薬効分類名長時間作動型吸入気管支拡張剤

一般的名称サルメテロールキシナホ酸塩

セレベント50ディスカス

せれべんと50でぃすかす

Serevent Diskus

製造販売元/グラクソ・スミスクライン株式会社

第4版
禁忌相互作用合併症・既往歴等のある患者妊婦授乳婦小児等高齢者

重大な副作用

頻度
副作用
0.06%
重篤な血清カリウム値低下
頻度不明

その他の副作用

部位
頻度
副作用
免疫系
0.5%未満
心臓・血管
0.5%~2%未満
心臓・血管
0.5%未満
脳・神経
0.5%未満
胃腸・消化器系
0.5%未満
肺・呼吸
0.5%未満
口腔咽頭刺激感咽頭異和感咽頭痛等)
肺・呼吸
頻度不明
その他
0.5%未満
その他
頻度不明

併用注意

薬剤名等

CYP3A4阻害作用を有する薬剤

  • リトナビル等
臨床症状・措置方法

サルメテロールの全身曝露量が増加し、QT延長を起こす可能性がある。
ケトコナゾール(経口剤:国内未発売)、リトナビル等の強いCYP3A4阻害作用を有する薬剤と併用する場合には、注意すること。

機序・危険因子

経口剤のケトコナゾールとサルメテロールを併用した臨床薬理試験において、サルメテロールのCmaxが1.4倍、AUCが15倍に上昇したとの報告がある。

薬剤名等

カテコールアミン

  • アドレナリン
    イソプレナリン塩酸塩等

[13.1 参照],[13.2 参照]

臨床症状・措置方法

不整脈、場合によっては心停止を起こすおそれがある。よって、発作時に頓用で用いる場合以外は過度に併用しないよう注意すること。

機序・危険因子

アドレナリン、イソプレナリン塩酸塩等のカテコールアミン併用により、アドレナリン作動性神経刺激の増大が起きる。
そのため、不整脈を起こすことがある。

薬剤名等

キサンチン誘導体
ステロイド剤
利尿剤
[11.1.1 参照]

臨床症状・措置方法

低カリウム血症による不整脈を起こすおそれがある。血清カリウム値のモニターを行うこと。

機序・危険因子

キサンチン誘導体はアドレナリン作動性神経刺激を増大させるため、血清カリウム値の低下を増強することがある。
ステロイド剤及び利尿剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため、血清カリウム値の低下が増強することが考えられる。

詳細情報

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2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者

3. 組成・性状

3.1 組成

*セレベント50ディスカス

有効成分 *1ブリスター中
サルメテロールキシナホ酸塩72.5μg
(サルメテロールとして50μg)  
添加剤 *乳糖水和物注)
注)夾雑物として乳蛋白を含む。

3.2 製剤の性状

*セレベント50ディスカス

剤形・性状 *白色の吸入粉末剤

4. 効能又は効果

下記疾患の気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解

  • 気管支喘息
  • 慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎、肺気腫)

5. 効能又は効果に関連する注意

  • 〈気管支喘息〉
    1. 5.1 本剤は気管支喘息の急性症状を軽減させる薬剤ではない。[8.3 参照],[8.5 参照]
    2. 5.2 本剤の使用開始前には、患者の喘息症状を比較的安定な状態にしておくこと。喘息発作重積状態又は喘息の急激な悪化状態のときには、原則として本剤は使用しないこと。
    3. 5.3 気管支喘息治療の基本は、吸入ステロイド剤等の抗炎症剤の使用であり、吸入ステロイド剤等により症状の改善が得られない場合、あるいは患者の重症度から吸入ステロイド剤等との併用による治療が適切と判断された場合にのみ、本剤と吸入ステロイド剤等を併用して使用すること。[8.4 参照]

