 |
低血糖及び消化器症状の発現に注意すること。 |
低血糖については、血糖降下作用が増強されるおそれがある。 |
血糖値、その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。 |
血糖降下作用が増強されるおそれがある。 |
|
血糖値、その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。 |
血糖降下作用が減弱されるおそれがある。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 低血糖(6.7%)
低血糖があらわれることがある。特に、インスリン製剤、スルホニルウレア剤又は速効型インスリン分泌促進薬と併用した場合に、低血糖が発現するおそれがある。低血糖症状(初期症状:脱力感、高度の空腹感、発汗等)が認められた場合には糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行うこと。ただし、α-グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与すること。[8.2 参照],[8.3 参照],[9.1.1 参照],[10.2 参照]
- 11.1.2 **重度の食欲減退、嘔吐(いずれも頻度不明)
11.2 その他の副作用
1~5%未満 |
1%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|
感染症及び寄生虫症 |
膀胱炎 |
||
代謝及び栄養障害 |
食欲減退 |
||
眼障害 |
糖尿病網膜症、糖尿病性網膜浮腫・黄斑浮腫 |
||
胃腸障害 |
悪心、下痢、便秘 |
嘔吐、腹部不快感、消化不良、上腹部痛、軟便、腹部膨満、胃食道逆流性疾患 |
|
**皮膚及び皮下組織障害 |
発疹、そう痒症 |
||
臨床検査 |
血中乳酸増加、リパーゼ増加、体重減少 |