薬効分類名骨粗鬆症治療剤(活性型ビタミンD₃製剤)
一般的名称エルデカルシトールカプセル
エルデカルシトールカプセル0.5μg「日医工」、エルデカルシトールカプセル0.75μg「日医工」
えるでかるしとーるかぷせる0.5μg「にちいこう」、えるでかるしとーるかぷせる0.75μg「にちいこう」
Eldecalcitol Capsules, Eldecalcitol Capsules
製造販売元/日医工株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
ジギタリス製剤
- ジゴキシン 等
高カルシウム血症に伴う不整脈があらわれるおそれがある。
高カルシウム血症が発症した場合、ジギタリス製剤の作用が増強される。
高カルシウム血症があらわれるおそれがある。
本剤は腸管でのカルシウムの吸収を促進させる。
高カルシウム血症があらわれるおそれがある。
相加作用による。
高カルシウム血症があらわれるおそれがある。
相加作用による。
マグネシウムを含有する製剤
- 酸化マグネシウム
炭酸マグネシウム 等
高マグネシウム血症があらわれるおそれがある。
他のビタミンD誘導体と同様に腸管でのマグネシウムの吸収を促進させると考えられる。
マグネシウムを含有する製剤
- 酸化マグネシウム
- 炭酸マグネシウム 等
ミルク・アルカリ症候群(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがある。
血中マグネシウムの増加により代謝性アルカローシスが持続するため、尿細管でのカルシウム再吸収が増加する。
4. 効能又は効果
骨粗鬆症
5. 効能又は効果に関連する注意
本剤の適用にあたっては、日本骨代謝学会の診断基準等を参考に、骨粗鬆症との診断が確定している患者を対象とすること。
6. 用法及び用量
通常、成人にはエルデカルシトールとして1日1回0.75μgを経口投与する。ただし、症状により適宜1日1回0.5μgに減量する。
7. 用法及び用量に関連する注意
血清カルシウム値を定期的に測定し、高カルシウム血症を起こした場合には、直ちに休薬すること。休薬後は、血清カルシウム値が正常域まで回復した後に、1日1回0.5μgで投与を再開すること。なお、本剤1日1回0.5μg投与による骨折予防効果は確立していないため、漫然と投与を継続せず、患者の状態に応じ、1日1回0.75μgへの増量又は他剤による治療への変更を考慮すること。[8.1 参照],[8.2 参照],[9.1.1 参照],[9.2 参照],[10.2 参照],[11.1.1 参照]
8. 重要な基本的注意
- 8.1 本剤投与中は血清カルシウム値を定期的(3~6カ月に1回程度)に測定し、異常が認められた場合には直ちに休薬し、適切な処置を行うこと。腎機能障害、悪性腫瘍、原発性副甲状腺機能亢進症等の高カルシウム血症のおそれのある患者では、投与初期に頻回に血清カルシウム値を測定するなど、特に注意すること。[7 参照],[8.2 参照],[9.1.1 参照],[9.2 参照],[10.2 参照],[11.1.1 参照]
- 8.2 高カルシウム血症に関連する症状(倦怠感、いらいら感、嘔気、口渇感、食欲減退、意識レベルの低下等)の発現が認められた場合は、血清カルシウム値を測定するなどして慎重に経過観察を行うこと。[7 参照],[8.1 参照],[9.1.1 参照],[9.2 参照],[10.2 参照],[11.1.1 参照]
- 8.3 尿路結石のある患者及びその既往歴のある患者等においては、高カルシウム尿症により病態が悪化するおそれがあるため、尿中カルシウム値を定期的に測定し、高カルシウム尿症が認められた場合は休薬あるいは減量するなど、適切な処置を行うこと。[9.1.2 参照],[11.1.3 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 高カルシウム血症のおそれのある患者(悪性腫瘍のある患者、原発性副甲状腺機能亢進症の患者等)
血清カルシウム値を更に上昇させるおそれがある。[7 参照],[8.1 参照],[8.2 参照],[10.2 参照],[11.1.1 参照]
- 9.1.2 尿路結石のある患者及びその既往歴のある患者
9.2 腎機能障害患者
血清カルシウム値を更に上昇させ、高カルシウム血症となるおそれがある。[7 参照],[8.1 参照],[8.2 参照],[10.2 参照],[11.1.1 参照]
9.3 肝機能障害患者
-
9.3.1 重度の肝機能障害患者
重度の肝機能障害患者は臨床試験では除外されている。[16.6.1 参照]
9.4 生殖能を有する者
