薬効分類名直接的レニン阻害剤
一般的名称アリスキレンフマル酸
ラジレス錠150mg
らじれすじょう150mg
Rasilez Tablets150mg
製造販売元/株式会社オーファンパシフィック
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
- フロセミド
フロセミドの効果が減弱されるおそれがあるので、観察を十分に行うこと。併用投与(空腹時)によりフロセミドのCmaxが49%、AUCが28%低下した 。
機序は不明である。
- Pgp阻害作用を有する薬剤
本剤の血中濃度が上昇するおそれがある 。
本剤のPgpを介した排出がこれらの薬剤により抑制されると考えられる。
- カリウム保持性利尿剤
- カリウム補給製剤
- 抗アルドステロン剤
血清カリウム値が上昇するおそれがあるので血清カリウム値に注意すること。
本剤のアルドステロン分泌抑制によりカリウム貯留作用が増強する可能性がある。
危険因子:腎機能障害、糖尿病
- レニン-アンジオテンシン系阻害剤
血清カリウム値が上昇するおそれがあるので血清カリウム値に注意すること。
レニン-アンジオテンシン系阻害剤併用時、腎機能障害患者、糖尿病患者、高齢者等では血清カリウム値が高くなりやすく、高カリウム血症が発現又は増悪するおそれがあるので、血清カリウム値に注意すること。
本剤を含むレニン-アンジオテンシン系に作用する薬剤のアルドステロン分泌抑制によりカリウム貯留作用が増強する可能性がある。
- レニン-アンジオテンシン系阻害剤
腎機能を悪化させるおそれがあるので腎機能に注意すること。eGFRが60mL/min/1.73m2未満の腎機能障害のある患者へのアンジオテンシン変換酵素阻害剤又はアンジオテンシンII受容体拮抗剤との併用については、治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること。
本剤を含むレニン-アンジオテンシン系に作用する薬剤により、糸球体濾過圧が低下し、腎機能を悪化させる可能性がある。
- レニン-アンジオテンシン系阻害剤
低血圧を起こすおそれがあるので血圧に注意すること。
レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。
- アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬
腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがある。eGFRが60mL/min/1.73m2未満の腎機能障害のある患者へのサクビトリルバルサルタンナトリウム水和物との併用については、治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること。
レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。
- 非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)・COX-2選択的阻害剤
- インドメタシン等
本剤の降圧作用が減弱することがある。
NSAIDs・COX-2選択的阻害剤の腎プロスタグランジン合成阻害作用により、本剤の降圧作用が減弱することがある。
- 非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)・COX-2選択的阻害剤
腎機能を悪化させるおそれがある。
NSAIDs・COX-2選択的阻害剤の腎プロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流量が低下するためと考えられる。
危険因子:高齢者
- バソプレシン受容体拮抗剤
血清カリウム値が上昇するおそれがあるので血清カリウム値に注意すること。
バソプレシン受容体拮抗剤の水利尿作用により循環血漿量の減少を来し、相対的に血清カリウム濃度が上昇する可能性がある。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 2.2 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照]
- 2.3 イトラコナゾール、シクロスポリンを投与中の患者[10.1 参照],[16.7.1 参照],[16.7.2 参照]
- 2.4 アンジオテンシン変換酵素阻害剤又はアンジオテンシンII受容体拮抗剤を投与中の糖尿病患者(ただし、アンジオテンシン変換酵素阻害剤又はアンジオテンシンII受容体拮抗剤投与を含む他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く)[10.1 参照]
- 2.5 サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物を投与中の糖尿病患者[10.1 参照]
4. 効能又は効果
高血圧症
5. 効能又は効果に関連する注意
本剤の投与に際しては患者ごとの背景を十分に考慮し、本剤適用の可否を慎重に判断すること。[9.1.1 参照],[9.1.2 参照],[9.1.3 参照]
6. 用法及び用量
通常、成人にはアリスキレンとして150mgを1日1回経口投与する。
なお、効果不十分な場合は、300mgまで増量することができる。
7. 用法及び用量に関連する注意
