薬効分類名HMG-CoA還元酵素阻害剤
高脂血症治療剤
一般的名称シンバスタチン
シンバスタチン錠5mg「オーハラ」、シンバスタチン錠10mg「オーハラ」、シンバスタチン錠20mg「オーハラ」
しんばすたちんじょう5mg「おーはら」、しんばすたちんじょう10mg「おーはら」、しんばすたちんじょう20mg「おーはら」
SIMVASTATIN TABLETS 5mg「OHARA」, SIMVASTATIN TABLETS 10mg「OHARA」, SIMVASTATIN TABLETS 20mg「OHARA」
製造販売元/大原薬品工業株式会社
第2版
禁忌相互作用合併症・既往歴等のある患者腎機能障害患者肝機能障害患者妊婦授乳婦小児等高齢者
重大な副作用
頻度
副作用
その他の副作用
部位
頻度
副作用
血液系
1%未満
血液系
頻度不明
併用注意
薬剤名等
クマリン系抗凝固剤:
- ワルファリンカリウム
臨床症状・措置方法
抗凝血作用がわずかに増強する。
クマリン系抗凝固剤を併用する場合はプロトロンビン時間をモニターし抗凝固剤の量を調節すること。
機序・危険因子
機序不明
薬剤名等
フィブラート系薬剤:
- ベザフィブラート等
臨床症状・措置方法
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。併用を必要とする場合には、本剤の投与量は10mg/日を超えないこと。自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。
機序・危険因子
これらの薬剤も横紋筋融解症が知られている。
危険因子:腎機能に関する臨床検査値に異常が認められる患者
薬剤名等
ダナゾール
臨床症状・措置方法
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。併用を必要とする場合には、本剤の投与量は10mg/日を超えないこと。自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。
機序・危険因子
腎障害のある患者には特に注意すること。
薬剤名等
シクロスポリン
臨床症状・措置方法
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。併用を必要とする場合には、本剤の投与量は10mg/日を超えないこと。自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。
機序・危険因子
シクロスポリンはCYP3A4を阻害し、併用により本剤の代謝が抑制されるおそれがある。シクロスポリンのOATP1B1阻害作用により、本剤のオープンアシド体の肝取り込みが抑制され、血漿中濃度が上昇するおそれがある。腎障害のある患者には特に注意すること。
薬剤名等
エリスロマイシン
クラリスロマイシン
HIVプロテアーゼ阻害剤:
- リトナビル等
臨床症状・措置方法
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。
機序・危険因子
これらの薬剤はCYP3A4を阻害し、併用により本剤の代謝が抑制されるおそれがある。腎障害のある患者には特に注意すること。
薬剤名等
ニコチン酸
臨床症状・措置方法
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。
機序・危険因子
腎障害のある患者には特に注意すること。
薬剤名等
エファビレンツ
臨床症状・措置方法
併用により本剤の血漿中濃度が低下したとの報告がある。
機序・危険因子
エファビレンツのCYP3A4誘導作用により本剤の代謝が促進されるおそれがある。
薬剤名等
アミオダロン
アムロジピン
ベラパミル
臨床症状・措置方法
併用により本剤のAUCが上昇し、横紋筋融解症又はミオパチーが起きるおそれがある。
機序・危険因子
機序不明
薬剤名等
ジルチアゼム
臨床症状・措置方法
併用により本剤のAUCが上昇し、横紋筋融解症又はミオパチーが起きるおそれがある。
機序・危険因子
ジルチアゼムによりCYP3A4を介する本剤の代謝が抑制されるおそれがある。
薬剤名等
グレープフルーツジュース
臨床症状・措置方法
併用により本剤のAUCが上昇したとの報告がある。本剤の投与中はグレープフルーツジュースの摂取は避けること。
機序・危険因子
グレープフルーツジュースはCYP3A4を阻害し、本剤の代謝が抑制されるおそれがある。
薬剤名等
グラゾプレビル
臨床症状・措置方法
併用により本剤の血漿中濃度が上昇するおそれがある。
機序・危険因子
グラゾプレビルが腸管のCYP3A及びBCRPを阻害する。
薬剤名等
バダデュスタット
臨床症状・措置方法
併用により本剤の血漿中濃度が上昇するおそれがある。
機序・危険因子
バダデュスタットがBCRPを阻害する。
薬剤名等
ダプトマイシン
臨床症状・措置方法
併用した場合CKが上昇する可能性があることから、ダプトマイシン投与中は本剤の休薬を考慮すること。
機序・危険因子
機序不明
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 2.2 重篤な肝障害のある患者[9.3.1 参照]
- 2.4 イトラコナゾール、ミコナゾール、ポサコナゾール、アタザナビル、サキナビルメシル酸塩、コビシスタットを含有する製剤を投与中の患者[10.1 参照]
4. 効能又は効果
高脂血症、家族性高コレステロール血症
5. 効能又は効果に関連する注意
適用の前に十分な検査を実施し、高脂血症、家族性高コレステロール血症であることを確認した上で本剤の適用を考慮すること。
本剤は高コレステロール血症が主な異常である高脂血症によく反応する。
6. 用法及び用量
通常、成人にはシンバスタチンとして5mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、LDL-コレステロール値の低下が不十分な場合は1日20mgまで増量できる。
