薬効分類名眼科手術補助剤、眼科用副腎皮質ホルモン剤
一般的名称トリアムシノロンアセトニド
マキュエイド眼注用40mg
まきゅえいどがんちゅうよう40mg
MaQaid OPHTHALMIC INJECTION 40mg
製造販売元/わかもと製薬株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
糖尿病用薬
- ビグアナイド系薬剤
スルホニルウレア剤
速効型インスリン分泌促進剤
α-グルコシダーゼ阻害剤
チアゾリジン系薬剤
DPP-4阻害剤
GLP-1受容体作動薬
SGLT2阻害剤
インスリン製剤等
これらの薬剤(錠剤・注射剤)の効果を減弱させることが報告されているので、併用する場合は患者の状態を十分に観察するなど注意すること。
本剤は肝臓での糖新生を促進し、末梢組織での糖利用を抑制する。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 〈効能共通〉
- 〈硝子体内投与:糖尿病黄斑浮腫〉
-
〈硝子体内投与:糖尿病黄斑浮腫〉、〈テノン嚢下投与〉
- 2.3 コントロール不良の緑内障の患者[症状が悪化することがある。][9.1.1 参照]
6. 用法及び用量
-
〈硝子体内投与:硝子体手術時の硝子体可視化〉
通常、本剤1バイアルに4mLの生理食塩液又は眼灌流液を注入してトリアムシノロンアセトニド濃度が10mg/mLになるように用時懸濁し、トリアムシノロンアセトニドとして0.5~4mg(懸濁液として0.05~0.4mL)を硝子体内に注入する。なお、懸濁液のトリアムシノロンアセトニド濃度は、術式、患者の状態等に応じて適宜増減できるが、40mg/mLを超えないこと。
-
〈硝子体内投与:糖尿病黄斑浮腫〉
通常、本剤1バイアルに1mLの生理食塩液又は眼灌流液を注入してトリアムシノロンアセトニド濃度が40mg/mLになるように用時懸濁し、トリアムシノロンアセトニドとして4mg(懸濁液として0.1mL)を硝子体内に投与する。
-
〈テノン嚢下投与〉
通常、本剤1バイアルに1mLの生理食塩液又は眼灌流液を注入してトリアムシノロンアセトニド濃度が40mg/mLになるように用時懸濁し、トリアムシノロンアセトニドとして20mg(懸濁液として0.5mL)をテノン嚢下に投与する。
7. 用法及び用量に関連する注意
-
〈硝子体内投与:糖尿病黄斑浮腫〉、〈テノン嚢下投与〉
-
7.1 長期投与時の有効性及び安全性は確立していない。長期投与により、白内障のリスクが高くなるおそれがあることから、継続的な長期投与は避けること。[8.7 参照],[8.13 参照],[9.1.2 参照],[11.1.2 参照],[11.1.3 参照]
再投与は、患者の状態をみながら治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ、3ヵ月以上の間隔をあけて行うこと。糖尿病黄斑浮腫に対する硝子体内投与の場合は、トリアムシノロンアセトニド粒子の消失を細隙灯顕微鏡等で確認した後に再投与すること。 - 7.2 臨床試験においては、両眼治療は行われていない。両眼に治療対象となる病変がある場合は、両眼同時治療の有益性と危険性を慎重に評価した上で本剤を投与すること。なお、初回治療における両眼同日投与は避け、片眼での安全性を十分に評価した上で対側眼の治療を行うこと。
-
7.1 長期投与時の有効性及び安全性は確立していない。長期投与により、白内障のリスクが高くなるおそれがあることから、継続的な長期投与は避けること。[8.7 参照],[8.13 参照],[9.1.2 参照],[11.1.2 参照],[11.1.3 参照]
8. 重要な基本的注意
-
〈硝子体内投与〉
- 8.1 網膜疾患に関する専門知識を有し、硝子体手術あるいは硝子体内注射の手技に関する十分な知識・経験のある眼科医のみが本剤を使用すること。
- 8.2 *眼内炎等が発現するおそれがあるので、本剤投与後、十分な観察を行うこと。また、異常が認められた場合には、直ちに連絡するよう患者に指導すること。[11.1.1 参照],[11.1.2 参照]
-
〈硝子体内投与:硝子体手術時の硝子体可視化〉
- 8.3 硝子体切除後、灌流及び吸引により本剤を除去すること。本剤が眼内に残存した場合は、本剤の消失が認められるまで定期的に観察すること。硝子体切除後に本剤を眼内に残存させた場合に、無菌性眼内炎を発現した症例が報告されている。
