薬効分類名アトピー性皮膚炎治療剤

一般的名称タクロリムス水和物軟膏

タクロリムス軟膏0.1%「イワキ」

たくろりむすなんこう0.1%「いわき」

Tacrolimus Ointment 0.1% ”IWAKI”

製造販売元/岩城製薬株式会社

第2版
警告禁忌相互作用合併症・既往歴等のある患者腎機能障害患者肝機能障害患者妊婦授乳婦小児等高齢者

その他の副作用

部位
頻度
副作用
皮膚
5%以上
熱感灼熱感ほてり感等)(44.3%)疼痛(ヒリヒリ感しみる等)(23.6%)そう痒
皮膚
5%以上
その他
0.1~5%未満
その他
頻度不明
その他
0.1~5%未満
頭痛重感皮膚以外の感染症上気道炎リンパ節炎等)注3)

詳細情報

正確な情報は PMDA で必ず確認して下さい

注意以下の情報は参考資料としてご活用下さい

1. 警告

  1. 1.1 本剤の使用は、アトピー性皮膚炎の治療法に精通している医師のもとで行うこと。
  2. 1.2 潰瘍、明らかに局面を形成しているびらんに使用する場合には、血中濃度が高くなり、腎障害等の副作用が発現する可能性があるので、あらかじめ処置を行い、潰瘍、明らかに局面を形成しているびらんの改善を確認した後、本剤の使用を開始すること。[2.1 参照]

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1 患部に潰瘍、明らかに局面を形成しているびらんのある患者[1.2 参照]
  2. 2.2 高度の腎障害、高度の高カリウム血症の患者[9.1.1 参照],[9.2.1 参照]
  3. 2.3 魚鱗癬様紅皮症を呈する疾患(Netherton症候群等)の患者[経皮吸収が高く、本剤の血中濃度が高くなり、腎障害等の副作用が発現する可能性がある。][9.1.2 参照]
  4. 2.4 小児等[9.7.1 参照],[9.7.2 参照]
  5. 2.5 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  6. 2.6 PUVA療法等の紫外線療法を実施中の患者[10.1 参照],[15.2.1 参照]

3. 組成・性状

3.1 組成

タクロリムス軟膏0.1%「イワキ」

有効成分 1g中
日局 タクロリムス水和物   1.02mg(タクロリムスとして1mg)
添加剤 *炭酸プロピレン、サラシミツロウ、流動パラフィン、パラフィン、白色ワセリン(抗酸化剤としてジブチルヒドロキシトルエンを含む)

3.2 製剤の性状

タクロリムス軟膏0.1%「イワキ」

性状 白色~微黄色の軟膏剤で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがある。

4. 効能又は効果

アトピー性皮膚炎

5. 効能又は効果に関連する注意

ステロイド外用剤等の既存療法では効果が不十分又は副作用によりこれらの投与ができないなど、本剤による治療がより適切と考えられる場合に使用する。

6. 用法及び用量

通常、成人には1日1~2回、適量を患部に塗布する。なお、1回あたりの塗布量は5gまでとする。

7. 用法及び用量に関連する注意

  1. 7.1 皮疹の増悪期には角質層のバリア機能が低下し、血中濃度が高くなる可能性があるので、本剤の使用にもかかわらず2週間以内に皮疹の改善が認められない場合には使用を中止すること。また、皮疹の悪化をみる場合にも使用を中止すること。
  2. 7.2 症状改善により本剤塗布の必要がなくなった場合は、速やかに塗布を中止し、漫然と長期にわたって使用しないこと。
  3. 7.3 1日2回塗布する場合はおよそ12時間間隔で塗布すること。

