薬効分類名気管支拡張剤

一般的名称プロカテロール塩酸塩水和物吸入液

メプチン吸入液0.01%、メプチン吸入液ユニット0.3mL、メプチン吸入液ユニット0.5mL

めぷちんきゅうにゅうえき0.01%、めぷちんきゅうにゅうえきゆにっと0.3mL、めぷちんきゅうにゅうえきゆにっと0.5mL

Meptin inhalation solution, Meptin inhalation solution, Meptin inhalation solution

製造販売元/大塚製薬株式会社

第1版
禁忌相互作用合併症・既往歴等のある患者妊婦授乳婦小児等高齢者

重大な副作用

頻度
副作用
頻度不明
頻度不明

その他の副作用

部位
頻度
副作用
心臓・血管
0.1~5%未満
脳・神経
0.1~5%未満
脳・神経
0.1%未満
冷汗眠気
脳・神経
頻度不明
胃腸・消化器系
0.1~5%未満
肺・呼吸
0.1~5%未満
気管・喉頭異常感
肺・呼吸
0.1%未満
免疫系
頻度不明
その他
0.1%未満
その他
頻度不明
全身倦怠一過性(吸入後1~2時間)の血清カリウム値の低下

併用注意

薬剤名等

カテコールアミン製剤

  • アドレナリン
    イソプレナリン等
臨床症状・措置方法

不整脈、場合によっては心停止を起こすおそれがある。

機序・危険因子

アドレナリン、イソプレナリン等のカテコールアミン製剤の併用によりアドレナリン作動性神経刺激の増大が起こる。そのため不整脈を起こすことが考えられる。

薬剤名等

キサンチン誘導体

  • テオフィリン
    アミノフィリン水和物
    ジプロフィリン等

[11.1.2 参照]

臨床症状・措置方法

低カリウム血症、心・血管症状(頻脈、不整脈等)等のβ刺激剤の副作用症状を増強させることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

機序・危険因子

キサンチン誘導体はアドレナリン作動性神経刺激を増大させるため、血清カリウム値の低下、心・血管症状等を増強することが考えられる。低カリウム血症の増強についての機序は不明である。

薬剤名等

ステロイド剤

  • ベタメタゾン
    プレドニゾロン
    ヒドロコルチゾンコハク酸エステルナトリウム等

利尿剤

  • フロセミド等

[11.1.2 参照]

臨床症状・措置方法

血清カリウム値が低下し、低カリウム血症による不整脈を起こすおそれがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

機序・危険因子

ステロイド剤及び利尿剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため、血清カリウム値の低下を増強することが考えられる。

詳細情報

正確な情報は PMDA で必ず確認して下さい

注意以下の情報は参考資料としてご活用下さい

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

3. 組成・性状

3.1 組成

メプチン吸入液0.01%

30mL/瓶

有効成分 1mL中
プロカテロール塩酸塩水和物   100μg
添加剤 ベンザルコニウム塩化物液、無水クエン酸、水酸化ナトリウム(pH調整剤)、精製水
メプチン吸入液ユニット0.3mL

0.3mL/容器(プロカテロール塩酸塩水和物30μg)

有効成分 1mL中
プロカテロール塩酸塩水和物   100μg
添加剤 無水クエン酸、水酸化ナトリウム(pH調整剤)、精製水
メプチン吸入液ユニット0.5mL

0.5mL/容器(プロカテロール塩酸塩水和物50μg)

有効成分 1mL中
プロカテロール塩酸塩水和物   100μg
添加剤 無水クエン酸、水酸化ナトリウム(pH調整剤)、精製水

3.2 製剤の性状

メプチン吸入液0.01%

pH 3.0~4.0
性状 無色澄明の液で、においはない。
容器 褐色ガラス瓶
メプチン吸入液ユニット0.3mL

外形                                          
長さ約84×幅約11×厚さ約8(mm)
pH 3.0~4.0
性状 無色澄明の液で、においはない。
容器 青色プラスチック容器(PE)
メプチン吸入液ユニット0.5mL

外形                                          
長さ約84×幅約11×厚さ約8(mm)
pH 3.0~4.0
性状 無色澄明の液で、においはない。
容器 無色プラスチック容器(PE)

