薬効分類名天然型黄体ホルモン製剤

一般的名称プロゲステロン

ウトロゲスタン腟用カプセル200mg

UTROGESTAN vaginal capsules 200mg

製造販売元(輸入)/富士製薬工業株式会社

第4版
禁忌相互作用合併症・既往歴等のある患者腎機能障害患者肝機能障害患者授乳婦

重大な副作用

頻度
副作用
頻度不明

その他の副作用

部位
頻度
副作用
皮膚
1%未満
心臓・血管
1%未満
胃腸・消化器系
1%未満
胃腸・消化器系
頻度不明
肝臓まわり
1%未満
内分泌・代謝系
1%未満
血液系
1%未満
脳・神経
1~5%未満
脳・神経
頻度不明
生殖系
頻度不明

併用注意

薬剤名等

他の腟剤(抗真菌剤など)

臨床症状・措置方法

本剤の作用が増強又は減弱する可能性がある。

機序・危険因子

本剤からのプロゲステロン放出及び吸収を変化させる可能性がある。

詳細情報

正確な情報は PMDA で必ず確認して下さい

注意以下の情報は参考資料としてご活用下さい

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  2. 2.2 診断未確定の性器出血のある患者[病因を見のがすおそれがある。]
  3. 2.3 稽留流産又は子宮外妊娠の患者[妊娠維持作用により死亡している胎児の排出が困難になるおそれがある。]
  4. 2.4 重度の肝機能障害のある患者[9.3.1 参照]
  5. 2.5 乳癌又は生殖器癌の既往歴又は疑いがある患者[症状が悪化するおそれがある。]
  6. 2.6 動脈又は静脈の血栓塞栓症あるいは重度の血栓性静脈炎の患者又は既往歴のある患者[11.1.1 参照]
  7. 2.7 ポルフィリン症の患者[症状が悪化するおそれがある。]

3. 組成・性状

3.1 組成

ウトロゲスタン腟用カプセル200mg

有効成分 1カプセル中 日局 プロゲステロン 200mg  
添加剤 ヒマワリ油、大豆レシチン
(カプセル本体)ゼラチン、濃グリセリン、酸化チタン

3.2 製剤の性状

ウトロゲスタン腟用カプセル200mg

外形                      
大きさ 長径 14.5mm
短径 8.6mm
質量 720mg
識別コード FJ69(PTPシート)
色・剤形 淡黄色の楕円球状の軟カプセル剤で、内容物は白色の粘稠な懸濁状油性液又は半固形物である。

4. 効能又は効果

生殖補助医療における黄体補充

6. 用法及び用量

プロゲステロンとして1回200mgを1日3回、胚移植2~7日前より経腟投与する。妊娠が確認できた場合は、胚移植後9週(妊娠11週)まで投与を継続する。

8. 重要な基本的注意

  1. 8.1 投与の中止により、不安、気分変化、発作感受性の増大を引き起こす可能性があるので、投与中止の際には注意するよう患者に十分説明すること。
  2. 8.2 傾眠状態や浮動性めまいを引き起こすことがあるので、自動車の運転等、危険を伴う機械の操作に従事する際には注意するよう患者に十分説明すること。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 てんかん又はその既往歴のある患者

    副腎皮質ホルモン様作用により病態に影響を及ぼすおそれがある。

  2. 9.1.2 うつ病又はその既往歴のある患者

    注意深く観察し、症状の悪化を認めた場合は投与を中止するなど注意すること。副腎皮質ホルモン様作用により病態に影響を及ぼすおそれがある。

  3. 9.1.3 片頭痛、喘息又はその既往歴のある患者

    病態に影響を及ぼすおそれがある。

  4. 9.1.4 心機能障害のある患者

    体液貯留を引き起こすおそれがある。

  5. 9.1.5 糖尿病の患者

    糖尿病が悪化するおそれがある。

9.2 腎機能障害患者

体液貯留を引き起こすおそれがある。

9.3 肝機能障害患者

  1. 9.3.1 重度の肝機能障害のある患者

    投与しないこと。作用が増強されるおそれがある。[2.4 参照]