8. 重要な基本的注意

  1. 8.1 重度の皮疹もしくは塗布面積が広範囲にわたる場合は、血中濃度が高くなる可能性があるので、本剤使用開始の2~4週間後に1回、その後は必要に応じて適宜腎機能検査を行い、異常が認められた場合には、直ちに使用を中止し、適切な処置を行うこと。
  2. 8.2 本剤の免疫抑制作用により潜在的な発がんリスクがある。0.03%製剤で実施された長期の国内製造販売後調査において、悪性リンパ腫、皮膚がん等の悪性腫瘍の報告はなく、長期の海外疫学研究においても、本剤の使用による発がんリスクの上昇は認められなかった。一方、本剤使用例において関連性は明らかではないが、悪性リンパ腫、皮膚がんの発現が報告されている。本剤の使用にあたっては、これらの情報を患者に対して説明し、理解したことを確認した上で使用すること。[15.1 参照][17.2.1 参照]
  3. 8.3 密封法及び重層法での臨床使用経験はないので、密封法及び重層法は行わないこと。
  4. 8.4 本剤使用時は日光への曝露を最小限にとどめること。また、日焼けランプ/紫外線ランプの使用を避けること。[15.2.1 参照]
  5. 8.5 皮膚感染症を伴うアトピー性皮膚炎患者には使用しないことを原則とするが、やむを得ず使用する場合には、感染部位を避けて使用するか、又はあらかじめ適切な抗菌剤、抗ウイルス剤、抗真菌剤による治療を行う、もしくはこれらとの併用を考慮すること。[9.1.3 参照]
  6. 8.6 使用後、一過性に皮膚刺激感(灼熱感、ほてり感、疼痛、そう痒感等)が高頻度に認められるが、通常、皮疹の改善とともに発現しなくなるので、皮膚刺激感があることについて患者に十分説明すること。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 高カリウム血症の患者(高度の高カリウム血症の患者を除く)

    高カリウム血症が増悪する可能性がある。[2.2 参照]

  2. 9.1.2 全身に皮疹を認める紅皮症の患者

    経皮吸収が高く、広範囲の使用により、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。[2.3 参照]

  3. 9.1.3 皮膚感染症を伴う患者

    皮膚感染症が増悪するおそれがある。[8.5 参照]

9.2 腎機能障害患者

  1. 9.2.1 高度の腎障害の患者

    使用しないこと。腎障害が増悪する可能性がある。[2.2 参照]

  2. 9.2.2 腎障害の患者(高度の腎障害の患者を除く)

    腎障害が増悪する可能性がある。

9.3 肝機能障害患者

  1. 9.3.1 高度の肝障害の患者

    薬物代謝能が低下し、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。動物実験(ウサギ、経口投与)で催奇形作用、胎児毒性が認められたとの報告がある1)  。ヒト(経口投与)で胎盤を通過することが報告されている2)  。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。ヒトで母乳中へ移行する可能性がある3)  。

9.7 小児等

  1. 9.7.1 2歳未満の幼児等

    使用しないこと。低出生体重児、新生児、乳児又は2歳未満の幼児を対象とした臨床試験は実施していない。[2.4 参照]

  2. 9.7.2 2歳以上の小児等

    より低濃度の0.03%製剤を使用し、本剤は使用しないこと。血中濃度の上昇により副作用が発現する可能性がある。[2.4 参照]

9.8 高齢者

一般に生理機能が低下している。

10. 相互作用

    10.1 併用禁忌(併用しないこと)

    本剤使用中にPUVA療法等の紫外線療法を行わないこと。[2.6 参照],[15.2.1 参照]

    11. 副作用

    次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。

    11.2 その他の副作用

    5%以上

    0.1~5%未満

    頻度不明

    適用部位の皮膚刺激感注1)

    熱感(灼熱感、ほてり感等)(44.3%)、疼痛(ヒリヒリ感、しみる等)(23.6%)、そう痒感

    皮膚感染症注2)

    細菌性感染症(毛嚢炎、伝染性膿痂疹等)

    ウイルス性感染症(単純疱疹、カポジ水痘様発疹症等)、真菌性感染症(白癬等)

    その他の皮膚症状

    ざ瘡、ざ瘡様皮疹、皮膚乾燥、丘疹、接触皮膚炎

    紅斑、酒さ様皮膚炎、適用部位浮腫

    皮膚以外の症状

    頭痛、頭重感、皮膚以外の感染症(上気道炎、リンパ節炎等)注3)