4. 効能又は効果

下記疾患の気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解

  • 気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫

6. 用法及び用量

プロカテロール塩酸塩水和物として、通常成人1回30~50μg(0.3~0.5mL)、小児1回10~30μg(0.1~0.3mL)を深呼吸しながらネブライザーを用いて吸入する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

8. 重要な基本的注意

  1. 8.1 過度に使用を続けた場合、不整脈、場合により心停止を起こすおそれがあり、特に発作発現時の吸入投与の場合には使用が過度になりやすいので十分に注意すること。また、患者に対し、過度の使用による危険性を理解させ、用法及び用量を守ること、及びその他必要と考えられる注意を与えること。[13.1 参照]
  2. 8.2 用法及び用量どおり正しく使用しても効果が認められない場合には、本剤が適当でないと考えられるので、投与を中止すること。なお、小児に対する投与には使用法を正しく指導し、経過の観察を十分に行うこと。
  3. 8.3 発作が重篤で吸入投与の効果が不十分な場合には、可及的速やかに医療機関を受診し治療を受けるよう注意を与えること。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 甲状腺機能亢進症の患者

    甲状腺機能亢進症が増悪することがある。

  2. 9.1.2 高血圧の患者

    血圧が上昇することがある。

  3. 9.1.3 心疾患の患者

    動悸、不整脈、症状の増悪等があらわれることがある。

  4. 9.1.4 糖尿病の患者

    糖尿病が増悪することがある。

  5. 9.1.5 低酸素血症の患者

    血清カリウム値をモニターすることが望ましい。低酸素血症は血清カリウム値の低下が心リズムに及ぼす作用を増強することがある。[11.1.2 参照]

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験(ラット)で胎児への移行が報告されている1)

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で乳汁中への移行が報告されている1)

9.7 小児等

低出生体重児、新生児又は乳児を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。

9.8 高齢者

減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

10. 相互作用

    10.2 併用注意(併用に注意すること)

    薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

    カテコールアミン製剤

    • アドレナリン
      イソプレナリン等

    不整脈、場合によっては心停止を起こすおそれがある。

    アドレナリン、イソプレナリン等のカテコールアミン製剤の併用によりアドレナリン作動性神経刺激の増大が起こる。そのため不整脈を起こすことが考えられる。

    キサンチン誘導体

    • テオフィリン
      アミノフィリン水和物
      ジプロフィリン等

                      [11.1.2 参照]                 

    低カリウム血症、心・血管症状(頻脈、不整脈等)等のβ刺激剤の副作用症状を増強させることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

    キサンチン誘導体はアドレナリン作動性神経刺激を増大させるため、血清カリウム値の低下、心・血管症状等を増強することが考えられる。低カリウム血症の増強についての機序は不明である。

    ステロイド剤

    • ベタメタゾン
      プレドニゾロン
      ヒドロコルチゾンコハク酸エステルナトリウム等

    利尿剤

    • フロセミド等

                      [11.1.2 参照]                 

    血清カリウム値が低下し、低カリウム血症による不整脈を起こすおそれがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

    ステロイド剤及び利尿剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため、血清カリウム値の低下を増強することが考えられる。

    11. 副作用

    次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

    11.1 重大な副作用

    1. 11.1.1 ショック、アナフィラキシー(頻度不明)
    2. 11.1.2 重篤な血清カリウム値の低下(頻度不明)

      キサンチン誘導体、ステロイド剤及び利尿剤の併用により増強することがあるので、重症喘息患者では特に注意すること。[9.1.5 参照],[10.2 参照]

    11.2 その他の副作用

    0.1~5%未満

    0.1%未満

    頻度不明

    循環器

    動悸、頻脈、心電図異常、血圧上昇、ほてり等

    上室性期外収縮・上室性頻拍・心室性期外収縮等、顔面蒼白、血圧低下

    精神神経系

    振戦、頭痛・頭重感、手のしびれ感、めまい

    冷汗、眠気等

    筋痙直、神経過敏

    消化器

    嘔気・嘔吐等

    呼吸器

    気管・咽喉頭部異常感

    鼻閉、呼吸困難等

    過敏症

    発疹、そう痒感等

    その他

    脱力感、聴覚異常、血小板減少等

    全身倦怠感、一過性(吸入後1~2時間)の血清カリウム値の低下

    12. 臨床検査結果に及ぼす影響

    本剤はアレルゲンによる皮膚反応に抑制的に作用するので、皮膚テストを実施する場合には、12時間前より本剤の投与を中止することが望ましい。

    13. 過量投与

    1. 13.1 *症状

      本剤の過度の使用により心室性不整脈(心室頻拍、心室細動等)、心停止等の重篤な副作用が発現する危険性がある。
      過量投与により、頻脈、頻脈性不整脈、血圧低下、神経過敏、振戦、低カリウム血症、高血糖、乳酸アシドーシス等があらわれることがある。[8.1 参照]

