薬効分類名速効型インスリン分泌促進薬
一般的名称ナテグリニド錠
スターシス錠30mg、スターシス錠90mg
すたーしすじょう さんじゅうみりぐらむ、すたーしすじょう きゅうじゅうみりぐらむ
Starsis Tablets 30mg, Starsis Tablets 90mg
製造販売/アステラス製薬株式会社
第2版
禁忌相互作用合併症・既往歴等のある患者腎機能障害患者肝機能障害患者妊婦授乳婦小児等高齢者
重大な副作用
頻度
副作用
その他の副作用
部位
頻度
副作用
腎・尿路
0.1~5%未満
併用注意
薬剤名等
糖尿病用薬
- インスリン製剤 ビグアナイド系薬剤 α-グルコシダーゼ阻害剤 チアゾリジン系薬剤 DPP-4阻害剤 GLP-1受容体作動薬 SGLT2阻害剤 [11.1.1 参照]
臨床症状・措置方法
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
機序・危険因子
作用機序が異なる薬理作用の相加作用による血糖降下作用の増強による。
薬剤名等
アルドース還元酵素阻害剤
- エパルレスタット
臨床症状・措置方法
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
機序・危険因子
in vitro試験結果から、エパルレスタットとの併用により、本剤の血漿中濃度が最大で1.5倍に上昇する可能性が報告されている。
薬剤名等
ピラゾロン系消炎剤
- スルピリン水和物 等
臨床症状・措置方法
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
機序・危険因子
血中蛋白との結合抑制、腎排泄抑制、肝代謝抑制による。
薬剤名等
サリチル酸製剤
- アスピリン 等
臨床症状・措置方法
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
機序・危険因子
血中蛋白との結合抑制、サリチル酸製剤の血糖降下作用による。
薬剤名等
フィブラート系薬剤
- クロフィブラート ベザフィブラート 等
臨床症状・措置方法
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
機序・危険因子
血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制、腎排泄抑制による。
薬剤名等
ミコナゾール
フルコナゾール
ホスフルコナゾール
臨床症状・措置方法
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
機序・危険因子
血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制による。
薬剤名等
プロベネシド
臨床症状・措置方法
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
機序・危険因子
腎排泄抑制による。
薬剤名等
クマリン系薬剤
- ワルファリンカリウム
臨床症状・措置方法
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
機序・危険因子
肝代謝抑制による。
薬剤名等
サルファ剤
- スルファメトキサゾール 等
臨床症状・措置方法
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
機序・危険因子
血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制、腎排泄抑制による。
薬剤名等
クロラムフェニコール
臨床症状・措置方法
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
機序・危険因子
肝代謝抑制による。
薬剤名等
β-遮断剤
- プロプラノロール塩酸塩 等
臨床症状・措置方法
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
機序・危険因子
肝における糖新生の抑制及び末梢におけるインスリン感受性の増強により血糖が低下する。
薬剤名等
タンパク同化ホルモン剤
臨床症状・措置方法
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
機序・危険因子
タンパク同化ホルモン剤が糖尿病患者のみに起こる血糖降下作用に加えて代謝抑制・排泄遅延説がある。
薬剤名等
テトラサイクリン系抗生物質
- テトラサイクリン塩酸塩 ミノサイクリン塩酸塩 等
臨床症状・措置方法
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
機序・危険因子
インスリン感受性促進による。
薬剤名等
アドレナリン
臨床症状・措置方法
経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。
食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。
併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。
機序・危険因子
末梢でのグルコースの取り込み抑制及び肝での糖新生の促進により、血糖値を上昇させる。
薬剤名等
副腎皮質ホルモン
- メチルプレドニゾロン 等
臨床症状・措置方法
経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。
食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。
併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。
機序・危険因子
肝での糖新生促進、末梢組織でのインスリン感受性低下による。
薬剤名等
ニコチン酸
臨床症状・措置方法
経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。
食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。
併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。
機序・危険因子
肝でのブドウ糖の同化抑制による。
薬剤名等
卵胞ホルモン
- エチニルエストラジオール 等
臨床症状・措置方法
経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。
食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。
併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。
機序・危険因子
機序不明
コルチゾール分泌変化、組織での糖利用変化、成長ホルモンの過剰産生、肝機能の変化等が考えられる。
薬剤名等
イソニアジド
臨床症状・措置方法
経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。
食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。
併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。
機序・危険因子
糖質代謝の障害による血糖値上昇及び耐糖能異常による。
薬剤名等
ピラジナミド
臨床症状・措置方法
経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。
食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。
併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。
機序・危険因子
機序不明
血糖値のコントロールが難しいとの報告がある。
薬剤名等
フェノチアジン系薬剤
- クロルプロマジン塩酸塩 等
臨床症状・措置方法
経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。