6. 用法及び用量

*成人にはサルメテロールとして1回50μgを1日2回朝および就寝前に吸入投与する。

8. 重要な基本的注意

  • 〈効能共通〉
    1. 8.1 用法及び用量どおり正しく使用しても効果が認められない場合には、本剤が適当でないと考えられるので、漫然と投与を継続せず中止すること。
    2. 8.2 *過度に使用を続けた場合、不整脈、場合により心停止を起こすおそれがあるので、使用が過度にならないよう注意すること。患者に対し、本剤の過度の使用による危険性を理解させ、1日2回を超えて投与しないよう注意を与えること(本剤の気管支拡張作用は通常12時間持続するので、その間は次の投与を行わないこと)。[13.1 参照],[13.2 参照]
    3. 8.3 *本剤の投与期間中に発現する気管支喘息の急性の発作又は慢性閉塞性肺疾患の急性増悪に対しては、短時間作動型吸入β2刺激剤(例えば吸入用サルブタモール硫酸塩)等の他の適切な薬剤を使用するよう患者に注意を与えること。
      また、その薬剤の使用量が増加したり、あるいは効果が十分でなくなってきた場合には、疾患の管理が十分でないことが考えられるので、可及的速やかに医療機関を受診し医師の治療を求めるよう患者に注意を与えること。[5.1 参照],[8.5 参照]
  • 〈気管支喘息〉
    1. 8.4 *本剤は吸入ステロイド剤等の抗炎症剤の代替薬ではないため、患者が本剤の使用により症状改善を感じた場合であっても、医師の指示なく吸入ステロイド剤等を減量又は中止し、本剤を単独で用いることのないよう、患者に注意を与えること。[5.3 参照]
    2. 8.5 本剤の投与期間中に発現する急性の発作に対して、短時間作動型吸入β2刺激剤(例えば吸入用サルブタモール硫酸塩)等の薬剤の使用量が増加したり、あるいは効果が十分でなくなってきた場合には、患者の生命が脅かされる可能性があるので、患者の症状に応じて抗炎症療法の強化(吸入ステロイド剤等の増量等)を考慮すること。[5.1 参照],[8.3 参照]

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 甲状腺機能亢進症の患者

    甲状腺ホルモンの分泌促進により症状を悪化させるおそれがある。

  2. 9.1.2 高血圧の患者

    α及びβ1作用により血圧を上昇させるおそれがある。

  3. 9.1.3 心疾患を有する患者

    β1作用により症状を悪化させるおそれがある。

  4. 9.1.4 糖尿病の患者

    グリコーゲン分解作用により症状を悪化させるおそれがある。

  5. 9.1.5 低酸素血症の患者

    血清カリウム値をモニターすることが望ましい。低酸素血症は血清カリウム値の低下が心リズムに及ぼす作用を増強することがある。[11.1.1 参照]

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物試験でウサギに大量(1mg/kg/日以上)に経口投与したときに催奇形作用が報告されている。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験でラットに大量(1mg/kg)に静脈内投与したときに乳汁中への移行が報告されている1)

9.7 小児等

*小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

9.8 高齢者

患者の状態を観察しながら注意して投与すること。一般に、生理機能が低下している。

10. 相互作用

10.2 併用注意(併用に注意すること)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

CYP3A4阻害作用を有する薬剤

  • リトナビル等

サルメテロールの全身曝露量が増加し、QT延長を起こす可能性がある。
ケトコナゾール(経口剤:国内未発売)、リトナビル等の強いCYP3A4阻害作用を有する薬剤と併用する場合には、注意すること。

経口剤のケトコナゾールとサルメテロールを併用した臨床薬理試験において、サルメテロールのCmaxが1.4倍、AUCが15倍に上昇したとの報告がある。

カテコールアミン

  • アドレナリン
    イソプレナリン塩酸塩等

                  [13.1 参照],[13.2 参照]

不整脈、場合によっては心停止を起こすおそれがある。よって、発作時に頓用で用いる場合以外は過度に併用しないよう注意すること。

アドレナリン、イソプレナリン塩酸塩等のカテコールアミン併用により、アドレナリン作動性神経刺激の増大が起きる。
そのため、不整脈を起こすことがある。

キサンチン誘導体
ステロイド剤
利尿剤
[11.1.1 参照]

