薬効分類名表面麻酔剤
一般的名称リドカイン塩酸塩
キシロカイン液「4%」
きしろかいんえき「4%」
Xylocaine Solution 4%
製造販売/サンドファーマ株式会社、販売/サンド株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
クラスⅢ抗不整脈剤
- アミオダロン等
心機能抑制作用が増強するおそれがあるので、心電図検査等によるモニタリングを行うこと。
作用が増強することが考えられる。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分又はアミド型局所麻酔薬に対し過敏症の既往歴のある患者
4. 効能又は効果
表面麻酔
6. 用法及び用量
リドカイン塩酸塩として、通常成人では80~200mgを使用する。
なお、年齢、麻酔領域、部位、組織、体質により適宜増減する。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 まれにショックあるいは中毒症状を起こすことがあるので、本剤の投与に際しては、十分な問診により患者の全身状態を把握するとともに、異常が認められた場合に直ちに救急処置のとれるよう、常時準備をしておくこと。
-
8.2 本剤の投与に際し、その副作用を完全に防止する方法はないが、ショックあるいは中毒症状をできるだけ避けるために、以下の点に留意すること。
- 8.2.1 患者の全身状態の観察を十分に行うこと。
- 8.2.2 できるだけ薄い濃度のものを用いること。
- 8.2.3 麻酔部位に応じ、できるだけ必要最少量とすること。特に他のリドカイン製剤と併用する場合には、総リドカイン量を考慮し過量投与とならないよう注意すること。
- 8.2.4 気道内表面麻酔の場合には、吸収が速いので、できるだけ少量を使用すること。
- 8.2.5 外傷、びらん、潰瘍又は炎症部位への投与は吸収が速いので注意すること。[13 参照]
- 8.2.6 前投薬や術中に投与した鎮静薬、鎮痛薬等による呼吸抑制が発現することがあるので、これらの薬剤を使用する際は少量より投与し、必要に応じて追加投与することが望ましい。なお、高齢者、小児、全身状態が不良な患者、肥満者、呼吸器疾患を有する患者では特に注意し、異常が認められた際には、適切な処置を行うこと。[9.1.1 参照],[9.7 参照],[9.8 参照]
- 8.3 本剤の投与により、誤嚥・口腔内咬傷の危険性を増加させるおそれがあるので注意すること。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 全身状態が不良な患者
生理機能の低下により麻酔に対する忍容性が低下していることがある。[8.2.6 参照]
-
9.1.2 心刺激伝導障害のある患者
症状を悪化させることがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
幼児(特に3歳以下)には、低用量から投与を開始する等、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。麻酔効果の把握が困難なため高用量又は頻回投与されやすく、中毒を起こすことがある。[8.2.6 参照]
9.8 高齢者
患者の全身状態の観察を十分に行う等、慎重に投与すること。一般に生理機能の低下により麻酔に対する忍容性が低下している。[8.2.6 参照]
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 ショック(頻度不明)
徐脈、不整脈、血圧低下、呼吸抑制、チアノーゼ、意識障害等を生じ、まれに心停止を来すことがある。また、まれにアナフィラキシーショックを起こしたとの報告がある。
-
11.1.2 意識障害、振戦、痙攣(いずれも頻度不明)
意識障害、振戦、痙攣等の中毒症状があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。[13 参照]
11.2 その他の副作用
頻度不明 |
|
|---|---|
中枢神経注1) |
眠気、不安、興奮、霧視、眩暈等 |
消化器注1) |
悪心・嘔吐等 |
過敏症 |
蕁麻疹等の皮膚症状、浮腫等 |
13. 過量投与
局所麻酔剤の血中濃度の上昇に伴い、中毒が発現する。その症状は、主に中枢神経系及び心血管系の症状としてあらわれる。[8.2.5 参照],[11.1.2 参照],[15.1.1 参照]
14. 適用上の注意
14.1 薬剤投与時の注意
-
14.1.1 使用方法
-
(1) 耳鼻咽喉科領域
鼻腔内、咽喉に刺激性薬物を塗布する前処置、耳管カテーテル挿入、下甲介切除、鼻中隔矯正、扁桃剔出、咽喉頭鏡検査等の場合、本剤の適量(一時に5mL〈リドカイン塩酸塩として200mg〉以内)を塗布又は噴霧する。
-
(2) 泌尿器科領域
膀胱鏡検査、尿管カテーテル挿入、逆行性腎盂撮影法、凝血除去、結石処置、経尿道式尿道乳頭腫剔除等の場合、本剤を倍量に希釈し、その約10mL(リドカイン塩酸塩として200mg)を尿道内に注入し、男性では陰茎を箝搾子ではさみ、女性には綿栓を施して5~10分間、液を尿道内に貯留させる。
-
(3) 気管支鏡検査、全身麻酔時の挿管
本剤を倍量に希釈し、その適量(10mL〈リドカイン塩酸塩として200mg〉以内)を噴霧する。
-
(1) 耳鼻咽喉科領域
14.2 薬剤投与後の注意
本剤は金属を侵す性質があるので、長時間金属器具(匙等)に接触させないことが望ましい。なお、金属器具を使用した場合は、使用後十分に水洗すること。
15. その他の注意
15.1 臨床使用に基づく情報
- 15.1.1 含嗽による表面麻酔において、粘膜からの吸収が速いことによる過量投与と考えられる症状を発現したとの報告がある。[13 参照]
