薬効分類名長時間作動型吸入気管支拡張剤
一般的名称サルメテロールキシナホ酸塩
セレベント50ディスカス
せれべんと50でぃすかす
Serevent Diskus
製造販売元/グラクソ・スミスクライン株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
CYP3A4阻害作用を有する薬剤
- リトナビル等
サルメテロールの全身曝露量が増加し、QT延長を起こす可能性がある。
ケトコナゾール(経口剤:国内未発売)、リトナビル等の強いCYP3A4阻害作用を有する薬剤と併用する場合には、注意すること。
経口剤のケトコナゾールとサルメテロールを併用した臨床薬理試験において、サルメテロールのCmaxが1.4倍、AUCが15倍に上昇したとの報告がある。
不整脈、場合によっては心停止を起こすおそれがある。よって、発作時に頓用で用いる場合以外は過度に併用しないよう注意すること。
アドレナリン、イソプレナリン塩酸塩等のカテコールアミン併用により、アドレナリン作動性神経刺激の増大が起きる。
そのため、不整脈を起こすことがある。
キサンチン誘導体
ステロイド剤
利尿剤
[11.1.1 参照]
低カリウム血症による不整脈を起こすおそれがある。血清カリウム値のモニターを行うこと。
キサンチン誘導体はアドレナリン作動性神経刺激を増大させるため、血清カリウム値の低下を増強することがある。
ステロイド剤及び利尿剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため、血清カリウム値の低下が増強することが考えられる。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
6. 用法及び用量
*成人にはサルメテロールとして1回50μgを1日2回朝および就寝前に吸入投与する。
8. 重要な基本的注意
-
〈効能共通〉
- 8.1 用法及び用量どおり正しく使用しても効果が認められない場合には、本剤が適当でないと考えられるので、漫然と投与を継続せず中止すること。
- 8.2 *過度に使用を続けた場合、不整脈、場合により心停止を起こすおそれがあるので、使用が過度にならないよう注意すること。患者に対し、本剤の過度の使用による危険性を理解させ、1日2回を超えて投与しないよう注意を与えること(本剤の気管支拡張作用は通常12時間持続するので、その間は次の投与を行わないこと)。[13.1 参照],[13.2 参照]
-
8.3 *本剤の投与期間中に発現する気管支喘息の急性の発作又は慢性閉塞性肺疾患の急性増悪に対しては、短時間作動型吸入β2刺激剤(例えば吸入用サルブタモール硫酸塩)等の他の適切な薬剤を使用するよう患者に注意を与えること。
また、その薬剤の使用量が増加したり、あるいは効果が十分でなくなってきた場合には、疾患の管理が十分でないことが考えられるので、可及的速やかに医療機関を受診し医師の治療を求めるよう患者に注意を与えること。[5.1 参照],[8.5 参照]
- 〈気管支喘息〉
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 甲状腺機能亢進症の患者
甲状腺ホルモンの分泌促進により症状を悪化させるおそれがある。
-
9.1.2 高血圧の患者
α及びβ1作用により血圧を上昇させるおそれがある。
-
9.1.3 心疾患を有する患者
β1作用により症状を悪化させるおそれがある。
-
9.1.4 糖尿病の患者
グリコーゲン分解作用により症状を悪化させるおそれがある。
-
9.1.5 低酸素血症の患者
血清カリウム値をモニターすることが望ましい。低酸素血症は血清カリウム値の低下が心リズムに及ぼす作用を増強することがある。[11.1.1 参照]
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物試験でウサギに大量(1mg/kg/日以上)に経口投与したときに催奇形作用が報告されている。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験でラットに大量(1mg/kg)に静脈内投与したときに乳汁中への移行が報告されている1) 。
9.7 小児等
*小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
患者の状態を観察しながら注意して投与すること。一般に、生理機能が低下している。
10. 相互作用
- 本剤は主としてCYP3A4で代謝される。[16.4 参照]
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
サルメテロールの全身曝露量が増加し、QT延長を起こす可能性がある。 |
経口剤のケトコナゾールとサルメテロールを併用した臨床薬理試験において、サルメテロールのCmaxが1.4倍、AUCが15倍に上昇したとの報告がある。 |
|
不整脈、場合によっては心停止を起こすおそれがある。よって、発作時に頓用で用いる場合以外は過度に併用しないよう注意すること。 |
アドレナリン、イソプレナリン塩酸塩等のカテコールアミン併用により、アドレナリン作動性神経刺激の増大が起きる。 |
|
キサンチン誘導体 |
低カリウム血症による不整脈を起こすおそれがある。血清カリウム値のモニターを行うこと。 |
キサンチン誘導体はアドレナリン作動性神経刺激を増大させるため、血清カリウム値の低下を増強することがある。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 重篤な血清カリウム値低下(0.06%)
キサンチン誘導体、ステロイド剤及び利尿剤の併用により増強することがあるので、重症喘息患者では特に注意すること。[9.1.5 参照],[10.2 参照]
-
11.1.2 *ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)
ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、気管支攣縮、浮腫、血管性浮腫等)があらわれることがある。
11.2 その他の副作用
0.5%~2%未満 |
0.5%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|
*過敏症 |
発疹、血管性浮腫、浮腫 |
||
循環器 |
心悸亢進 |
脈拍増加、血圧上昇、不整脈(心房細動、上室性頻脈、期外収縮を含む) |
|
精神・神経系 |
振戦、頭痛 |
||
消化器 |
悪心 |
||
呼吸器 |
咳、口腔咽頭刺激感(咽頭異和感、咽頭痛等) |
気管支攣縮注) |
|
その他 |
胸痛、筋痙攣 |
関節痛、高血糖 |
注)短時間作動型気管支拡張剤を投与する等の適切な処置を行うこと。
15. その他の注意
15.1 臨床使用に基づく情報
-
〈気管支喘息〉
