薬効分類名不眠症治療薬
一般的名称エスゾピクロン錠
エスゾピクロン錠1mg「ニプロ」、エスゾピクロン錠2mg「ニプロ」、エスゾピクロン錠3mg「ニプロ」
えすぞぴくろんじょう1mg「にぷろ」、えすぞぴくろんじょう2mg「にぷろ」、えすぞぴくろんじょう3mg「にぷろ」
Eszopiclone Tablets, Eszopiclone Tablets, Eszopiclone Tablets
製造販売元/ニプロ株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
筋弛緩薬
- スキサメトニウム塩化物水和物
ツボクラリン塩化物塩酸塩水和物
パンクロニウム臭化物
中枢神経抑制剤
- フェノチアジン誘導体
バルビツール酸誘導体 等
これらの作用が増強されることがあるので、併用しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には慎重に投与すること。
相加的に抗痙攣作用、中枢神経抑制作用が増強される可能性がある。
麻酔時
- チアミラールナトリウム
チオペンタールナトリウム 等
[11.1.3 参照]
呼吸抑制があらわれることがあるので、慎重に投与すること。
本剤により呼吸抑制があらわれることがあり、麻酔により相加的に呼吸が抑制される可能性がある。
CYP3A4誘導作用を有する薬剤
- リファンピシン 等
本剤の代謝を促進し、作用を減弱させるおそれがある。
これらの薬剤の肝代謝酵素誘導作用により、本剤の代謝が促進され、効果の減弱を来すことがある。
CYP3A4阻害作用を有する薬剤
- イトラコナゾール 等
[16.6.1 参照]
本剤の代謝を阻害し、作用を増強させるおそれがある。
これらの薬剤の肝代謝酵素阻害作用により、本剤の代謝が阻害され、本剤の血漿中濃度が増加するおそれがある。
1. 警告
本剤の服用後に、もうろう状態、睡眠随伴症状(夢遊症状等)があらわれることがある。また、入眠までの、あるいは中途覚醒時の出来事を記憶していないことがあるので注意すること。[9.1.5 参照],[11.1.6 参照]
4. 効能・効果
不眠症
6. 用法・用量
通常、成人にはエスゾピクロンとして1回2mgを、高齢者には1回1mgを就寝前に経口投与する。なお、症状により適宜増減するが、成人では1回3mg、高齢者では1回2mgを超えないこととする。
7. 用法・用量に関連する注意
- 7.1 通常用量を超えて増量する場合には、患者の状態を十分に観察しながら慎重に行うこととし、症状の改善に伴って減量に努めること。
- 7.2 本剤は就寝直前に服用させること。また、服用して就寝した後、睡眠途中で一時的に起床して仕事等で活動する可能性があるときは服用させないこと。
- 7.3 高度の肝機能障害又は高度の腎機能障害のある患者では、1回1mgを投与することとし、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。なお増量する場合には、1回2mgを超えないこと。[9.2 参照],[9.3 参照],[16.6.1 参照],[16.6.2 参照]
-
7.4 本剤は食事と同時又は食直後の服用は避けること。
食後投与では、空腹時投与に比べ本剤の血中濃度が低下することがある。[16.2.1 参照]
8. 重要な基本的注意
- 8.1 連用により薬物依存を生じることがあるので、漫然とした継続投与による長期使用を避けること。本剤の投与を継続する場合には、治療上の必要性を十分に検討すること。[11.1.2 参照]
- 8.2 本剤の影響が翌朝以降に及び、眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 肺性心、肺気腫、気管支喘息及び脳血管障害の急性期等で呼吸機能が高度に低下している患者
治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。炭酸ガスナルコーシスを起こしやすい。[11.1.3 参照]
-
9.1.2 衰弱者
薬物の作用が強くあらわれ、副作用が発現しやすい。
-
9.1.3 心障害のある患者
血圧低下があらわれるおそれがあり、症状の悪化につながるおそれがある。
-
9.1.4 脳に器質的障害のある患者
作用が強くあらわれるおそれがある。
-
9.1.5 本剤により睡眠随伴症状(夢遊症状等)として異常行動を発現したことがある患者
投与の中止を検討すること。重篤な自傷・他傷行為、事故等に至る睡眠随伴症状を発現するおそれがある。[1 参照],[11.1.6 参照]
9.2 腎機能障害患者
本剤のクリアランスが低下し、血中濃度が上昇するおそれがある。[7.3 参照],[16.6.1 参照]
9.3 肝機能障害患者
本剤のクリアランスが低下し、血中濃度が上昇するおそれがある。[7.3 参照],[16.6.2 参照]
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
妊娠後期に本剤を投与された患者より出生した児に呼吸抑制、痙攣、振戦、易刺激性、哺乳困難等の離脱症状があらわれるおそれがある。なお、これらの症状は、新生児仮死として報告される場合もある。
9.6 授乳婦
授乳を避けさせること。ヒト母乳中に移行し、新生児に嗜眠を起こすおそれがある。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
1回1mgを投与することとし、増量する場合には2mgを超えないこと。高齢者での薬物動態試験で、血中濃度が高い傾向が認められており、運動失調等の副作用が起こりやすい。[16.6.3 参照]
10. 相互作用
- 本剤は主として肝薬物代謝酵素CYP3A4で代謝される。[16.4 参照]
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
