薬効分類名小児用抗けいれん剤
一般的名称ジアゼパム坐剤
ダイアップ坐剤4、ダイアップ坐剤6、ダイアップ坐剤10
だいあっぷざざい4、だいあっぷざざい6、だいあっぷざざい10
DIAPP Suppositories, DIAPP Suppositories, DIAPP Suppositories
製造販売元/高田製薬株式会社
重大な副作用
その他の副作用
併用注意
- 中枢神経抑制剤
作用が増強されることがある。
相互に中枢神経抑制作用を増強することが考えられている。
- アルコール(飲酒)
作用が増強されることがある。
相互に中枢神経抑制作用を増強することが考えられている。
- オピオイド鎮痛剤
作用が増強されることがある。
相互に中枢神経抑制作用を増強することが考えられている。
- モノアミン酸化酵素阻害剤
作用が増強されることがある。
機序は不明。
- シメチジン、
- オメプラゾール、
- エソメプラゾール、
- ランソプラゾール
作用が増強されることがある。
シメチジン・オメプラゾールにより肝臓のCYPによる代謝が阻害され、本剤のクリアランスが減少し、血中濃度が上昇することによる。
本剤の代謝、排泄を遷延させるおそれがある。
- シプロフロキサシン
作用が増強されることがある。
本剤のクリアランスがシプロフロキサシンとの併用により低下することが報告されている。
- フルボキサミンマレイン酸塩
作用が増強されることがある。
本剤の代謝が阻害されることにより本剤のクリアランスが低下することが報告されている。
- 強いCYP3Aを阻害する薬剤
本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。
これら薬剤のCYP3A阻害作用により、本剤の代謝が阻害されるため。
- CYP3A4で代謝される薬剤
本剤又はこれらの薬剤の作用が増強されるおそれがある。
本剤とこれらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられる。
- エトラビリン
本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。
エトラビリンのCYP2C9、CYP2C19阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。
- マプロチリン塩酸塩
1)中枢神経抑制作用を増強することがある。
2)併用中の本剤を急速に減量又は中止するとけいれん発作が起こることがある。
1)相互に中枢神経抑制作用を増強することが考えられている。
2)本剤の抗けいれん作用により抑制されていたマプロチリン塩酸塩のけいれん誘発作用が、本剤の急速な減量又は中止によりあらわれることが考えられている。
- ミルタザピン
鎮静作用が増強されるおそれがある。
また、ミルタザピンとの併用により精神運動機能及び学習獲得能力が減退するとの報告がある。
相加的な鎮静作用を示すことが考えられる。
- バルプロ酸ナトリウム
本剤の作用が増強することがある。
本剤の非結合型の血中濃度を上昇させる。
- ダントロレンナトリウム水和物、
- ボツリヌス毒素製剤
筋弛緩作用を増強することがある。
相互に筋弛緩作用を増強することが考えられている。
- リファンピシン
本剤の血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。
リファンピシンのCYP3A4誘導作用により、本剤の代謝が誘導され、血中濃度が低下する可能性がある。
- アパルタミド
本剤の血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。
アパルタミドのCYP2C19誘導作用により、本剤の代謝が誘導され、血中濃度が低下する可能性がある。
- シナカルセト、
- エボカルセト
これら薬剤の血中濃度に影響を与えるおそれがある。
血漿蛋白結合率が高いことによる。
- 無水カフェイン
本剤の血中濃度が減少することがある。
不明
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 急性閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。]
- 2.2 重症筋無力症のある患者[筋弛緩作用により症状が悪化するおそれがある。]
- 2.3 低出生体重児・新生児[9.7.2 参照]
- 2.4 *リトナビル(HIVプロテアーゼ阻害剤)、ニルマトレルビル・リトナビルを投与中の患者[10.1 参照]
3. 組成・性状
6. 用法及び用量
通常、小児にジアゼパムとして1回0.4~0.5mg/kgを1日1~2回、直腸内に挿入する。
なお、症状に応じて適宜増減するが、1日1mg/kgを超えないようにする。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.2 腎機能障害患者
排泄が遅延するおそれがある。
9.3 肝機能障害患者
排泄が遅延するおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
- 9.5.1 妊娠中にジアゼパム製剤の投与を受けた患者の中に奇形を有する児等の障害児を出産した例が対照群と比較して有意に多いとの疫学的調査報告がある。
-
