薬効分類名脊髄性筋萎縮症治療剤
一般的名称ヌシネルセンナトリウム髄注
スピンラザ髄注12mg、スピンラザ髄注28mg、スピンラザ髄注50mg
すぴんらざずいちゅう12mg、すぴんらざずいちゅう28mg、すぴんらざずいちゅう50mg
SPINRAZA Intrathecal injection, SPINRAZA Intrathecal injection, SPINRAZA Intrathecal injection
製造販売元/バイオジェン・ジャパン株式会社
重大な副作用
その他の副作用
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
4. 効能・効果
脊髄性筋萎縮症
5. 効能・効果に関連する注意
- 5.1 *遺伝子検査により、SMN1遺伝子の欠失又は変異を有し、SMN2遺伝子のコピー数が1以上であることが確認された患者に投与すること。
- 5.2 SMN2遺伝子のコピー数が1の患者及び4以上の患者における有効性及び安全性は確立していない。これらの患者に投与する場合には、本剤投与のリスクとベネフィットを考慮した上で投与を開始し、患者の状態を慎重に観察すること。
- 5.3 * SMN2遺伝子のコピー数が4以上の臨床所見が発現する前の患者については、無治療経過観察の選択肢についても十分検討し、本剤投与のリスクとベネフィットを考慮した上で投与の必要性を判断すること。
- 5.4 永続的な人工呼吸が導入された患者における有効性及び安全性は確立していない。これらの患者に投与する場合には、患者の状態を慎重に観察し、定期的に有効性を評価し投与継続の可否を判断すること。効果が認められない場合には投与を中止すること。
6. 用法・用量
-
〈スピンラザ髄注50mg/28mg〉
*通常、ヌシネルセンとして、初回及び初回投与2週間後に50mgを投与し、以降4ヵ月の間隔で28mgの投与を行うこととし、いずれの場合も1~3分かけて髄腔内投与すること。
-
〈スピンラザ髄注12mg〉
〈乳児型脊髄性筋萎縮症、臨床所見は発現していないが遺伝子検査により発症が予測される脊髄性筋萎縮症〉通常、ヌシネルセンとして、1回につき下表の用量を投与する。初回投与後、2週、4週及び9週に投与し、以降4ヵ月の間隔で投与を行うこととし、いずれの場合も1~3分かけて髄腔内投与すること。
-
〈スピンラザ髄注12mg〉
〈乳児型以外の脊髄性筋萎縮症〉通常、ヌシネルセンとして、1回につき下表の用量を投与する。初回投与後、4週及び12週に投与し、以降6ヵ月の間隔で投与を行うこととし、いずれの場合も1~3分かけて髄腔内投与すること。
各投与時の日齢
用量
投与液量
0~90日齢
9.6mg
4mL
91~180日齢
10.3mg
4.3mL
181~365日齢
10.8mg
4.5mL
366~730日齢
11.3mg
4.7mL
731日齢~
12mg
5mL
7. 用法・用量に関連する注意
-
〈製剤共通〉
- 7.1 *本剤の用法・用量の選択に当たっては、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、1回50mg/28mg投与時及び1回12mg相当量投与時における、有効性及び安全性を十分に理解した上で、患者の状態に応じて判断すること。なお、SMN2遺伝子のコピー数が4以上の臨床所見が発現する前の患者においては、投与の必要性を慎重に検討の上で、本剤の用法・用量を選択すること。[17.1.1 参照],[17.1.2 参照],[17.1.3 参照],[17.1.4 参照]
-
〈スピンラザ髄注50mg/28mg〉
- 7.2 *12mgの投与から切り替える場合は、12mgの投与の4ヵ月後に50mgを投与し、以降4ヵ月の間隔で28mgの投与を行うこと。[16.1.3 参照]
-
〈スピンラザ髄注12mg〉
- 7.3 早産児では在胎週数を考慮して用量を調節すること。[9.7 参照]