これらの作用が増強されることがあるので、併用しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には慎重に投与すること。 |
相加的に抗痙攣作用、中枢神経抑制作用が増強される可能性がある。 |
|
アルコール(飲酒) |
相互に作用を増強することがある。 |
飲酒により中枢神経抑制作用が増強されることがある。 |
麻酔時
|
呼吸抑制があらわれることがあるので、慎重に投与すること。 |
本剤により呼吸抑制があらわれることがあり、麻酔により相加的に呼吸が抑制される可能性がある。 |
本剤の代謝を促進し、作用を減弱させるおそれがある。 |
これらの薬剤の肝代謝酵素誘導作用により、本剤の代謝が促進され、効果の減弱を来すことがある。 |
|
CYP3A4阻害作用を有する薬剤
|
本剤の代謝を阻害し、作用を増強させるおそれがある。 |
これらの薬剤の肝代謝酵素阻害作用により、本剤の代謝が阻害され、本剤の血漿中濃度が増加するおそれがある。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)
蕁麻疹、血管浮腫等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
-
11.1.2 依存性(頻度不明)
連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること。また、連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、不安、異常な夢、悪心、胃不調、反跳性不眠等の離脱症状があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこと。[8.1 参照]
-
11.1.3 呼吸抑制(頻度不明)
呼吸機能が高度に低下している患者に投与した場合、炭酸ガスナルコーシスを起こすおそれがあるので、このような場合には気道を確保し、換気を図るなど適切な処置を行うこと。[9.1.1 参照],[10.2 参照]
-
11.1.4 肝機能障害
AST、ALT、Al-P、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害(1%未満)、黄疸(頻度不明)があらわれることがある。
-
11.1.5 精神症状、意識障害
悪夢(異常な夢)、意識レベルの低下(各0.3%)、興奮(激越)、錯乱(錯乱状態)、幻覚、攻撃性、せん妄、異常行動(いずれも頻度不明)等があらわれることがある。
-
11.1.6 一過性前向性健忘、もうろう状態、睡眠随伴症状(夢遊症状等)(いずれも頻度不明)
本剤を投与する場合には少量から開始するなど、慎重に投与すること。
なお、十分に覚醒しないまま、車の運転、食事等を行い、その出来事を記憶していないとの報告がある。[1 参照],[9.1.5 参照]
11.2 その他の副作用
3%以上 |
1~3%未満 |
1%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|---|
精神神経系 |
傾眠 |
頭痛、浮動性めまい |
不安、注意力障害、異常な夢、うつ病 |
神経過敏、記憶障害、錯感覚、思考異常、感情不安定、錯乱状態 |
過敏症 |
発疹、瘙痒症 |
|||
消化器 |
味覚異常 |
口渇 |
口腔内不快感、口内乾燥、下痢、便秘、悪心 |
消化不良、嘔吐 |
肝臓 |
AST、ALT、Al-P、γ-GTP、ビリルビンの上昇 |
|||
その他 |
倦怠感、湿疹、尿中ブドウ糖陽性、尿中血陽性 |
リビドー減退、筋肉痛、片頭痛、背部痛、高血圧、末梢性浮腫 |
1. 警告
本剤の服用後に、もうろう状態、睡眠随伴症状(夢遊症状等)があらわれることがある。また、入眠までの、あるいは中途覚醒時の出来事を記憶していないことがあるので注意すること。[9.1.5 参照],[11.1.6 参照]
4. 効能・効果
不眠症
6. 用法・用量
通常、成人にはエスゾピクロンとして1回2mgを、高齢者には1回1mgを就寝前に経口投与する。なお、症状により適宜増減するが、成人では1回3mg、高齢者では1回2mgを超えないこととする。
7. 用法・用量に関連する注意
- 7.1 通常用量を超えて増量する場合には、患者の状態を十分に観察しながら慎重に行うこととし、症状の改善に伴って減量に努めること。
- 7.2 本剤は就寝直前に服用させること。また、服用して就寝した後、睡眠途中で一時的に起床して仕事等で活動する可能性があるときは服用させないこと。
- 7.3 高度の肝機能障害又は高度の腎機能障害のある患者では、1回1mgを投与することとし、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。なお増量する場合には、1回2mgを超えないこと。[9.2 参照],[9.3 参照],[16.6.1 参照],[16.6.2 参照]
-
7.4 本剤は食事と同時又は食直後の服用は避けること。
食後投与では、空腹時投与に比べ本剤の血中濃度が低下することがある。[16.2.1 参照]
8. 重要な基本的注意
- 8.1 連用により薬物依存を生じることがあるので、漫然とした継続投与による長期使用を避けること。本剤の投与を継続する場合には、治療上の必要性を十分に検討すること。[11.1.2 参照]
- 8.2 本剤の影響が翌朝以降に及び、眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
-
9.1.1 肺性心、肺気腫、気管支喘息及び脳血管障害の急性期等で呼吸機能が高度に低下している患者
治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。炭酸ガスナルコーシスを起こしやすい。[11.1.3 参照]
