薬効分類名腎性シスチン症治療剤
一般的名称システアミン酒石酸塩
ニシスタゴンカプセル50mg、ニシスタゴンカプセル150mg
にしすたごんかぷせる、にしすたごんかぷせる
Nicystagon Capsules, Nicystagon Capsules
製造販売元/ヴィアトリス製薬合同会社
重大な副作用
その他の副作用
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
システアミン又はペニシラミンに対し過敏症の既往歴のある患者
4. 効能又は効果
腎性シスチン症
5. 効能又は効果に関連する注意
本剤は角膜へのシスチンの蓄積による症状の改善は期待できない。
6. 用法及び用量
通常、12歳未満の患者又は体重50kg未満の患者には、システアミンとして1日1.3g/m2(体表面積)、体重50kgを超える12歳以上の患者には、システアミンとして1日2gを4回に分割し経口投与する。
投与は少量より開始し、4~6週間以上かけて上記用量まで漸増する。
なお、患者の状態に応じて適宜増減するが、1日1.95g/m2(体表面積)を上限とする。
7. 用法及び用量に関連する注意
- 7.1 開始用量は推奨維持投与量の1/4~1/6量を目安とし、患者の状態、腎機能検査値(血中クレアチニン、クレアチニンクリアランス等)、白血球中シスチン濃度等を参考に用量を漸増して、維持用量を設定する。
- 7.2 維持用量設定後も、定期的に患者の状態、腎機能検査値(血中クレアチニン、クレアチニンクリアランス等)、白血球中シスチン濃度等を確認し、用量の調節を行うこと。
-
7.3 白血球中シスチン濃度を測定する際には、以下の点に留意すること。
- 7.3.1 本剤投与5~6時間後をめどに測定すること。
- 7.3.2 高脂肪食摂取後又は高蛋白食摂取後に投与した場合、絶食時投与よりもCmax及びAUCが低下したとの報告があるため、食事の影響を考慮すること1) 。[16.2.1 参照]
8. 重要な基本的注意
- 8.1 1日1.95g/m2(体表面積)を超える高用量で治療された小児に、エーラース・ダンロス症候群様の症状が認められたとの報告があるので、高用量投与時には注意すること2) 。[11.1.3 参照]
- 8.2 本剤の投与により、眠気があらわれることがあるので、自動車の運転等、危険を伴う機械の操作に従事する際には注意するよう患者に十分に説明すること。
- 8.3 投与開始に先立ち、主な副作用及びその初期症状について患者に説明し、特に、良性頭蓋内圧亢進(偽性脳腫瘍)又は視神経乳頭浮腫、エーラース・ダンロス症候群様の症状、痙攣、脳症等の中枢神経系症状、消化性潰瘍、消化管出血の初期症状が認められた場合には速やかに主治医に相談するよう指導すること。[11.1.2 参照],[11.1.3 参照],[11.1.4 参照],[11.1.5 参照]
- 8.4 エーラース・ダンロス症候群様の症状として、皮膚血管障害、関節痛、皮膚の過伸展、骨病変があらわれることがあるので、定期的な皮膚の診察や必要に応じて骨病変を評価するためのX線検査を行うなど観察を十分に行うこと。また、皮膚や骨に異常が認められた場合には速やかに受診するよう患者に指導すること。[11.1.3 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.2 腎機能障害患者
-
9.2.1 透析中の患者
本剤投与の可否を慎重に検討するとともに、投与する場合には定期的に患者の状態を観察しながら用量を調節すること。血液透析中患者において、血漿中システアミンのAUCが21-66%低下したとの報告がある3) (外国人データ)。また、副作用の発現が増加する傾向がある。
9.4 生殖能を有する者
妊娠する可能性のある女性に投与する場合には、本剤による催奇形性について十分に説明すること。[9.5 参照]
9.5 妊婦
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)でシステアミンを投与された母動物に哺育された児動物に離乳時生存率の低下が報告されている5) 。
9.7 小児等
誤嚥の危険性がある小児に投与する際には十分注意すること。誤嚥による窒息の危険性がある。
11. 副作用
11.1 重大な副作用
- 11.1.1 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑(頻度不明)
-
11.1.2 良性頭蓋内圧亢進(偽性脳腫瘍)、視神経乳頭浮腫(頻度不明)
頭痛、悪心・嘔吐、一過性視力障害や複視等の症状が認められた場合には減量又は投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。また、無症状のことがあるので定期的な眼科の診察を行うなど注意すること。[8.3 参照]
- 11.1.3 エーラース・ダンロス症候群(Ehlers-Danlos症候群)様の症状(頻度不明)
- 11.1.4 痙攣、脳症(頻度不明)
- 11.1.5 消化性潰瘍、消化管出血(頻度不明)
-
11.1.6 間質性腎炎(頻度不明)
腎不全を伴う尿細管間質性腎炎があらわれることがある。
11.2 その他の副作用
10%以上 |
1~10%未満 |
0.1~1%未満 |
|
|---|---|---|---|
肝臓 |
γ-GTP増加、AST増加、ALT増加、ALP増加等の肝機能検査値異常 |
||
血液 |
白血球減少症 |
||
消化器 |
嘔吐、悪心、下痢 |
腹痛、呼気臭、消化不良、胃腸炎 |
|
筋骨格系 |
関節過伸展、下肢痛、X脚、骨減少症、圧迫骨折、側弯症 |
||
精神・神経系 |
頭痛 |
傾眠 |
|
代謝 |
食欲不振 |
||
皮膚 |
皮膚臭異常、発疹 |
毛髪変色、皮膚線条、皮膚脆弱性(肘にモルスクム様偽腫瘍) |
|
その他 |
嗜眠、発熱 |
12. 臨床検査結果に及ぼす影響
尿中ケトン体検査では、偽陽性を呈する可能性がある。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
システアミン又はペニシラミンに対し過敏症の既往歴のある患者
4. 効能又は効果
腎性シスチン症
5. 効能又は効果に関連する注意
