薬効分類名カリウム補給剤
一般的名称塩化カリウム製剤
K.C.L.点滴液15%
けーしーえるてんてきえき15%
K.C.L. DRIP INJECTION 15%
製造販売元/丸石製薬株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
エプレレノン(慢性心不全)
フィネレノン
血清カリウム値が上昇する可能性があるので、血清カリウム値を定期的に観察するなど十分に注意すること。
カリウム貯留作用が増強するおそれがある。
抗アルドステロン剤
- スピロノラクトン等
カリウム保持性利尿剤
- トリアムテレン等
直接的レニン阻害剤
- アリスキレン
アンジオテンシン変換酵素阻害剤
- ベナゼプリル塩酸塩、カプトプリル、エナラプリル等
アンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤
- バルサルタン、ロサルタンカリウム、カンデサルタンシレキセチル、テルミサルタン等
β-遮断剤
- プロプラノロール、アテノロール、ピンドロール等
非ステロイド性消炎鎮痛剤
- インドメタシン等
シクロスポリン
ヘパリン
ジゴキシン
ドロスピレノン・エチニルエストラジオール ベータデクス
トルバプタン
高カリウム血症があらわれやすい。もし、併用が必要な場合は、血中カリウム値をモニターすることが望ましい。
これらの薬剤は血中のカリウムを上昇させる可能性があり、併用により高カリウム血症があらわれやすくなると考えられる。
腎機能障害のある患者には特に注意すること。
筋弛緩剤
- ロクロニウム臭化物等
筋弛緩剤の作用が減弱することがある。
カリウムイオンは骨格筋の収縮に関与している。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 重篤な腎機能障害(前日の尿量が500mL以下あるいは投与直前の排尿が1時間当たり20mL以下)のある患者[9.2.1 参照]
- 2.2 副腎機能障害(アジソン病)のある患者[高カリウム血症が悪化する。]
- 2.3 高カリウム血症の患者[不整脈や心停止を引き起こすおそれがある。][9.1.2 参照]
- 2.4 高カリウム血性周期性四肢麻痺の患者[発作と高カリウム血症が誘発される。]
- 2.5 *エプレレノン(高血圧症)、エサキセレノンを投与中の患者[10.1 参照]
- 2.6 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
6. 用法及び用量
塩化カリウムとして、通常成人1回0.75~3g(カリウムとして10~40mEq)を日本薬局方注射用蒸留水、5%ブドウ糖注射液、生理食塩液または他の適当な希釈剤で希釈する。
その液の濃度は0.3w/v%(カリウムとして40mEq/L)以下として、1分間8mLを超えない速度で静脈内注射する。
1日の投与量は7.5g(カリウムとして100mEq)を超えない量とする。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
小児に対しては、カリウム欠乏の原因及び程度ないしは臨床上の反応によって調節されるが、通例、年齢、体重により1回量塩化カリウムとして60~380mg(カリウムとして0.8~5mEq)を日本薬局方注射用蒸留水、5%ブドウ糖注射液、生理食塩液または他の適当な希釈剤で希釈する。その液の濃度は0.3w/v%(カリウムとして40mEq/L)以下として、1分間8mLを超えない速度で静脈内注射する。
電解質補液の補正には、体内の水分、電解質の不足に応じて電解質補液に添加して点滴静脈内注射する。
7. 用法及び用量に関連する注意
- 7.1 カリウム剤を急速静注すると、不整脈、場合によっては心停止を起こすので、点滴静脈内注射のみに使用すること。[8.3 参照],[13.1 参照],[14.2.3 参照]
-
7.2 投与量あたりの製剤量
投与量
本剤
成人(1回投与量)
0.75~3g
(カリウムとして10~40mEq)5~20mL
成人(1日投与量)
7.5g
(カリウムとして100mEq)50mL
小児(1回投与量)
60~380mg
(カリウムとして0.8~5mEq)0.4~2.5mL
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 急性脱水症、広範囲の組織損傷(熱傷、外傷等)のある患者
高カリウム血症があらわれやすい。
-
9.1.2 高カリウム血症があらわれやすい疾患(低レニン性低アルドステロン症等)を有する患者
高カリウム血症があらわれることがある。[2.3 参照]
-
9.1.3 心疾患のある患者
過剰に投与した場合、症状を悪化させることがある。
9.2 腎機能障害患者
-