7. 用法及び用量に関連する注意
服用時間:コレステロールの生合成は夜間に亢進することが報告されており、本剤の臨床試験においても、朝食後に比べ、夕食後投与がより効果的であることが確認されている。したがって、本剤の適用にあたっては、1日1回夕食後投与とすることが望ましい。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 あらかじめ高脂血症治療の基本である食事療法を行い、更に運動療法や、高血圧・喫煙等の虚血性心疾患のリスクファクターの軽減等も十分考慮すること。
- 8.2 投与中は血中脂質値を定期的に検査し、治療に対する反応が認められない場合には投与を中止すること。
- 8.3 肝炎、黄疸等の肝機能障害があらわれることがある。また、まれに肝不全に至ることがあるので、定期的に肝機能検査等の観察を十分に行うこと。[11.1.3 参照]
- 8.4 血小板減少があらわれることがあるので、血液検査等の観察を十分に行うこと。[11.1.5 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
- 9.1.1 アルコール中毒患者本剤は主に肝臓において代謝され、作用するので肝障害を悪化させるおそれがある。
- 9.1.2 横紋筋融解症があらわれやすいとの報告がある以下の患者
- 甲状腺機能低下症の患者
- 遺伝性の筋疾患(筋ジストロフィー等)又はその家族歴のある患者
- 薬剤性の筋障害の既往歴のある患者
- アルコール中毒患者
- 9.1.3 重症筋無力症又はその既往歴のある患者重症筋無力症(眼筋型、全身型)が悪化又は再発することがある。[11.1.8 参照]
9.2 腎機能障害患者
- 9.2.1 腎障害又はその既往歴のある患者横紋筋融解症の報告例の多くが腎機能障害を有する患者であり、また、横紋筋融解症に伴って急激な腎機能の悪化が認められている。
- 9.2.2 腎機能検査値異常のある患者本剤とフィブラート系薬剤を併用する場合には、治療上やむを得ないと判断される場合にのみ併用することとし、本剤の投与量は10mg/日を超えないこと。急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。やむを得ず併用する場合には、定期的に腎機能検査等を実施し、自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。[10.2 参照]
9.3 肝機能障害患者
- 9.3.1 重篤な肝障害のある患者投与しないこと。本剤は主に肝臓において代謝され作用するので肝障害を悪化させるおそれがある。[2.2 参照]
- 9.3.2 肝障害又はその既往歴のある患者(重篤な肝障害のある患者を除く)本剤は主に肝臓において代謝され、作用するので肝障害を悪化させるおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。ラットでシンバスタチンの活性代謝物(オープンアシド体)及び他のHMG-CoA還元酵素阻害剤の大量投与で胎児の骨格奇形が報告されている。[2.3 参照]
9.6 授乳婦
投与しないこと。ラットで乳汁中への移行が観察されている。[2.3 参照]
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。また、横紋筋融解症があらわれやすいとの報告がある。[11.1.1 参照]
10. 相互作用
- 本剤は、主に肝代謝酵素チトクロームP450 3A4(CYP3A4)により代謝される。本剤の活性代謝物であるオープンアシド体はOATP1B1の基質である1) 。また、本剤は乳癌耐性蛋白(BCRP)の基質である2) 。
10.1 併用禁忌(併用しないこと)
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
|
クマリン系抗凝固剤:
|
抗凝血作用がわずかに増強する。
クマリン系抗凝固剤を併用する場合はプロトロンビン時間をモニターし抗凝固剤の量を調節すること。
|
機序不明
|
|
フィブラート系薬剤:
|
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。併用を必要とする場合には、本剤の投与量は10mg/日を超えないこと。自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。
|
これらの薬剤も横紋筋融解症が知られている。
危険因子:腎機能に関する臨床検査値に異常が認められる患者
|
|
ダナゾール
|
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。併用を必要とする場合には、本剤の投与量は10mg/日を超えないこと。自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。
|
腎障害のある患者には特に注意すること。
|
|
シクロスポリン
|
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。併用を必要とする場合には、本剤の投与量は10mg/日を超えないこと。自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。
|
シクロスポリンはCYP3A4を阻害し、併用により本剤の代謝が抑制されるおそれがある。シクロスポリンのOATP1B1阻害作用により、本剤のオープンアシド体の肝取り込みが抑制され、血漿中濃度が上昇するおそれがある。腎障害のある患者には特に注意すること。
|
|
エリスロマイシン
クラリスロマイシン
HIVプロテアーゼ阻害剤:
|
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。
|
これらの薬剤はCYP3A4を阻害し、併用により本剤の代謝が抑制されるおそれがある。腎障害のある患者には特に注意すること。
