薬効分類名たん白アミノ酸製剤
一般的名称-
エネーボ配合経腸用液
えねーぼはいごうけいちょうようえき
ENEVO Liquid for Enteral Use
製造販売元/アボットジャパン合同会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
ワルファリン
ワルファリンの作用が減弱することがある。
フィトナジオン(ビタミンK1)がワルファリンの作用に拮抗するため(本剤はフィトナジオンを29μg/250mL含有する)。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 2.2 牛乳タンパクアレルギーを有する患者[本剤には牛乳由来のタンパク質が含まれているため、ショック、アナフィラキシーを引き起こすことがある。]
- 2.3 イレウスのある患者[消化管の通過障害がある。]
- 2.4 腸管の機能が残存していない患者[水、電解質、栄養素などが吸収されない。]
- 2.5 高度の肝・腎障害のある患者[9.2.1 参照],[9.3.1 参照]
- 2.6 重症糖尿病などの糖代謝異常のある患者[高血糖、高ケトン血症などを起こすおそれがある。]
- 2.7 先天性アミノ酸代謝異常の患者[アシドーシス、嘔吐、意識障害などのアミノ酸代謝異常の症状が発現するおそれがある。]
3. 組成・性状
3.1 組成
エネーボ配合経腸用液
配合組成
| 添加剤 | 安定剤(結晶セルロース・カルメロースナトリウム)、pH調節剤(水酸化カリウム、クエン酸水和物)、香料(バニリン、エチルバニリン及びプロピレングリコール) |
|---|---|
| 熱量 | 1mL中 1.2kcal |
| 配合成分 1缶250mL(300kcal)中 |
分離牛乳タンパク質 12.6g 濃縮乳清タンパク質 1.7g 分離大豆タンパク質 1.5g 高オレイン酸ヒマワリ油 5.3g ナタネ油 2.2g 中鎖脂肪酸トリグリセリド 1.3g 魚油 0.10g 大豆レシチン 0.46g デキストリン 26.8g 精製白糖 8.7g 難消化性デキストリン 3.5g フラクトオリゴ糖 1.7g 大豆多糖類 0.30g レチノールパルミチン酸エステル 0.31mg β-カロテン 0.16mg コレカルシフェロール 2.8μg トコフェロール酢酸エステル 12mg フィトナジオン 29μg アスコルビン酸 63mg チアミン塩化物塩酸塩 0.57mg リボフラビン 0.80mg ピリドキシン塩酸塩 0.94mg シアノコバラミン 0.88μg コリン塩化物 0.25g 葉酸 68μg ニコチン酸アミド 4.5mg パントテン酸カルシウム 2.7mg ビオチン 13μg タウリン 45mg L-カルニチン 32mg 塩化ナトリウム 0.11g クエン酸ナトリウム水和物 0.79g 塩化カリウム 0.25g クエン酸カリウム 0.48g リン酸一水素マグネシウム 0.38g 第三リン酸カルシウム 82mg 硫酸鉄水和物 22mg 硫酸亜鉛水和物 20mg 塩化マンガン四水和物 4.9mg 硫酸銅 1.9mg 塩化クロム六水和物 0.16mg モリブデン酸二ナトリウム二水和物 85μg セレン酸ナトリウム 49μg |
栄養成分組成
| 栄養成分 1缶250mL(300kcal)中 |
タンパク質 13.5g 脂肪 9.6g 炭水化物 39.6g フラクトオリゴ糖 1.7g ビタミンA 190μgRE ビタミンD 2.8μg ビタミンE 11mg ビタミンK 29μg ビタミンC 63mg ビタミンB1 0.51mg ビタミンB2 0.80mg ビタミンB6 0.77mg ビタミンB12 0.88μg コリン 0.21g 葉酸 68μg ナイアシン 4.5mg パントテン酸 2.5mg ビオチン 13μg タウリン 45mg L-カルニチン 32mg ナトリウム 0.23g カリウム 0.30g 塩素 0.25g カルシウム 0.29g リン 0.25g マグネシウム 52mg マンガン 1.4mg 銅 0.48mg 亜鉛 4.5mg 鉄 4.4mg クロム 31μg モリブデン 34μg セレン 20μg |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 注)本剤1缶(250mL)中の食塩相当量は0.586gである。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
4. 効能又は効果
一般に、手術後患者の栄養保持に用いることができるが、特に長期にわたり、経口的食事摂取が困難な場合の経管栄養補給に使用する。
5. 効能又は効果に関連する注意
本剤を術後に投与する場合、胃、腸管の運動機能が回復し、水分の摂取が可能になったことを確認すること。
6. 用法及び用量
通常、標準量として成人には1日1,000~1,667mL(1,200~2,000kcal)を経管又は経口投与する。経管投与では本剤を1時間に62.5~104mL(75~125kcal)の速度で持続的又は1日数回に分けて投与する。経口摂取可能な場合は1日1回又は数回に分けて経口投与することもできる。