本剤服用時期は患者ごとに食後又は食前(空腹時)のいずれかに規定し、原則として毎日同じ条件で服用するよう指導すること。なお、本剤は、食前(空腹時)投与で食後投与に比べ血中濃度が高くなること等を踏まえ、食後投与での開始を考慮すること。本剤服用時期を変更する場合には症状の変化に特に注意すること。[16.2 参照]
8. 重要な基本的注意
- 8.1 降圧作用に基づくめまい、ふらつきがあらわれることがあるので、高所作業、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意させること。
- 8.2 本剤はバイオアベイラビリティ(生物学的利用率)が低く個体間及び個体内変動が大きいため、種々の要因により臨床用量で推定される血中濃度を上回る可能性がある。[16.2 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 体液量又は塩分が明らかに減少している患者(例えば、血液透析中の患者、高用量の利尿剤の投与を受けている患者、厳重な減塩療法中の患者)
症候性の低血圧を起こすおそれがある。症候性低血圧が生じた場合には適切な処置を行うこと。[5 参照]
-
9.1.2 両側性もしくは片側性の腎動脈狭窄のある患者又は片腎で腎動脈狭窄のある患者
治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与は避けること。腎血流量の減少や糸球体濾過圧の低下により急速に腎機能を悪化させるおそれがある。[5 参照]
-
9.1.3 高カリウム血症の患者
治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与は避けること。高カリウム血症を増悪させるおそれがある。[5 参照],[11.1.3 参照]
9.2 腎機能障害患者
患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。
血清カリウム値及び血清クレアチニン値が上昇するおそれがある。[16.6.1 参照]
9.4 生殖能を有する者
9.5 妊婦
*妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。また、投与中に妊娠が判明した場合には、直ちに投与を中止すること。
妊婦への投与に関する情報は得られていない。アンジオテンシンII受容体拮抗剤並びにアンジオテンシン変換酵素阻害剤で、妊娠中期-末期に投与された患者に胎児・新生児死亡、羊水過少症、胎児・新生児の低血圧、腎不全、高カリウム血症、頭蓋の形成不全、羊水過少症によると推測される四肢の拘縮、脳、頭蓋顔面の奇形、肺の発育形成不全等があらわれたとの報告がある。また、海外で実施されたアンジオテンシン変換酵素阻害剤におけるレトロスペクティブな疫学調査で、妊娠初期にアンジオテンシン変換酵素阻害剤を投与された患者群において、胎児奇形の相対リスクは降圧剤が投与されていない患者群に比べ高かったとの報告がある。[2.2 参照],[9.4.1 参照]
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で、乳汁中へ移行するとの報告がある。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。一般に過度の降圧は脳梗塞等が起こるおそれがあるため好ましくないとされている。
薬物動態試験で、本剤の血漿中濃度が非高齢者に比べて高くなることが認められている。[16.6.3 参照]
10. 相互作用
10.1 併用禁忌(併用しないこと)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
|
本剤の血中濃度が上昇するおそれがある3) 。 |
本剤のP糖蛋白(Pgp)を介した排出がこれらの薬剤により抑制されると考えられる。 |
|
本剤の血中濃度が上昇するおそれがある4) 。 |
本剤のP糖蛋白(Pgp)を介した排出がこれらの薬剤により抑制されると考えられる。 |
|
非致死性脳卒中、腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧のリスク増加が報告されている。 |
レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。 |
|
非致死性脳卒中、腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧のリスク増加がバルサルタンで報告されている。 |
レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。 |
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
フロセミドの効果が減弱されるおそれがあるので、観察を十分に行うこと。併用投与(空腹時)によりフロセミドのCmaxが49%、AUCが28%低下した5) 。 |
機序は不明である。 |
|
|
本剤の血中濃度が上昇するおそれがある 。 |
本剤のPgpを介した排出がこれらの薬剤により抑制されると考えられる。 |
血清カリウム値が上昇するおそれがあるので血清カリウム値に注意すること。 |
本剤のアルドステロン分泌抑制によりカリウム貯留作用が増強する可能性がある。 |
|