低カリウム血症による不整脈を起こすおそれがある。血清カリウム値のモニターを行うこと。

キサンチン誘導体はアドレナリン作動性神経刺激を増大させるため、血清カリウム値の低下を増強することがある。
ステロイド剤及び利尿剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため、血清カリウム値の低下が増強することが考えられる。

11. 副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

11.1 重大な副作用

  1. 11.1.1 重篤な血清カリウム値低下(0.06%)

    キサンチン誘導体、ステロイド剤及び利尿剤の併用により増強することがあるので、重症喘息患者では特に注意すること。[9.1.5 参照],[10.2 参照]

  2. 11.1.2 *ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

    ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、気管支攣縮、浮腫、血管性浮腫等)があらわれることがある。

11.2 その他の副作用

0.5%~2%未満

0.5%未満

頻度不明

*過敏症

発疹、血管性浮腫、浮腫

循環器

心悸亢進

脈拍増加、血圧上昇、不整脈(心房細動、上室性頻脈、期外収縮を含む)

精神・神経系

振戦、頭痛

消化器

悪心

呼吸器

咳、口腔咽頭刺激感(咽頭異和感、咽頭痛等)

気管支攣縮注)

その他

胸痛、筋痙攣

関節痛、高血糖

*発現頻度にはロタディスク、エアゾール剤に係る臨床試験及びロタディスク、ディスカスに係る使用成績調査の結果を含む。
注)短時間作動型気管支拡張剤を投与する等の適切な処置を行うこと。

13. 過量投与

  1. 13.1 症状

    本剤を過量(用法及び用量を超える量)投与した場合、頻脈、不整脈、振戦、頭痛及び筋痙攣等、β刺激薬の薬理学的作用による症状が増悪する可能性がある。また、重篤な症状として、低カリウム血症、高血糖、心室性不整脈あるいは心停止等が発現する可能性がある。[8.2 参照],[10.2 参照]

  2. 13.2 処置

    本剤の解毒剤は心臓選択性β遮断薬であるが、このような薬剤の使用により気管支攣縮が発現する可能性があるため、使用にあたっては十分に注意すること。[8.2 参照],[10.2 参照]

14. 適用上の注意

14.1 *薬剤交付時の注意

  1. 14.1.1 吸入前
    1. (1) 患者には使用説明書を渡し、使用方法を指導すること。
    2. (2) 防湿のためアルミ包装されているので、使用開始直前にアルミ包装を開封するよう指導すること。
  2. 14.1.2 吸入時

    本剤は口腔内への吸入投与にのみ使用すること(内服しても効果はみられない)。

15. その他の注意

15.1 臨床使用に基づく情報

  • 〈気管支喘息〉

    米国で実施された喘息患者を対象とした28週間のプラセボ対照多施設共同試験において、主要評価項目である呼吸器に関連する死亡と生命を脅かす事象の総数は、患者集団全体ではサルメテロール(エアゾール剤)群とプラセボ群の間に有意差は認められなかったものの、アフリカ系米国人の患者集団では、サルメテロール群に有意に多かった。また、副次評価項目の1つである喘息に関連する死亡数は、サルメテロール群に有意に多かった2)

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者

3. 組成・性状

3.1 組成

*セレベント50ディスカス

有効成分 *1ブリスター中
サルメテロールキシナホ酸塩72.5μg
(サルメテロールとして50μg)  
添加剤 *乳糖水和物注)
注)夾雑物として乳蛋白を含む。

3.2 製剤の性状

*セレベント50ディスカス

剤形・性状 *白色の吸入粉末剤

4. 効能又は効果

下記疾患の気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解

  • 気管支喘息
  • 慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎、肺気腫)

5. 効能又は効果に関連する注意

  • 〈気管支喘息〉
    1. 5.1 本剤は気管支喘息の急性症状を軽減させる薬剤ではない。[8.3 参照],[8.5 参照]
    2. 5.2 本剤の使用開始前には、患者の喘息症状を比較的安定な状態にしておくこと。喘息発作重積状態又は喘息の急激な悪化状態のときには、原則として本剤は使用しないこと。
    3. 5.3 気管支喘息治療の基本は、吸入ステロイド剤等の抗炎症剤の使用であり、吸入ステロイド剤等により症状の改善が得られない場合、あるいは患者の重症度から吸入ステロイド剤等との併用による治療が適切と判断された場合にのみ、本剤と吸入ステロイド剤等を併用して使用すること。[8.4 参照]