-
〈スピンラザ髄注50mg/28mg〉
-
7.4 *本剤の投与が予定から遅れた場合は、「6.用法・用量」に従った用量を、可能な限り速やかに投与し、以降、その投与を基点とし、以下の投与方法を参考にすること。
- 1)初回投与後の14日後の投与が遅れた場合、基点からあらかじめ定められた次回投与日までの期間が2週間以上の場合は、あらかじめ定められた投与日に投与し、以降は、4ヵ月間隔で投与すること。基点からあらかじめ定められた次回投与日までの期間が2週間未満、又は基点があらかじめ定められた次回投与日を過ぎている場合は、基点から2週間以上あけてから投与し、以降は、4ヵ月間隔で投与すること。(ただし前回からの投与間隔が8.5ヵ月未満の場合)
前回からの投与間隔が8.5ヵ月を超える場合は、初回投与から再開すること。 - 2)本剤の投与間隔が4ヵ月間隔となった後に投与が遅延し、基点からあらかじめ定められた次回投与日までの期間が2週間以上の場合は、あらかじめ定められた投与日に投与し、以降は、4ヵ月間隔で投与すること。基点からあらかじめ定められた次回投与日までの期間が2週間未満、又は基点があらかじめ定められた次回投与日を過ぎている場合は、基点から2週間以上あけてから投与し、以降は、4ヵ月間隔で投与すること。(ただし前回からの投与間隔が12ヵ月未満の場合)
前回からの投与間隔が12ヵ月以上の場合は、初回投与から再開すること。
- 1)初回投与後の14日後の投与が遅れた場合、基点からあらかじめ定められた次回投与日までの期間が2週間以上の場合は、あらかじめ定められた投与日に投与し、以降は、4ヵ月間隔で投与すること。基点からあらかじめ定められた次回投与日までの期間が2週間未満、又は基点があらかじめ定められた次回投与日を過ぎている場合は、基点から2週間以上あけてから投与し、以降は、4ヵ月間隔で投与すること。(ただし前回からの投与間隔が8.5ヵ月未満の場合)
-
7.4 *本剤の投与が予定から遅れた場合は、「6.用法・用量」に従った用量を、可能な限り速やかに投与し、以降、その投与を基点とし、以下の投与方法を参考にすること。
-
〈スピンラザ髄注12mg〉
〈乳児型脊髄性筋萎縮症、臨床所見は発現していないが遺伝子検査により発症が予測される脊髄性筋萎縮症〉-
7.5 本剤の投与が予定から遅れた場合は、「6.用法・用量」に従った用量を、可能な限り速やかに投与し、以降、その投与を基点とし、以下の投与方法を参考にすること。
- 1)初回投与後の2週目の投与が遅れた場合、基点から2週及び7週後に投与し、以降は、4ヵ月間隔で投与すること。
- 2)初回投与後の4週目の投与が遅れた場合、基点から5週後に投与し、以降は、4ヵ月間隔で投与すること。
- 3)初回投与後の9週目の投与が遅れた場合、基点から4ヵ月間隔で投与すること。
- 4)本剤の投与間隔が4ヵ月間隔となった後に投与が遅延し、基点からあらかじめ定められた次回投与日までの期間が2週間以上の場合は、あらかじめ定められた投与日に投与し、以降は、4ヵ月間隔で投与すること。基点からあらかじめ定められた次回投与日までの期間が2週間未満、又は基点があらかじめ定められた次回投与日を過ぎている場合は、基点から2週間以上あけてから投与し、以降は、4ヵ月間隔で投与すること。(ただし前回からの投与間隔が16ヵ月未満の場合)
-
7.5 本剤の投与が予定から遅れた場合は、「6.用法・用量」に従った用量を、可能な限り速やかに投与し、以降、その投与を基点とし、以下の投与方法を参考にすること。
-
〈スピンラザ髄注12mg〉
〈乳児型以外の脊髄性筋萎縮症〉-
7.6 本剤の投与が予定から遅れた場合は、「6.用法・用量」に従った用量を、可能な限り速やかに投与し、以降、その投与を基点とし、以下の投与方法を参考にすること。
- 1)初回投与後の4週目の投与が遅れた場合、基点から8週後に投与し、以降は、6ヵ月間隔で投与すること。