    2. 13.2 処置

      重篤な頻脈性不整脈発現時にはβ遮断剤(プロプラノロール塩酸塩等)が有効な場合があるが、気道抵抗を上昇させるおそれがあるので、喘息患者等への投与には十分注意すること。

    14. 適用上の注意

    14.1 薬剤交付時の注意

    1. 14.1.1 吸入前
      • 〈製剤共通〉
        1. (1) ネブライザーに残った薬液は使用しないこと。
      • 〈メプチン吸入液ユニット0.3mL・0.5mL〉
        1. (2) 患者には製品添付の「メプチン吸入液ユニット0.3mL・0.5mLの使用方法」(説明書)を渡し、使用方法を指導すること。
        2. (3) 本剤は保存剤を含有しないので、使用直前に開封すること。
        3. (4) 本剤は使い切り製剤であるため、使用直前に開封し、1回に全量を使い切ることとし、本剤を用いて用量の調節を行わないこと。
        4. (5) 目には入れないこと。
      • 〈メプチン吸入液0.01%〉
        1. (6) 本剤はベンジルペニシリンカリウムと配合すると白濁を生じるので配合を避けること。
        2. (7) 用時必要量のみを取り出して使用し、いったん取り出した薬液はもとの容器に戻さないこと。
    2. 14.1.2 吸入後

      本剤吸入後にうがいを実施するように指示することが望ましい。

    3. 14.1.3 保管時
      • 〈製剤共通〉
        1. (1) 誤飲を避けるため、小児の手の届かない所に保管するよう注意すること。
      • 〈メプチン吸入液0.01%〉
        1. (2) 開栓後は汚染防止のため、清潔に取り扱うこと。
        2. (3) 容器内に他の薬剤や異物が混入しないよう注意すること。

    15. その他の注意

    15.2 非臨床試験に基づく情報

    1. 15.2.1 プロカテロール塩酸塩水和物の経口投与毒性試験(ラット、イヌ)において、他のβ刺激薬と同様に心筋障害が認められた。
    2. 15.2.2 ラットを用いた104週間混餌投与試験において、薬物投与により、卵巣間膜腫が出現した。この腫瘍はラットに特異的なものであると考えられており、また、各種β刺激薬を長期間反復投与することにより発現することが報告されている2)

    2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)

    本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

    3. 組成・性状

    3.1 組成

    メプチン吸入液0.01%

    30mL/瓶

    有効成分 1mL中
    プロカテロール塩酸塩水和物   100μg
    添加剤 ベンザルコニウム塩化物液、無水クエン酸、水酸化ナトリウム(pH調整剤)、精製水
    メプチン吸入液ユニット0.3mL

    0.3mL/容器(プロカテロール塩酸塩水和物30μg)

    有効成分 1mL中
    プロカテロール塩酸塩水和物   100μg
    添加剤 無水クエン酸、水酸化ナトリウム(pH調整剤)、精製水
    メプチン吸入液ユニット0.5mL

    0.5mL/容器(プロカテロール塩酸塩水和物50μg)

    有効成分 1mL中
    プロカテロール塩酸塩水和物   100μg
    添加剤 無水クエン酸、水酸化ナトリウム(pH調整剤)、精製水

    3.2 製剤の性状

    メプチン吸入液0.01%

    pH 3.0~4.0
    性状 無色澄明の液で、においはない。
    容器 褐色ガラス瓶
    メプチン吸入液ユニット0.3mL

    外形                                          
    長さ約84×幅約11×厚さ約8(mm)
    pH 3.0~4.0
    性状 無色澄明の液で、においはない。
    容器 青色プラスチック容器(PE)
    メプチン吸入液ユニット0.5mL