|
|
ニコチン酸
|
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。
|
腎障害のある患者には特に注意すること。
|
|
エファビレンツ
|
併用により本剤の血漿中濃度が低下したとの報告がある。
|
エファビレンツのCYP3A4誘導作用により本剤の代謝が促進されるおそれがある。
|
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アミオダロン
アムロジピン
ベラパミル
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併用により本剤のAUCが上昇し、横紋筋融解症又はミオパチーが起きるおそれがある。
|
機序不明
|
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ジルチアゼム
|
併用により本剤のAUCが上昇し、横紋筋融解症又はミオパチーが起きるおそれがある。
|
ジルチアゼムによりCYP3A4を介する本剤の代謝が抑制されるおそれがある。
|
|
グレープフルーツジュース
|
併用により本剤のAUCが上昇したとの報告がある。本剤の投与中はグレープフルーツジュースの摂取は避けること。
|
グレープフルーツジュースはCYP3A4を阻害し、本剤の代謝が抑制されるおそれがある。
|
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グラゾプレビル
|
併用により本剤の血漿中濃度が上昇するおそれがある。
|
グラゾプレビルが腸管のCYP3A及びBCRPを阻害する。
|
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バダデュスタット
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併用により本剤の血漿中濃度が上昇するおそれがある。
|
バダデュスタットがBCRPを阻害する。
|
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ダプトマイシン
|
併用した場合CKが上昇する可能性があることから、ダプトマイシン投与中は本剤の休薬を考慮すること。
|
機序不明
|
11. 副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1 重大な副作用
- 11.1.1 横紋筋融解症、ミオパチー(いずれも頻度不明)筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれ、これに伴って急性腎障害等の重篤な腎障害があらわれることがある。また、ミオパチーがあらわれることがあるので、広範な筋肉痛、筋肉圧痛や著明なCK上昇などに注意すること。[9.1.2 参照],[9.8 参照]
- 11.1.2 免疫介在性壊死性ミオパチー(頻度不明)近位筋脱力、CK高値、炎症を伴わない筋線維の壊死、抗HMG-CoA還元酵素(HMGCR)抗体陽性等を特徴とする免疫介在性壊死性ミオパチーがあらわれ、投与中止後も持続する例が報告されているので、患者の状態を十分に観察すること。なお、免疫抑制剤投与により改善がみられたとの報告例がある。
- 11.1.3 肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)まれに肝不全に至ることがある。[8.3 参照]
- 11.1.4 末梢神経障害(頻度不明)四肢の感覚鈍麻、しびれ感・冷感等の感覚障害、あるいは筋力低下等の末梢神経障害があらわれることがある。
- 11.1.5 血小板減少(0.2%) [8.4 参照]
- 11.1.6 過敏症候群(頻度不明)ループス様症候群、血管炎等を含む過敏症候群が報告されている。
- 11.1.7 間質性肺炎(0.07%)長期投与であっても、発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常等が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
- 11.1.8 重症筋無力症(頻度不明)重症筋無力症(眼筋型、全身型)が発症又は悪化することがある。[9.1.3 参照]
11.2 その他の副作用
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1%以上
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1%未満
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頻度不明
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|---|---|---|---|
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消化器
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腹痛、嘔気、嘔吐、下痢、消化不良、食欲不振、便秘、腹部膨満感、口内炎
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膵炎、鼓腸放屁、舌炎
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肝臓
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AST上昇、ALT上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇
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Al-P上昇、総ビリルビン値上昇