本剤は角膜へのシスチンの蓄積による症状の改善は期待できない。
6. 用法及び用量
通常、12歳未満の患者又は体重50kg未満の患者には、システアミンとして1日1.3g/m2(体表面積)、体重50kgを超える12歳以上の患者には、システアミンとして1日2gを4回に分割し経口投与する。
投与は少量より開始し、4~6週間以上かけて上記用量まで漸増する。
なお、患者の状態に応じて適宜増減するが、1日1.95g/m2(体表面積)を上限とする。
7. 用法及び用量に関連する注意
- 7.1 開始用量は推奨維持投与量の1/4~1/6量を目安とし、患者の状態、腎機能検査値(血中クレアチニン、クレアチニンクリアランス等)、白血球中シスチン濃度等を参考に用量を漸増して、維持用量を設定する。
- 7.2 維持用量設定後も、定期的に患者の状態、腎機能検査値(血中クレアチニン、クレアチニンクリアランス等)、白血球中シスチン濃度等を確認し、用量の調節を行うこと。
-
7.3 白血球中シスチン濃度を測定する際には、以下の点に留意すること。
- 7.3.1 本剤投与5~6時間後をめどに測定すること。
- 7.3.2 高脂肪食摂取後又は高蛋白食摂取後に投与した場合、絶食時投与よりもCmax及びAUCが低下したとの報告があるため、食事の影響を考慮すること1) 。[16.2.1 参照]
8. 重要な基本的注意
- 8.1 1日1.95g/m2(体表面積)を超える高用量で治療された小児に、エーラース・ダンロス症候群様の症状が認められたとの報告があるので、高用量投与時には注意すること2) 。[11.1.3 参照]
- 8.2 本剤の投与により、眠気があらわれることがあるので、自動車の運転等、危険を伴う機械の操作に従事する際には注意するよう患者に十分に説明すること。
- 8.3 投与開始に先立ち、主な副作用及びその初期症状について患者に説明し、特に、良性頭蓋内圧亢進(偽性脳腫瘍)又は視神経乳頭浮腫、エーラース・ダンロス症候群様の症状、痙攣、脳症等の中枢神経系症状、消化性潰瘍、消化管出血の初期症状が認められた場合には速やかに主治医に相談するよう指導すること。[11.1.2 参照],[11.1.3 参照],[11.1.4 参照],[11.1.5 参照]
- 8.4 エーラース・ダンロス症候群様の症状として、皮膚血管障害、関節痛、皮膚の過伸展、骨病変があらわれることがあるので、定期的な皮膚の診察や必要に応じて骨病変を評価するためのX線検査を行うなど観察を十分に行うこと。また、皮膚や骨に異常が認められた場合には速やかに受診するよう患者に指導すること。[11.1.3 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.2 腎機能障害患者
-
9.2.1 透析中の患者
本剤投与の可否を慎重に検討するとともに、投与する場合には定期的に患者の状態を観察しながら用量を調節すること。血液透析中患者において、血漿中システアミンのAUCが21-66%低下したとの報告がある3) (外国人データ)。また、副作用の発現が増加する傾向がある。
9.4 生殖能を有する者
妊娠する可能性のある女性に投与する場合には、本剤による催奇形性について十分に説明すること。[9.5 参照]
9.5 妊婦
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)でシステアミンを投与された母動物に哺育された児動物に離乳時生存率の低下が報告されている5) 。
9.7 小児等
誤嚥の危険性がある小児に投与する際には十分注意すること。誤嚥による窒息の危険性がある。
11. 副作用
11.1 重大な副作用
- 11.1.1 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑(頻度不明)
-
11.1.2 良性頭蓋内圧亢進(偽性脳腫瘍)、視神経乳頭浮腫(頻度不明)
頭痛、悪心・嘔吐、一過性視力障害や複視等の症状が認められた場合には減量又は投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。また、無症状のことがあるので定期的な眼科の診察を行うなど注意すること。[8.3 参照]
- 11.1.3 エーラース・ダンロス症候群(Ehlers-Danlos症候群)様の症状(頻度不明)
- 11.1.4 痙攣、脳症(頻度不明)
- 11.1.5 消化性潰瘍、消化管出血(頻度不明)
-
11.1.6 間質性腎炎(頻度不明)
腎不全を伴う尿細管間質性腎炎があらわれることがある。
11.2 その他の副作用
10%以上 |
1~10%未満 |
0.1~1%未満 |
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|---|---|---|---|
肝臓 |
γ-GTP増加、AST増加、ALT増加、ALP増加等の肝機能検査値異常 |
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血液 |
白血球減少症 |
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消化器 |
嘔吐、悪心、下痢 |
腹痛、呼気臭、消化不良、胃腸炎 |
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筋骨格系 |
関節過伸展、下肢痛、X脚、骨減少症、圧迫骨折、側弯症 |
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精神・神経系 |
頭痛 |
傾眠 |
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代謝 |
食欲不振 |
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皮膚 |
皮膚臭異常、発疹 |
毛髪変色、皮膚線条、皮膚脆弱性(肘にモルスクム様偽腫瘍) |
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その他 |
嗜眠、発熱 |
12. 臨床検査結果に及ぼす影響
尿中ケトン体検査では、偽陽性を呈する可能性がある。