    外形                                          
    長さ約84×幅約11×厚さ約8(mm)
    pH 3.0~4.0
    性状 無色澄明の液で、においはない。
    容器 無色プラスチック容器(PE)

    4. 効能又は効果

    下記疾患の気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解

    • 気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫

    6. 用法及び用量

    プロカテロール塩酸塩水和物として、通常成人1回30~50μg(0.3~0.5mL)、小児1回10~30μg(0.1~0.3mL)を深呼吸しながらネブライザーを用いて吸入する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

    8. 重要な基本的注意

    1. 8.1 過度に使用を続けた場合、不整脈、場合により心停止を起こすおそれがあり、特に発作発現時の吸入投与の場合には使用が過度になりやすいので十分に注意すること。また、患者に対し、過度の使用による危険性を理解させ、用法及び用量を守ること、及びその他必要と考えられる注意を与えること。[13.1 参照]
    2. 8.2 用法及び用量どおり正しく使用しても効果が認められない場合には、本剤が適当でないと考えられるので、投与を中止すること。なお、小児に対する投与には使用法を正しく指導し、経過の観察を十分に行うこと。
    3. 8.3 発作が重篤で吸入投与の効果が不十分な場合には、可及的速やかに医療機関を受診し治療を受けるよう注意を与えること。

    9. 特定の背景を有する患者に関する注意

    9.1 合併症・既往歴等のある患者

    1. 9.1.1 甲状腺機能亢進症の患者

      甲状腺機能亢進症が増悪することがある。

    2. 9.1.2 高血圧の患者

      血圧が上昇することがある。

    3. 9.1.3 心疾患の患者

      動悸、不整脈、症状の増悪等があらわれることがある。

    4. 9.1.4 糖尿病の患者

      糖尿病が増悪することがある。

    5. 9.1.5 低酸素血症の患者

      血清カリウム値をモニターすることが望ましい。低酸素血症は血清カリウム値の低下が心リズムに及ぼす作用を増強することがある。[11.1.2 参照]

    9.5 妊婦

    妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験(ラット)で胎児への移行が報告されている1)

    9.6 授乳婦

    治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で乳汁中への移行が報告されている1)

    9.7 小児等

    低出生体重児、新生児又は乳児を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。

    9.8 高齢者

    減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

    10. 相互作用

      10.2 併用注意(併用に注意すること)

      薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

      カテコールアミン製剤

      • アドレナリン
        イソプレナリン等

      不整脈、場合によっては心停止を起こすおそれがある。

      アドレナリン、イソプレナリン等のカテコールアミン製剤の併用によりアドレナリン作動性神経刺激の増大が起こる。そのため不整脈を起こすことが考えられる。

      キサンチン誘導体

      • テオフィリン
        アミノフィリン水和物
        ジプロフィリン等

                        [11.1.2 参照]                 

      低カリウム血症、心・血管症状(頻脈、不整脈等)等のβ刺激剤の副作用症状を増強させることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

      キサンチン誘導体はアドレナリン作動性神経刺激を増大させるため、血清カリウム値の低下、心・血管症状等を増強することが考えられる。低カリウム血症の増強についての機序は不明である。

      ステロイド剤

      • ベタメタゾン
        プレドニゾロン
        ヒドロコルチゾンコハク酸エステルナトリウム等

      利尿剤

      • フロセミド等

                        [11.1.2 参照]                 

      血清カリウム値が低下し、低カリウム血症による不整脈を起こすおそれがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

      ステロイド剤及び利尿剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため、血清カリウム値の低下を増強することが考えられる。

      11. 副作用

      次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

      11.1 重大な副作用

      1. 11.1.1 ショック、アナフィラキシー(頻度不明)
      2. 11.1.2 重篤な血清カリウム値の低下(頻度不明)

        キサンチン誘導体、ステロイド剤及び利尿剤の併用により増強することがあるので、重症喘息患者では特に注意すること。[9.1.5 参照],[10.2 参照]