血清カリウム値が上昇するおそれがあるので血清カリウム値に注意すること。 |
本剤を含むレニン-アンジオテンシン系に作用する薬剤のアルドステロン分泌抑制によりカリウム貯留作用が増強する可能性がある。 |
|
腎機能を悪化させるおそれがあるので腎機能に注意すること。eGFRが60mL/min/1.73m2未満の腎機能障害のある患者へのアンジオテンシン変換酵素阻害剤又はアンジオテンシンII受容体拮抗剤との併用については、治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること。 |
本剤を含むレニン-アンジオテンシン系に作用する薬剤により、糸球体濾過圧が低下し、腎機能を悪化させる可能性がある。 |
|
低血圧を起こすおそれがあるので血圧に注意すること。 |
レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。 |
|
腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがある。eGFRが60mL/min/1.73m2未満の腎機能障害のある患者へのサクビトリルバルサルタンナトリウム水和物との併用については、治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること。 |
レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。 |
|
本剤の降圧作用が減弱することがある。 |
NSAIDs・COX-2選択的阻害剤の腎プロスタグランジン合成阻害作用により、本剤の降圧作用が減弱することがある。 |
|
腎機能を悪化させるおそれがある。 |
NSAIDs・COX-2選択的阻害剤の腎プロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流量が低下するためと考えられる。 |
|
血清カリウム値が上昇するおそれがあるので血清カリウム値に注意すること。 |
バソプレシン受容体拮抗剤の水利尿作用により循環血漿量の減少を来し、相対的に血清カリウム濃度が上昇する可能性がある。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 血管性浮腫(頻度不明)
注1)
**呼吸困難、嚥下困難及び顔面、口唇、咽頭、舌、四肢の腫脹等が症状としてあらわれることがある。また、腹痛、嘔気、嘔吐、下痢等を伴う腸管血管性浮腫があらわれることがある。
-
11.1.2 アナフィラキシー(頻度不明)
注1)
**アナフィラキシー(喘鳴、血管性浮腫、蕁麻疹等)があらわれることがある。
-
11.1.3 高カリウム血症(1%未満)
重篤な高カリウム血症があらわれることがある。[9.1.3 参照]
-
11.1.4 腎機能障害(1%未満)
重篤な腎機能障害があらわれることがあり、慢性腎不全が増悪した例も報告されている。
11.2 その他の副作用
1%以上 |
1%未満 |
頻度不明 注1) |
|
|---|---|---|---|
血液及びリンパ系障害 |
貧血 |
||
代謝及び栄養障害 |
血中トリグリセリド増加、血中尿酸増加 |
低ナトリウム血症 |
|
神経系障害 |
頭痛 |
めまい |
|
血管障害 |
低血圧 |
||
胃腸障害 |
下痢 |
嘔吐、悪心 |
|
肝胆道系障害 |
肝機能異常、ALT増加、γ-GTP増加 |
||
皮膚及び皮下組織障害 |
発疹 |
そう痒症、紅斑 |
|
腎及び尿路障害 |
血中クレアチニン増加、尿中血陽性、尿中蛋白陽性 |
BUN増加 |
|
その他 |
CK増加 |
血中カリウム増加、末梢性浮腫 |
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 2.2 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照]
- 2.3 イトラコナゾール、シクロスポリンを投与中の患者[10.1 参照],[16.7.1 参照],[16.7.2 参照]
- 2.4 アンジオテンシン変換酵素阻害剤又はアンジオテンシンII受容体拮抗剤を投与中の糖尿病患者(ただし、アンジオテンシン変換酵素阻害剤又はアンジオテンシンII受容体拮抗剤投与を含む他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く)[10.1 参照]
- 2.5 サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物を投与中の糖尿病患者[10.1 参照]
4. 効能又は効果
高血圧症
5. 効能又は効果に関連する注意
本剤の投与に際しては患者ごとの背景を十分に考慮し、本剤適用の可否を慎重に判断すること。[9.1.1 参照],[9.1.2 参照],[9.1.3 参照]
6. 用法及び用量
通常、成人にはアリスキレンとして150mgを1日1回経口投与する。
なお、効果不十分な場合は、300mgまで増量することができる。
7. 用法及び用量に関連する注意
本剤服用時期は患者ごとに食後又は食前(空腹時)のいずれかに規定し、原則として毎日同じ条件で服用するよう指導すること。なお、本剤は、食前(空腹時)投与で食後投与に比べ血中濃度が高くなること等を踏まえ、食後投与での開始を考慮すること。本剤服用時期を変更する場合には症状の変化に特に注意すること。[16.2 参照]