食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。
併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。
機序・危険因子
インスリン遊離抑制、副腎からのアドレナリン遊離による。
薬剤名等
利尿剤
- チアジド系 クロルタリドン 等
臨床症状・措置方法
経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。
食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。
併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。
機序・危険因子
血清カリウムの低下、インスリンの分泌障害、組織におけるインスリンの感受性低下による。
薬剤名等
フェニトイン
臨床症状・措置方法
経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。
食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。
併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。
機序・危険因子
インスリン分泌を直接抑制する。
薬剤名等
甲状腺ホルモン
- 乾燥甲状腺 等
臨床症状・措置方法
血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与する。
機序・危険因子
血糖コントロール条件が変わることがある。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、1型糖尿病の患者[輸液及びインスリンによる速やかな高血糖の是正が必須となるので本剤の投与は適さない。]
- 2.2 透析を必要とするような重篤な腎機能障害のある患者[9.2.1 参照]
- 2.3 重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者[インスリン注射による血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さない。]
- 2.4 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 2.5 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照]
4. 効能又は効果
- 2型糖尿病における食後血糖推移の改善ただし、下記のいずれかの治療で十分な効果が得られない場合に限る。
- ①食事療法・運動療法のみ
- ②食事療法・運動療法に加えてα-グルコシダーゼ阻害剤を使用
- ③食事療法・運動療法に加えてビグアナイド系薬剤を使用
- ④食事療法・運動療法に加えてチアゾリジン系薬剤を使用
6. 用法及び用量
通常、成人にはナテグリニドとして1回90mgを1日3回毎食直前に経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら1回量を120mgまで増量することができる。
7. 用法及び用量に関連する注意
- 7.1 本剤は、食後投与では速やかな吸収が得られず効果が減弱する。効果的に食後の血糖上昇を抑制するため、本剤の投与は毎食前10分以内(食直前)とすること。また、本剤は投与後、速やかに薬効を発現するため、食前30分投与では食事開始前に低血糖を誘発する可能性がある。
- 7.2 高齢者には、低用量(例えば1回量60mg)から投与を開始するとともに、血糖値に留意するなど、経過を十分に観察しながら慎重に投与すること。[9.8 参照]
8. 重要な基本的注意
- 8.1 本剤は、速やかなインスリン分泌促進作用を有する。その作用点はスルホニルウレア系薬剤と同じであり、スルホニルウレア系薬剤との相加・相乗の臨床効果及び安全性が確認されていないので、スルホニルウレア系薬剤とは併用しないこと。
- 8.2 本剤の服用後、低血糖及び低血糖症状を起こすことがあるので、高所作業、自動車の運転等に従事している患者に投与するときには注意すること。[11.1.1 参照]
- 8.3 患者に対し低血糖症状及びその対処方法について十分説明すること。[9.1.2 参照],[11.1.1 参照]
- 8.4 本剤投与中は、血糖を定期的に検査するとともに、経過を十分に観察し、本剤を2~3ヵ月投与しても食後血糖に対する効果が不十分な場合(静脈血漿で食後血糖2時間値が200mg/dL以下にコン卜ロールできないなど)には、より適切と考えられる治療への変更を考慮すること。
- 8.5 本剤とピオグリタゾン塩酸塩1日45mgの併用における安全性は確立していない。(使用経験はほとんどない。)
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
- 9.1.1 虚血性心疾患のある患者外国において本剤投与例に心筋虚血の悪化によると思われる心筋梗塞を発症した症例が報告されている。[11.1.3 参照]
- 9.1.2 低血糖を起こすおそれがある以下の患者又は状態
- 脳下垂体機能不全又は副腎機能不全
- 下痢、嘔吐等の胃腸障害
- 栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事摂取、食事摂取量の不足又は衰弱状態
- 激しい筋肉運動
- 過度のアルコール摂取者 [8.3 参照],[11.1.1 参照]
9.2 腎機能障害患者
- 9.2.1 重篤な腎機能障害のある患者透析を必要とするような重篤な腎機能障害のある患者には投与しないこと。低血糖を起こすおそれがある。[2.2 参照],[11.1.1 参照]
- 9.2.2 腎機能障害のある患者(重篤な腎機能障害患者を除く)低用量から開始するなど投与量に十分に注意し、慎重に観察しながら投与すること。低血糖を起こすおそれがある。[11.1.1 参照]
9.3 肝機能障害患者
低血糖を起こすおそれがある。また、肝機能障害の悪化があらわれた場合には、本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと。肝機能障害を悪化させるおそれがある。[11.1.1 参照],[11.1.2 参照]
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。本剤は動物実験で胎盤通過(ラット)、また、催奇形性作用(ウサギ)が認められている。[2.5 参照]
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。本剤は動物実験(ラット)で母乳へ移行することが報告されている。
9.7 小児等
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
一般に高齢者では生理機能が低下している。[7.2 参照]
10. 相互作用
- 本剤は、主として薬物代謝酵素CYP2C9で代謝される。[16.4 参照]
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
|
糖尿病用薬
|
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
|
作用機序が異なる薬理作用の相加作用による血糖降下作用の増強による。
|
|
アルドース還元酵素阻害剤
|
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
|
in vitro試験結果から、エパルレスタットとの併用により、本剤の血漿中濃度が最大で1.5倍に上昇する可能性が報告されている。
|
|
ピラゾロン系消炎剤
|
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
|
血中蛋白との結合抑制、腎排泄抑制、肝代謝抑制による。
|
|
サリチル酸製剤
|
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
|