    注1)刺激感は入浴時に増強することがある。通常、塗布後一過性に発現し、皮疹の改善とともに発現しなくなるが、ときに使用期間中持続することがある。高度の刺激感が持続する場合は、休薬もしくは中止すること。
    注2)このような症状があらわれた場合には、適切な抗菌剤、抗ウイルス剤、抗真菌剤等を併用し、症状が速やかに改善しない場合には、本剤の使用を中止すること。
    注3)皮膚以外の感染症が発現し、遷延する場合には本剤の使用を中止すること。

    14. 適用上の注意

    14.1 薬剤使用時の注意

    皮膚以外の部位(粘膜等)及び外陰部には使用しないこと。また、眼の周囲に使用する場合には眼に入らないように注意すること。万一、眼に入った場合には刺激感を認めることがあるので直ちに水で洗い流すこと。また、洗い流した後にも刺激感が持続する場合は、医療機関を受診し治療を受けるよう指導すること。

    15. その他の注意

    15.1 臨床使用に基づく情報

    長期的な発がんリスクを評価するために、海外で小児アトピー性皮膚炎患者を対象とした疫学研究(10年間の前向きコホート研究)が実施された。延べ観察期間44,629人・年において悪性腫瘍が6例に報告され、年齢及び性別の合致する集団における予測発生率5.95例に対する標準化罹患比は1.01(95%信頼区間0.37-2.20)であった4)  。[8.2 参照]

    15.2 非臨床試験に基づく情報

    1. 15.2.1 アルビノ無毛マウスに40週間にわたりUVA及びUVBを照射し、その後12週間無処置期間を設けて観察すると試験動物のすべてに皮膚腫瘍が発生するが、この試験系において紫外線照射と並行して本剤を塗布すると皮膚腫瘍の発生時期が早まることが示されている。[2.6 参照],[8.4 参照] ,[10.1 参照]
    2. 15.2.2 マウス塗布がん原性試験で高い血中濃度の持続に基づいたリンパ腫の増加が認められた。
    3. 15.2.3 ラット(1.0~3.0mg/kg、皮下投与)で、精子数の減少及び精子運動能の低下が、また高用量群では繁殖能の軽度低下が認められた。

    1. 警告

    1. 1.1 本剤の使用は、アトピー性皮膚炎の治療法に精通している医師のもとで行うこと。
    2. 1.2 潰瘍、明らかに局面を形成しているびらんに使用する場合には、血中濃度が高くなり、腎障害等の副作用が発現する可能性があるので、あらかじめ処置を行い、潰瘍、明らかに局面を形成しているびらんの改善を確認した後、本剤の使用を開始すること。[2.1 参照]

    2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

    1. 2.1 患部に潰瘍、明らかに局面を形成しているびらんのある患者[1.2 参照]
    2. 2.2 高度の腎障害、高度の高カリウム血症の患者[9.1.1 参照],[9.2.1 参照]
    3. 2.3 魚鱗癬様紅皮症を呈する疾患(Netherton症候群等)の患者[経皮吸収が高く、本剤の血中濃度が高くなり、腎障害等の副作用が発現する可能性がある。][9.1.2 参照]
    4. 2.4 小児等[9.7.1 参照],[9.7.2 参照]
    5. 2.5 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
    6. 2.6 PUVA療法等の紫外線療法を実施中の患者[10.1 参照],[15.2.1 参照]

    3. 組成・性状

    3.1 組成

    タクロリムス軟膏0.1%「イワキ」

    有効成分 1g中
    日局 タクロリムス水和物   1.02mg(タクロリムスとして1mg)
    添加剤 *炭酸プロピレン、サラシミツロウ、流動パラフィン、パラフィン、白色ワセリン(抗酸化剤としてジブチルヒドロキシトルエンを含む)