  2. 9.3.2 中等度以下の肝機能障害のある患者

    作用が増強されるおそれがある。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。母乳中に移行することがある。

10. 相互作用

    10.2 併用注意(併用に注意すること)

    薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

    他の腟剤(抗真菌剤など)

    本剤の作用が増強又は減弱する可能性がある。

    本剤からのプロゲステロン放出及び吸収を変化させる可能性がある。

    11. 副作用

    次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

    11.1 重大な副作用

    1. 11.1.1 血栓症 (頻度不明)

      心筋梗塞、脳血管障害、動脈又は静脈の血栓塞栓症(静脈血栓塞栓症又は肺塞栓症)、血栓性静脈炎、網膜血栓症があらわれたとの報告がある。[2.6 参照]

    11.2 その他の副作用

    1~5%未満

    1%未満

    頻度不明

    皮膚

    発疹

    循環器

    心電図異常、WPW症候群

    消化器

    腹痛

    下痢、腹部膨満感、悪心・嘔吐

    肝臓

    ALT増加

    代謝異常

    血中トリグリセリド減少

    血液

    白血球数増加

    精神神経系

    浮動性めまい

    頭痛、感覚鈍麻

    生殖系

    不正子宮出血、卵巣過剰刺激症候群、外陰腟そう痒症、性器出血、生化学的妊娠

    子宮頸管ポリープ、腟感染、多胎妊娠

    紅斑、灼熱感、腟分泌物、外陰部炎、腟びらん

    14. 適用上の注意

    14.1 薬剤交付時の注意

    本剤はPTPシートから取り出して腟内にのみ投与するよう指導すること。

    15. その他の注意

    15.1 臨床使用に基づく情報

    1. 15.1.1 黄体ホルモン剤の投与と先天異常児出産との因果関係はいまだ確立されたものではないが、心臓・四肢等の先天異常児を出産した母親では、対照群に比して妊娠初期に黄体ホルモン剤又は黄体・卵胞ホルモン剤を投与していた率に有意差があるとする疫学調査の結果が報告されている1)
    2. 15.1.2 外国において妊娠初期を超えて本剤が処方された事例で、重篤でない可逆的な肝異常(妊娠性胆汁うっ滞様)がごくまれに報告されている。

    2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

    1. 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
    2. 2.2 診断未確定の性器出血のある患者[病因を見のがすおそれがある。]
    3. 2.3 稽留流産又は子宮外妊娠の患者[妊娠維持作用により死亡している胎児の排出が困難になるおそれがある。]
    4. 2.4 重度の肝機能障害のある患者[9.3.1 参照]
    5. 2.5 乳癌又は生殖器癌の既往歴又は疑いがある患者[症状が悪化するおそれがある。]
    6. 2.6 動脈又は静脈の血栓塞栓症あるいは重度の血栓性静脈炎の患者又は既往歴のある患者[11.1.1 参照]
    7. 2.7 ポルフィリン症の患者[症状が悪化するおそれがある。]

    3. 組成・性状

    3.1 組成

    ウトロゲスタン腟用カプセル200mg

    有効成分 1カプセル中 日局 プロゲステロン 200mg  
    添加剤 ヒマワリ油、大豆レシチン
    (カプセル本体)ゼラチン、濃グリセリン、酸化チタン

    3.2 製剤の性状

    ウトロゲスタン腟用カプセル200mg

    外形                      
    大きさ 長径 14.5mm
    短径 8.6mm
    質量 720mg
    識別コード FJ69(PTPシート)
    色・剤形 淡黄色の楕円球状の軟カプセル剤で、内容物は白色の粘稠な懸濁状油性液又は半固形物である。