- 8.4 眼圧が上昇することがあるので、本剤注入後、眼圧の管理を適切に行うこと。[9.1.1 参照]
- 8.5 白内障等が発現するおそれがあるので、本剤注入後、十分な観察を行うこと。また、異常が認められた場合には、直ちに連絡するよう患者に指導すること。[9.1.2 参照]
-
〈硝子体内投与:糖尿病黄斑浮腫〉
- 8.6 本剤投与の際には、下記の点に注意しながら行うと共に、投与手技による有害事象として結膜出血、結膜充血及び結膜浮腫等の有害事象が多く報告されているので注意すること。
- 8.7 白内障が発症あるいは悪化することがあり、投与後6ヵ月以降に発症あるいは悪化した例も報告されている。特に白内障手術の既往のない眼では、本剤投与後、定期的な観察を行うこと。また、異常が認められた場合には、直ちに連絡するよう患者に指導すること。[7.1 参照],[9.1.2 参照],[11.1.2 参照]
- 8.8 眼圧が上昇することがあるので、本剤投与直後に視神経乳頭又は網膜血流の確認(眼底観察又は間接的な視機能の確認)を行うと共に、翌日以降も眼圧の定期的な管理を適切に行うこと。[9.1.1 参照],[11.1.2 参照]
- 8.9 本剤投与後、霧視、飛蚊症等があらわれることがあるため、その症状が回復するまで機械類の操作や自動車等の運転には従事させないよう注意すること。また、国内臨床試験では投与後3ヵ月時点で約半数の患者の眼内に本剤の残存が認められているので、本剤の消失が認められるまで定期的に観察すること。
- 8.10 糖尿病が悪化することがあるので、血糖値の測定等の観察を十分に行うこと。
-
〈テノン嚢下投与〉
- 8.11 網膜疾患に関する専門知識を有し、テノン嚢下注射の手技に関する十分な知識・経験のある眼科医のみが本剤を使用すること。
- 8.12 本剤投与の際には、下記の点に注意しながら行うと共に、投与手技による有害事象として結膜出血、結膜充血、結膜浮腫、眼痛等の有害事象が多く報告されているので注意すること。
- 8.13 白内障が発症あるいは悪化することがあり、投与後6ヵ月以降に発症あるいは悪化した例も報告されている。特に白内障手術の既往のない眼では、本剤投与後、定期的な観察を行うこと。また、異常が認められた場合には、直ちに連絡するよう患者に指導すること。[7.1 参照],[9.1.2 参照],[11.1.3 参照]
- 8.14 眼圧が上昇することがあるので、眼圧の定期的な管理を適切に行うこと。[9.1.1 参照],[11.1.3 参照]
- 8.15 糖尿病が悪化することがあるので、血糖値の測定等の観察を十分に行うこと。
- 8.16 *感染性強膜炎が発現するおそれがあるので、本剤投与後、十分な観察を行うこと。また、異常が認められた場合には、直ちに連絡するよう患者に指導すること。[11.1.3 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
〈効能共通〉
-
9.1.1 緑内障・高眼圧症の患者
本剤により眼圧が上昇することがある。[8.4 参照],[8.8 参照],[8.14 参照],[11.1.2 参照],[11.1.3 参照]
-
9.1.2 白内障の患者
白内障が悪化するおそれがある。[7.1 参照],[8.5 参照],[8.7 参照],[8.13 参照],[11.1.2 参照],[11.1.3 参照]
-
9.1.1 緑内障・高眼圧症の患者
- 〈硝子体内投与:硝子体手術時の硝子体可視化〉、〈テノン嚢下投与〉
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験(マウス、ラット、サル)で催奇形作用が報告されており、また、新生児に奇形、低出生体重、副腎不全を起こすことがある。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続または中止を検討すること。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
一般に生理機能が低下している。
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
〈硝子体内投与:硝子体手術時の硝子体可視化〉