8. 重要な基本的注意
- 8.1 降圧作用に基づくめまい、ふらつきがあらわれることがあるので、高所作業、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意させること。
- 8.2 本剤はバイオアベイラビリティ(生物学的利用率)が低く個体間及び個体内変動が大きいため、種々の要因により臨床用量で推定される血中濃度を上回る可能性がある。[16.2 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 体液量又は塩分が明らかに減少している患者(例えば、血液透析中の患者、高用量の利尿剤の投与を受けている患者、厳重な減塩療法中の患者)
症候性の低血圧を起こすおそれがある。症候性低血圧が生じた場合には適切な処置を行うこと。[5 参照]
-
9.1.2 両側性もしくは片側性の腎動脈狭窄のある患者又は片腎で腎動脈狭窄のある患者
治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与は避けること。腎血流量の減少や糸球体濾過圧の低下により急速に腎機能を悪化させるおそれがある。[5 参照]
-
9.1.3 高カリウム血症の患者
治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与は避けること。高カリウム血症を増悪させるおそれがある。[5 参照],[11.1.3 参照]
9.2 腎機能障害患者
患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。
血清カリウム値及び血清クレアチニン値が上昇するおそれがある。[16.6.1 参照]
9.4 生殖能を有する者
9.5 妊婦
*妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。また、投与中に妊娠が判明した場合には、直ちに投与を中止すること。
妊婦への投与に関する情報は得られていない。アンジオテンシンII受容体拮抗剤並びにアンジオテンシン変換酵素阻害剤で、妊娠中期-末期に投与された患者に胎児・新生児死亡、羊水過少症、胎児・新生児の低血圧、腎不全、高カリウム血症、頭蓋の形成不全、羊水過少症によると推測される四肢の拘縮、脳、頭蓋顔面の奇形、肺の発育形成不全等があらわれたとの報告がある。また、海外で実施されたアンジオテンシン変換酵素阻害剤におけるレトロスペクティブな疫学調査で、妊娠初期にアンジオテンシン変換酵素阻害剤を投与された患者群において、胎児奇形の相対リスクは降圧剤が投与されていない患者群に比べ高かったとの報告がある。[2.2 参照],[9.4.1 参照]
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で、乳汁中へ移行するとの報告がある。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。一般に過度の降圧は脳梗塞等が起こるおそれがあるため好ましくないとされている。
薬物動態試験で、本剤の血漿中濃度が非高齢者に比べて高くなることが認められている。[16.6.3 参照]
10. 相互作用
10.1 併用禁忌(併用しないこと)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
|
本剤の血中濃度が上昇するおそれがある3) 。 |
本剤のP糖蛋白(Pgp)を介した排出がこれらの薬剤により抑制されると考えられる。 |
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本剤の血中濃度が上昇するおそれがある4) 。 |
本剤のP糖蛋白(Pgp)を介した排出がこれらの薬剤により抑制されると考えられる。 |
|
非致死性脳卒中、腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧のリスク増加が報告されている。 |
レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。 |
|
非致死性脳卒中、腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧のリスク増加がバルサルタンで報告されている。 |
レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。 |
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
フロセミドの効果が減弱されるおそれがあるので、観察を十分に行うこと。併用投与(空腹時)によりフロセミドのCmaxが49%、AUCが28%低下した5) 。 |
機序は不明である。 |
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|
本剤の血中濃度が上昇するおそれがある 。 |
本剤のPgpを介した排出がこれらの薬剤により抑制されると考えられる。 |
血清カリウム値が上昇するおそれがあるので血清カリウム値に注意すること。 |
本剤のアルドステロン分泌抑制によりカリウム貯留作用が増強する可能性がある。 |
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血清カリウム値が上昇するおそれがあるので血清カリウム値に注意すること。 |