    3.2 製剤の性状

    タクロリムス軟膏0.1%「イワキ」

    性状 白色~微黄色の軟膏剤で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがある。

    4. 効能又は効果

    アトピー性皮膚炎

    5. 効能又は効果に関連する注意

    ステロイド外用剤等の既存療法では効果が不十分又は副作用によりこれらの投与ができないなど、本剤による治療がより適切と考えられる場合に使用する。

    6. 用法及び用量

    通常、成人には1日1~2回、適量を患部に塗布する。なお、1回あたりの塗布量は5gまでとする。

    7. 用法及び用量に関連する注意

    1. 7.1 皮疹の増悪期には角質層のバリア機能が低下し、血中濃度が高くなる可能性があるので、本剤の使用にもかかわらず2週間以内に皮疹の改善が認められない場合には使用を中止すること。また、皮疹の悪化をみる場合にも使用を中止すること。
    2. 7.2 症状改善により本剤塗布の必要がなくなった場合は、速やかに塗布を中止し、漫然と長期にわたって使用しないこと。
    3. 7.3 1日2回塗布する場合はおよそ12時間間隔で塗布すること。

    8. 重要な基本的注意

    1. 8.1 重度の皮疹もしくは塗布面積が広範囲にわたる場合は、血中濃度が高くなる可能性があるので、本剤使用開始の2~4週間後に1回、その後は必要に応じて適宜腎機能検査を行い、異常が認められた場合には、直ちに使用を中止し、適切な処置を行うこと。
    2. 8.2 本剤の免疫抑制作用により潜在的な発がんリスクがある。0.03%製剤で実施された長期の国内製造販売後調査において、悪性リンパ腫、皮膚がん等の悪性腫瘍の報告はなく、長期の海外疫学研究においても、本剤の使用による発がんリスクの上昇は認められなかった。一方、本剤使用例において関連性は明らかではないが、悪性リンパ腫、皮膚がんの発現が報告されている。本剤の使用にあたっては、これらの情報を患者に対して説明し、理解したことを確認した上で使用すること。[15.1 参照][17.2.1 参照]
    3. 8.3 密封法及び重層法での臨床使用経験はないので、密封法及び重層法は行わないこと。
    4. 8.4 本剤使用時は日光への曝露を最小限にとどめること。また、日焼けランプ/紫外線ランプの使用を避けること。[15.2.1 参照]
    5. 8.5 皮膚感染症を伴うアトピー性皮膚炎患者には使用しないことを原則とするが、やむを得ず使用する場合には、感染部位を避けて使用するか、又はあらかじめ適切な抗菌剤、抗ウイルス剤、抗真菌剤による治療を行う、もしくはこれらとの併用を考慮すること。[9.1.3 参照]
    6. 8.6 使用後、一過性に皮膚刺激感(灼熱感、ほてり感、疼痛、そう痒感等)が高頻度に認められるが、通常、皮疹の改善とともに発現しなくなるので、皮膚刺激感があることについて患者に十分説明すること。

    9. 特定の背景を有する患者に関する注意

    9.1 合併症・既往歴等のある患者

    1. 9.1.1 高カリウム血症の患者(高度の高カリウム血症の患者を除く)

      高カリウム血症が増悪する可能性がある。[2.2 参照]

    2. 9.1.2 全身に皮疹を認める紅皮症の患者

      経皮吸収が高く、広範囲の使用により、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。[2.3 参照]

    3. 9.1.3 皮膚感染症を伴う患者

      皮膚感染症が増悪するおそれがある。[8.5 参照]

    9.2 腎機能障害患者

    1. 9.2.1 高度の腎障害の患者

      使用しないこと。腎障害が増悪する可能性がある。[2.2 参照]

    2. 9.2.2 腎障害の患者(高度の腎障害の患者を除く)

      腎障害が増悪する可能性がある。

    9.3 肝機能障害患者

    1. 9.3.1 高度の肝障害の患者

      薬物代謝能が低下し、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。

    9.5 妊婦

    妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。動物実験(ウサギ、経口投与)で催奇形作用、胎児毒性が認められたとの報告がある1)  。ヒト(経口投与)で胎盤を通過することが報告されている2)  。

    9.6 授乳婦

    治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。ヒトで母乳中へ移行する可能性がある3)  。

    9.7 小児等

    1. 9.7.1 2歳未満の幼児等

      使用しないこと。低出生体重児、新生児、乳児又は2歳未満の幼児を対象とした臨床試験は実施していない。[2.4 参照]