-
11.1.1 *眼障害
眼内炎(頻度不明)があらわれ、外科的処置を必要とすることがある。[8.2 参照]
-
11.1.1 *眼障害
-
〈硝子体内投与:糖尿病黄斑浮腫〉
-
11.1.2 眼障害
白内障(17.8%)、眼圧上昇(20.0%)、眼内炎(頻度不明)、緑内障(頻度不明)があらわれ、外科的処置を必要とすることがある。[7.1 参照],[8.2 参照],[8.7 参照],[8.8 参照],[9.1.1 参照],[9.1.2 参照]
-
11.1.2 眼障害
-
〈テノン嚢下投与〉
-
11.1.3 *眼障害
- 白内障(5.7%)、眼圧上昇(14.8%)、緑内障(頻度不明)、感染性強膜炎(頻度不明)があらわれ、外科的処置を必要とすることがある。[7.1 参照],[8.13 参照],[8.14 参照],[8.16 参照],[9.1.1 参照],[9.1.2 参照]
-
11.1.3 *眼障害
11.2 その他の副作用
5%以上 |
5%未満 |
|
|---|---|---|
眼:後眼部 |
硝子体内薬物拡散 |
|
眼:その他 |
飛蚊症、視力低下 |
霧視、眼の異物感 |
代謝異常 |
血中ブドウ糖増加 |
糖尿病の悪化、尿中ブドウ糖陽性、血中トリグリセリド増加 |
血液 |
好塩基球数増加、好酸球数増加、血小板数減少 |
|
体液・電解質 |
血中カリウム増加 |
|
その他 |
血中乳酸脱水素酵素増加 |
5%以上 |
5%未満 |
|
|---|---|---|
眼:外眼部 |
結膜充血 |
結膜浮腫、結膜出血、点状角膜炎、眼脂 |
眼:前眼部 |
前房内細胞、後発白内障 |
|
眼:後眼部 |
網膜出血、硝子体剥離、硝子体浮遊物 |
|
眼:その他 |
眼痛、視力低下 |
|
精神神経系 |
体位性めまい、頭痛 |
|
筋・骨格 |
筋骨格痛 |
|
代謝異常 |
糖尿病、血中ブドウ糖増加、尿中ブドウ糖陽性、血中トリグリセリド増加、尿中蛋白陽性 |
|
血液 |
好中球百分率増加、リンパ球百分率減少、単球百分率増加、白血球数減少、白血球数増加 |
|
体液・電解質 |
高血圧、血圧上昇 |
|
肝胆道系 |
脂肪肝 |
|
その他 |
血中コルチゾール減少 |
アラニンアミノトランスフェラーゼ増加、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ増加、血中アルカリホスファターゼ増加、血中尿素増加、血中尿素減少、γ-グルタミルトランスフェラーゼ増加、ロイシンアミノペプチダーゼ上昇 |
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 〈効能共通〉
- 〈硝子体内投与:糖尿病黄斑浮腫〉
-
〈硝子体内投与:糖尿病黄斑浮腫〉、〈テノン嚢下投与〉
- 2.3 コントロール不良の緑内障の患者[症状が悪化することがある。][9.1.1 参照]
6. 用法及び用量
-
〈硝子体内投与:硝子体手術時の硝子体可視化〉
通常、本剤1バイアルに4mLの生理食塩液又は眼灌流液を注入してトリアムシノロンアセトニド濃度が10mg/mLになるように用時懸濁し、トリアムシノロンアセトニドとして0.5~4mg(懸濁液として0.05~0.4mL)を硝子体内に注入する。なお、懸濁液のトリアムシノロンアセトニド濃度は、術式、患者の状態等に応じて適宜増減できるが、40mg/mLを超えないこと。
-
〈硝子体内投与:糖尿病黄斑浮腫〉
通常、本剤1バイアルに1mLの生理食塩液又は眼灌流液を注入してトリアムシノロンアセトニド濃度が40mg/mLになるように用時懸濁し、トリアムシノロンアセトニドとして4mg(懸濁液として0.1mL)を硝子体内に投与する。
-
〈テノン嚢下投与〉
通常、本剤1バイアルに1mLの生理食塩液又は眼灌流液を注入してトリアムシノロンアセトニド濃度が40mg/mLになるように用時懸濁し、トリアムシノロンアセトニドとして20mg(懸濁液として0.5mL)をテノン嚢下に投与する。
7. 用法及び用量に関連する注意
-
〈硝子体内投与:糖尿病黄斑浮腫〉、〈テノン嚢下投与〉
-
7.1 長期投与時の有効性及び安全性は確立していない。長期投与により、白内障のリスクが高くなるおそれがあることから、継続的な長期投与は避けること。[8.7 参照],[8.13 参照],[9.1.2 参照],[11.1.2 参照],[11.1.3 参照]