ただし、通常、初期量は333mL/日(400kcal/日)を目安とし、低速度(約41.7mL/時間(50kcal/時間)以下)で投与する。以後は患者の状態により徐々に増量し標準量とする。なお、年齢、体重、症状により投与量、投与濃度、投与速度を適宜増減する。特に投与初期は、水で希釈して投与することも考慮する。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.2 腎機能障害患者
-
9.2.1 高度の腎障害のある患者
投与しないこと。高窒素血症などを起こすおそれがある。[2.5 参照]
9.3 肝機能障害患者
-
9.3.1 高度の肝障害のある患者
投与しないこと。肝性昏睡などを起こすおそれがある。[2.5 参照]
9.4 生殖能を有する者
9.5 妊婦
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
小児等を対象とした有効性・安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
投与量、投与濃度、投与速度に注意して投与すること。一般に生理機能が低下していることが多い。
11. 副作用
11.1 重大な副作用
11.2 その他の副作用
5%以上 |
0.1~5%未満 |
|
|---|---|---|
消化器 |
下痢(40.7%)、便秘(15.3%)、腹部膨満(10.2%)、腹痛 |
腹水、悪心、門脈ガス血症 |
代謝・栄養 |
低ナトリウム血症、高カリウム血症 |
|
肝臓 |
肝機能異常 |
|
呼吸器 |
乳び胸 |
|
血液 |
γ-グルタミルトランスフェラーゼ増加、血中アルカリホスファターゼ増加 |
血中カリウム増加、アラニンアミノトランスフェラーゼ増加、血中ブドウ糖増加、好酸球数増加、肝機能検査異常 |
尿 |
尿量減少 |
14. 適用上の注意
14.1 薬剤投与時の注意
- 14.1.1 可塑剤としてDEHP[di-(2-ethylhexyl)phthalate:フタル酸ジ-(2-エチルヘキシル)]を含むポリ塩化ビニル製の栄養セット及びフィーディングチューブ等を使用した場合、DEHPが製剤中に溶出するので、DEHPを含まない栄養セット及びフィーディングチューブ等を使用することが望ましい。
- 14.1.2 経腸栄養剤であるため、静脈内へは投与しないこと。
- 14.1.3 分割投与の開始時又は持続的投与の数時間ごとに、胃内容物の残存を確認すること。
- 14.1.4 経管投与においては、分割投与の終了ごと、あるいは持続的投与の数時間ごとに少量の水でチューブをフラッシングすること。
- 14.1.5 開缶直前によく振ってから使用すること。
- 14.1.6 本剤を加温する場合は、未開缶のまま微温湯(30~40℃)で行い、直火での加温は避けること。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 2.2 牛乳タンパクアレルギーを有する患者[本剤には牛乳由来のタンパク質が含まれているため、ショック、アナフィラキシーを引き起こすことがある。]
- 2.3 イレウスのある患者[消化管の通過障害がある。]
- 2.4 腸管の機能が残存していない患者[水、電解質、栄養素などが吸収されない。]
- 2.5 高度の肝・腎障害のある患者[9.2.1 参照],[9.3.1 参照]
- 2.6 重症糖尿病などの糖代謝異常のある患者[高血糖、高ケトン血症などを起こすおそれがある。]
- 2.7 先天性アミノ酸代謝異常の患者[アシドーシス、嘔吐、意識障害などのアミノ酸代謝異常の症状が発現するおそれがある。]
3. 組成・性状
3.1 組成
エネーボ配合経腸用液
配合組成
| 添加剤 | 安定剤(結晶セルロース・カルメロースナトリウム)、pH調節剤(水酸化カリウム、クエン酸水和物)、香料(バニリン、エチルバニリン及びプロピレングリコール) |
|---|---|
| 熱量 | 1mL中 1.2kcal |
| 配合成分 1缶250mL(300kcal)中 |
分離牛乳タンパク質 12.6g 濃縮乳清タンパク質 1.7g 分離大豆タンパク質 1.5g 高オレイン酸ヒマワリ油 5.3g ナタネ油 2.2g 中鎖脂肪酸トリグリセリド 1.3g 魚油 0.10g 大豆レシチン 0.46g デキストリン 26.8g 精製白糖 8.7g 難消化性デキストリン 3.5g フラクトオリゴ糖 1.7g 大豆多糖類 0.30g レチノールパルミチン酸エステル 0.31mg β-カロテン 0.16mg コレカルシフェロール 2.8μg トコフェロール酢酸エステル 12mg フィトナジオン 29μg アスコルビン酸 63mg チアミン塩化物塩酸塩 0.57mg リボフラビン 0.80mg ピリドキシン塩酸塩 0.94mg シアノコバラミン 0.88μg コリン塩化物 0.25g 葉酸 68μg ニコチン酸アミド 4.5mg パントテン酸カルシウム 2.7mg ビオチン 13μg タウリン 45mg L-カルニチン 32mg 塩化ナトリウム 0.11g クエン酸ナトリウム水和物 0.79g 塩化カリウム 0.25g クエン酸カリウム 0.48g リン酸一水素マグネシウム 0.38g 第三リン酸カルシウム 82mg 硫酸鉄水和物 22mg 硫酸亜鉛水和物 20mg 塩化マンガン四水和物 4.9mg 硫酸銅 1.9mg 塩化クロム六水和物 0.16mg モリブデン酸二ナトリウム二水和物 85μg セレン酸ナトリウム 49μg |