*妊娠する可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。やむを得ず投与する場合には、問診及び妊娠検査により妊娠していないことを確認すること。また、本剤投与中及び最終投与後2週間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること。本剤投与中に妊娠が認められた場合には、直ちに本剤の投与を中止すること。[9.5 参照]
9.5 妊婦
9.6 授乳婦
授乳を避けさせること。ラットで、乳汁中へ移行することが報告されている。ラット出生前及び出生後の発生並びに母体の機能に関する試験において、出生児の腎臓の変化等が認められている。[2.1 参照]
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
10. 相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
高カルシウム血症に伴う不整脈があらわれるおそれがある。 |
高カルシウム血症が発症した場合、ジギタリス製剤の作用が増強される。 |
|
高カルシウム血症があらわれるおそれがある。 |
本剤は腸管でのカルシウムの吸収を促進させる。 |
|
高カルシウム血症があらわれるおそれがある。 |
相加作用による。 |
|
高カルシウム血症があらわれるおそれがある。 |
相加作用による。 |
|
高マグネシウム血症があらわれるおそれがある。 |
他のビタミンD誘導体と同様に腸管でのマグネシウムの吸収を促進させると考えられる。 |
|
*ミルク・アルカリ症候群(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがある。 |
*血中マグネシウムの増加により代謝性アルカローシスが持続するため、尿細管でのカルシウム再吸収が増加する。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
11.2 その他の副作用
2%以上 |
2%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|
消化器 |
便秘、胃不快感、口渇、胃炎 |
嘔気、下痢、腹痛 |
|
精神神経系 |
浮動性めまい、味覚異常 |
||
肝臓 |
γ-GTP上昇、AST上昇、ALT上昇、LDH上昇 |
||
腎臓 |
クレアチニン上昇、BUN上昇、尿中血陽性、尿中蛋白陽性 |
||
代謝 |
尿中カルシウム増加(20.3%)、血中カルシウム増加(15.0%注2)) |
血中尿酸増加、Al-P上昇 |
|
血液 |
ヘモグロビン減少、白血球数減少、貧血、ヘマトクリット減少、赤血球数減少 |
||
皮膚 |
発疹、そう痒症 |
||
その他 |
耳鳴 |
浮腫 |
注2)補正血清カルシウム値が10.4mg/dLを超え11.0mg/dL以下の場合を集計
14. 適用上の注意
14.1 薬剤交付時の注意
- 14.1.1 PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。
- 14.1.2 瓶入り包装品を分包する場合、服用時以外薬袋から薬を出さないよう、及び直接光の当たる場所に薬を置かないよう指導すること。[20 参照]
4. 効能又は効果
骨粗鬆症
5. 効能又は効果に関連する注意
本剤の適用にあたっては、日本骨代謝学会の診断基準等を参考に、骨粗鬆症との診断が確定している患者を対象とすること。
6. 用法及び用量
通常、成人にはエルデカルシトールとして1日1回0.75μgを経口投与する。ただし、症状により適宜1日1回0.5μgに減量する。
7. 用法及び用量に関連する注意
血清カルシウム値を定期的に測定し、高カルシウム血症を起こした場合には、直ちに休薬すること。休薬後は、血清カルシウム値が正常域まで回復した後に、1日1回0.5μgで投与を再開すること。なお、本剤1日1回0.5μg投与による骨折予防効果は確立していないため、漫然と投与を継続せず、患者の状態に応じ、1日1回0.75μgへの増量又は他剤による治療への変更を考慮すること。[8.1 参照],[8.2 参照],[9.1.1 参照],[9.2 参照],[10.2 参照],[11.1.1 参照]
8. 重要な基本的注意
- 8.1 本剤投与中は血清カルシウム値を定期的(3~6カ月に1回程度)に測定し、異常が認められた場合には直ちに休薬し、適切な処置を行うこと。腎機能障害、悪性腫瘍、原発性副甲状腺機能亢進症等の高カルシウム血症のおそれのある患者では、投与初期に頻回に血清カルシウム値を測定するなど、特に注意すること。[7 参照],[8.2 参照],[9.1.1 参照],[9.2 参照],[10.2 参照],[11.1.1 参照]