- 2)初回投与後の12週目の投与が遅れた場合、基点から6ヵ月間隔で投与すること。
- 3)本剤の投与間隔が6ヵ月間隔となった後に投与が遅延し、基点からあらかじめ定められた次回投与日までの期間が4週間以上の場合は、あらかじめ定められた投与日に投与し、以降は、6ヵ月間隔で投与すること。基点からあらかじめ定められた次回投与日までの期間が4週間未満、又は基点があらかじめ定められた次回投与日を過ぎている場合は、基点から4週間以上あけてから投与し、以降は、6ヵ月間隔で投与すること。(ただし前回からの投与間隔が36ヵ月未満の場合)
-
7.6 本剤の投与が予定から遅れた場合は、「6.用法・用量」に従った用量を、可能な限り速やかに投与し、以降、その投与を基点とし、以下の投与方法を参考にすること。
- 〈製剤共通〉
8. 重要な基本的注意
- 8.1 本剤の投与は、脊髄性筋萎縮症の診断及び治療に十分な知識・経験を持つ医師のもとで行うこと。
- 8.2 生後3~42日齢の乳児を対象とした臨床試験では、生後52~242日齢の乳児を対象とした臨床試験と比較して脳脊髄液中薬物濃度が約5倍高値を示した。新生児期又は乳児期早期の患者に本剤を投与する場合には、患者の状態を慎重に観察すること。[16.1.4 参照],[16.1.6 参照]
- 8.3 海外で他のアンチセンスオリゴヌクレオチド製剤の皮下又は静脈内投与後に重度の急性血小板減少症を含む凝固系異常及び血小板数減少が報告されている。本剤においても血小板数減少が認められているため、本剤の投与開始前及び投与期間中は定期的に血算(血小板数)及び凝固能検査を行うこと。
- 8.4 海外で他のアンチセンスオリゴヌクレオチド製剤の皮下又は静脈内投与後に腎障害が報告されている。また、本剤においても蛋白尿の上昇が認められているため、本剤の投与開始前及び投与期間中は定期的に腎機能検査を行うこと。
- 8.5 海外で他のアンチセンスオリゴヌクレオチド製剤の皮下又は静脈内投与後に肝障害が認められているため、本剤の投与開始前及び投与期間中は定期的に肝機能検査を行うこと。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.2 腎機能障害患者
ヌシネルセン及び代謝物の排泄が遅延するおそれがある。なお、臨床試験では除外されている。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
授乳中の女性には、本剤投与中は治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。ヒト母乳中への移行は不明だが、マウスで乳汁中への移行が報告されている。
9.7 小児等
早産児では脳脊髄液量が少ないため、脳脊髄液中濃度が上昇するおそれがある。[7.3 参照]
11. 副作用
11.2 その他の副作用
1%以上 |
1%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|
*感染症および寄生虫症 |
誤嚥性肺炎 |
蜂巣炎、ウイルス感染 |
|
*血液およびリンパ系障害 |
貧血、好酸球増加症 |
||
免疫系障害 |
過敏症(血管浮腫、蕁麻疹、発疹等) |
||
代謝および栄養障害 |
食欲亢進 |
||
*精神障害 |
不眠症、不快気分 |
||
*神経系障害 |
頭痛 |
眼振、平衡障害、注意力障害、浮動性めまい |
|
心臓障害 |
頻脈 |
||
*血管障害 |
血管炎、末梢冷感 |
||
*呼吸器、胸郭および縦隔障害 |
カタル、発声障害、湿性咳嗽 |
||
胃腸障害 |
嘔吐 |
便失禁、悪心 |
|
*皮膚および皮下組織障害 |
寝汗、皮膚疼痛、紅斑性皮疹 |
||
*筋骨格系および結合組織障害 |
背部痛 |
筋力低下、筋肉痛 |
|
*腎および尿路障害 |
尿蛋白 |
||
先天性、家族性および遺伝性障害 |
貧血母斑 |
||