      11.2 その他の副作用

      0.1~5%未満

      0.1%未満

      頻度不明

      循環器

      動悸、頻脈、心電図異常、血圧上昇、ほてり等

      上室性期外収縮・上室性頻拍・心室性期外収縮等、顔面蒼白、血圧低下

      精神神経系

      振戦、頭痛・頭重感、手のしびれ感、めまい

      冷汗、眠気等

      筋痙直、神経過敏

      消化器

      嘔気・嘔吐等

      呼吸器

      気管・咽喉頭部異常感

      鼻閉、呼吸困難等

      過敏症

      発疹、そう痒感等

      その他

      脱力感、聴覚異常、血小板減少等

      全身倦怠感、一過性(吸入後1~2時間)の血清カリウム値の低下

      12. 臨床検査結果に及ぼす影響

      本剤はアレルゲンによる皮膚反応に抑制的に作用するので、皮膚テストを実施する場合には、12時間前より本剤の投与を中止することが望ましい。

      13. 過量投与

      1. 13.1 *症状

        本剤の過度の使用により心室性不整脈(心室頻拍、心室細動等)、心停止等の重篤な副作用が発現する危険性がある。
        過量投与により、頻脈、頻脈性不整脈、血圧低下、神経過敏、振戦、低カリウム血症、高血糖、乳酸アシドーシス等があらわれることがある。[8.1 参照]

      2. 13.2 処置

        重篤な頻脈性不整脈発現時にはβ遮断剤(プロプラノロール塩酸塩等)が有効な場合があるが、気道抵抗を上昇させるおそれがあるので、喘息患者等への投与には十分注意すること。

      14. 適用上の注意

      14.1 薬剤交付時の注意

      1. 14.1.1 吸入前
        • 〈製剤共通〉
          1. (1) ネブライザーに残った薬液は使用しないこと。
        • 〈メプチン吸入液ユニット0.3mL・0.5mL〉
          1. (2) 患者には製品添付の「メプチン吸入液ユニット0.3mL・0.5mLの使用方法」(説明書)を渡し、使用方法を指導すること。
          2. (3) 本剤は保存剤を含有しないので、使用直前に開封すること。
          3. (4) 本剤は使い切り製剤であるため、使用直前に開封し、1回に全量を使い切ることとし、本剤を用いて用量の調節を行わないこと。
          4. (5) 目には入れないこと。
        • 〈メプチン吸入液0.01%〉
          1. (6) 本剤はベンジルペニシリンカリウムと配合すると白濁を生じるので配合を避けること。
          2. (7) 用時必要量のみを取り出して使用し、いったん取り出した薬液はもとの容器に戻さないこと。
      2. 14.1.2 吸入後

        本剤吸入後にうがいを実施するように指示することが望ましい。

      3. 14.1.3 保管時
        • 〈製剤共通〉
          1. (1) 誤飲を避けるため、小児の手の届かない所に保管するよう注意すること。
        • 〈メプチン吸入液0.01%〉
          1. (2) 開栓後は汚染防止のため、清潔に取り扱うこと。
          2. (3) 容器内に他の薬剤や異物が混入しないよう注意すること。

      15. その他の注意

      15.2 非臨床試験に基づく情報

      1. 15.2.1 プロカテロール塩酸塩水和物の経口投与毒性試験(ラット、イヌ)において、他のβ刺激薬と同様に心筋障害が認められた。
      2. 15.2.2 ラットを用いた104週間混餌投与試験において、薬物投与により、卵巣間膜腫が出現した。この腫瘍はラットに特異的なものであると考えられており、また、各種β刺激薬を長期間反復投与することにより発現することが報告されている2)

      その他詳細情報

      日本標準商品分類番号
      872259
      ブランドコード
      2259704G1032, 2259704G5020, 2259704G6026
      承認番号
      21800AMX10528, 21400AMZ00342, 21400AMZ00343
      販売開始年月
      1987-10, 2002-09, 2002-09
      貯法
      室温保存、室温保存、室温保存
      有効期間
      36箇月、36箇月、36箇月
      規制区分
      12, 12, 12

      重要な注意事項

      • この情報は医療専門家による診断や治療の代替にはなりません。副作用に関する懸念がある場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
      • 副作用の発生頻度や重篤度は個人差があります。ここで提供される情報は一般的なものであり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
      • 薬剤の使用に関しては、必ず医療専門家の指示に従い、自己判断での変更や中止を避けてください。
      • この情報は最新のものであるよう努めていますが、最新とは限りません。常に医療専門家に確認してください。
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