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皮膚
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そう痒、発疹、蕁麻疹、脱毛、紅斑
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光線過敏、扁平苔癬
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筋肉
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CK上昇、ミオグロビン上昇
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筋肉痛、筋痙攣
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血液
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白血球減少
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貧血
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精神神経系
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頭痛、めまい、しびれ
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不眠、認知機能障害(記憶障害、混乱等)、抑うつ
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その他
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倦怠感、BUN上昇、浮腫、関節痛、ほてり、胸痛、味覚異常、勃起不全、HbA1c上昇、血糖値上昇、テストステロン低下
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心悸亢進、頻尿、口渇、耳鳴、発熱
|
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 2.2 重篤な肝障害のある患者[9.3.1 参照]
- 2.4 イトラコナゾール、ミコナゾール、ポサコナゾール、アタザナビル、サキナビルメシル酸塩、コビシスタットを含有する製剤を投与中の患者[10.1 参照]
4. 効能又は効果
高脂血症、家族性高コレステロール血症
5. 効能又は効果に関連する注意
適用の前に十分な検査を実施し、高脂血症、家族性高コレステロール血症であることを確認した上で本剤の適用を考慮すること。
本剤は高コレステロール血症が主な異常である高脂血症によく反応する。
6. 用法及び用量
通常、成人にはシンバスタチンとして5mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、LDL-コレステロール値の低下が不十分な場合は1日20mgまで増量できる。
7. 用法及び用量に関連する注意
服用時間:コレステロールの生合成は夜間に亢進することが報告されており、本剤の臨床試験においても、朝食後に比べ、夕食後投与がより効果的であることが確認されている。したがって、本剤の適用にあたっては、1日1回夕食後投与とすることが望ましい。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 あらかじめ高脂血症治療の基本である食事療法を行い、更に運動療法や、高血圧・喫煙等の虚血性心疾患のリスクファクターの軽減等も十分考慮すること。
- 8.2 投与中は血中脂質値を定期的に検査し、治療に対する反応が認められない場合には投与を中止すること。
- 8.3 肝炎、黄疸等の肝機能障害があらわれることがある。また、まれに肝不全に至ることがあるので、定期的に肝機能検査等の観察を十分に行うこと。[11.1.3 参照]
- 8.4 血小板減少があらわれることがあるので、血液検査等の観察を十分に行うこと。[11.1.5 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
- 9.1.1 アルコール中毒患者本剤は主に肝臓において代謝され、作用するので肝障害を悪化させるおそれがある。
- 9.1.2 横紋筋融解症があらわれやすいとの報告がある以下の患者
- 甲状腺機能低下症の患者
- 遺伝性の筋疾患(筋ジストロフィー等)又はその家族歴のある患者
- 薬剤性の筋障害の既往歴のある患者
- アルコール中毒患者
- 9.1.3 重症筋無力症又はその既往歴のある患者重症筋無力症(眼筋型、全身型)が悪化又は再発することがある。[11.1.8 参照]
9.2 腎機能障害患者
- 9.2.1 腎障害又はその既往歴のある患者横紋筋融解症の報告例の多くが腎機能障害を有する患者であり、また、横紋筋融解症に伴って急激な腎機能の悪化が認められている。
- 9.2.2 腎機能検査値異常のある患者本剤とフィブラート系薬剤を併用する場合には、治療上やむを得ないと判断される場合にのみ併用することとし、本剤の投与量は10mg/日を超えないこと。急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。やむを得ず併用する場合には、定期的に腎機能検査等を実施し、自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。[10.2 参照]
9.3 肝機能障害患者
- 9.3.1 重篤な肝障害のある患者投与しないこと。本剤は主に肝臓において代謝され作用するので肝障害を悪化させるおそれがある。[2.2 参照]
