最近トイレが近い、夜中に何度も起きる、急に尿意を感じやすくなった。
そんな頻尿の症状があると、年齢や体質、前立腺、膀胱、冷え、水分のとりすぎなどを思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし実際には、普段飲んでいる薬が関係していることもあります。
華佗の薬箱に掲載している約10,000種類の薬を調べたところ、約1,800種類の薬に頻尿に関する記載が確認されました。
頻尿は一部の特殊な薬だけで見られるものではなく、日常的に使われる薬も含めて、さまざまな薬で注意点として挙げられています。
このページでは、参考動画とあわせて、頻尿に関する記載がある薬の例を紹介します。
参考動画
このテーマについて参考になる動画では、高血圧の薬を含め、服用中の薬と頻尿の関係にも触れられています。
頻尿というと加齢や体質の問題と思われがちですが、薬が関係している可能性にも目を向けることが大切です。
- 利尿薬
体内の余分な水分やナトリウムを尿として排出する薬 - SGLT2阻害薬
血糖値を下げる2型糖尿病治療薬 - コリンエステラーゼ阻害薬
アルツハイマー型認知症の進行を遅らせる薬 - 非定型抗精神病薬
統合失調症治療の第一選択薬 - カルシウム拮抗薬
血管を拡張させることで血圧を下げる、第一選択の降圧薬
頻尿に関する記載がある薬は、意外と多い
動画にもある様に頻尿に関する記載は、高血圧の薬だけに見られるものではありません。
実際には、抗がん薬、向精神薬、そのほかさまざまな治療薬でも見られます。
「年のせいだろう」「体質だろう」と思っていた症状が、実は服用中の薬と関係していた、ということもあります。
だからこそ、気になる症状があるときは、普段飲んでいる薬を確認してみることに意味があります。
服用している薬があれば薬剤名で検索してみてください。添付文書なども確認すると良いでしょう。
薬にはベネフィット(恩恵)とリスクがある
副作用がある薬だからといって、薬そのものが悪いというわけではありません。
薬は、症状や病気の治療に必要な効果がある一方で、副作用の可能性もあわせ持っています。
それでもそれらの薬が使われるのは、期待される治療上の恩恵があるからです。
「副作用があるから怖い、悪い薬」と考えず、今ある症状と服用中の薬の関係を落ち着いて確認することです。
そして用法用量をしっかり守り、異変を感じたら医療者と相談する事。
これが一番大切な事です。
気になるときは、服用中の薬を確認
薬は、医師だけでなく、薬剤師、患者本人、添付文書などの情報をあわせて安全に使っていくものです。
頻尿のような症状があるときは、服用中の薬との関係を確認し、必要に応じて相談につなげることが大切です。
自己判断で中止せず、気になる場合は医師・薬剤師にご相談ください。
【注意】降圧剤は勝手に止めないで
頻尿が気になっても、自己判断で薬をやめたり減らしたりしないでください。
高血圧の薬は、自分の判断で中止すると、血圧の管理が不十分になり、重大な健康リスクにつながることがあります。(脳卒中、心筋梗塞、腎不全などのリスクがあります)