本剤を含むレニン-アンジオテンシン系に作用する薬剤のアルドステロン分泌抑制によりカリウム貯留作用が増強する可能性がある。 |
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腎機能を悪化させるおそれがあるので腎機能に注意すること。eGFRが60mL/min/1.73m2未満の腎機能障害のある患者へのアンジオテンシン変換酵素阻害剤又はアンジオテンシンII受容体拮抗剤との併用については、治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること。 |
本剤を含むレニン-アンジオテンシン系に作用する薬剤により、糸球体濾過圧が低下し、腎機能を悪化させる可能性がある。 |
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低血圧を起こすおそれがあるので血圧に注意すること。 |
レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。 |
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腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがある。eGFRが60mL/min/1.73m2未満の腎機能障害のある患者へのサクビトリルバルサルタンナトリウム水和物との併用については、治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること。 |
レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。 |
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本剤の降圧作用が減弱することがある。 |
NSAIDs・COX-2選択的阻害剤の腎プロスタグランジン合成阻害作用により、本剤の降圧作用が減弱することがある。 |
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腎機能を悪化させるおそれがある。 |
NSAIDs・COX-2選択的阻害剤の腎プロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流量が低下するためと考えられる。 |
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血清カリウム値が上昇するおそれがあるので血清カリウム値に注意すること。 |
バソプレシン受容体拮抗剤の水利尿作用により循環血漿量の減少を来し、相対的に血清カリウム濃度が上昇する可能性がある。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 血管性浮腫(頻度不明)
注1)
**呼吸困難、嚥下困難及び顔面、口唇、咽頭、舌、四肢の腫脹等が症状としてあらわれることがある。また、腹痛、嘔気、嘔吐、下痢等を伴う腸管血管性浮腫があらわれることがある。
-
11.1.2 アナフィラキシー(頻度不明)
注1)
**アナフィラキシー(喘鳴、血管性浮腫、蕁麻疹等)があらわれることがある。
-
11.1.3 高カリウム血症(1%未満)
重篤な高カリウム血症があらわれることがある。[9.1.3 参照]
-
11.1.4 腎機能障害(1%未満)
重篤な腎機能障害があらわれることがあり、慢性腎不全が増悪した例も報告されている。
11.2 その他の副作用
1%以上 |
1%未満 |
頻度不明 注1) |
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|---|---|---|---|
血液及びリンパ系障害 |
貧血 |
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代謝及び栄養障害 |
血中トリグリセリド増加、血中尿酸増加 |
低ナトリウム血症 |
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神経系障害 |
頭痛 |
めまい |
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血管障害 |
低血圧 |
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胃腸障害 |
下痢 |
嘔吐、悪心 |
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肝胆道系障害 |
肝機能異常、ALT増加、γ-GTP増加 |
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皮膚及び皮下組織障害 |
発疹 |
そう痒症、紅斑 |
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腎及び尿路障害 |
血中クレアチニン増加、尿中血陽性、尿中蛋白陽性 |
BUN増加 |
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その他 |
CK増加 |
血中カリウム増加、末梢性浮腫 |