薬効分類名不整脈治療剤
一般的名称プロカインアミド塩酸塩錠
アミサリン錠125mg、アミサリン錠250mg
あみさりんじょう125mg、あみさりんじょう250mg
AMISALIN Tablets 125mg, AMISALIN Tablets 250mg
製造販売元/アルフレッサ ファーマ株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
スニチニブリンゴ酸塩
QT延長、心室性頻拍(Torsades de pointesを含む)を起こすおそれがある。
併用によりQT延長作用が相加的に増加するおそれがある。
アミオダロン塩酸塩(経口剤)
本剤の抗不整脈作用等の心血管作用を増強させるおそれがある。
本剤の用量を調節する。
本剤の代謝を阻害し、又は本剤及び活性代謝物(NAPA)の腎クリアランスを低下させ、排泄を遅延させると考えられている。また、併用によりQT延長作用が相加的に増加するおそれがある。
β遮断薬
- ビソプロロールフマル酸塩、カルベジロール、アテノロール 等
過度の心機能抑制作用があらわれることがある。
用量を調節する。
相互に心機能抑制作用を増強すると考えられている。
シメチジン
本剤の抗不整脈作用等の心血管作用を増強させるおそれがある。
本剤の用量を調節する。
本剤及び活性代謝物(NAPA)の腎クリアランスを低下させ、排泄を遅延させると考えられている。
サルファ剤
- スルファメトキサゾール・トリメトプリム 等
サルファ剤の抗菌力を減弱させる。
本剤は体内で代謝され、微生物の発育因子であるp-アミノ安息香酸を生じ、サルファ剤の抗菌作用と拮抗すると考えられている。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 刺激伝導障害(房室ブロック、洞房ブロック、脚ブロック等)のある患者[刺激伝導抑制作用により、これらの障害がさらに悪化するおそれがある。]
- 2.2 重篤なうっ血性心不全のある患者[不整脈(心室頻拍、心室細動等)が発現又は増悪するおそれが極めて高い。][9.1.1 参照]
- 2.3 モキシフロキサシン塩酸塩(経口剤)、バルデナフィル塩酸塩水和物、アミオダロン塩酸塩(注射剤)、トレミフェンクエン酸塩を投与中の患者[10.1 参照]
- 2.4 重症筋無力症の患者[筋力低下が亢進するおそれがある。]
- 2.5 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
6. 用法及び用量
プロカインアミド塩酸塩として、通常成人1回0.25~0.5gを、3~6時間ごとに経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
8. 重要な基本的注意
本剤の投与に際しては、頻回に患者の状態を観察し、心電図、脈拍、血圧、心胸比を定期的に調べること。PQの延長、QRS幅の増大、QTの延長、徐脈、血圧低下等の異常所見が認められた場合には、直ちに減量又は投与を中止すること。[9.1.1 参照],[9.1.2 参照],[9.1.3 参照],[9.8 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 うっ血性心不全のある患者(重篤なうっ血性心不全のある患者を除く)
投与開始後1~2週間は入院させること。また、少量から開始するなど投与量に十分注意するとともに、頻回に心電図検査を実施すること。心室頻拍、心室細動等が発現するおそれが高い。[2.2 参照],[8 参照]
-
9.1.2 基礎心疾患(心筋梗塞、弁膜症、心筋症等)のある患者
心不全をきたすおそれのある患者では、投与開始後1~2週間は入院させること。また、少量から開始するなど投与量に十分注意するとともに、頻回に心電図検査を実施すること。心室頻拍、心室細動等が発現するおそれが高い。[8 参照]
-
9.1.3 他の抗不整脈薬を併用している患者
少量から開始するなど投与量に十分注意するとともに、頻回に心電図検査を実施すること。有効性、安全性が確立していない。[8 参照]
-
9.1.4 低血圧の患者
血圧下降が発現するおそれがある。
-
9.1.5 気管支喘息のある患者
症状が悪化するおそれがある。
-
9.1.6 血清カリウム低下のある患者
一般的に血清カリウムの低下している状態では催不整脈作用が発現するおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。ヒト母乳中に移行することがある。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
入院させて開始することが望ましい。また、少量から開始するなど投与量に十分注意するとともに、頻回に心電図検査を実施すること。肝・腎機能が低下していることが多く、また、体重が少ない傾向があるなど副作用が発現しやすい。[8 参照]
10. 相互作用
10.1 併用禁忌(併用しないこと)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
QT延長、心室性頻拍(Torsades de pointesを含む)を起こすおそれがある。 |
併用によりQT延長作用が相加的に増加するおそれがある。 |
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
スニチニブリンゴ酸塩 |
QT延長、心室性頻拍(Torsades de pointesを含む)を起こすおそれがある。 |
併用によりQT延長作用が相加的に増加するおそれがある。 |
アミオダロン塩酸塩(経口剤) |
本剤の抗不整脈作用等の心血管作用を増強させるおそれがある。 |
本剤の代謝を阻害し、又は本剤及び活性代謝物(NAPA)の腎クリアランスを低下させ、排泄を遅延させると考えられている。また、併用によりQT延長作用が相加的に増加するおそれがある。 |
過度の心機能抑制作用があらわれることがある。 |
相互に心機能抑制作用を増強すると考えられている。 |
|
シメチジン |