- 15.1.2 ポルフィリン症の患者に投与した場合、急性腹症、四肢麻痺、意識障害等の急性症状を誘発するおそれがある。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分又はアミド型局所麻酔薬に対し過敏症の既往歴のある患者
4. 効能又は効果
表面麻酔
6. 用法及び用量
リドカイン塩酸塩として、通常成人では80~200mgを使用する。
なお、年齢、麻酔領域、部位、組織、体質により適宜増減する。
8. 重要な基本的注意
- 8.1 まれにショックあるいは中毒症状を起こすことがあるので、本剤の投与に際しては、十分な問診により患者の全身状態を把握するとともに、異常が認められた場合に直ちに救急処置のとれるよう、常時準備をしておくこと。
-
8.2 本剤の投与に際し、その副作用を完全に防止する方法はないが、ショックあるいは中毒症状をできるだけ避けるために、以下の点に留意すること。
- 8.2.1 患者の全身状態の観察を十分に行うこと。
- 8.2.2 できるだけ薄い濃度のものを用いること。
- 8.2.3 麻酔部位に応じ、できるだけ必要最少量とすること。特に他のリドカイン製剤と併用する場合には、総リドカイン量を考慮し過量投与とならないよう注意すること。
- 8.2.4 気道内表面麻酔の場合には、吸収が速いので、できるだけ少量を使用すること。
- 8.2.5 外傷、びらん、潰瘍又は炎症部位への投与は吸収が速いので注意すること。[13 参照]
- 8.2.6 前投薬や術中に投与した鎮静薬、鎮痛薬等による呼吸抑制が発現することがあるので、これらの薬剤を使用する際は少量より投与し、必要に応じて追加投与することが望ましい。なお、高齢者、小児、全身状態が不良な患者、肥満者、呼吸器疾患を有する患者では特に注意し、異常が認められた際には、適切な処置を行うこと。[9.1.1 参照],[9.7 参照],[9.8 参照]
- 8.3 本剤の投与により、誤嚥・口腔内咬傷の危険性を増加させるおそれがあるので注意すること。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 全身状態が不良な患者
生理機能の低下により麻酔に対する忍容性が低下していることがある。[8.2.6 参照]
-
9.1.2 心刺激伝導障害のある患者
症状を悪化させることがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
幼児(特に3歳以下)には、低用量から投与を開始する等、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。麻酔効果の把握が困難なため高用量又は頻回投与されやすく、中毒を起こすことがある。[8.2.6 参照]
9.8 高齢者
患者の全身状態の観察を十分に行う等、慎重に投与すること。一般に生理機能の低下により麻酔に対する忍容性が低下している。[8.2.6 参照]
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 ショック(頻度不明)
徐脈、不整脈、血圧低下、呼吸抑制、チアノーゼ、意識障害等を生じ、まれに心停止を来すことがある。また、まれにアナフィラキシーショックを起こしたとの報告がある。
-
11.1.2 意識障害、振戦、痙攣(いずれも頻度不明)
意識障害、振戦、痙攣等の中毒症状があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。[13 参照]
11.2 その他の副作用
頻度不明 |
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中枢神経注1) |
眠気、不安、興奮、霧視、眩暈等 |
消化器注1) |
悪心・嘔吐等 |
過敏症 |
蕁麻疹等の皮膚症状、浮腫等 |
13. 過量投与
局所麻酔剤の血中濃度の上昇に伴い、中毒が発現する。その症状は、主に中枢神経系及び心血管系の症状としてあらわれる。[8.2.5 参照],[11.1.2 参照],[15.1.1 参照]
14. 適用上の注意
14.1 薬剤投与時の注意
-
14.1.1 使用方法
-
(1) 耳鼻咽喉科領域
鼻腔内、咽喉に刺激性薬物を塗布する前処置、耳管カテーテル挿入、下甲介切除、鼻中隔矯正、扁桃剔出、咽喉頭鏡検査等の場合、本剤の適量(一時に5mL〈リドカイン塩酸塩として200mg〉以内)を塗布又は噴霧する。
-
(2) 泌尿器科領域
膀胱鏡検査、尿管カテーテル挿入、逆行性腎盂撮影法、凝血除去、結石処置、経尿道式尿道乳頭腫剔除等の場合、本剤を倍量に希釈し、その約10mL(リドカイン塩酸塩として200mg)を尿道内に注入し、男性では陰茎を箝搾子ではさみ、女性には綿栓を施して5~10分間、液を尿道内に貯留させる。
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(3) 気管支鏡検査、全身麻酔時の挿管
本剤を倍量に希釈し、その適量(10mL〈リドカイン塩酸塩として200mg〉以内)を噴霧する。
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(1) 耳鼻咽喉科領域
14.2 薬剤投与後の注意
本剤は金属を侵す性質があるので、長時間金属器具(匙等)に接触させないことが望ましい。なお、金属器具を使用した場合は、使用後十分に水洗すること。
15. その他の注意
15.1 臨床使用に基づく情報
- 15.1.1 含嗽による表面麻酔において、粘膜からの吸収が速いことによる過量投与と考えられる症状を発現したとの報告がある。[13 参照]
- 15.1.2 ポルフィリン症の患者に投与した場合、急性腹症、四肢麻痺、意識障害等の急性症状を誘発するおそれがある。