米国で実施された喘息患者を対象とした28週間のプラセボ対照多施設共同試験において、主要評価項目である呼吸器に関連する死亡と生命を脅かす事象の総数は、患者集団全体ではサルメテロール(エアゾール剤)群とプラセボ群の間に有意差は認められなかったものの、アフリカ系米国人の患者集団では、サルメテロール群に有意に多かった。また、副次評価項目の1つである喘息に関連する死亡数は、サルメテロール群に有意に多かった2) 。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
6. 用法及び用量
*成人にはサルメテロールとして1回50μgを1日2回朝および就寝前に吸入投与する。
8. 重要な基本的注意
-
〈効能共通〉
- 8.1 用法及び用量どおり正しく使用しても効果が認められない場合には、本剤が適当でないと考えられるので、漫然と投与を継続せず中止すること。
- 8.2 *過度に使用を続けた場合、不整脈、場合により心停止を起こすおそれがあるので、使用が過度にならないよう注意すること。患者に対し、本剤の過度の使用による危険性を理解させ、1日2回を超えて投与しないよう注意を与えること(本剤の気管支拡張作用は通常12時間持続するので、その間は次の投与を行わないこと)。[13.1 参照],[13.2 参照]
-
8.3 *本剤の投与期間中に発現する気管支喘息の急性の発作又は慢性閉塞性肺疾患の急性増悪に対しては、短時間作動型吸入β2刺激剤(例えば吸入用サルブタモール硫酸塩)等の他の適切な薬剤を使用するよう患者に注意を与えること。
また、その薬剤の使用量が増加したり、あるいは効果が十分でなくなってきた場合には、疾患の管理が十分でないことが考えられるので、可及的速やかに医療機関を受診し医師の治療を求めるよう患者に注意を与えること。[5.1 参照],[8.5 参照]
- 〈気管支喘息〉
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 甲状腺機能亢進症の患者
甲状腺ホルモンの分泌促進により症状を悪化させるおそれがある。
-
9.1.2 高血圧の患者
α及びβ1作用により血圧を上昇させるおそれがある。
-
9.1.3 心疾患を有する患者
β1作用により症状を悪化させるおそれがある。
-
9.1.4 糖尿病の患者
グリコーゲン分解作用により症状を悪化させるおそれがある。
-
9.1.5 低酸素血症の患者
血清カリウム値をモニターすることが望ましい。低酸素血症は血清カリウム値の低下が心リズムに及ぼす作用を増強することがある。[11.1.1 参照]
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物試験でウサギに大量(1mg/kg/日以上)に経口投与したときに催奇形作用が報告されている。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験でラットに大量(1mg/kg)に静脈内投与したときに乳汁中への移行が報告されている1) 。
9.7 小児等
*小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
患者の状態を観察しながら注意して投与すること。一般に、生理機能が低下している。
10. 相互作用
- 本剤は主としてCYP3A4で代謝される。[16.4 参照]
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
サルメテロールの全身曝露量が増加し、QT延長を起こす可能性がある。 |
経口剤のケトコナゾールとサルメテロールを併用した臨床薬理試験において、サルメテロールのCmaxが1.4倍、AUCが15倍に上昇したとの報告がある。 |
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不整脈、場合によっては心停止を起こすおそれがある。よって、発作時に頓用で用いる場合以外は過度に併用しないよう注意すること。 |
アドレナリン、イソプレナリン塩酸塩等のカテコールアミン併用により、アドレナリン作動性神経刺激の増大が起きる。 |
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キサンチン誘導体 |
低カリウム血症による不整脈を起こすおそれがある。血清カリウム値のモニターを行うこと。 |
キサンチン誘導体はアドレナリン作動性神経刺激を増大させるため、血清カリウム値の低下を増強することがある。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 重篤な血清カリウム値低下(0.06%)
キサンチン誘導体、ステロイド剤及び利尿剤の併用により増強することがあるので、重症喘息患者では特に注意すること。[9.1.5 参照],[10.2 参照]
-
11.1.2 *ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)
ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、気管支攣縮、浮腫、血管性浮腫等)があらわれることがある。
11.2 その他の副作用
0.5%~2%未満 |
0.5%未満 |
頻度不明 |
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|---|---|---|---|
*過敏症 |
発疹、血管性浮腫、浮腫 |
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循環器 |
心悸亢進 |
脈拍増加、血圧上昇、不整脈(心房細動、上室性頻脈、期外収縮を含む) |
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精神・神経系 |
振戦、頭痛 |
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消化器 |
悪心 |
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呼吸器 |
咳、口腔咽頭刺激感(咽頭異和感、咽頭痛等) |
気管支攣縮注) |
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その他 |
胸痛、筋痙攣 |
関節痛、高血糖 |
注)短時間作動型気管支拡張剤を投与する等の適切な処置を行うこと。
15. その他の注意
15.1 臨床使用に基づく情報
-
〈気管支喘息〉
米国で実施された喘息患者を対象とした28週間のプラセボ対照多施設共同試験において、主要評価項目である呼吸器に関連する死亡と生命を脅かす事象の総数は、患者集団全体ではサルメテロール(エアゾール剤)群とプラセボ群の間に有意差は認められなかったものの、アフリカ系米国人の患者集団では、サルメテロール群に有意に多かった。また、副次評価項目の1つである喘息に関連する死亡数は、サルメテロール群に有意に多かった2) 。