血中蛋白との結合抑制、サリチル酸製剤の血糖降下作用による。
|
|
フィブラート系薬剤
|
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
|
血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制、腎排泄抑制による。
|
|
ミコナゾール
フルコナゾール
ホスフルコナゾール
|
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
|
血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制による。
|
|
プロベネシド
|
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
|
腎排泄抑制による。
|
|
クマリン系薬剤
|
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
|
肝代謝抑制による。
|
|
サルファ剤
|
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
|
血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制、腎排泄抑制による。
|
|
クロラムフェニコール
|
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
|
肝代謝抑制による。
|
|
β-遮断剤
|
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
|
肝における糖新生の抑制及び末梢におけるインスリン感受性の増強により血糖が低下する。
|
|
タンパク同化ホルモン剤
|
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
|
タンパク同化ホルモン剤が糖尿病患者のみに起こる血糖降下作用に加えて代謝抑制・排泄遅延説がある。
|
|
テトラサイクリン系抗生物質
|
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
|
インスリン感受性促進による。
|
|
アドレナリン
|
経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。
食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。
併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。
|
末梢でのグルコースの取り込み抑制及び肝での糖新生の促進により、血糖値を上昇させる。
|
|
副腎皮質ホルモン
|
経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。
食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。
併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。
|
肝での糖新生促進、末梢組織でのインスリン感受性低下による。
|
|
ニコチン酸
|
経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。
食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。
併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。
|
肝でのブドウ糖の同化抑制による。
|
|
卵胞ホルモン
|
経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。
食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。
併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。
|
機序不明
コルチゾール分泌変化、組織での糖利用変化、成長ホルモンの過剰産生、肝機能の変化等が考えられる。
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イソニアジド
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経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。
食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。
併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。
|
糖質代謝の障害による血糖値上昇及び耐糖能異常による。
|
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ピラジナミド
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経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。
食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。
併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。
|
機序不明
血糖値のコントロールが難しいとの報告がある。
|
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フェノチアジン系薬剤
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経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。
食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。
併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。
|
インスリン遊離抑制、副腎からのアドレナリン遊離による。
|
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利尿剤
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経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。
食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。
併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。
|
血清カリウムの低下、インスリンの分泌障害、組織におけるインスリンの感受性低下による。
|
|
フェニトイン
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経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。
食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。
併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。
|
インスリン分泌を直接抑制する。
|
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甲状腺ホルモン
|
血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与する。
|
血糖コントロール条件が変わることがある。
|
11. 副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