    2. 9.7.2 2歳以上の小児等

      より低濃度の0.03%製剤を使用し、本剤は使用しないこと。血中濃度の上昇により副作用が発現する可能性がある。[2.4 参照]

    9.8 高齢者

    一般に生理機能が低下している。

    10. 相互作用

      10.1 併用禁忌(併用しないこと)

      本剤使用中にPUVA療法等の紫外線療法を行わないこと。[2.6 参照],[15.2.1 参照]

      11. 副作用

      次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。

      11.2 その他の副作用

      5%以上

      0.1~5%未満

      頻度不明

      適用部位の皮膚刺激感注1)

      熱感(灼熱感、ほてり感等)(44.3%)、疼痛(ヒリヒリ感、しみる等)(23.6%)、そう痒感

      皮膚感染症注2)

      細菌性感染症(毛嚢炎、伝染性膿痂疹等)

      ウイルス性感染症(単純疱疹、カポジ水痘様発疹症等)、真菌性感染症(白癬等)

      その他の皮膚症状

      ざ瘡、ざ瘡様皮疹、皮膚乾燥、丘疹、接触皮膚炎

      紅斑、酒さ様皮膚炎、適用部位浮腫

      皮膚以外の症状

      頭痛、頭重感、皮膚以外の感染症(上気道炎、リンパ節炎等)注3)

      注1)刺激感は入浴時に増強することがある。通常、塗布後一過性に発現し、皮疹の改善とともに発現しなくなるが、ときに使用期間中持続することがある。高度の刺激感が持続する場合は、休薬もしくは中止すること。
      注2)このような症状があらわれた場合には、適切な抗菌剤、抗ウイルス剤、抗真菌剤等を併用し、症状が速やかに改善しない場合には、本剤の使用を中止すること。
      注3)皮膚以外の感染症が発現し、遷延する場合には本剤の使用を中止すること。

      14. 適用上の注意

      14.1 薬剤使用時の注意

      皮膚以外の部位(粘膜等)及び外陰部には使用しないこと。また、眼の周囲に使用する場合には眼に入らないように注意すること。万一、眼に入った場合には刺激感を認めることがあるので直ちに水で洗い流すこと。また、洗い流した後にも刺激感が持続する場合は、医療機関を受診し治療を受けるよう指導すること。

      15. その他の注意

      15.1 臨床使用に基づく情報

      長期的な発がんリスクを評価するために、海外で小児アトピー性皮膚炎患者を対象とした疫学研究(10年間の前向きコホート研究)が実施された。延べ観察期間44,629人・年において悪性腫瘍が6例に報告され、年齢及び性別の合致する集団における予測発生率5.95例に対する標準化罹患比は1.01(95%信頼区間0.37-2.20)であった4)  。[8.2 参照]

      15.2 非臨床試験に基づく情報

      1. 15.2.1 アルビノ無毛マウスに40週間にわたりUVA及びUVBを照射し、その後12週間無処置期間を設けて観察すると試験動物のすべてに皮膚腫瘍が発生するが、この試験系において紫外線照射と並行して本剤を塗布すると皮膚腫瘍の発生時期が早まることが示されている。[2.6 参照],[8.4 参照] ,[10.1 参照]
      2. 15.2.2 マウス塗布がん原性試験で高い血中濃度の持続に基づいたリンパ腫の増加が認められた。
      3. 15.2.3 ラット(1.0~3.0mg/kg、皮下投与)で、精子数の減少及び精子運動能の低下が、また高用量群では繁殖能の軽度低下が認められた。

      その他詳細情報

      日本標準商品分類番号
      872699
      ブランドコード
      2699709M1052
      承認番号
      22400AMX00299
      販売開始年月
      2012-06
      貯法
      室温保存
      有効期間
      2年
      規制区分
      2, 12

      重要な注意事項

      • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
      • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
      • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
      • この情報は最新のものであるよう努めていますが、最新とは限りません。常に医療専門家に確認してください。
      • 副作用に関する情報は、信頼できる医療情報源に基づいて提供されていますが、完全性や正確性を保証するものではありません。
      • この情報を使用することにより生じたいかなる損害についても、当サイトは一切の責任を負いません。