9.2.1 重篤な腎機能障害(前日の尿量が500mL以下あるいは投与直前の排尿が1時間当たり20mL以下)のある患者
投与しないこと。高カリウム血症が悪化する。[2.1 参照],[9.2.2 参照]
-
9.2.2 腎機能低下あるいは腎機能障害のある患者(重篤な腎機能障害のある患者を除く)
高カリウム血症があらわれやすい。[9.2.1 参照]
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.8 高齢者
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
10. 相互作用
10.1 併用禁忌(併用しないこと)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
高カリウム血症があらわれることがある。 |
これらの薬剤は血中のカリウムを上昇させる可能性があり、併用により高カリウム血症があらわれやすくなると考えられる。 |
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
*エプレレノン(慢性心不全) フィネレノン |
血清カリウム値が上昇する可能性があるので、血清カリウム値を定期的に観察するなど十分に注意すること。 |
カリウム貯留作用が増強するおそれがある。 |
高カリウム血症があらわれやすい。もし、併用が必要な場合は、血中カリウム値をモニターすることが望ましい。 |
これらの薬剤は血中のカリウムを上昇させる可能性があり、併用により高カリウム血症があらわれやすくなると考えられる。 |
|
筋弛緩剤の作用が減弱することがある。 |
カリウムイオンは骨格筋の収縮に関与している。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 心臓伝導障害(頻度不明)
一時に大量を投与するとあらわれることがある。[14.1.1 参照]
11.2 その他の副作用
頻度不明 |
|
|---|---|
投与部位 |
血管痛 |
13. 過量投与
-
13.1 症状
急速又は過量投与により、高カリウム血症があらわれることがある。一般に高カリウム血症は初期には無症状のことが多いので、血清カリウム値及び特有な心電図変化(T波の尖鋭化、QRS幅の延長、ST部の短縮、P波の平坦化ないしは消失)に十分注意すること。なお、筋肉及び中枢神経系の症状として、錯感覚、痙攣、反射消失があらわれ、また、横紋筋の弛緩性麻痺は、呼吸麻痺に至るおそれがある。[7.1 参照],[8.3 参照],[14.2.3 参照]
-
13.2 処置
高カリウム血症が認められた場合には血清カリウム値、臨床症状に応じて下記のうち適切と思われる処置を行う。
14. 適用上の注意
14.1 薬剤調製時の注意
- 14.1.1 本剤を薄めずにそのまま投与すると、心臓伝導障害を起こすので、用法・用量に従って必ず適当な希釈剤で薄めて、均一な希釈状態で使用すること。[11.1.1 参照]
- 14.1.2 本剤は均一な希釈状態の確認のためにリボフラビンリン酸エステルナトリウムを配合して黄色液としている。
- 14.1.3 カリウムとして40mEq/L以下の濃度に必ず希釈し、よく振盪混和した後、投与すること。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 重篤な腎機能障害(前日の尿量が500mL以下あるいは投与直前の排尿が1時間当たり20mL以下)のある患者[9.2.1 参照]
- 2.2 副腎機能障害(アジソン病)のある患者[高カリウム血症が悪化する。]
- 2.3 高カリウム血症の患者[不整脈や心停止を引き起こすおそれがある。][9.1.2 参照]
- 2.4 高カリウム血性周期性四肢麻痺の患者[発作と高カリウム血症が誘発される。]
- 2.5 *エプレレノン(高血圧症)、エサキセレノンを投与中の患者[10.1 参照]
- 2.6 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
6. 用法及び用量
塩化カリウムとして、通常成人1回0.75~3g(カリウムとして10~40mEq)を日本薬局方注射用蒸留水、5%ブドウ糖注射液、生理食塩液または他の適当な希釈剤で希釈する。
その液の濃度は0.3w/v%(カリウムとして40mEq/L)以下として、1分間8mLを超えない速度で静脈内注射する。
1日の投与量は7.5g(カリウムとして100mEq)を超えない量とする。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