本剤の抗不整脈作用等の心血管作用を増強させるおそれがある。 |
本剤及び活性代謝物(NAPA)の腎クリアランスを低下させ、排泄を遅延させると考えられている。 |
サルファ剤の抗菌力を減弱させる。 |
本剤は体内で代謝され、微生物の発育因子であるp-アミノ安息香酸を生じ、サルファ剤の抗菌作用と拮抗すると考えられている。 |
13. 過量投与
-
13.1 症状
刺激伝導障害(著明なQRS幅の増大、QTの延長等)、心室細動、心室頻拍、心不全の悪化、血圧低下等を引き起こすことがある。
-
13.2 処置
本剤の過量投与による兆候・症状がみられた場合には、直ちに本剤の投与を中止し、以下の処置を考慮するなど適切な対症療法を行うこと。
- 胃洗浄
- 体外ペーシングや直流除細動
なお、本剤の血液透析による除去率は約30%と報告されている。[16.6.1 参照]
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 刺激伝導障害(房室ブロック、洞房ブロック、脚ブロック等)のある患者[刺激伝導抑制作用により、これらの障害がさらに悪化するおそれがある。]
- 2.2 重篤なうっ血性心不全のある患者[不整脈(心室頻拍、心室細動等)が発現又は増悪するおそれが極めて高い。][9.1.1 参照]
- 2.3 モキシフロキサシン塩酸塩(経口剤)、バルデナフィル塩酸塩水和物、アミオダロン塩酸塩(注射剤)、トレミフェンクエン酸塩を投与中の患者[10.1 参照]
- 2.4 重症筋無力症の患者[筋力低下が亢進するおそれがある。]
- 2.5 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
6. 用法及び用量
プロカインアミド塩酸塩として、通常成人1回0.25~0.5gを、3~6時間ごとに経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
8. 重要な基本的注意
本剤の投与に際しては、頻回に患者の状態を観察し、心電図、脈拍、血圧、心胸比を定期的に調べること。PQの延長、QRS幅の増大、QTの延長、徐脈、血圧低下等の異常所見が認められた場合には、直ちに減量又は投与を中止すること。[9.1.1 参照],[9.1.2 参照],[9.1.3 参照],[9.8 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 うっ血性心不全のある患者(重篤なうっ血性心不全のある患者を除く)
投与開始後1~2週間は入院させること。また、少量から開始するなど投与量に十分注意するとともに、頻回に心電図検査を実施すること。心室頻拍、心室細動等が発現するおそれが高い。[2.2 参照],[8 参照]
-
9.1.2 基礎心疾患(心筋梗塞、弁膜症、心筋症等)のある患者
心不全をきたすおそれのある患者では、投与開始後1~2週間は入院させること。また、少量から開始するなど投与量に十分注意するとともに、頻回に心電図検査を実施すること。心室頻拍、心室細動等が発現するおそれが高い。[8 参照]
-
9.1.3 他の抗不整脈薬を併用している患者
少量から開始するなど投与量に十分注意するとともに、頻回に心電図検査を実施すること。有効性、安全性が確立していない。[8 参照]
-
9.1.4 低血圧の患者
血圧下降が発現するおそれがある。
-
9.1.5 気管支喘息のある患者
症状が悪化するおそれがある。
-
9.1.6 血清カリウム低下のある患者
一般的に血清カリウムの低下している状態では催不整脈作用が発現するおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。ヒト母乳中に移行することがある。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
入院させて開始することが望ましい。また、少量から開始するなど投与量に十分注意するとともに、頻回に心電図検査を実施すること。肝・腎機能が低下していることが多く、また、体重が少ない傾向があるなど副作用が発現しやすい。[8 参照]
10. 相互作用
10.1 併用禁忌(併用しないこと)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
QT延長、心室性頻拍(Torsades de pointesを含む)を起こすおそれがある。 |
併用によりQT延長作用が相加的に増加するおそれがある。 |
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
スニチニブリンゴ酸塩 |
QT延長、心室性頻拍(Torsades de pointesを含む)を起こすおそれがある。 |
併用によりQT延長作用が相加的に増加するおそれがある。 |
アミオダロン塩酸塩(経口剤) |
本剤の抗不整脈作用等の心血管作用を増強させるおそれがある。 |
本剤の代謝を阻害し、又は本剤及び活性代謝物(NAPA)の腎クリアランスを低下させ、排泄を遅延させると考えられている。また、併用によりQT延長作用が相加的に増加するおそれがある。 |
過度の心機能抑制作用があらわれることがある。 |
相互に心機能抑制作用を増強すると考えられている。 |
|
シメチジン |
本剤の抗不整脈作用等の心血管作用を増強させるおそれがある。 |
本剤及び活性代謝物(NAPA)の腎クリアランスを低下させ、排泄を遅延させると考えられている。 |
サルファ剤の抗菌力を減弱させる。 |
本剤は体内で代謝され、微生物の発育因子であるp-アミノ安息香酸を生じ、サルファ剤の抗菌作用と拮抗すると考えられている。 |
13. 過量投与
-
13.1 症状
刺激伝導障害(著明なQRS幅の増大、QTの延長等)、心室細動、心室頻拍、心不全の悪化、血圧低下等を引き起こすことがある。
-
13.2 処置
本剤の過量投与による兆候・症状がみられた場合には、直ちに本剤の投与を中止し、以下の処置を考慮するなど適切な対症療法を行うこと。
- 胃洗浄
- 体外ペーシングや直流除細動
なお、本剤の血液透析による除去率は約30%と報告されている。[16.6.1 参照]