栄養成分組成
| 栄養成分 1缶250mL(300kcal)中 |
タンパク質 13.5g 脂肪 9.6g 炭水化物 39.6g フラクトオリゴ糖 1.7g ビタミンA 190μgRE ビタミンD 2.8μg ビタミンE 11mg ビタミンK 29μg ビタミンC 63mg ビタミンB1 0.51mg ビタミンB2 0.80mg ビタミンB6 0.77mg ビタミンB12 0.88μg コリン 0.21g 葉酸 68μg ナイアシン 4.5mg パントテン酸 2.5mg ビオチン 13μg タウリン 45mg L-カルニチン 32mg ナトリウム 0.23g カリウム 0.30g 塩素 0.25g カルシウム 0.29g リン 0.25g マグネシウム 52mg マンガン 1.4mg 銅 0.48mg 亜鉛 4.5mg 鉄 4.4mg クロム 31μg モリブデン 34μg セレン 20μg |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 注)本剤1缶(250mL)中の食塩相当量は0.586gである。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
4. 効能又は効果
一般に、手術後患者の栄養保持に用いることができるが、特に長期にわたり、経口的食事摂取が困難な場合の経管栄養補給に使用する。
5. 効能又は効果に関連する注意
本剤を術後に投与する場合、胃、腸管の運動機能が回復し、水分の摂取が可能になったことを確認すること。
6. 用法及び用量
通常、標準量として成人には1日1,000~1,667mL(1,200~2,000kcal)を経管又は経口投与する。経管投与では本剤を1時間に62.5~104mL(75~125kcal)の速度で持続的又は1日数回に分けて投与する。経口摂取可能な場合は1日1回又は数回に分けて経口投与することもできる。
ただし、通常、初期量は333mL/日(400kcal/日)を目安とし、低速度(約41.7mL/時間(50kcal/時間)以下)で投与する。以後は患者の状態により徐々に増量し標準量とする。なお、年齢、体重、症状により投与量、投与濃度、投与速度を適宜増減する。特に投与初期は、水で希釈して投与することも考慮する。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.2 腎機能障害患者
-
9.2.1 高度の腎障害のある患者
投与しないこと。高窒素血症などを起こすおそれがある。[2.5 参照]
9.3 肝機能障害患者
-
9.3.1 高度の肝障害のある患者
投与しないこと。肝性昏睡などを起こすおそれがある。[2.5 参照]
9.4 生殖能を有する者
9.5 妊婦
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
小児等を対象とした有効性・安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
投与量、投与濃度、投与速度に注意して投与すること。一般に生理機能が低下していることが多い。
11. 副作用
11.1 重大な副作用
11.2 その他の副作用
5%以上 |
0.1~5%未満 |
|
|---|---|---|
消化器 |
下痢(40.7%)、便秘(15.3%)、腹部膨満(10.2%)、腹痛 |
腹水、悪心、門脈ガス血症 |
代謝・栄養 |
低ナトリウム血症、高カリウム血症 |
|
肝臓 |
肝機能異常 |
|
呼吸器 |
乳び胸 |
|
血液 |
γ-グルタミルトランスフェラーゼ増加、血中アルカリホスファターゼ増加 |
血中カリウム増加、アラニンアミノトランスフェラーゼ増加、血中ブドウ糖増加、好酸球数増加、肝機能検査異常 |
尿 |
尿量減少 |
14. 適用上の注意
14.1 薬剤投与時の注意
- 14.1.1 可塑剤としてDEHP[di-(2-ethylhexyl)phthalate:フタル酸ジ-(2-エチルヘキシル)]を含むポリ塩化ビニル製の栄養セット及びフィーディングチューブ等を使用した場合、DEHPが製剤中に溶出するので、DEHPを含まない栄養セット及びフィーディングチューブ等を使用することが望ましい。
- 14.1.2 経腸栄養剤であるため、静脈内へは投与しないこと。
- 14.1.3 分割投与の開始時又は持続的投与の数時間ごとに、胃内容物の残存を確認すること。
- 14.1.4 経管投与においては、分割投与の終了ごと、あるいは持続的投与の数時間ごとに少量の水でチューブをフラッシングすること。
- 14.1.5 開缶直前によく振ってから使用すること。
- 14.1.6 本剤を加温する場合は、未開缶のまま微温湯(30~40℃)で行い、直火での加温は避けること。