再投与は、患者の状態をみながら治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ、3ヵ月以上の間隔をあけて行うこと。糖尿病黄斑浮腫に対する硝子体内投与の場合は、トリアムシノロンアセトニド粒子の消失を細隙灯顕微鏡等で確認した後に再投与すること。 - 7.2 臨床試験においては、両眼治療は行われていない。両眼に治療対象となる病変がある場合は、両眼同時治療の有益性と危険性を慎重に評価した上で本剤を投与すること。なお、初回治療における両眼同日投与は避け、片眼での安全性を十分に評価した上で対側眼の治療を行うこと。
-
7.1 長期投与時の有効性及び安全性は確立していない。長期投与により、白内障のリスクが高くなるおそれがあることから、継続的な長期投与は避けること。[8.7 参照],[8.13 参照],[9.1.2 参照],[11.1.2 参照],[11.1.3 参照]
8. 重要な基本的注意
-
〈硝子体内投与〉
- 8.1 網膜疾患に関する専門知識を有し、硝子体手術あるいは硝子体内注射の手技に関する十分な知識・経験のある眼科医のみが本剤を使用すること。
- 8.2 *眼内炎等が発現するおそれがあるので、本剤投与後、十分な観察を行うこと。また、異常が認められた場合には、直ちに連絡するよう患者に指導すること。[11.1.1 参照],[11.1.2 参照]
-
〈硝子体内投与:硝子体手術時の硝子体可視化〉
- 8.3 硝子体切除後、灌流及び吸引により本剤を除去すること。本剤が眼内に残存した場合は、本剤の消失が認められるまで定期的に観察すること。硝子体切除後に本剤を眼内に残存させた場合に、無菌性眼内炎を発現した症例が報告されている。
- 8.4 眼圧が上昇することがあるので、本剤注入後、眼圧の管理を適切に行うこと。[9.1.1 参照]
- 8.5 白内障等が発現するおそれがあるので、本剤注入後、十分な観察を行うこと。また、異常が認められた場合には、直ちに連絡するよう患者に指導すること。[9.1.2 参照]
-
〈硝子体内投与:糖尿病黄斑浮腫〉
- 8.6 本剤投与の際には、下記の点に注意しながら行うと共に、投与手技による有害事象として結膜出血、結膜充血及び結膜浮腫等の有害事象が多く報告されているので注意すること。
- 8.7 白内障が発症あるいは悪化することがあり、投与後6ヵ月以降に発症あるいは悪化した例も報告されている。特に白内障手術の既往のない眼では、本剤投与後、定期的な観察を行うこと。また、異常が認められた場合には、直ちに連絡するよう患者に指導すること。[7.1 参照],[9.1.2 参照],[11.1.2 参照]
- 8.8 眼圧が上昇することがあるので、本剤投与直後に視神経乳頭又は網膜血流の確認(眼底観察又は間接的な視機能の確認)を行うと共に、翌日以降も眼圧の定期的な管理を適切に行うこと。[9.1.1 参照],[11.1.2 参照]
- 8.9 本剤投与後、霧視、飛蚊症等があらわれることがあるため、その症状が回復するまで機械類の操作や自動車等の運転には従事させないよう注意すること。また、国内臨床試験では投与後3ヵ月時点で約半数の患者の眼内に本剤の残存が認められているので、本剤の消失が認められるまで定期的に観察すること。
- 8.10 糖尿病が悪化することがあるので、血糖値の測定等の観察を十分に行うこと。
-
〈テノン嚢下投与〉
- 8.11 網膜疾患に関する専門知識を有し、テノン嚢下注射の手技に関する十分な知識・経験のある眼科医のみが本剤を使用すること。
- 8.12 本剤投与の際には、下記の点に注意しながら行うと共に、投与手技による有害事象として結膜出血、結膜充血、結膜浮腫、眼痛等の有害事象が多く報告されているので注意すること。
- 8.13 白内障が発症あるいは悪化することがあり、投与後6ヵ月以降に発症あるいは悪化した例も報告されている。特に白内障手術の既往のない眼では、本剤投与後、定期的な観察を行うこと。また、異常が認められた場合には、直ちに連絡するよう患者に指導すること。[7.1 参照],[9.1.2 参照],[11.1.3 参照]
- 8.14 眼圧が上昇することがあるので、眼圧の定期的な管理を適切に行うこと。[9.1.1 参照],[11.1.3 参照]
- 8.15 糖尿病が悪化することがあるので、血糖値の測定等の観察を十分に行うこと。