    4. 効能又は効果

    生殖補助医療における黄体補充

    6. 用法及び用量

    プロゲステロンとして1回200mgを1日3回、胚移植2~7日前より経腟投与する。妊娠が確認できた場合は、胚移植後9週(妊娠11週)まで投与を継続する。

    8. 重要な基本的注意

    1. 8.1 投与の中止により、不安、気分変化、発作感受性の増大を引き起こす可能性があるので、投与中止の際には注意するよう患者に十分説明すること。
    2. 8.2 傾眠状態や浮動性めまいを引き起こすことがあるので、自動車の運転等、危険を伴う機械の操作に従事する際には注意するよう患者に十分説明すること。

    9. 特定の背景を有する患者に関する注意

    9.1 合併症・既往歴等のある患者

    1. 9.1.1 てんかん又はその既往歴のある患者

      副腎皮質ホルモン様作用により病態に影響を及ぼすおそれがある。

    2. 9.1.2 うつ病又はその既往歴のある患者

      注意深く観察し、症状の悪化を認めた場合は投与を中止するなど注意すること。副腎皮質ホルモン様作用により病態に影響を及ぼすおそれがある。

    3. 9.1.3 片頭痛、喘息又はその既往歴のある患者

      病態に影響を及ぼすおそれがある。

    4. 9.1.4 心機能障害のある患者

      体液貯留を引き起こすおそれがある。

    5. 9.1.5 糖尿病の患者

      糖尿病が悪化するおそれがある。

    9.2 腎機能障害患者

    体液貯留を引き起こすおそれがある。

    9.3 肝機能障害患者

    1. 9.3.1 重度の肝機能障害のある患者

      投与しないこと。作用が増強されるおそれがある。[2.4 参照]

    2. 9.3.2 中等度以下の肝機能障害のある患者

      作用が増強されるおそれがある。

    9.6 授乳婦

    治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。母乳中に移行することがある。

    10. 相互作用

      10.2 併用注意(併用に注意すること)

      薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

      他の腟剤(抗真菌剤など)

      本剤の作用が増強又は減弱する可能性がある。

      本剤からのプロゲステロン放出及び吸収を変化させる可能性がある。

      11. 副作用

      次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

      11.1 重大な副作用

      1. 11.1.1 血栓症 (頻度不明)

        心筋梗塞、脳血管障害、動脈又は静脈の血栓塞栓症(静脈血栓塞栓症又は肺塞栓症)、血栓性静脈炎、網膜血栓症があらわれたとの報告がある。[2.6 参照]

      11.2 その他の副作用

      1~5%未満

      1%未満

      頻度不明

      皮膚

      発疹

      循環器

      心電図異常、WPW症候群

      消化器

      腹痛

      下痢、腹部膨満感、悪心・嘔吐

      肝臓

      ALT増加

      代謝異常

      血中トリグリセリド減少

      血液

      白血球数増加

      精神神経系

      浮動性めまい

      頭痛、感覚鈍麻

      生殖系

      不正子宮出血、卵巣過剰刺激症候群、外陰腟そう痒症、性器出血、生化学的妊娠

      子宮頸管ポリープ、腟感染、多胎妊娠

      紅斑、灼熱感、腟分泌物、外陰部炎、腟びらん

      14. 適用上の注意

      14.1 薬剤交付時の注意

      本剤はPTPシートから取り出して腟内にのみ投与するよう指導すること。

      15. その他の注意

      15.1 臨床使用に基づく情報

      1. 15.1.1 黄体ホルモン剤の投与と先天異常児出産との因果関係はいまだ確立されたものではないが、心臓・四肢等の先天異常児を出産した母親では、対照群に比して妊娠初期に黄体ホルモン剤又は黄体・卵胞ホルモン剤を投与していた率に有意差があるとする疫学調査の結果が報告されている1)
      2. 15.1.2 外国において妊娠初期を超えて本剤が処方された事例で、重篤でない可逆的な肝異常(妊娠性胆汁うっ滞様)がごくまれに報告されている。

      その他詳細情報

      日本標準商品分類番号
      872477
      ブランドコード
      2477700H1020
      承認番号
      22800AMX00019
      販売開始年月
      2016-02
      貯法
      室温保存
      有効期間
      3年
      規制区分
      12

      重要な注意事項

      • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
      • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
      • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
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