6. 用法及び用量

*成人にはサルメテロールとして1回50μgを1日2回朝および就寝前に吸入投与する。

8. 重要な基本的注意

  • 〈効能共通〉
    1. 8.1 用法及び用量どおり正しく使用しても効果が認められない場合には、本剤が適当でないと考えられるので、漫然と投与を継続せず中止すること。
    2. 8.2 *過度に使用を続けた場合、不整脈、場合により心停止を起こすおそれがあるので、使用が過度にならないよう注意すること。患者に対し、本剤の過度の使用による危険性を理解させ、1日2回を超えて投与しないよう注意を与えること(本剤の気管支拡張作用は通常12時間持続するので、その間は次の投与を行わないこと)。[13.1 参照],[13.2 参照]
    3. 8.3 *本剤の投与期間中に発現する気管支喘息の急性の発作又は慢性閉塞性肺疾患の急性増悪に対しては、短時間作動型吸入β2刺激剤(例えば吸入用サルブタモール硫酸塩)等の他の適切な薬剤を使用するよう患者に注意を与えること。
      また、その薬剤の使用量が増加したり、あるいは効果が十分でなくなってきた場合には、疾患の管理が十分でないことが考えられるので、可及的速やかに医療機関を受診し医師の治療を求めるよう患者に注意を与えること。[5.1 参照],[8.5 参照]
  • 〈気管支喘息〉
    1. 8.4 *本剤は吸入ステロイド剤等の抗炎症剤の代替薬ではないため、患者が本剤の使用により症状改善を感じた場合であっても、医師の指示なく吸入ステロイド剤等を減量又は中止し、本剤を単独で用いることのないよう、患者に注意を与えること。[5.3 参照]
    2. 8.5 本剤の投与期間中に発現する急性の発作に対して、短時間作動型吸入β2刺激剤(例えば吸入用サルブタモール硫酸塩)等の薬剤の使用量が増加したり、あるいは効果が十分でなくなってきた場合には、患者の生命が脅かされる可能性があるので、患者の症状に応じて抗炎症療法の強化(吸入ステロイド剤等の増量等)を考慮すること。[5.1 参照],[8.3 参照]

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 甲状腺機能亢進症の患者

    甲状腺ホルモンの分泌促進により症状を悪化させるおそれがある。

  2. 9.1.2 高血圧の患者

    α及びβ1作用により血圧を上昇させるおそれがある。

  3. 9.1.3 心疾患を有する患者

    β1作用により症状を悪化させるおそれがある。

  4. 9.1.4 糖尿病の患者

    グリコーゲン分解作用により症状を悪化させるおそれがある。

  5. 9.1.5 低酸素血症の患者

    血清カリウム値をモニターすることが望ましい。低酸素血症は血清カリウム値の低下が心リズムに及ぼす作用を増強することがある。[11.1.1 参照]

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物試験でウサギに大量(1mg/kg/日以上)に経口投与したときに催奇形作用が報告されている。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験でラットに大量(1mg/kg)に静脈内投与したときに乳汁中への移行が報告されている1)

9.7 小児等

*小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

9.8 高齢者

患者の状態を観察しながら注意して投与すること。一般に、生理機能が低下している。

10. 相互作用

10.2 併用注意(併用に注意すること)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

CYP3A4阻害作用を有する薬剤

  • リトナビル等

サルメテロールの全身曝露量が増加し、QT延長を起こす可能性がある。
ケトコナゾール(経口剤:国内未発売)、リトナビル等の強いCYP3A4阻害作用を有する薬剤と併用する場合には、注意すること。

経口剤のケトコナゾールとサルメテロールを併用した臨床薬理試験において、サルメテロールのCmaxが1.4倍、AUCが15倍に上昇したとの報告がある。

カテコールアミン

  • アドレナリン
    イソプレナリン塩酸塩等

                  [13.1 参照],[13.2 参照]