注)発現頻度は使用成績調査を含む。
11.1 重大な副作用
- 11.1.1 低血糖(0.1~5%未満)低血糖及び低血糖症状(空腹感、冷汗、めまい、ふらつき、動悸、脱力感、気分不良、ふるえ、意識消失等)があらわれることがある。低血糖症状が認められた場合には、糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行うこと。ただし、α-グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与すること。[8.2 参照],[8.3 参照],[9.1.2 参照],[9.2.1 参照],[9.2.2 参照],[9.3 参照],[10.2 参照]
- 11.1.2 肝機能障害、黄疸(各0.1%未満) [9.3 参照]
- 11.1.3 心筋梗塞(頻度不明)外国において本剤投与例に心筋梗塞の発症が報告されている。[9.1.1 参照]
- 11.1.4 突然死(頻度不明)外国において本剤投与例に原因不明の突然死が報告されている。
11.2 その他の副作用
|
0.1~5%未満
|
0.1%未満
|
頻度不明
|
|
|---|---|---|---|
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代謝
|
乳酸上昇、ピルビン酸上昇、尿酸上昇、血清カリウム上昇
|
||
|
消化器
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嘔気、放屁増加、腹部膨満感、胃もたれ感、腹痛、便秘、下痢
|
嘔吐、軟便
|
舌炎、口内炎、口渇
|
|
過敏症
|
発疹、そう痒感
|
じん麻疹、多形紅斑
|
|
|
肝臓
|
肝機能異常(γ-GTP上昇、LDH上昇、AST上昇、ALT上昇等)
|
||
|
腎臓
|
腎機能障害
|
||
|
血液
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貧血、白血球減少、血小板減少
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その他
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頭痛、動悸、めまい、倦怠感、体重増加、浮腫(顔面、下肢等)
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胸部圧迫感、味覚異常、眠気、頻尿、ほてり、 熱感
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勃起障害、筋痙攣、かすみ目
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2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、1型糖尿病の患者[輸液及びインスリンによる速やかな高血糖の是正が必須となるので本剤の投与は適さない。]
- 2.2 透析を必要とするような重篤な腎機能障害のある患者[9.2.1 参照]
- 2.3 重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者[インスリン注射による血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さない。]
- 2.4 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 2.5 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照]
4. 効能又は効果
- 2型糖尿病における食後血糖推移の改善ただし、下記のいずれかの治療で十分な効果が得られない場合に限る。
- ①食事療法・運動療法のみ
- ②食事療法・運動療法に加えてα-グルコシダーゼ阻害剤を使用
- ③食事療法・運動療法に加えてビグアナイド系薬剤を使用
- ④食事療法・運動療法に加えてチアゾリジン系薬剤を使用
6. 用法及び用量
通常、成人にはナテグリニドとして1回90mgを1日3回毎食直前に経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら1回量を120mgまで増量することができる。
7. 用法及び用量に関連する注意
- 7.1 本剤は、食後投与では速やかな吸収が得られず効果が減弱する。効果的に食後の血糖上昇を抑制するため、本剤の投与は毎食前10分以内(食直前)とすること。また、本剤は投与後、速やかに薬効を発現するため、食前30分投与では食事開始前に低血糖を誘発する可能性がある。
- 7.2 高齢者には、低用量(例えば1回量60mg)から投与を開始するとともに、血糖値に留意するなど、経過を十分に観察しながら慎重に投与すること。[9.8 参照]
8. 重要な基本的注意
- 8.1 本剤は、速やかなインスリン分泌促進作用を有する。その作用点はスルホニルウレア系薬剤と同じであり、スルホニルウレア系薬剤との相加・相乗の臨床効果及び安全性が確認されていないので、スルホニルウレア系薬剤とは併用しないこと。
- 8.2 本剤の服用後、低血糖及び低血糖症状を起こすことがあるので、高所作業、自動車の運転等に従事している患者に投与するときには注意すること。[11.1.1 参照]
- 8.3 患者に対し低血糖症状及びその対処方法について十分説明すること。[9.1.2 参照],[11.1.1 参照]
- 8.4 本剤投与中は、血糖を定期的に検査するとともに、経過を十分に観察し、本剤を2~3ヵ月投与しても食後血糖に対する効果が不十分な場合(静脈血漿で食後血糖2時間値が200mg/dL以下にコン卜ロールできないなど)には、より適切と考えられる治療への変更を考慮すること。
- 8.5 本剤とピオグリタゾン塩酸塩1日45mgの併用における安全性は確立していない。(使用経験はほとんどない。)
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
- 9.1.1 虚血性心疾患のある患者外国において本剤投与例に心筋虚血の悪化によると思われる心筋梗塞を発症した症例が報告されている。[11.1.3 参照]
- 9.1.2 低血糖を起こすおそれがある以下の患者又は状態
- 脳下垂体機能不全又は副腎機能不全
- 下痢、嘔吐等の胃腸障害
- 栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事摂取、食事摂取量の不足又は衰弱状態
- 激しい筋肉運動
- 過度のアルコール摂取者 [8.3 参照],[11.1.1 参照]
9.2 腎機能障害患者
- 9.2.1 重篤な腎機能障害のある患者透析を必要とするような重篤な腎機能障害のある患者には投与しないこと。低血糖を起こすおそれがある。[2.2 参照],[11.1.1 参照]
- 9.2.2 腎機能障害のある患者(重篤な腎機能障害患者を除く)低用量から開始するなど投与量に十分に注意し、慎重に観察しながら投与すること。低血糖を起こすおそれがある。[11.1.1 参照]
9.3 肝機能障害患者
低血糖を起こすおそれがある。また、肝機能障害の悪化があらわれた場合には、本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと。肝機能障害を悪化させるおそれがある。[11.1.1 参照],[11.1.2 参照]
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。本剤は動物実験で胎盤通過(ラット)、また、催奇形性作用(ウサギ)が認められている。[2.5 参照]
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。本剤は動物実験(ラット)で母乳へ移行することが報告されている。
9.7 小児等
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
一般に高齢者では生理機能が低下している。[7.2 参照]
10. 相互作用
- 本剤は、主として薬物代謝酵素CYP2C9で代謝される。[16.4 参照]