9.5.2 ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に哺乳困難、嘔吐、活動低下、筋緊張低下、過緊張、嗜眠、傾眠、呼吸抑制・無呼吸、チアノーゼ、易刺激性、神経過敏、振戦、低体温、頻脈等を起こすことが報告されている。
なお、これらの症状は、離脱症状あるいは新生児仮死として報告される場合もある。また、ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に黄疸の増強を起こすことが報告されている。 - 9.5.3 分娩前に連用した場合、出産後新生児に離脱症状があらわれることが、ベンゾジアゼピン系薬剤で報告されている。
9.6 授乳婦
授乳を避けさせること。ヒト母乳中へ移行し、新生児に嗜眠、体重減少等を起こすことがあり、また、黄疸を増強する可能性がある。
9.7 小児等
-
9.7.1 乳児
慎重に投与すること。作用が強くあらわれる。一般的に代謝排泄機能が未熟であることが考えられる。
乳児(1歳未満)に対し投与された244例のうち、13例(5.33%)に副作用が発現したが、1歳以上の症例の副作用発現率6.94%(273例/3,934例)と有意差はなかった。 -
9.7.2 低出生体重児・新生児
投与しないこと。低出生体重児・新生児を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。[2.3 参照]
10. 相互作用
10.1 併用禁忌(併用しないこと)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
|
過度の鎮静や呼吸抑制等を起こすおそれがある。 |
これらの薬剤のCYPに対する競合的阻害作用により、併用した場合、本剤の血中濃度が大幅に上昇することが予測される。 |
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
作用が増強されることがある。 |
相互に中枢神経抑制作用を増強することが考えられている。 |
|
作用が増強されることがある。 |
相互に中枢神経抑制作用を増強することが考えられている。 |
|
作用が増強されることがある。 |
相互に中枢神経抑制作用を増強することが考えられている。 |
|
作用が増強されることがある。 |
機序は不明。 |
|
作用が増強されることがある。 |
シメチジン・オメプラゾールにより肝臓のCYPによる代謝が阻害され、本剤のクリアランスが減少し、血中濃度が上昇することによる。 |
|
作用が増強されることがある。 |
本剤のクリアランスがシプロフロキサシンとの併用により低下することが報告されている。 |
|
作用が増強されることがある。 |
本剤の代謝が阻害されることにより本剤のクリアランスが低下することが報告されている。 |
|
本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
これら薬剤のCYP3A阻害作用により、本剤の代謝が阻害されるため。 |
|
本剤又はこれらの薬剤の作用が増強されるおそれがある。 |
本剤とこれらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられる。 |
|
本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
エトラビリンのCYP2C9、CYP2C19阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。 |
|
1)中枢神経抑制作用を増強することがある。 |
1)相互に中枢神経抑制作用を増強することが考えられている。 |
|
鎮静作用が増強されるおそれがある。 |
相加的な鎮静作用を示すことが考えられる。 |
|
本剤の作用が増強することがある。 |
本剤の非結合型の血中濃度を上昇させる。 |
|
筋弛緩作用を増強することがある。 |
相互に筋弛緩作用を増強することが考えられている。 |
|
本剤の血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。 |
リファンピシンのCYP3A4誘導作用により、本剤の代謝が誘導され、血中濃度が低下する可能性がある。 |
|
本剤の血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。 |
アパルタミドのCYP2C19誘導作用により、本剤の代謝が誘導され、血中濃度が低下する可能性がある。 |
|
これら薬剤の血中濃度に影響を与えるおそれがある。 |
血漿蛋白結合率が高いことによる。 |
|
本剤の血中濃度が減少することがある。 |
不明 |
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 2.1 急性閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。]
- 2.2 重症筋無力症のある患者[筋弛緩作用により症状が悪化するおそれがある。]
- 2.3 低出生体重児・新生児[9.7.2 参照]
- 2.4 *リトナビル(HIVプロテアーゼ阻害剤)、ニルマトレルビル・リトナビルを投与中の患者[10.1 参照]
3. 組成・性状
6. 用法及び用量
通常、小児にジアゼパムとして1回0.4~0.5mg/kgを1日1~2回、直腸内に挿入する。