- 8.2 高カルシウム血症に関連する症状(倦怠感、いらいら感、嘔気、口渇感、食欲減退、意識レベルの低下等)の発現が認められた場合は、血清カルシウム値を測定するなどして慎重に経過観察を行うこと。[7 参照],[8.1 参照],[9.1.1 参照],[9.2 参照],[10.2 参照],[11.1.1 参照]
- 8.3 尿路結石のある患者及びその既往歴のある患者等においては、高カルシウム尿症により病態が悪化するおそれがあるため、尿中カルシウム値を定期的に測定し、高カルシウム尿症が認められた場合は休薬あるいは減量するなど、適切な処置を行うこと。[9.1.2 参照],[11.1.3 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 高カルシウム血症のおそれのある患者(悪性腫瘍のある患者、原発性副甲状腺機能亢進症の患者等)
血清カルシウム値を更に上昇させるおそれがある。[7 参照],[8.1 参照],[8.2 参照],[10.2 参照],[11.1.1 参照]
- 9.1.2 尿路結石のある患者及びその既往歴のある患者
9.2 腎機能障害患者
血清カルシウム値を更に上昇させ、高カルシウム血症となるおそれがある。[7 参照],[8.1 参照],[8.2 参照],[10.2 参照],[11.1.1 参照]
9.3 肝機能障害患者
-
9.3.1 重度の肝機能障害患者
重度の肝機能障害患者は臨床試験では除外されている。[16.6.1 参照]
9.4 生殖能を有する者
*妊娠する可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。やむを得ず投与する場合には、問診及び妊娠検査により妊娠していないことを確認すること。また、本剤投与中及び最終投与後2週間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること。本剤投与中に妊娠が認められた場合には、直ちに本剤の投与を中止すること。[9.5 参照]
9.5 妊婦
9.6 授乳婦
授乳を避けさせること。ラットで、乳汁中へ移行することが報告されている。ラット出生前及び出生後の発生並びに母体の機能に関する試験において、出生児の腎臓の変化等が認められている。[2.1 参照]
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
10. 相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
高カルシウム血症に伴う不整脈があらわれるおそれがある。 |
高カルシウム血症が発症した場合、ジギタリス製剤の作用が増強される。 |
|
高カルシウム血症があらわれるおそれがある。 |
本剤は腸管でのカルシウムの吸収を促進させる。 |
|
高カルシウム血症があらわれるおそれがある。 |
相加作用による。 |
|
高カルシウム血症があらわれるおそれがある。 |
相加作用による。 |
|
高マグネシウム血症があらわれるおそれがある。 |
他のビタミンD誘導体と同様に腸管でのマグネシウムの吸収を促進させると考えられる。 |
|
*ミルク・アルカリ症候群(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがある。 |
*血中マグネシウムの増加により代謝性アルカローシスが持続するため、尿細管でのカルシウム再吸収が増加する。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
11.2 その他の副作用
2%以上 |
2%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|
消化器 |
便秘、胃不快感、口渇、胃炎 |
嘔気、下痢、腹痛 |
|
精神神経系 |
浮動性めまい、味覚異常 |
||
肝臓 |
γ-GTP上昇、AST上昇、ALT上昇、LDH上昇 |
||
腎臓 |
クレアチニン上昇、BUN上昇、尿中血陽性、尿中蛋白陽性 |
||
代謝 |
尿中カルシウム増加(20.3%)、血中カルシウム増加(15.0%注2)) |
血中尿酸増加、Al-P上昇 |
|
血液 |
ヘモグロビン減少、白血球数減少、貧血、ヘマトクリット減少、赤血球数減少 |
||
皮膚 |
発疹、そう痒症 |
||
その他 |
耳鳴 |
浮腫 |
注2)補正血清カルシウム値が10.4mg/dLを超え11.0mg/dL以下の場合を集計
14. 適用上の注意
14.1 薬剤交付時の注意
- 14.1.1 PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。
- 14.1.2 瓶入り包装品を分包する場合、服用時以外薬袋から薬を出さないよう、及び直接光の当たる場所に薬を置かないよう指導すること。[20 参照]

208