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
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糖尿病用薬
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低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
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作用機序が異なる薬理作用の相加作用による血糖降下作用の増強による。
|
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アルドース還元酵素阻害剤
|
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
|
in vitro試験結果から、エパルレスタットとの併用により、本剤の血漿中濃度が最大で1.5倍に上昇する可能性が報告されている。
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ピラゾロン系消炎剤
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低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
|
血中蛋白との結合抑制、腎排泄抑制、肝代謝抑制による。
|
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サリチル酸製剤
|
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
|
血中蛋白との結合抑制、サリチル酸製剤の血糖降下作用による。
|
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フィブラート系薬剤
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低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
|
血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制、腎排泄抑制による。
|
|
ミコナゾール
フルコナゾール
ホスフルコナゾール
|
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
|
血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制による。
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|
プロベネシド
|
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
|
腎排泄抑制による。
|
|
クマリン系薬剤
|
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
|
肝代謝抑制による。
|
|
サルファ剤
|
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
|
血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制、腎排泄抑制による。
|
|
クロラムフェニコール
|
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
|
肝代謝抑制による。
|
|
β-遮断剤
|
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
|
肝における糖新生の抑制及び末梢におけるインスリン感受性の増強により血糖が低下する。
|
|
タンパク同化ホルモン剤
|
低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
|
タンパク同化ホルモン剤が糖尿病患者のみに起こる血糖降下作用に加えて代謝抑制・排泄遅延説がある。
|
|
テトラサイクリン系抗生物質
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低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。
|
インスリン感受性促進による。
|
|
アドレナリン
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経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。
食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。
併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。
|
末梢でのグルコースの取り込み抑制及び肝での糖新生の促進により、血糖値を上昇させる。
|
|
副腎皮質ホルモン
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経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。
食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。
併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。
|
肝での糖新生促進、末梢組織でのインスリン感受性低下による。
|
|
ニコチン酸
|
経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。
食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。
併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。
|
肝でのブドウ糖の同化抑制による。
|
|
卵胞ホルモン
|
経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。
食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。
併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。
|
機序不明
コルチゾール分泌変化、組織での糖利用変化、成長ホルモンの過剰産生、肝機能の変化等が考えられる。
|
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イソニアジド
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経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。
食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。
併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。
|
糖質代謝の障害による血糖値上昇及び耐糖能異常による。
|
|
ピラジナミド
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経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。
食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。
併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。
|
機序不明