- 9.3.2 肝障害又はその既往歴のある患者(重篤な肝障害のある患者を除く)本剤は主に肝臓において代謝され、作用するので肝障害を悪化させるおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。ラットでシンバスタチンの活性代謝物(オープンアシド体)及び他のHMG-CoA還元酵素阻害剤の大量投与で胎児の骨格奇形が報告されている。[2.3 参照]
9.6 授乳婦
投与しないこと。ラットで乳汁中への移行が観察されている。[2.3 参照]
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。また、横紋筋融解症があらわれやすいとの報告がある。[11.1.1 参照]
10. 相互作用
- 本剤は、主に肝代謝酵素チトクロームP450 3A4(CYP3A4)により代謝される。本剤の活性代謝物であるオープンアシド体はOATP1B1の基質である1) 。また、本剤は乳癌耐性蛋白(BCRP)の基質である2) 。
10.1 併用禁忌(併用しないこと)
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
|
クマリン系抗凝固剤:
|
抗凝血作用がわずかに増強する。
クマリン系抗凝固剤を併用する場合はプロトロンビン時間をモニターし抗凝固剤の量を調節すること。
|
機序不明
|
|
フィブラート系薬剤:
|
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。併用を必要とする場合には、本剤の投与量は10mg/日を超えないこと。自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。
|
これらの薬剤も横紋筋融解症が知られている。
危険因子:腎機能に関する臨床検査値に異常が認められる患者
|
|
ダナゾール
|
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。併用を必要とする場合には、本剤の投与量は10mg/日を超えないこと。自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。
|
腎障害のある患者には特に注意すること。
|
|
シクロスポリン
|
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。併用を必要とする場合には、本剤の投与量は10mg/日を超えないこと。自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。
|
シクロスポリンはCYP3A4を阻害し、併用により本剤の代謝が抑制されるおそれがある。シクロスポリンのOATP1B1阻害作用により、本剤のオープンアシド体の肝取り込みが抑制され、血漿中濃度が上昇するおそれがある。腎障害のある患者には特に注意すること。
|
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エリスロマイシン
クラリスロマイシン
HIVプロテアーゼ阻害剤:
|
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。
|
これらの薬剤はCYP3A4を阻害し、併用により本剤の代謝が抑制されるおそれがある。腎障害のある患者には特に注意すること。
|
|
ニコチン酸
|
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすい。自覚症状(筋肉痛、脱力感)の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること。
|
腎障害のある患者には特に注意すること。
|
|
エファビレンツ
|
併用により本剤の血漿中濃度が低下したとの報告がある。
|
エファビレンツのCYP3A4誘導作用により本剤の代謝が促進されるおそれがある。
|
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アミオダロン
アムロジピン
ベラパミル
|
併用により本剤のAUCが上昇し、横紋筋融解症又はミオパチーが起きるおそれがある。
|
機序不明
|
|
ジルチアゼム
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併用により本剤のAUCが上昇し、横紋筋融解症又はミオパチーが起きるおそれがある。
|
ジルチアゼムによりCYP3A4を介する本剤の代謝が抑制されるおそれがある。
|
|
グレープフルーツジュース
|
併用により本剤のAUCが上昇したとの報告がある。本剤の投与中はグレープフルーツジュースの摂取は避けること。
|
グレープフルーツジュースはCYP3A4を阻害し、本剤の代謝が抑制されるおそれがある。
|
|
グラゾプレビル
|
併用により本剤の血漿中濃度が上昇するおそれがある。
|
グラゾプレビルが腸管のCYP3A及びBCRPを阻害する。
|
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バダデュスタット
|
併用により本剤の血漿中濃度が上昇するおそれがある。
|
バダデュスタットがBCRPを阻害する。
|
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ダプトマイシン
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併用した場合CKが上昇する可能性があることから、ダプトマイシン投与中は本剤の休薬を考慮すること。
|
機序不明
|
11. 副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1 重大な副作用
