薬効分類名経口末梢性μオピオイド受容体拮抗薬

一般的名称ナルデメジントシル酸塩

スインプロイク錠0.2mg

すいんぷろいくじょう0.2mg

Symproic Tablets 0.2mg

製造販売元/塩野義製薬株式会社

第2版
禁忌相互作用合併症・既往歴等のある患者妊婦授乳婦小児等高齢者

重大な副作用

頻度
副作用
0.7%
重度の下痢

その他の副作用

部位
頻度
副作用
胃腸・消化器系
5%以上
下痢(21.3%)
胃腸・消化器系
1~5%未満
その他
1~5%未満
その他
1%未満
その他
頻度不明

併用注意

薬剤名等
臨床症状・措置方法

本剤の血中濃度が上昇し、副作用が発現するおそれがある。

機序・危険因子

CYP3A4を介する本剤の代謝が阻害される。

薬剤名等
  • CYP3A誘導剤

[16.6.3 参照]

臨床症状・措置方法

本剤の血中濃度が低下し、効果が減弱するおそれがある。

機序・危険因子

CYP3A4を介する本剤の代謝が促進される。

薬剤名等
  • P-糖蛋白阻害剤

[16.6.2 参照]

臨床症状・措置方法

本剤の血中濃度が上昇し、副作用が発現するおそれがある。また、血液脳関門への影響により、本剤の脳内濃度が上昇するおそれがある。

機序・危険因子

P-糖蛋白を介する本剤の輸送が阻害される。

詳細情報

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2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  2. 2.2 消化管閉塞若しくはその疑いのある患者、又は消化管閉塞の既往歴を有し再発のおそれの高い患者[消化管穿孔を起こすおそれがある。]

3. 組成・性状

3.1 組成

スインプロイク錠0.2mg

1錠中

有効成分 ナルデメジントシル酸塩   0.2604mg
(ナルデメジンとして   0.2mgに相当 )
添加剤 D-マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、タルク、黄色三二酸化鉄  

3.2 製剤の性状

スインプロイク錠0.2mg

外形 表面
裏面
側面
大きさ 直径 約6.5mm
厚さ 約3.5mm
質量 約0.12g
識別コード
@222:0.2
性状・剤形 黄色の円形のフィルムコーティング錠である。

4. 効能・効果

オピオイド誘発性便秘症

6. 用法・用量

通常、成人にはナルデメジンとして1回0.2mgを1日1回経口投与する。

7. 用法・用量に関連する注意

オピオイドの投与を中止する場合は本剤の投与も中止すること。

8. 重要な基本的注意

  1. 8.1 海外で類薬の投与により、消化管穿孔を来し死亡に至ったとの報告がある。激しい又は持続する腹痛等、消化管穿孔が疑われる症状が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。[9.1.1 参照]
  2. 8.2 オピオイド離脱症候群(一般的には、投与後数分あるいは数日以内に起こる次の症状の複合的な発現:不安、悪心、嘔吐、筋肉痛、流涙、鼻漏、散瞳、立毛、発汗、下痢、あくび、発熱、不眠)を起こすおそれがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。[9.1.2 参照],[13.1 参照]

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 消化管壁の脆弱性が認められる又は疑われる疾患を有する患者

    消化管潰瘍、憩室疾患、浸潤性消化管がん、がんの腹膜転移、クローン病などの患者では、消化管穿孔の危険性が高まるおそれがある。[8.1 参照]

  2. 9.1.2 血液脳関門が機能していない又は機能不全が疑われる患者

    脳腫瘍(転移性を含む)などの患者では、オピオイド離脱症候群又はオピオイドの鎮痛作用の減弱を起こすおそれがある。[8.2 参照]

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物試験において、ウサギで流産及び早産、胎児体重の低値、ラットで分娩中の母動物の死亡、出生率及び出生児生存率の低下、並びに発育遅延が報告されている。また、ラットで胎児への移行が認められているが、いずれの動物種でも催奇形性は認められていない1)

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。ラットで乳汁中への移行が報告されている。

9.7 小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

9.8 高齢者

一般に生理機能が低下している。

10. 相互作用

    10.2 併用注意(併用に注意すること)

    薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
    • CYP3A阻害剤
      • イトラコナゾール、
        フルコナゾール等

    [16.7.4 参照],[16.7.5 参照]

    本剤の血中濃度が上昇し、副作用が発現するおそれがある。

    CYP3A4を介する本剤の代謝が阻害される。

    • CYP3A誘導剤
      • リファンピシン等

    [16.7.3 参照]

    本剤の血中濃度が低下し、効果が減弱するおそれがある。

    CYP3A4を介する本剤の代謝が促進される。

    • P-糖蛋白阻害剤
      • シクロスポリン等

    [16.7.2 参照]

    本剤の血中濃度が上昇し、副作用が発現するおそれがある。また、血液脳関門への影響により、本剤の脳内濃度が上昇するおそれがある。

    P-糖蛋白を介する本剤の輸送が阻害される。

    11. 副作用

    次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

    11.1 重大な副作用

    1. 11.1.1 重度の下痢(0.7%)

      脱水症状まで至ることがあるため、異常が認められた場合には補液等の適切な処置を行うこと。

    11.2 その他の副作用

    5%以上

    1~5%未満

    1%未満

    頻度不明

    消化器

    下痢(21.3%)

    腹痛、嘔吐、悪心、食欲減退

    *その他

    ALT増加、AST増加

    倦怠感

    オピオイド離脱症候群

    13. 過量投与

    1. 13.1 症状

      海外臨床試験(0.01~3mg単回投与)において、1mgを投与した場合に、重度の悪心、胃痙攣を含むオピオイド離脱症候群が認められている。[8.2 参照]