一般・全身障害および投与部位の状態 |
発熱 |
||
*臨床検査 |
尿中結晶陽性 |
体温低下、体温上昇、CSF蛋白増加 |
|
*傷害、中毒および処置合併症 |
腰椎穿刺後症候群(頭痛、吐き気、嘔吐) |
処置後腫脹、処置による疼痛 |
14. 適用上の注意
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
4. 効能・効果
脊髄性筋萎縮症
5. 効能・効果に関連する注意
- 5.1 *遺伝子検査により、SMN1遺伝子の欠失又は変異を有し、SMN2遺伝子のコピー数が1以上であることが確認された患者に投与すること。
- 5.2 SMN2遺伝子のコピー数が1の患者及び4以上の患者における有効性及び安全性は確立していない。これらの患者に投与する場合には、本剤投与のリスクとベネフィットを考慮した上で投与を開始し、患者の状態を慎重に観察すること。
- 5.3 * SMN2遺伝子のコピー数が4以上の臨床所見が発現する前の患者については、無治療経過観察の選択肢についても十分検討し、本剤投与のリスクとベネフィットを考慮した上で投与の必要性を判断すること。
- 5.4 永続的な人工呼吸が導入された患者における有効性及び安全性は確立していない。これらの患者に投与する場合には、患者の状態を慎重に観察し、定期的に有効性を評価し投与継続の可否を判断すること。効果が認められない場合には投与を中止すること。
6. 用法・用量
-
〈スピンラザ髄注50mg/28mg〉
*通常、ヌシネルセンとして、初回及び初回投与2週間後に50mgを投与し、以降4ヵ月の間隔で28mgの投与を行うこととし、いずれの場合も1~3分かけて髄腔内投与すること。
-
〈スピンラザ髄注12mg〉
〈乳児型脊髄性筋萎縮症、臨床所見は発現していないが遺伝子検査により発症が予測される脊髄性筋萎縮症〉通常、ヌシネルセンとして、1回につき下表の用量を投与する。初回投与後、2週、4週及び9週に投与し、以降4ヵ月の間隔で投与を行うこととし、いずれの場合も1~3分かけて髄腔内投与すること。
-
〈スピンラザ髄注12mg〉
〈乳児型以外の脊髄性筋萎縮症〉通常、ヌシネルセンとして、1回につき下表の用量を投与する。初回投与後、4週及び12週に投与し、以降6ヵ月の間隔で投与を行うこととし、いずれの場合も1~3分かけて髄腔内投与すること。
各投与時の日齢
用量
投与液量
0~90日齢
9.6mg
4mL
91~180日齢
10.3mg
4.3mL
181~365日齢
10.8mg
4.5mL
366~730日齢
11.3mg
4.7mL
731日齢~
12mg
5mL
7. 用法・用量に関連する注意
-
〈製剤共通〉
- 7.1 *本剤の用法・用量の選択に当たっては、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、1回50mg/28mg投与時及び1回12mg相当量投与時における、有効性及び安全性を十分に理解した上で、患者の状態に応じて判断すること。なお、SMN2遺伝子のコピー数が4以上の臨床所見が発現する前の患者においては、投与の必要性を慎重に検討の上で、本剤の用法・用量を選択すること。[17.1.1 参照],[17.1.2 参照],[17.1.3 参照],[17.1.4 参照]
-
〈スピンラザ髄注50mg/28mg〉
- 7.2 *12mgの投与から切り替える場合は、12mgの投与の4ヵ月後に50mgを投与し、以降4ヵ月の間隔で28mgの投与を行うこと。[16.1.3 参照]
-
〈スピンラザ髄注12mg〉
- 7.3 早産児では在胎週数を考慮して用量を調節すること。[9.7 参照]
-
〈スピンラザ髄注50mg/28mg〉
-
7.4 *本剤の投与が予定から遅れた場合は、「6.用法・用量」に従った用量を、可能な限り速やかに投与し、以降、その投与を基点とし、以下の投与方法を参考にすること。