- 11.1.1 横紋筋融解症、ミオパチー(いずれも頻度不明)筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれ、これに伴って急性腎障害等の重篤な腎障害があらわれることがある。また、ミオパチーがあらわれることがあるので、広範な筋肉痛、筋肉圧痛や著明なCK上昇などに注意すること。[9.1.2 参照],[9.8 参照]
- 11.1.2 免疫介在性壊死性ミオパチー(頻度不明)近位筋脱力、CK高値、炎症を伴わない筋線維の壊死、抗HMG-CoA還元酵素(HMGCR)抗体陽性等を特徴とする免疫介在性壊死性ミオパチーがあらわれ、投与中止後も持続する例が報告されているので、患者の状態を十分に観察すること。なお、免疫抑制剤投与により改善がみられたとの報告例がある。
- 11.1.3 肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)まれに肝不全に至ることがある。[8.3 参照]
- 11.1.4 末梢神経障害(頻度不明)四肢の感覚鈍麻、しびれ感・冷感等の感覚障害、あるいは筋力低下等の末梢神経障害があらわれることがある。
- 11.1.5 血小板減少(0.2%) [8.4 参照]
- 11.1.6 過敏症候群(頻度不明)ループス様症候群、血管炎等を含む過敏症候群が報告されている。
- 11.1.7 間質性肺炎(0.07%)長期投与であっても、発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常等が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
- 11.1.8 重症筋無力症(頻度不明)重症筋無力症(眼筋型、全身型)が発症又は悪化することがある。[9.1.3 参照]
11.2 その他の副作用
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1%以上
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1%未満
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頻度不明
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消化器
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腹痛、嘔気、嘔吐、下痢、消化不良、食欲不振、便秘、腹部膨満感、口内炎
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膵炎、鼓腸放屁、舌炎
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肝臓
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AST上昇、ALT上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇
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Al-P上昇、総ビリルビン値上昇
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皮膚
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そう痒、発疹、蕁麻疹、脱毛、紅斑
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光線過敏、扁平苔癬
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筋肉
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CK上昇、ミオグロビン上昇
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筋肉痛、筋痙攣
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血液
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白血球減少
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貧血
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精神神経系
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頭痛、めまい、しびれ
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不眠、認知機能障害(記憶障害、混乱等)、抑うつ
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その他
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倦怠感、BUN上昇、浮腫、関節痛、ほてり、胸痛、味覚異常、勃起不全、HbA1c上昇、血糖値上昇、テストステロン低下
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心悸亢進、頻尿、口渇、耳鳴、発熱
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その他詳細情報
日本標準商品分類番号
872189
ブランドコード
2189011F1262, 2189011F2226, 2189011F3206
承認番号
22500AMX01225000, 22500AMX01226000, 22500AMX01227000
販売開始年月
2003-07, 2004-07, 2004-07
貯法
室温保存、室温保存、室温保存
有効期間
3年、3年、3年
規制区分
12, 12, 12