-
9.1.2 衰弱者
薬物の作用が強くあらわれ、副作用が発現しやすい。
-
9.1.3 心障害のある患者
血圧低下があらわれるおそれがあり、症状の悪化につながるおそれがある。
-
9.1.4 脳に器質的障害のある患者
作用が強くあらわれるおそれがある。
-
9.1.5 本剤により睡眠随伴症状(夢遊症状等)として異常行動を発現したことがある患者
投与の中止を検討すること。重篤な自傷・他傷行為、事故等に至る睡眠随伴症状を発現するおそれがある。[1 参照],[11.1.6 参照]
9.2 腎機能障害患者
本剤のクリアランスが低下し、血中濃度が上昇するおそれがある。[7.3 参照],[16.6.1 参照]
9.3 肝機能障害患者
本剤のクリアランスが低下し、血中濃度が上昇するおそれがある。[7.3 参照],[16.6.2 参照]
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
妊娠後期に本剤を投与された患者より出生した児に呼吸抑制、痙攣、振戦、易刺激性、哺乳困難等の離脱症状があらわれるおそれがある。なお、これらの症状は、新生児仮死として報告される場合もある。
9.6 授乳婦
授乳を避けさせること。ヒト母乳中に移行し、新生児に嗜眠を起こすおそれがある。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
1回1mgを投与することとし、増量する場合には2mgを超えないこと。高齢者での薬物動態試験で、血中濃度が高い傾向が認められており、運動失調等の副作用が起こりやすい。[16.6.3 参照]
10. 相互作用
- 本剤は主として肝薬物代謝酵素CYP3A4で代謝される。[16.4 参照]
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
これらの作用が増強されることがあるので、併用しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には慎重に投与すること。 |
相加的に抗痙攣作用、中枢神経抑制作用が増強される可能性がある。 |
|
アルコール(飲酒) |
相互に作用を増強することがある。 |
飲酒により中枢神経抑制作用が増強されることがある。 |
麻酔時
|
呼吸抑制があらわれることがあるので、慎重に投与すること。 |
本剤により呼吸抑制があらわれることがあり、麻酔により相加的に呼吸が抑制される可能性がある。 |
本剤の代謝を促進し、作用を減弱させるおそれがある。 |
これらの薬剤の肝代謝酵素誘導作用により、本剤の代謝が促進され、効果の減弱を来すことがある。 |
|
CYP3A4阻害作用を有する薬剤
|
本剤の代謝を阻害し、作用を増強させるおそれがある。 |
これらの薬剤の肝代謝酵素阻害作用により、本剤の代謝が阻害され、本剤の血漿中濃度が増加するおそれがある。 |
11. 副作用
11.1 重大な副作用
-
11.1.1 ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)
蕁麻疹、血管浮腫等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
-
11.1.2 依存性(頻度不明)
連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること。また、連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、不安、異常な夢、悪心、胃不調、反跳性不眠等の離脱症状があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこと。[8.1 参照]
-
11.1.3 呼吸抑制(頻度不明)
呼吸機能が高度に低下している患者に投与した場合、炭酸ガスナルコーシスを起こすおそれがあるので、このような場合には気道を確保し、換気を図るなど適切な処置を行うこと。[9.1.1 参照],[10.2 参照]
-
11.1.4 肝機能障害
AST、ALT、Al-P、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害(1%未満)、黄疸(頻度不明)があらわれることがある。
-
11.1.5 精神症状、意識障害
悪夢(異常な夢)、意識レベルの低下(各0.3%)、興奮(激越)、錯乱(錯乱状態)、幻覚、攻撃性、せん妄、異常行動(いずれも頻度不明)等があらわれることがある。
-
11.1.6 一過性前向性健忘、もうろう状態、睡眠随伴症状(夢遊症状等)(いずれも頻度不明)
本剤を投与する場合には少量から開始するなど、慎重に投与すること。
なお、十分に覚醒しないまま、車の運転、食事等を行い、その出来事を記憶していないとの報告がある。[1 参照],[9.1.5 参照]
11.2 その他の副作用
3%以上 |
1~3%未満 |
1%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|---|
精神神経系 |
傾眠 |
頭痛、浮動性めまい |
不安、注意力障害、異常な夢、うつ病 |
神経過敏、記憶障害、錯感覚、思考異常、感情不安定、錯乱状態 |
過敏症 |
発疹、瘙痒症 |
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消化器 |
味覚異常 |
口渇 |
口腔内不快感、口内乾燥、下痢、便秘、悪心 |
消化不良、嘔吐 |
肝臓 |
AST、ALT、Al-P、γ-GTP、ビリルビンの上昇 |
|||
その他 |
倦怠感、湿疹、尿中ブドウ糖陽性、尿中血陽性 |
リビドー減退、筋肉痛、片頭痛、背部痛、高血圧、末梢性浮腫 |