なお、症状に応じて適宜増減するが、1日1mg/kgを超えないようにする。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.2 腎機能障害患者
排泄が遅延するおそれがある。
9.3 肝機能障害患者
排泄が遅延するおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
- 9.5.1 妊娠中にジアゼパム製剤の投与を受けた患者の中に奇形を有する児等の障害児を出産した例が対照群と比較して有意に多いとの疫学的調査報告がある。
-
9.5.2 ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に哺乳困難、嘔吐、活動低下、筋緊張低下、過緊張、嗜眠、傾眠、呼吸抑制・無呼吸、チアノーゼ、易刺激性、神経過敏、振戦、低体温、頻脈等を起こすことが報告されている。
なお、これらの症状は、離脱症状あるいは新生児仮死として報告される場合もある。また、ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に黄疸の増強を起こすことが報告されている。 - 9.5.3 分娩前に連用した場合、出産後新生児に離脱症状があらわれることが、ベンゾジアゼピン系薬剤で報告されている。
9.6 授乳婦
授乳を避けさせること。ヒト母乳中へ移行し、新生児に嗜眠、体重減少等を起こすことがあり、また、黄疸を増強する可能性がある。
9.7 小児等
-
9.7.1 乳児
慎重に投与すること。作用が強くあらわれる。一般的に代謝排泄機能が未熟であることが考えられる。
乳児(1歳未満)に対し投与された244例のうち、13例(5.33%)に副作用が発現したが、1歳以上の症例の副作用発現率6.94%(273例/3,934例)と有意差はなかった。 -
9.7.2 低出生体重児・新生児
投与しないこと。低出生体重児・新生児を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。[2.3 参照]
10. 相互作用
10.1 併用禁忌(併用しないこと)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
|
過度の鎮静や呼吸抑制等を起こすおそれがある。 |
これらの薬剤のCYPに対する競合的阻害作用により、併用した場合、本剤の血中濃度が大幅に上昇することが予測される。 |
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
作用が増強されることがある。 |
相互に中枢神経抑制作用を増強することが考えられている。 |
|
作用が増強されることがある。 |
相互に中枢神経抑制作用を増強することが考えられている。 |
|
作用が増強されることがある。 |
相互に中枢神経抑制作用を増強することが考えられている。 |
|
作用が増強されることがある。 |
機序は不明。 |
|
作用が増強されることがある。 |
シメチジン・オメプラゾールにより肝臓のCYPによる代謝が阻害され、本剤のクリアランスが減少し、血中濃度が上昇することによる。 |
|
作用が増強されることがある。 |
本剤のクリアランスがシプロフロキサシンとの併用により低下することが報告されている。 |
|
作用が増強されることがある。 |
本剤の代謝が阻害されることにより本剤のクリアランスが低下することが報告されている。 |
|
本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
これら薬剤のCYP3A阻害作用により、本剤の代謝が阻害されるため。 |
|
本剤又はこれらの薬剤の作用が増強されるおそれがある。 |
本剤とこれらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられる。 |
|
本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。 |
エトラビリンのCYP2C9、CYP2C19阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。 |
|
1)中枢神経抑制作用を増強することがある。 |
1)相互に中枢神経抑制作用を増強することが考えられている。 |
|
鎮静作用が増強されるおそれがある。 |
相加的な鎮静作用を示すことが考えられる。 |
|
本剤の作用が増強することがある。 |
本剤の非結合型の血中濃度を上昇させる。 |
|
筋弛緩作用を増強することがある。 |
相互に筋弛緩作用を増強することが考えられている。 |
|
本剤の血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。 |
リファンピシンのCYP3A4誘導作用により、本剤の代謝が誘導され、血中濃度が低下する可能性がある。 |
|
本剤の血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。 |
アパルタミドのCYP2C19誘導作用により、本剤の代謝が誘導され、血中濃度が低下する可能性がある。 |
|
これら薬剤の血中濃度に影響を与えるおそれがある。 |
血漿蛋白結合率が高いことによる。 |
|
本剤の血中濃度が減少することがある。 |
不明 |