血糖値のコントロールが難しいとの報告がある。
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フェノチアジン系薬剤
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経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。
食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。
併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。
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インスリン遊離抑制、副腎からのアドレナリン遊離による。
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利尿剤
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経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。
食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。
併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。
|
血清カリウムの低下、インスリンの分泌障害、組織におけるインスリンの感受性低下による。
|
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フェニトイン
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経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。
食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。
併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。
|
インスリン分泌を直接抑制する。
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甲状腺ホルモン
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血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与する。
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血糖コントロール条件が変わることがある。
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11. 副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
注)発現頻度は使用成績調査を含む。
11.1 重大な副作用
- 11.1.1 低血糖(0.1~5%未満)低血糖及び低血糖症状(空腹感、冷汗、めまい、ふらつき、動悸、脱力感、気分不良、ふるえ、意識消失等)があらわれることがある。低血糖症状が認められた場合には、糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行うこと。ただし、α-グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与すること。[8.2 参照],[8.3 参照],[9.1.2 参照],[9.2.1 参照],[9.2.2 参照],[9.3 参照],[10.2 参照]
- 11.1.2 肝機能障害、黄疸(各0.1%未満) [9.3 参照]
- 11.1.3 心筋梗塞(頻度不明)外国において本剤投与例に心筋梗塞の発症が報告されている。[9.1.1 参照]
- 11.1.4 突然死(頻度不明)外国において本剤投与例に原因不明の突然死が報告されている。
11.2 その他の副作用
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0.1~5%未満
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0.1%未満
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頻度不明
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|---|---|---|---|
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代謝
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乳酸上昇、ピルビン酸上昇、尿酸上昇、血清カリウム上昇
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消化器
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嘔気、放屁増加、腹部膨満感、胃もたれ感、腹痛、便秘、下痢
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嘔吐、軟便
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舌炎、口内炎、口渇
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過敏症
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発疹、そう痒感
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じん麻疹、多形紅斑
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|
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肝臓
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肝機能異常(γ-GTP上昇、LDH上昇、AST上昇、ALT上昇等)
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腎臓
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腎機能障害
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血液
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貧血、白血球減少、血小板減少
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その他
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頭痛、動悸、めまい、倦怠感、体重増加、浮腫(顔面、下肢等)
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胸部圧迫感、味覚異常、眠気、頻尿、ほてり、 熱感
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勃起障害、筋痙攣、かすみ目
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その他詳細情報
日本標準商品分類番号
873969
ブランドコード
3969006F1020, 3969006F2026
承認番号
21100AMZ00510, 21100AMZ00511
販売開始年月
1999-08, 1999-08
貯法
室温保存、室温保存
有効期間
3年、3年
規制区分
12, 12