    2. 13.2 処置

      特異的な解毒剤はない。本剤は血液透析により除去されない。

    14. 適用上の注意

    14.1 薬剤交付時の注意

    PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。

    2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

    1. 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
    2. 2.2 消化管閉塞若しくはその疑いのある患者、又は消化管閉塞の既往歴を有し再発のおそれの高い患者[消化管穿孔を起こすおそれがある。]

    3. 組成・性状

    3.1 組成

    スインプロイク錠0.2mg

    1錠中

    有効成分 ナルデメジントシル酸塩   0.2604mg
    (ナルデメジンとして   0.2mgに相当 )
    添加剤 D-マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、タルク、黄色三二酸化鉄  

    3.2 製剤の性状

    スインプロイク錠0.2mg

    外形 表面
    裏面
    側面
    大きさ 直径 約6.5mm
    厚さ 約3.5mm
    質量 約0.12g
    識別コード
    @222:0.2
    性状・剤形 黄色の円形のフィルムコーティング錠である。

    4. 効能・効果

    オピオイド誘発性便秘症

    6. 用法・用量

    通常、成人にはナルデメジンとして1回0.2mgを1日1回経口投与する。

    7. 用法・用量に関連する注意

    オピオイドの投与を中止する場合は本剤の投与も中止すること。

    8. 重要な基本的注意

    1. 8.1 海外で類薬の投与により、消化管穿孔を来し死亡に至ったとの報告がある。激しい又は持続する腹痛等、消化管穿孔が疑われる症状が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。[9.1.1 参照]
    2. 8.2 オピオイド離脱症候群(一般的には、投与後数分あるいは数日以内に起こる次の症状の複合的な発現:不安、悪心、嘔吐、筋肉痛、流涙、鼻漏、散瞳、立毛、発汗、下痢、あくび、発熱、不眠)を起こすおそれがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。[9.1.2 参照],[13.1 参照]

    9. 特定の背景を有する患者に関する注意

    9.1 合併症・既往歴等のある患者

    1. 9.1.1 消化管壁の脆弱性が認められる又は疑われる疾患を有する患者

      消化管潰瘍、憩室疾患、浸潤性消化管がん、がんの腹膜転移、クローン病などの患者では、消化管穿孔の危険性が高まるおそれがある。[8.1 参照]

    2. 9.1.2 血液脳関門が機能していない又は機能不全が疑われる患者

      脳腫瘍(転移性を含む)などの患者では、オピオイド離脱症候群又はオピオイドの鎮痛作用の減弱を起こすおそれがある。[8.2 参照]

    9.5 妊婦

    妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物試験において、ウサギで流産及び早産、胎児体重の低値、ラットで分娩中の母動物の死亡、出生率及び出生児生存率の低下、並びに発育遅延が報告されている。また、ラットで胎児への移行が認められているが、いずれの動物種でも催奇形性は認められていない1)

    9.6 授乳婦

    治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。ラットで乳汁中への移行が報告されている。

    9.7 小児等

    小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

    9.8 高齢者

    一般に生理機能が低下している。

    10. 相互作用

      10.2 併用注意(併用に注意すること)

      薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
      • CYP3A阻害剤
        • イトラコナゾール、
          フルコナゾール等

      [16.7.4 参照],[16.7.5 参照]

      本剤の血中濃度が上昇し、副作用が発現するおそれがある。

      CYP3A4を介する本剤の代謝が阻害される。

      • CYP3A誘導剤
        • リファンピシン等

      [16.7.3 参照]

      本剤の血中濃度が低下し、効果が減弱するおそれがある。

      CYP3A4を介する本剤の代謝が促進される。

      • P-糖蛋白阻害剤
        • シクロスポリン等

      [16.7.2 参照]

      本剤の血中濃度が上昇し、副作用が発現するおそれがある。また、血液脳関門への影響により、本剤の脳内濃度が上昇するおそれがある。

      P-糖蛋白を介する本剤の輸送が阻害される。

      11. 副作用

      次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

      11.1 重大な副作用

      1. 11.1.1 重度の下痢(0.7%)

        脱水症状まで至ることがあるため、異常が認められた場合には補液等の適切な処置を行うこと。

      11.2 その他の副作用

      5%以上

      1~5%未満

      1%未満

      頻度不明

      消化器

      下痢(21.3%)

      腹痛、嘔吐、悪心、食欲減退

      *その他

      ALT増加、AST増加

      倦怠感

      オピオイド離脱症候群

      13. 過量投与

      1. 13.1 症状

        海外臨床試験(0.01~3mg単回投与)において、1mgを投与した場合に、重度の悪心、胃痙攣を含むオピオイド離脱症候群が認められている。[8.2 参照]

      2. 13.2 処置

        特異的な解毒剤はない。本剤は血液透析により除去されない。

      14. 適用上の注意

      14.1 薬剤交付時の注意

      PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。

      その他詳細情報

      日本標準商品分類番号
      872359
      ブランドコード
      2359007F1020
      承認番号
      22900AMX00513000
      販売開始年月
      2017-06
      貯法
      室温保存
      有効期間
      3年
      規制区分
      12

      重要な注意事項

      • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
      • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
      • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
      • この情報は最新のものであるよう努めていますが、最新とは限りません。常に医療専門家に確認してください。
      • 副作用に関する情報は、信頼できる医療情報源に基づいて提供されていますが、完全性や正確性を保証するものではありません。
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