- 8.16 *感染性強膜炎が発現するおそれがあるので、本剤投与後、十分な観察を行うこと。また、異常が認められた場合には、直ちに連絡するよう患者に指導すること。[11.1.3 参照]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
〈効能共通〉
-
9.1.1 緑内障・高眼圧症の患者
本剤により眼圧が上昇することがある。[8.4 参照],[8.8 参照],[8.14 参照],[11.1.2 参照],[11.1.3 参照]
-
9.1.2 白内障の患者
白内障が悪化するおそれがある。[7.1 参照],[8.5 参照],[8.7 参照],[8.13 参照],[11.1.2 参照],[11.1.3 参照]
-
9.1.1 緑内障・高眼圧症の患者
- 〈硝子体内投与:硝子体手術時の硝子体可視化〉、〈テノン嚢下投与〉
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験(マウス、ラット、サル)で催奇形作用が報告されており、また、新生児に奇形、低出生体重、副腎不全を起こすことがある。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続または中止を検討すること。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
一般に生理機能が低下している。
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
〈硝子体内投与:硝子体手術時の硝子体可視化〉
-
11.1.1 *眼障害
眼内炎(頻度不明)があらわれ、外科的処置を必要とすることがある。[8.2 参照]
-
11.1.1 *眼障害
-
〈硝子体内投与:糖尿病黄斑浮腫〉
-
11.1.2 眼障害
白内障(17.8%)、眼圧上昇(20.0%)、眼内炎(頻度不明)、緑内障(頻度不明)があらわれ、外科的処置を必要とすることがある。[7.1 参照],[8.2 参照],[8.7 参照],[8.8 参照],[9.1.1 参照],[9.1.2 参照]
-
11.1.2 眼障害
-
〈テノン嚢下投与〉
-
11.1.3 *眼障害
- 白内障(5.7%)、眼圧上昇(14.8%)、緑内障(頻度不明)、感染性強膜炎(頻度不明)があらわれ、外科的処置を必要とすることがある。[7.1 参照],[8.13 参照],[8.14 参照],[8.16 参照],[9.1.1 参照],[9.1.2 参照]
-
11.1.3 *眼障害
11.2 その他の副作用
5%以上 |
5%未満 |
|
|---|---|---|
眼:後眼部 |
硝子体内薬物拡散 |
|
眼:その他 |
飛蚊症、視力低下 |
霧視、眼の異物感 |
代謝異常 |
血中ブドウ糖増加 |
糖尿病の悪化、尿中ブドウ糖陽性、血中トリグリセリド増加 |
血液 |
好塩基球数増加、好酸球数増加、血小板数減少 |
|
体液・電解質 |
血中カリウム増加 |
|
その他 |
血中乳酸脱水素酵素増加 |
5%以上 |
5%未満 |
|
|---|---|---|
眼:外眼部 |
結膜充血 |
結膜浮腫、結膜出血、点状角膜炎、眼脂 |
眼:前眼部 |
前房内細胞、後発白内障 |
|
眼:後眼部 |
網膜出血、硝子体剥離、硝子体浮遊物 |
|
眼:その他 |
眼痛、視力低下 |
|
精神神経系 |
体位性めまい、頭痛 |
|
筋・骨格 |
筋骨格痛 |
|
代謝異常 |
糖尿病、血中ブドウ糖増加、尿中ブドウ糖陽性、血中トリグリセリド増加、尿中蛋白陽性 |
|
血液 |
好中球百分率増加、リンパ球百分率減少、単球百分率増加、白血球数減少、白血球数増加 |
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体液・電解質 |
高血圧、血圧上昇 |
|
肝胆道系 |
脂肪肝 |
|
その他 |
血中コルチゾール減少 |
アラニンアミノトランスフェラーゼ増加、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ増加、血中アルカリホスファターゼ増加、血中尿素増加、血中尿素減少、γ-グルタミルトランスフェラーゼ増加、ロイシンアミノペプチダーゼ上昇 |