- 1)初回投与後の14日後の投与が遅れた場合、基点からあらかじめ定められた次回投与日までの期間が2週間以上の場合は、あらかじめ定められた投与日に投与し、以降は、4ヵ月間隔で投与すること。基点からあらかじめ定められた次回投与日までの期間が2週間未満、又は基点があらかじめ定められた次回投与日を過ぎている場合は、基点から2週間以上あけてから投与し、以降は、4ヵ月間隔で投与すること。(ただし前回からの投与間隔が8.5ヵ月未満の場合)
前回からの投与間隔が8.5ヵ月を超える場合は、初回投与から再開すること。 - 2)本剤の投与間隔が4ヵ月間隔となった後に投与が遅延し、基点からあらかじめ定められた次回投与日までの期間が2週間以上の場合は、あらかじめ定められた投与日に投与し、以降は、4ヵ月間隔で投与すること。基点からあらかじめ定められた次回投与日までの期間が2週間未満、又は基点があらかじめ定められた次回投与日を過ぎている場合は、基点から2週間以上あけてから投与し、以降は、4ヵ月間隔で投与すること。(ただし前回からの投与間隔が12ヵ月未満の場合)
前回からの投与間隔が12ヵ月以上の場合は、初回投与から再開すること。
- 1)初回投与後の14日後の投与が遅れた場合、基点からあらかじめ定められた次回投与日までの期間が2週間以上の場合は、あらかじめ定められた投与日に投与し、以降は、4ヵ月間隔で投与すること。基点からあらかじめ定められた次回投与日までの期間が2週間未満、又は基点があらかじめ定められた次回投与日を過ぎている場合は、基点から2週間以上あけてから投与し、以降は、4ヵ月間隔で投与すること。(ただし前回からの投与間隔が8.5ヵ月未満の場合)
-
7.4 *本剤の投与が予定から遅れた場合は、「6.用法・用量」に従った用量を、可能な限り速やかに投与し、以降、その投与を基点とし、以下の投与方法を参考にすること。
-
〈スピンラザ髄注12mg〉
〈乳児型脊髄性筋萎縮症、臨床所見は発現していないが遺伝子検査により発症が予測される脊髄性筋萎縮症〉-
7.5 本剤の投与が予定から遅れた場合は、「6.用法・用量」に従った用量を、可能な限り速やかに投与し、以降、その投与を基点とし、以下の投与方法を参考にすること。
- 1)初回投与後の2週目の投与が遅れた場合、基点から2週及び7週後に投与し、以降は、4ヵ月間隔で投与すること。
- 2)初回投与後の4週目の投与が遅れた場合、基点から5週後に投与し、以降は、4ヵ月間隔で投与すること。
- 3)初回投与後の9週目の投与が遅れた場合、基点から4ヵ月間隔で投与すること。
- 4)本剤の投与間隔が4ヵ月間隔となった後に投与が遅延し、基点からあらかじめ定められた次回投与日までの期間が2週間以上の場合は、あらかじめ定められた投与日に投与し、以降は、4ヵ月間隔で投与すること。基点からあらかじめ定められた次回投与日までの期間が2週間未満、又は基点があらかじめ定められた次回投与日を過ぎている場合は、基点から2週間以上あけてから投与し、以降は、4ヵ月間隔で投与すること。(ただし前回からの投与間隔が16ヵ月未満の場合)
-
7.5 本剤の投与が予定から遅れた場合は、「6.用法・用量」に従った用量を、可能な限り速やかに投与し、以降、その投与を基点とし、以下の投与方法を参考にすること。
-
〈スピンラザ髄注12mg〉
〈乳児型以外の脊髄性筋萎縮症〉-
7.6 本剤の投与が予定から遅れた場合は、「6.用法・用量」に従った用量を、可能な限り速やかに投与し、以降、その投与を基点とし、以下の投与方法を参考にすること。
- 1)初回投与後の4週目の投与が遅れた場合、基点から8週後に投与し、以降は、6ヵ月間隔で投与すること。
- 2)初回投与後の12週目の投与が遅れた場合、基点から6ヵ月間隔で投与すること。