不整脈、場合によっては心停止を起こすおそれがある。よって、発作時に頓用で用いる場合以外は過度に併用しないよう注意すること。

アドレナリン、イソプレナリン塩酸塩等のカテコールアミン併用により、アドレナリン作動性神経刺激の増大が起きる。
そのため、不整脈を起こすことがある。

キサンチン誘導体
ステロイド剤
利尿剤
[11.1.1 参照]

低カリウム血症による不整脈を起こすおそれがある。血清カリウム値のモニターを行うこと。

キサンチン誘導体はアドレナリン作動性神経刺激を増大させるため、血清カリウム値の低下を増強することがある。
ステロイド剤及び利尿剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため、血清カリウム値の低下が増強することが考えられる。

11. 副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

11.1 重大な副作用

  1. 11.1.1 重篤な血清カリウム値低下(0.06%)

    キサンチン誘導体、ステロイド剤及び利尿剤の併用により増強することがあるので、重症喘息患者では特に注意すること。[9.1.5 参照],[10.2 参照]

  2. 11.1.2 *ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

    ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、気管支攣縮、浮腫、血管性浮腫等)があらわれることがある。

11.2 その他の副作用

0.5%~2%未満

0.5%未満

頻度不明

*過敏症

発疹、血管性浮腫、浮腫

循環器

心悸亢進

脈拍増加、血圧上昇、不整脈(心房細動、上室性頻脈、期外収縮を含む)

精神・神経系

振戦、頭痛

消化器

悪心

呼吸器

咳、口腔咽頭刺激感(咽頭異和感、咽頭痛等)

気管支攣縮注)

その他

胸痛、筋痙攣

関節痛、高血糖

*発現頻度にはロタディスク、エアゾール剤に係る臨床試験及びロタディスク、ディスカスに係る使用成績調査の結果を含む。
注)短時間作動型気管支拡張剤を投与する等の適切な処置を行うこと。

13. 過量投与

  1. 13.1 症状

    本剤を過量(用法及び用量を超える量)投与した場合、頻脈、不整脈、振戦、頭痛及び筋痙攣等、β刺激薬の薬理学的作用による症状が増悪する可能性がある。また、重篤な症状として、低カリウム血症、高血糖、心室性不整脈あるいは心停止等が発現する可能性がある。[8.2 参照],[10.2 参照]

  2. 13.2 処置

    本剤の解毒剤は心臓選択性β遮断薬であるが、このような薬剤の使用により気管支攣縮が発現する可能性があるため、使用にあたっては十分に注意すること。[8.2 参照],[10.2 参照]

14. 適用上の注意

14.1 *薬剤交付時の注意

  1. 14.1.1 吸入前
    1. (1) 患者には使用説明書を渡し、使用方法を指導すること。
    2. (2) 防湿のためアルミ包装されているので、使用開始直前にアルミ包装を開封するよう指導すること。
  2. 14.1.2 吸入時

    本剤は口腔内への吸入投与にのみ使用すること(内服しても効果はみられない)。

15. その他の注意

15.1 臨床使用に基づく情報

  • 〈気管支喘息〉

    米国で実施された喘息患者を対象とした28週間のプラセボ対照多施設共同試験において、主要評価項目である呼吸器に関連する死亡と生命を脅かす事象の総数は、患者集団全体ではサルメテロール(エアゾール剤)群とプラセボ群の間に有意差は認められなかったものの、アフリカ系米国人の患者集団では、サルメテロール群に有意に多かった。また、副次評価項目の1つである喘息に関連する死亡数は、サルメテロール群に有意に多かった2)

その他詳細情報

日本標準商品分類番号
872259
ブランドコード
2259708G3025
承認番号
21600AMY00047
販売開始年月
2004-06
貯法
室温保存
有効期間
2年
規制区分
12

重要な注意事項

  • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
  • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
  • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
  • この情報は最新のものであるよう努めていますが、最新とは限りません。常に医療専門家に確認してください。
  • 副作用に関する情報は、信頼できる医療情報源に基づいて提供されていますが、完全性や正確性を保証するものではありません。
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