ある日、喉がとても痛くなって病院へ行きました。診断は「溶連菌感染症」。
そこで処方されたのが抗生物質のケフラールでした。(決して悪い薬ではありません)
ところが服用を始めてから、体が明らかにおかしくなりました。
- 唇がボロボロになる
- ものすごく怠い
- 股にひどい発疹が出る
そして、こういう時に限って土日をまたぐ。相変わらずの不運です。
月曜日、病院へ再訪しました。
医師の診断ははっきりしていました。
「これは完全に薬疹です。薬を替えますね。」
さらにこう告げられました。
「この薬はあなたに合わない。今後は絶対に服用してはいけません。」
それまで飲んだことがあったかどうかも、正直よく覚えていません。
そもそも「身体に合わない薬がある」なんて、当時は本気で想像していませんでした。
「頻度不明」に書かれていたのは、私の症状そのものだった
その後、薬の情報を調べるようになり、あることに気づきました。
私に出た症状に近いものが、「ビタミンB欠乏症:頻度不明」として記載されていたのです。
「頻度不明」は、
“ほとんど出ない”ではなく、“出た人の声がある”ということ。
私の体が、まさにそれを証明していました。
「薬を飲み続ける勇気」より「立ち止まる勇気」
私はこの経験から、こう考えるようになりました。
薬を2日くらい飲んで良くならない時は、止める勇気も必要だ。
ただし、ここで大事なのは「効かないから止める」ではありません。
私の場合は、
- 発疹
- 強い倦怠感
- 唇など粘膜の異常
といった “新しい異常”が出てきた。
これは「様子見で飲み続ける」ではなく、副作用として扱って行動すべきサインでした。
そして、この誤解は私だけの話ではありません。
父はもっと若い頃に同じような状況で薬を飲み続け(年末年始という最悪なタイミング)、死にかけたことがあります。
「我慢して飲む」が正解になる場面もある。
でも「異常が出ているのに飲み続ける」は、ただの危険です。
頻度不明を見たら、こう考えてほしい
副作用の頻度欄で「頻度不明」を見たら、私はこう解釈します。
- “少ない”ではない
- “確率が計算できない”だけ
- “起きる人には起きる”
頻度は目安になります。
でも、最終的に自分の身を守るのは「数字」ではなく、自分の体の変化に気づくことです。
家族で共有するための1行テンプレ
最後に、これだけは残しておくと強いです。コピペで使えます。
【禁忌メモ】薬剤名:____ 出た症状:____(例:発疹・口唇荒れ・強い倦怠感) 時期:__年__月 医師の指示:今後服用しない
この1行があるだけで、次の診察、次の処方、次の緊急時に、判断が早くなります。
そしてその早さが、取り返しのつかない事態を防ぎます。