- 3)本剤の投与間隔が6ヵ月間隔となった後に投与が遅延し、基点からあらかじめ定められた次回投与日までの期間が4週間以上の場合は、あらかじめ定められた投与日に投与し、以降は、6ヵ月間隔で投与すること。基点からあらかじめ定められた次回投与日までの期間が4週間未満、又は基点があらかじめ定められた次回投与日を過ぎている場合は、基点から4週間以上あけてから投与し、以降は、6ヵ月間隔で投与すること。(ただし前回からの投与間隔が36ヵ月未満の場合)
-
7.6 本剤の投与が予定から遅れた場合は、「6.用法・用量」に従った用量を、可能な限り速やかに投与し、以降、その投与を基点とし、以下の投与方法を参考にすること。
- 〈製剤共通〉
8. 重要な基本的注意
- 8.1 本剤の投与は、脊髄性筋萎縮症の診断及び治療に十分な知識・経験を持つ医師のもとで行うこと。
- 8.2 生後3~42日齢の乳児を対象とした臨床試験では、生後52~242日齢の乳児を対象とした臨床試験と比較して脳脊髄液中薬物濃度が約5倍高値を示した。新生児期又は乳児期早期の患者に本剤を投与する場合には、患者の状態を慎重に観察すること。[16.1.4 参照],[16.1.6 参照]
- 8.3 海外で他のアンチセンスオリゴヌクレオチド製剤の皮下又は静脈内投与後に重度の急性血小板減少症を含む凝固系異常及び血小板数減少が報告されている。本剤においても血小板数減少が認められているため、本剤の投与開始前及び投与期間中は定期的に血算(血小板数)及び凝固能検査を行うこと。
- 8.4 海外で他のアンチセンスオリゴヌクレオチド製剤の皮下又は静脈内投与後に腎障害が報告されている。また、本剤においても蛋白尿の上昇が認められているため、本剤の投与開始前及び投与期間中は定期的に腎機能検査を行うこと。
- 8.5 海外で他のアンチセンスオリゴヌクレオチド製剤の皮下又は静脈内投与後に肝障害が認められているため、本剤の投与開始前及び投与期間中は定期的に肝機能検査を行うこと。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.2 腎機能障害患者
ヌシネルセン及び代謝物の排泄が遅延するおそれがある。なお、臨床試験では除外されている。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
授乳中の女性には、本剤投与中は治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。ヒト母乳中への移行は不明だが、マウスで乳汁中への移行が報告されている。
9.7 小児等
早産児では脳脊髄液量が少ないため、脳脊髄液中濃度が上昇するおそれがある。[7.3 参照]
11. 副作用
11.2 その他の副作用
1%以上 |
1%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|
*感染症および寄生虫症 |
誤嚥性肺炎 |
蜂巣炎、ウイルス感染 |
|
*血液およびリンパ系障害 |
貧血、好酸球増加症 |
||
免疫系障害 |
過敏症(血管浮腫、蕁麻疹、発疹等) |
||
代謝および栄養障害 |
食欲亢進 |
||
*精神障害 |
不眠症、不快気分 |
||
*神経系障害 |
頭痛 |
眼振、平衡障害、注意力障害、浮動性めまい |
|
心臓障害 |
頻脈 |
||
*血管障害 |
血管炎、末梢冷感 |
||
*呼吸器、胸郭および縦隔障害 |
カタル、発声障害、湿性咳嗽 |
||
胃腸障害 |
嘔吐 |
便失禁、悪心 |
|
*皮膚および皮下組織障害 |
寝汗、皮膚疼痛、紅斑性皮疹 |
||
*筋骨格系および結合組織障害 |
背部痛 |
筋力低下、筋肉痛 |
|
*腎および尿路障害 |
尿蛋白 |
||
先天性、家族性および遺伝性障害 |
貧血母斑 |
||
一般・全身障害および投与部位の状態 |
発熱 |
||
*臨床検査 |
尿中結晶陽性 |
体温低下、体温上昇、CSF蛋白増加 |
|
*傷害、中毒および処置合併症 |
腰椎穿刺後症候群(頭痛、吐き気、嘔吐) |
処置後腫脹、処置による疼痛 |