小児に対しては、カリウム欠乏の原因及び程度ないしは臨床上の反応によって調節されるが、通例、年齢、体重により1回量塩化カリウムとして60~380mg(カリウムとして0.8~5mEq)を日本薬局方注射用蒸留水、5%ブドウ糖注射液、生理食塩液または他の適当な希釈剤で希釈する。その液の濃度は0.3w/v%(カリウムとして40mEq/L)以下として、1分間8mLを超えない速度で静脈内注射する。
電解質補液の補正には、体内の水分、電解質の不足に応じて電解質補液に添加して点滴静脈内注射する。
7. 用法及び用量に関連する注意
- 7.1 カリウム剤を急速静注すると、不整脈、場合によっては心停止を起こすので、点滴静脈内注射のみに使用すること。[8.3 参照],[13.1 参照],[14.2.3 参照]
-
7.2 投与量あたりの製剤量
投与量
本剤
成人(1回投与量)
0.75~3g
(カリウムとして10~40mEq)5~20mL
成人(1日投与量)
7.5g
(カリウムとして100mEq)50mL
小児(1回投与量)
60~380mg
(カリウムとして0.8~5mEq)0.4~2.5mL
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 急性脱水症、広範囲の組織損傷(熱傷、外傷等)のある患者
高カリウム血症があらわれやすい。
-
9.1.2 高カリウム血症があらわれやすい疾患(低レニン性低アルドステロン症等)を有する患者
高カリウム血症があらわれることがある。[2.3 参照]
-
9.1.3 心疾患のある患者
過剰に投与した場合、症状を悪化させることがある。
9.2 腎機能障害患者
-
9.2.1 重篤な腎機能障害(前日の尿量が500mL以下あるいは投与直前の排尿が1時間当たり20mL以下)のある患者
投与しないこと。高カリウム血症が悪化する。[2.1 参照],[9.2.2 参照]
-
9.2.2 腎機能低下あるいは腎機能障害のある患者(重篤な腎機能障害のある患者を除く)
高カリウム血症があらわれやすい。[9.2.1 参照]
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.8 高齢者
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
10. 相互作用
10.1 併用禁忌(併用しないこと)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
高カリウム血症があらわれることがある。 |
これらの薬剤は血中のカリウムを上昇させる可能性があり、併用により高カリウム血症があらわれやすくなると考えられる。 |
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
*エプレレノン(慢性心不全) フィネレノン |
血清カリウム値が上昇する可能性があるので、血清カリウム値を定期的に観察するなど十分に注意すること。 |
カリウム貯留作用が増強するおそれがある。 |
高カリウム血症があらわれやすい。もし、併用が必要な場合は、血中カリウム値をモニターすることが望ましい。 |
これらの薬剤は血中のカリウムを上昇させる可能性があり、併用により高カリウム血症があらわれやすくなると考えられる。 |
|
筋弛緩剤の作用が減弱することがある。 |
カリウムイオンは骨格筋の収縮に関与している。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 心臓伝導障害(頻度不明)
一時に大量を投与するとあらわれることがある。[14.1.1 参照]
11.2 その他の副作用
頻度不明 |
|
|---|---|
投与部位 |
血管痛 |
13. 過量投与
-
13.1 症状
急速又は過量投与により、高カリウム血症があらわれることがある。一般に高カリウム血症は初期には無症状のことが多いので、血清カリウム値及び特有な心電図変化(T波の尖鋭化、QRS幅の延長、ST部の短縮、P波の平坦化ないしは消失)に十分注意すること。なお、筋肉及び中枢神経系の症状として、錯感覚、痙攣、反射消失があらわれ、また、横紋筋の弛緩性麻痺は、呼吸麻痺に至るおそれがある。[7.1 参照],[8.3 参照],[14.2.3 参照]
-
13.2 処置
高カリウム血症が認められた場合には血清カリウム値、臨床症状に応じて下記のうち適切と思われる処置を行う。
14. 適用上の注意
14.1 薬剤調製時の注意
- 14.1.1 本剤を薄めずにそのまま投与すると、心臓伝導障害を起こすので、用法・用量に従って必ず適当な希釈剤で薄めて、均一な希釈状態で使用すること。[11.1.1 参照]
- 14.1.2 本剤は均一な希釈状態の確認のためにリボフラビンリン酸エステルナトリウムを配合して黄色液としている。
- 14.1.3 カリウムとして40mEq/L以下の濃度に必ず希釈し、よく振盪混和した後、投与すること。